#Modernのデッキタイプ別記事その14です。
#今までの記事はタグの Modern でよろしく。
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*ヒャッハー! わからん殺しだぁー!
世の中にはあまのじゃくというか世間の流れに勇ましく抗い、正道を見ず邪道に走るかっこいい
無法者が存在したりします。デッキでもそれは同じ事で、凡百のデッキでは見れないような
素晴らしい狂気の沙汰の片鱗すら感じられるリストがあります。……勝ち負けすら犠牲にして。
そんなRogueなデッキをいくつか紹介しましょう。
*Pitch World
ご覧のように、土地が一切ありません。
やることは《溶鉱炉の大長》を開幕手札に入れてトークンを出すか、《メムナイト》や
《羽ばたき飛行機械》を展開して、《猛火の群れ》で+10して殴るだけです。
《猛火の群れ》が2枚無くても、《大群の怒り》で攻撃をも一回すればOK。
先手1ターンキルも可能です。
(《ドロスの大長》+2x《猛火の群れ》+2x(5色で10マナのカード))
やっていることは単純ですが、軽い除去のないデッキはまさしくわからん殺しになります。
しかし、マリガン基準が常人には理解出来ないことや、
自分がやっているゲームは果たしてマジックなのだろうかという哲学的な問題があります。
#おまけ
#狂気の出所と思われるもの
# http://www.wizards.com/magic/magazine/events.aspx?x=mtgevent/worlds07/blog2#9
*Infect Shoal
先ほどのPitchWorldから、《猛火の群れ》+10コスト5色カードのコンボを抜き出し、
感染クリーチャーで一撃必殺を狙うデッキです。土地があるって良いことですね。
インスタントカードを探してくることが前提なので、コンボデッキの必須パーツ
(《定業/Preordain》、《思案/Ponder》、インスタントを探す呪文)が入っています。
マナ加速が必要ないので、若干の妨害手段も入っています。
なんで《否定の契約/Pact of Negation》や《差し戻し/Remand》でないのかは謎ですが。
《召喚士の契約》→《刈り取りの王》→《猛火の群れ》 という流れは美しいです。
構成上、先手1ターンキルは不可能ですが、先手2ターンキルは可能です。
(《墨蛾の生息地/Inkmoth Nexus》起動してアタック→《猛火の群れ》で+10)
《猛火の群れ/Blazing Shoal》が強そうに思えてきたでしょう? 多分幻想です。
*Zombie Hunt
土地があると安心とは言ったけど多すぎだよ!
やることといえば《宝物探し/Treasure Hunt》で大量にドローした土地を
全て《ゾンビの横行/Zombie Infestation》でゾンビトークンにするだけの簡単なお仕事です。
手札の最大枚数は《聖遺の塔/Reliquary Tower》でごまかしましょう。
《烏羅未の墳墓/Tomb of Urami》を遠慮無く起動したい奇特な人におすすめ。
*Living End
《超起源/Hypergenesis》が禁止になっているため、続唱能力からマナ・コストの存在しない
強力な先祖還り呪文を撃つデッキはなりを潜めましたが、《死せる生/Living End》は
ある程度のポテンシャルを持つようです。
デッキの動きとしては、大量のサイクリング+自爆能力でカードを掘り進み、
8枚の続唱能力を持つカードを唱え、《死せる生/Living End》を強引に唱えます。
構成上、3マナ以上のカードのみを入れなくてはいけないため、コンボデッキなのに低速です。
墓地を掃除されてしまったり、そもそも《死せる生/Living End》が打ち消されるなどといった弱点も
多くありますが、クリーチャーデッキにはめっぽう強いデッキになっています。
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さて、今週末はModernのプレミアイベント、PTフィラデルフィアです。
果たしてトッププロの選んだデッキは何でしょうか? そして誰が勝ち、そのデッキは何でしょうか?
結果が出るのを楽しみに待ちましょう。
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Welcome to Modern はこれで一段落です。PTにはとりあえず間に合ったかな?
まだまだ紹介しきれていないアーキタイプはありますが、それはまた時々更新するということで。
WW、Kiki-Twin、Jund、Merfolk、Dredgeなどといったデッキもいずれ書きたいですね。
そんなところで。
#今までの記事はタグの Modern でよろしく。
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*ヒャッハー! わからん殺しだぁー!
世の中にはあまのじゃくというか世間の流れに勇ましく抗い、正道を見ず邪道に走るかっこいい
無法者が存在したりします。デッキでもそれは同じ事で、凡百のデッキでは見れないような
素晴らしい狂気の沙汰の片鱗すら感じられるリストがあります。……勝ち負けすら犠牲にして。
そんなRogueなデッキをいくつか紹介しましょう。
*Pitch World
from https://sales.starcitygames.com/deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=40508
Main
4《メムナイト/Memnite》
4《羽ばたき飛行機械/Ornithopter》
4《通りの悪霊/Street Wraith》
4《溶鉱炉の大長/Chancellor of the Forge》
4《ドロスの大長/Chancellor of the Dross》
3《別館の大長/Chancellor of the Annex》
4《刈り取りの王/Reaper King》
4《大祖始/Progenitus》
4《ギタクシア派の調査/Gitaxian Probe》
4《猛火の群れ/Blazing Shoal》
4《輝く群れ/Shining Shoal》
4《魂の撃ち込み/Soul Spike》
4《徴用/Commandeer》
4《大群の怒り/Fury of the Horde》
4《合同勝利/Coalition Victory》
1《衝合/Conflux》
ご覧のように、土地が一切ありません。
やることは《溶鉱炉の大長》を開幕手札に入れてトークンを出すか、《メムナイト》や
《羽ばたき飛行機械》を展開して、《猛火の群れ》で+10して殴るだけです。
《猛火の群れ》が2枚無くても、《大群の怒り》で攻撃をも一回すればOK。
先手1ターンキルも可能です。
(《ドロスの大長》+2x《猛火の群れ》+2x(5色で10マナのカード))
やっていることは単純ですが、軽い除去のないデッキはまさしくわからん殺しになります。
しかし、マリガン基準が常人には理解出来ないことや、
自分がやっているゲームは果たしてマジックなのだろうかという哲学的な問題があります。
#おまけ
#狂気の出所と思われるもの
# http://www.wizards.com/magic/magazine/events.aspx?x=mtgevent/worlds07/blog2#9
*Infect Shoal
Modern Daily #2739372 on 08/31/2011 by ucdgin (3-1-0)
Main
1《森/Forest》
4《墨蛾の生息地/Inkmoth Nexus》
4《島/Island》
3《霧深い雨林/Misty Rainforest》
4《沸騰する小湖/Scalding Tarn》
1《踏み鳴らされる地/Stomping Ground》
1《トレイリア西部/Tolaria West》
2《新緑の地下墓地/Verdant Catacombs》
4《荒廃の工作員/Blighted Agent》
3《刈り取りの王/Reaper King》
4《猛火の群れ/Blazing Shoal》
1《残響する真実/Echoing Truth》
4《ギタクシア派の調査/Gitaxian Probe》
4《交錯の混乱/Muddle the Mixture》
4《深遠の覗き見/Peer Through Depths》
4《思案/Ponder》
4《定業/Preordain》
4《呪文嵌め/Spell Snare》
4《召喚士の契約/Summoner’s Pact》
Sideboard
1《古えの遺恨/Ancient Grudge》
4《虚空の杯/Chalice of the Void》
1《はらわた撃ち/Gut Shot》
1《骨髄の破片/Marrow Shards》
4《精神壊しの罠/Mindbreak Trap》
4《呪文滑り/Spellskite》
先ほどのPitchWorldから、《猛火の群れ》+10コスト5色カードのコンボを抜き出し、
感染クリーチャーで一撃必殺を狙うデッキです。土地があるって良いことですね。
インスタントカードを探してくることが前提なので、コンボデッキの必須パーツ
(《定業/Preordain》、《思案/Ponder》、インスタントを探す呪文)が入っています。
マナ加速が必要ないので、若干の妨害手段も入っています。
なんで《否定の契約/Pact of Negation》や《差し戻し/Remand》でないのかは謎ですが。
《召喚士の契約》→《刈り取りの王》→《猛火の群れ》 という流れは美しいです。
構成上、先手1ターンキルは不可能ですが、先手2ターンキルは可能です。
(《墨蛾の生息地/Inkmoth Nexus》起動してアタック→《猛火の群れ》で+10)
《猛火の群れ/Blazing Shoal》が強そうに思えてきたでしょう? 多分幻想です。
*Zombie Hunt
from https://sales.starcitygames.com/deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=40510
Main
8《冠雪の島/Snow-Covered Island》
9《冠雪の沼/Snow-Covered Swamp》
4《忍び寄るタール坑/Creeping Tar Pit》
4《幽霊街/Ghost Quarter》
4《ハリマーの深み/Halimar Depths》
4《変わり谷/Mutavault》
4《聖遺の塔/Reliquary Tower》
4《地盤の際/Tectonic Edge》
4《宝石の洞窟/Gemstone Caverns》
2《海の中心、御心/Mikokoro, Center of the Sea》
2《烏羅未の墳墓/Tomb of Urami》
4《占術の岩床/Scrying Sheets》
4《宝物探し/Treasure Hunt》
3《ゾンビの横行/Zombie Infestation》
土地があると安心とは言ったけど多すぎだよ!
やることといえば《宝物探し/Treasure Hunt》で大量にドローした土地を
全て《ゾンビの横行/Zombie Infestation》でゾンビトークンにするだけの簡単なお仕事です。
手札の最大枚数は《聖遺の塔/Reliquary Tower》でごまかしましょう。
《烏羅未の墳墓/Tomb of Urami》を遠慮無く起動したい奇特な人におすすめ。
*Living End
Modern Daily #2739342 on 08/25/2011 by feefyfohfum (3-1-0)
Main
4《黒割れの崖/Blackcleave Cliffs》
4《銅線の地溝/Copperline Gorge》
4《禁忌の果樹園/Forbidden Orchard》
2《森/Forest》
2《山/Mountain》
3《沼/Swamp》
4《意思切る者/Architects of Will》
4《死の一撃のミノタウルス/Deadshot Minotaur》
4《大爆発の魔道士/Fulminator Mage》
1《鋳塊かじり/Ingot Chewer》
4《ジャングルの織り手/Jungle Weaver》
4《巨怪なオサムシ/Monstrous Carabid》
4《通りの悪霊/Street Wraith》
4《谷のラネット/Valley Rannet》
4《死せる生/Living End》
4《悪魔の戦慄/Demonic Dread》
4《暴力的な突発/Violent Outburst》
Sideboard
1《内にいる獣/Beast Within》
3《斑の猪/Brindle Boar》
3《鋳塊かじり/Ingot Chewer》
4《クローサの掌握/Krosan Grip》
3《思考の消滅/Perish the Thought》
1《叫び大口/Shriekmaw》
《超起源/Hypergenesis》が禁止になっているため、続唱能力からマナ・コストの存在しない
強力な先祖還り呪文を撃つデッキはなりを潜めましたが、《死せる生/Living End》は
ある程度のポテンシャルを持つようです。
デッキの動きとしては、大量のサイクリング+自爆能力でカードを掘り進み、
8枚の続唱能力を持つカードを唱え、《死せる生/Living End》を強引に唱えます。
構成上、3マナ以上のカードのみを入れなくてはいけないため、コンボデッキなのに低速です。
墓地を掃除されてしまったり、そもそも《死せる生/Living End》が打ち消されるなどといった弱点も
多くありますが、クリーチャーデッキにはめっぽう強いデッキになっています。
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さて、今週末はModernのプレミアイベント、PTフィラデルフィアです。
果たしてトッププロの選んだデッキは何でしょうか? そして誰が勝ち、そのデッキは何でしょうか?
結果が出るのを楽しみに待ちましょう。
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Welcome to Modern はこれで一段落です。PTにはとりあえず間に合ったかな?
まだまだ紹介しきれていないアーキタイプはありますが、それはまた時々更新するということで。
WW、Kiki-Twin、Jund、Merfolk、Dredgeなどといったデッキもいずれ書きたいですね。
そんなところで。
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