Answer: Friday Magic Quiz. [11-17A]
2011年8月10日 FMQ#9月分の大会の申請を完了しました。
#3連休のいずれかにはC.B.L. 51st を入れ込みたいところですが、はてさて。
それでは、先週の回答。
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問1
かたならし◯×。
「インスタント・カードが戦場に出るような事態になった場合、そのインスタント・カードは
墓地に置かれる。」
◯か×か?
×
インスタントが戦場に出ることはない。
戦場に出る場合、その代わりに元あった領域に残る。(CR304.4)
というわけで、墓地に置かれるとは限らない。従って問題文の答えは×である。
問2
プレイヤーAは《堂々たる撤廃者/Grand Abolisher》をコントロールしている。
Aは自分のターンのエンドを宣言し、Bにターンを渡そうとした。
B「ん、じゃあ、墓地の《組み直しの骸骨/Reassembling Skeleton》の能力を起動するわ。」
A「まだ僕のターンだからできなくない?」
さて、《組み直しの骸骨》の能力は起動できるだろうか?
起動できる。
《堂々たる撤廃者》のテキストは以下の通り。
During your turn, your opponents can’t cast spells or activate abilities of artifacts, creatures, or enchantments.
ここでの「クリーチャー」とは、戦場に出ているパーマネントであるクリーチャーを指す。(CR109.2)
従って、墓地にあるクリーチャー・カードの能力は起動できる。
問3
とある統率者戦でのこと。
あるプレイヤーPが、別のプレイヤーから押し付けられた《金粉のドレイク/Gilded Drake》を
コントロールしていた。
Pのターン、Pは《鏡割りのキキジキ/Kiki-Jiki, Mirror Breaker》を唱えて戦場に出した。
P「じゃあ、《金粉のドレイク》のコピートークンを出して、
Qの《悪斬の天使》をもらいます。トークンは僕のターンエンドにいなくなるので、
これからはターンごとに1体づつクリーチャーをただでもらっていきますね。」
さて、Pの思惑通りにいくだろうか?
いかない。
《鏡割りのキキジキ/Kiki-Jiki, Mirror Breaker》によって《金粉のドレイク/Gilded Drake》の
コピー・トークンを出し、その《金粉のドレイク》トークンの誘発型能力によって
対戦相手のクリーチャーとのコントロールを交換したとする。
終了ステップの開始時に、《鏡割りのキキジキ》の遅延誘発型能力がスタックに積まれ、
出した《金粉のドレイク》トークンを生け贄に捧げなくてはいけないが、
すでにPはそのトークンをコントロールしていないので、生け贄に捧げることができない。
従って、対戦相手にコントロールが渡った《金粉のドレイク》トークンは、ターンをまたいでも
そのまま残り続ける。
#3/3飛行以上のスペックを持つ生物を奪えれば得ではある。
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そんなところで。
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