Magic 2012 FAQ

2011年7月8日 Ruling
"マジック2012"のFAQが発表されています。
今回もDailyMTGのMagic Arcana 上で記事として書かれています。
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/faq/m12

いつものように、ざっくり紹介。

以下はFAQ全文の転載ではありません。全文は上記リンクからたどって下さい。
日本語を始め各国語版も.rtfでダウンロードできます。

既存CRより自明である項目や、文章から簡単にわかる解説文は省略しています。
また、おいら的注釈を新たに加えている場合もあります。

 
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製品情報
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マジック2012の公式発売日:2011年7月15日
セットレアリティー内訳:コモン101、アンコモン60、レア53、神話レア15、基本土地20 の計249種。

2011年7月15日(金)より、構築戦でマジック2012が使用可能になります。


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##訂正##
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日本語版の《二重の詠唱》には「同じ名前を持つカードを1枚探してもよい。」とあるが、これは誤りである。
正しくは「同じ名前を持つクリーチャー・カードを1枚探してもよい。」と読み替える。



#探せるのはクリーチャー・カードのみです。カード別注釈にもありますが、例えば
#《墨蛾の生息地/Inkmoth Nexus》が自身の能力でクリーチャーになっていたとしても、
#《二重の詠唱》で《墨蛾の生息地》を持ってくることはできません。


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一般注釈
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** 再録キーワード:狂喜/Bloodthirst **

狂喜は、かつてギルドパクトで登場した能力である。これは、いずれかの対戦相手がこのターンにダメージを受けていた場合、クリーチャーのサイズが大きくなって戦場に出る能力である。

702.52.狂喜

702.52a 狂喜は常在型能力である。「狂喜N/Bloodthirst N」は「このターン、いずれかの対戦相手にダメージが与えられている場合、このパーマネントは+1/+1カウンターがN個置かれた状態で戦場に出る。」を意味する。

702.52b 「狂喜X/Bloodthirst X」は狂喜の特殊な形である。「狂喜 X」は「このターン、いずれかの対戦相手にダメージが与えられている場合、このクリーチャーは+1/+1カウンターをX個置いた状態で戦場に出る。Xはこのターンに対戦相手に与えられたダメージの総数に等しい。」を意味する。

702.52c オブジェクトが複数の狂喜を持つ場合、それぞれを別個に適用する。


*特にCRの文章が変わったわけではない。

*ダメージが与えられているかどうかを見る。ライフの喪失では条件を満たしたことにはならない。
 ライフが実際に減っている必要もない。(→感染)

*誰によってダメージが与えられたかも問わない。対戦相手が対戦相手自身のコントロールする
 《魔力のとげ/Manabarbs》でダメージを与えられていた場合でも、狂喜の条件を満たす。


** 新キーワード能力:呪禁/Hexproof **

呪禁能力は、以前からある能力に新たなキーワードがついたものである。

702.11.呪禁

702.11a 呪禁は常在型能力である。

702.11b パーマネントが持つ「呪禁」は「このパーマネントは、あなたの対戦相手がコントロールする呪文や能力の対象になることができない。」を意味する。

702.11c プレイヤーが持つ「呪禁」は「あなたは、あなたの対戦相手がコントロールする呪文や能力の対象になることができない。」を意味する。

702.11d 1つのパーマネントや1人のプレイヤーに複数の呪禁能力があっても意味はない。


* 呪禁を持つパーマネントは、そのパーマネントのコントローラーやそのプレイヤーのチームメイトがコントロールする呪文や能力の対象にできる。これは、呪禁を持つプレイヤーについても同様である。

*『統率者』FAQにも同様のことが書かれている。

** 新用語:死亡/die **

マジック2012基本セットから、用語の省略形「死亡する」が用いられる。マジックのカードにおける
「死亡する」は、単に「戦場からいずれかの墓地に置かれる」を意味する。この二つの表記は同一である。
同様に、「死亡した」は「戦場からいずれかの墓地に置かれた」を意味する。

「死亡する」という用語は、クリーチャーが戦場からいずれかの墓地に置かれたときにのみ使用し、
そのクリーチャーがどの墓地置かれたかが効果に関係ない場合にのみ使用する。

旧カードの多くのオラクルは、この用語の使用に対応する形で更新される。これは機能変更ではない。

*これにより403枚ものカードに対してオラクルが更新される。(Update Bulletinより)

** サイクル:"帝国のアーティファクト"/Artifacts of Empires **

マジック2012基本セットには、カード名に「帝国の」を含む3つのアーティファクトがある。それぞれはタップ能力を持ち、3つ全てをコントロールしている場合に上位の効果を得る。

*対応するアーティファクトをコントロールしているかどうかは、能力の解決時に決定される。

*能力は、あなたが指定された名前の2つのアーティファクトをコントロールしているかどうかをチェックする。
起動した能力を持つアーティファクトが、対応して戦場を離れたりコントローラーが変わったり
した場合でも、能力の解決時にあなたが指定された名前の2つのアーティファクトをコントロールしているならば、上位の効果を得る。

*指定されたカードがアーティファクトであることを止めた場合、それはこの能力において数に含めない。

# "you control artifacts named ..." であることに注意。


その他「タップ土地」、「ラッキーチャーム」、「プレインズウォーカー」に関しては以前のFAQを参照のこと。



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カード別注釈
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《アラクナスの蜘蛛の巣》
{2}{G}
エンチャント ― オーラ
エンチャント(クリーチャー)
エンチャントされているクリーチャーは攻撃したりブロックしたりできず、それの起動型能力は起動できない。
終了ステップの開始時に、エンチャントされているクリーチャーのパワーが4以上である場合、アラクナスの蜘蛛の巣を破壊する。


*最後の能力は各ターンの終了ステップの開始時にチェックする。あなたのターンに限らない。

*エンチャントされているクリーチャーのパワーが終了ステップの開始時に4以上でない場合、最後の能力は全く誘発しない。

*この能力が誘発したが、能力の解決前にエンチャントされているクリーチャーのパワーが3以下になった場合、能力は効果が無い。《アラクナスの蜘蛛の巣》は破壊されない。

#"if節のルール"に従う。誘発時と解決時の両方でパワーの値を見る。


《アラクナスの紡ぎ手》
{5}{G}
クリーチャー ― 蜘蛛
5/7
到達 (このクリーチャーは飛行を持つクリーチャーをブロックできる。)
あなたがコントロールする蜘蛛を1体タップする:クリーチャー1体を対象とする。あなたの墓地やライブラリーから「アラクナスの蜘蛛の巣」という名前のカードを1枚探し、それを戦場に出してそのクリーチャーにつける。その後、あなたのライブラリーを切り直す。


*タップするのは「あなたのコントロールする蜘蛛」である。《アラクナスの紡ぎ手》自身とは限らない。

*探すのは墓地またはライブラリーである。あなたの手札にある《アラクナスの蜘蛛の巣》は見つけることができない。

《ヴァーズゴスの血王》
{3}{B}{B}
クリーチャー ― 吸血鬼・戦士
3/3
狂喜3 (このターン、いずれかの対戦相手にダメージが与えられている場合、このクリーチャーは+1/+1カウンターが3個置かれた状態で戦場に出る)
飛行
あなたがいずれかの吸血鬼・クリーチャー呪文を唱えるたび、それは狂喜3を得る。


*狂喜を複数持つ場合、それらは累積される。

*唱えること無く直接戦場に出た吸血鬼・クリーチャーや、あなたが戦場に出した吸血鬼・クリーチャー・トークンは、《ヴァーズゴスの血王》による狂喜3を得ない。

#この能力が解決されると、スタック上の吸血鬼・クリーチャー呪文は狂喜3を得る。
#特性が変化するので、この呪文が解決されて戦場に出ると、戦場に出た後もやはり狂喜3を持つ。(CR400.7a)
#さあ、《ムラガンダの印刻/Muraganda Petroglyphs》を持ってこよう。


《ウスーンのスフィンクス》
{5}{U}{U}
クリーチャー ― スフィンクス
5/6
飛行
ウスーンのスフィンクスが戦場に出たとき、あなたのライブラリーの一番上から5枚のカードを公開する。いずれかの対戦相手は、それらのカードを2つの束に分ける。一方の束をあなたの手札に加え、もう一方をあなたの墓地に置く。


*多人数戦においては、能力の解決時に束に分ける対戦相手をあなたが選ぶ。その対戦相手を対象にしているわけではない。カードは公開されるため、すべてのプレイヤーはそれを見て意見を言うことができる。

《蛙変化》
{1}{U}
インスタント
クリーチャー1体を対象とする。それはターン終了時まで、すべての能力を失うとともに青の1/1のカエルになる。


#この効果は 第4種+第5種+第6種+第7b種 である。
#内訳は第4種(カエルになる)+第5種(青になる)+第6種(能力を失う)+第7b種(1/1になる)。

《記憶の熟達者、ジェイス》
{3}{U}{U}
プレインズウォーカー ― ジェイス
4
[+1]:プレイヤー1人を対象とする。あなたはカードを1枚引く。そのプレイヤーは、自分のライブラリーの一番上のカードを自分の墓地に置く。
[0]:プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーは、自分のライブラリーの一番上から10枚のカードを自分の墓地に置く。
[-7]:望む数のプレイヤーを対象とする。それらのプレイヤーはそれぞれカードを20枚引く。


*《記憶の熟達者、ジェイス》の1つ目の能力であなた自身を対象にした場合、まずカードを引き、その後にあなたのライブラリーの一番上のカードををあなたの墓地に置く。

*あなたが《記憶の熟達者、ジェイス》の1つ目の能力を起動し、その解決時にそのプレイヤーが対象として不適正である場合、それは打ち消され、その効果は全く発生しない。あなたはカードを引かない。

《機を見た援軍》
{2}{W}
ソーサリー
あなたのライフの点数がいずれかの対戦相手よりも低い場合、あなたは6点のライフを得る。あなたがコントロールしているクリーチャーの総数がいずれかの対戦相手よりも少ない場合、白の1/1の兵士・クリーチャー・トークンを3体戦場に出す。


*多人数戦においては、各対戦相手と比較する。あなたのライフがいずれか1人の対戦相手のライフよりも小さく、あなたのクリーチャーの総数が(それとは別の)いずれか1人の対戦相手よりも少ない場合、あなたは両方のボーナスを得る。

*双頭巨人戦においては、あなたのチームのライフの総量を対戦相手のチームのライフの総量と比較する。その後、あなたがコントロールするクリーチャーの総数(チームメイトがコントロールするクリーチャーは無視)を、各対戦相手がコントロールするクリーチャーのそれぞれの総数と別々に比較する。

《炬火のチャンドラ》
{3}{R}
プレインズウォーカー ― チャンドラ
3
[+1]:クリーチャー1体かプレイヤー1人を対象とする。炬火のチャンドラはそれに1点のダメージを与える。
[-2]:このターン、あなたが次にインスタント呪文かソーサリー呪文を唱えたとき、その呪文をコピーする。あなたはそのコピーの新しい対象を選んでもよい。
[-6]:クリーチャーやプレイヤーを最大6つまで対象とする。炬火のチャンドラはそれらにそれぞれ6点のダメージを与える。


*遅延誘発型能力が解決されるとき、それは呪文のコピーを作成する。コピーをコントロールするのはあなたである。そのコピーはスタック上に作られる物であり、"唱えられる"ことはない。プレイヤーが呪文を唱えたときに誘発する能力は誘発しない。その後、プレイヤーが呪文を唱えたり能力を起動したりする機会を得た後で、そのコピーは通常の呪文と同様に解決される。

#遅延誘発型能力が誘発した後、それが解決される前に、コピーされるべき呪文が打ち消されたなどで
#スタックから離れた場合、遅延誘発型能力はそれでも最後の情報を使用してコピーを作成する。


《幻影の像》
{1}{U}
クリーチャー ― イリュージョン
0/0
あなたは幻影の像を、それが他のタイプに加えてイリュージョンであり、「このクリーチャーが呪文や能力の対象になったとき、それを生け贄に捧げる。」を得ることを除き、戦場に出ているいずれかのクリーチャーのコピーとして出してもよい。


*何もコピーしないことを選んでもかまわない。その場合、《幻影の像》は0/0のイリュージョン・クリーチャーとして戦場に出るので、通常であればただちに墓地に置かれる。それは「このクリーチャーが呪文や能力の対象になったとき、それを生け贄に捧げる。」の能力を持たない。


《地盤の裂け目》
{3}{R}
ソーサリー
土地1つを対象とし、それを破壊する。このターン、飛行を持たないクリーチャーではブロックできない。


*この効果はこの呪文の解決時に存在するクリーチャーに対して固定されるものではない。このターンの以降の時点で戦場に出た飛行を持たないクリーチャーや、このターンの以降の時点で飛行を失ったクリーチャーではブロックできない。

#この効果は特性を変化させるのでなく、ゲームのルールを変化させるものなので。


《神盾の天使》
{4}{W}{W}
クリーチャー ― 天使
5/5
飛行
神盾の天使が戦場に出たとき、他のパーマネント1つを対象とする。あなたが神盾の天使をコントロールし続けているかぎり、それは破壊されない。("破壊する"と書かれた効果では、そのパーマネントは破壊されない。破壊されないクリーチャーは、ダメージによって破壊されない。)


*他のプレイヤーが《神盾の天使》のコントロールを得た場合、後にそれのコントロールを取り戻したとしても、指定されたパーマネントは破壊されない状態ではなくなる。

#コントロールを失った時点で「コントロールし続けている限り」でなくなるため。

《戦嵐のうねり》
{5}{R}
エンチャント
クリーチャーが1体あなたのコントロール下で戦場に出るたび、クリーチャー1体かプレイヤー1人を対象とする。その戦場に出たクリーチャーは、そのクリーチャーやプレイヤーに自身のパワーに等しい点数のダメージを与える。


*能力の発生源は《戦嵐のうねり》であるが、ダメージの発生源はクリーチャーである。例えば、この能力はプロテクション(赤)のクリーチャーを対象にできない。プロテクション(クリーチャー)のクリーチャーなら対象にすることはできるが、ダメージはすべて軽減される。ダメージはクリーチャーによって与えられるため、絆魂や接死や感染などの能力を計算に入れること。これは、そのクリーチャーがダメージを与える段階で戦場を離れていても有効である。

《ドルイドの物入れ》
{3}
アーティファクト
{2}, {T}:あなたのライブラリーの一番上のカードを公開する。それがクリーチャー・カードである場合、緑の1/1の苗木・クリーチャー・トークンを1体戦場に出す。それが土地カードである場合、そのカードをあなたのコントロール下で戦場に出す。それがクリーチャーでも土地でもないカードである場合、あなたは2点のライフを得る。


*公開されたカードがクリーチャーであり土地である場合(《ドライアドの東屋》等)、あなたは苗木・クリーチャー・トークンとそのカードを戦場に出す。

《二重の詠唱》
{5}{G}
ソーサリー
あなたがコントロールするクリーチャー1体につき、あなたはあなたのライブラリーからそのクリーチャーと同じ名前を持つクリーチャー・カードを1枚探してもよい。それらのカードを戦場に出し、その後あなたのライブラリーを切り直す。


### 訂正 ###
日本語版の《二重の詠唱》には「同じ名前を持つカードを1枚探してもよい。」とあるが、これは誤りである。これは上記の通り「同じ名前を持つクリーチャー・カードを1枚探してもよい。」と読み替える。

*あなたがライブラリーから探すカードはクリーチャー・カードに限られる。例えば、あなたがコントロールしている土地が(その土地の能力により)クリーチャーでもある場合でも、それと同名の土地カードを戦場に出す事はできない。

《願いのジン》
{3}{U}{U}
クリーチャー ― ジン
4/4
飛行
願いのジンは、願いカウンターが3個置かれた状態で戦場に出る。
{2}{U}{U}, 願いのジンから願いカウンターを1個取り除く:あなたのライブラリーの一番上のカードを公開する。あなたはそのカードをそのマナ・コストを支払うことなくプレイしてもよい。そうしない場合、それを追放する。


*公開されたカードが土地である場合、それをプレイできるのは、現在が自分のターンで、このターン中に土地をプレイしていない場合のみである。

《肌変わり》
{1}{G}
クリーチャー ― 人間・シャーマン
1/1
{G}:以下の3つから1つを選ぶ。「ターン終了時まで、肌変わりは4/4のサイになるとともにトランプルを得る。」「ターン終了時まで、肌変わりは2/2の鳥になるとともに飛行を得る。」「ターン終了時まで、肌変わりは0/8の植物になる。」 この能力は、毎ターン1回のみ起動できる。


#効果は第4種+(第6種(トランプルまたは飛行))+第7b種 である。
#1番目と2番目のモードのみ、第6種が含まれる。

《復讐に燃えたファラオ》
{2}{B}{B}{B}
クリーチャー ― ゾンビ
5/4
接死 (これが何らかのダメージをクリーチャーに与えた場合、それだけで破壊される。)
あなたかあなたがコントロールするプレインズウォーカーに戦闘ダメージが与えられるたび、復讐に燃えたファラオがあなたの墓地にある場合、攻撃クリーチャー1体を対象とし、それを破壊し、その後復讐に燃えたファラオをあなたのライブラリーの一番上に置く。


*複数のクリーチャーが同時にあなたに戦闘ダメージを与える場合、《復讐に燃えたファラオ》は1回しか誘発しない。

*複数のクリーチャーが同時にあなたとあなたがコントロールするプレインズウォーカーに戦闘ダメージを与える場合、《復讐に燃えたファラオ》は2回誘発する。最初の誘発により、《復讐に燃えたファラオ》があなたのライブラリーの一番上に置かれる。2回目の誘発は何もしない。解決する段階で、《復讐に燃えたファラオ》は墓地にないからである。2回目の誘発が解決する段階よりも前に《復讐に燃えたファラオ》が墓地に置かれたとしても、それは何もしない。それは以前に墓地にあった《復讐に燃えたファラオ》とは別のものだからである。

*あなたの攻撃クリーチャーが(戦闘ダメージが移し換えられる等で)あなたやあなたがコントロールするプレインズウォーカーに戦闘ダメージを与えた場合、《復讐に燃えたファラオ》は誘発する。あなたは自分の攻撃クリーチャーのうち1体を対象として破壊しなければならない。

《縫合グール》
{4}{B}{B}{B}
クリーチャー ― ゾンビ
★/★
トランプル
縫合グールが戦場に出るに際し、あなたの墓地にあるクリーチャー・カードを望む枚数追放する。
縫合グールのパワーはそれらの追放したカードのパワーの合計に等しく、タフネスはそれらのタフネスの合計に等しい。


*追放されたクリーチャー・カードのパワーやタフネスを定義する特性定義能力がある場合、その能力は適用される。例えば、《ダングローブの長老》がこれにより追放された場合、それが追放領域ある間のパワーやタフネスはあなたがコントロールする森の総数に等しいので、あなたがコントロールする森の総数が変わると、《縫合グール》のパワーやタフネスも変わる。

《無限の日時計》
{2}
アーティファクト
{1}, {T}:ターンを終了する。この能力は、あなたのターンの間にのみ起動できる。(スタックの呪文や能力をすべて追放する。あなたの手札の最大枚数になるまで手札を捨てる。ダメージは取り除かれ、「このターン」と「ターン終了時まで」の効果は終了する。)


*これによるターンの終了は、以下の手順で行う。
1) スタック上のすべての呪文や能力は追放される。これには打ち消されない呪文や能力が含まれる。
2) すべての攻撃クリーチャーやブロック・クリーチャーは先頭から取り除かれる。
3) 状況起因処理がチェックされる。いずれのプレイヤーも優先権を得ることはなく、誘発型能力もスタックに積まれない。
4) 現在のフェイズ/ステップが終了する。ゲームはクリンナップ・ステップまでとばされる。クリンナップ・ステップを通常通り実行する。

*誘発型能力がこの手順の中で誘発した場合、それらはクリンナップ・ステップ中にスタックに置かれる。そうなった場合、プレイヤーには呪文や能力を唱えたり起動したりする機会が与えられ、その後最終的にターンが終了する前に再びクリンナップ・ステップが行われる。

*呪文や能力は追放され、解決の機会を失うが、実際に"打ち消された"わけではない。

*《無限の日時計》の能力が終了ステップよりも前に起動された場合、"終了ステップの開始時"誘発型能力は、終了ステップが飛ばされるため誘発するタイミングを迎えない。これらの能力は、次のターンの終了ステップの開始時に誘発する。これは、他のフェイズやステップの開始時に誘発する能力についても同様である(アップキープは除く)。

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追記)
《ソリン・マルコフ》の項目に

*プレイヤーのコントロールを得ても、そのプレイヤーのサイドボードを見ることはできない。トーナメント中、そのプレイヤーに《きらめく願い》等のゲーム外の特定の特性のカードを選ぶ呪文を唱えさせた場合、カードは選べない。

とありますが、この部分はCRの更新によりサイドボードを見ることができるようになっています。

#英語版FAQから間違っていて、かつ、ゼンディカーFAQと同じ文章なので
#おそらくは単なるミスでしょう。

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