6月20日付で、MTRとIPGが更新されました。
発効は2011年7月1日となります。

いつものように、変更点をざらっと紹介。

原文はこちらから。
http://www.wizards.com/wpn/Events/Rules.aspx


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MTR (マジック・イベント規定)
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各フォーマット、新製品情報に「Magic2012」、「イニストラード("Innistrad")」が追加されました。
また、前回の更新では間に合わなかった"Action" が"新たなるファイレクシア"に直されています。

 
2.3 ゲーム開始前の手順

ゲーム開始前の手順において、「ゲームを再び開始する」場合、メインデッキとサイドボード
のカードの入れ替えを行ってはいけない、ということが明記されました。

また、先攻・後攻の選択について若干の変更がありました。
先攻・後攻の選択は、通常、サイドボードの入れ替え終了までに行わなくてはいけません。

「デッキを互いに提示してシャッフルを求めた」あと、手札を見る前までに
先攻・後攻を決めていなかった場合、選択権を持つプレイヤーは先手を選んだとみなされる、
という点が今回更新されました。

 
3.14 サイドボード

「ゲームを再び開始する」場合、再開前のゲームと同じ内容でゲームを始めることが明記されました。
つまり、《解放された者、カーン/Karn Liberated》の第3能力を使用した場合、サイドボードと
メインデッキのカードを入れ替えることはできません。


4.2 イベントでの手順省略

プレイヤーは省略された一連の行動の途中で割り込むことができますが、
それは自分自身が省略した一連の行動中であっても割り込んで良い、という一文が追加されました。

6.3 スタンダード形式デッキ構築

スタンダードの禁止カードリストが追加されました。(《精神を刻む者、ジェイス》、《石鍛冶の神秘家》)
同時に、例外規定も書かれています。(イベントデッキ)

6.5 ヴィンテージ形式デッキ構築
6.6 レガシー形式デッキ構築

使用できるエキスパンションが明確化されました。
『From the Vault』シリーズや『統率者』などの特殊セットは、その発売日から上記構築戦で使用可能になります。

 
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IPG (マジック違反処置指針)
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3. ゲーム上の誤り

一部の文章が 3.6. ゲーム上の誤り ─ その他一般のゲームルール抵触行為 へ移動しました。


3.6. ゲーム上の誤り ─ その他一般のゲームルール抵触行為

ゲームの状況に誤りがあった場合、「全て巻き戻す」か「まったく巻き戻さない」のうち
どちらかを選ぶ必要がありますが、それには2つの例外があります。
そのような例外うちの1つ目が更新されました。

 例外1)プレイヤーが戦場に出ているパーマネントに関する必要な選択をし忘れていたもしくは
 不適正な選択を行っていた場合、そのプレイヤーはその選択を行なう。

例えば、エクステンデッド構築において、あるプレイヤーが《翻弄する魔道士/Meddling Mage》で
《神の怒り/Wrath of God》を宣言しました。
この宣言は不適正です。
ジャッジは[ゲーム上の誤り ─ その他一般のゲームルール抵触行為]にあたるとして、
このプレイヤーに【警告】を与え、そのプレイヤーに適正な選択を選びなおすように促します。

4.9. イベント上の誤り ― デッキ/リストの問題

追加措置がより簡便になるように訂正されました。

5.3. 非紳士的行為 ─ 結果の捏造

無作為の方法でゲームの結果を決めることは許されません。

これを分かりやすくするため、「じゃんけんによってゲームの結果を決めた」という例が追加されました。

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そんなところで。



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