#今週の出題は都合によりお休みです。また来週。
 
問1
かたならし◯×。

「認定大会のブースタードラフトの最中、開封したパックに神話レアとレアが無く、
 代わりに箔押しを除いたアンコモンが4枚入っていた。パックの総枚数は正常であった。
 この場合、このパックはエラーパックとして必ず交換される。」

◯か×か?


×

WofC、イベント主催者も、ブースター・パックに含まれるカードの希少度や出現頻度については
保証しない。プレイヤーが受け取ったブースター・パックから、不自然な希少度や出現頻度で
カードが出てきた場合、ジャッジを呼ぶこと。その異常な物品を交換するか続行するかは、
ヘッドジャッジとイベント主催者の決定による。(MTR7.4)

つまり、問にあるようなパックは不自然な希少度で出てきた場合、に該当するので、
ジャッジを呼んで対処されることになる。それが交換されるかどうかはわからない。
したがって答えは×。

 
問2
Aが《オーガの抵抗者/Ogre Resister》で攻撃し、Bはそれを《腐敗狼/Rot Wolf》でブロックした。
戦闘ダメージ・ステップに行く前に、Bは《オーガの抵抗者》を対象に《悪性の傷/Virulent Wound》を唱えた。

B「とりあえず毒カウンターとカード1枚ってところで。」
A「それはやだなー。金属術達成してないけど、《ミラディンの血気/Mirran Mettle》打つね。」

そうして戦闘が終わり、そのままAはターンを終えたのだが、そこでBが気づいた。

B「……その《オーガの抵抗者》って、タフネス0だよな?」
A「あ、《ミラディンの血気》が切れたか。んじゃ墓地に置くよ。」

さて、

2-1)Aは《悪性の傷》による毒カウンターを得ることになるだろうか?
2-2)Bは《腐敗狼》によるドローを行うことができるだろうか?


2-1)毒カウンターを得る。

《悪性の傷》の効果は「このターン、そのクリーチャーがいずれかの墓地に置かれたとき、
それのコントローラーは毒カウンターを1個得る。」という遅延誘発型能力を作成する。

問題の状況では、クリンナップ・ステップ中に《オーガの抵抗者》が状況起因処理によって
墓地に置かれるので、「このターン~」の条件を満たす。
したがってこの能力が誘発し、Aは毒カウンターを得ることになる。

2-2)ドローはできない。

2-1)とは異なり、《腐敗狼》の能力は、《腐敗狼》が戦場にいないと誘発しない。
したがって、問題のように、《腐敗狼》が戦場から離れたあと、
《腐敗狼》からダメージを受けたクリーチャーが墓地に置かれたとしても、誘発しない。

2/2のクリーチャーを《腐敗狼》でブロックしたなど、戦闘ダメージなどによって
ダメージを与えたクリーチャーと同時に《腐敗狼》が墓地に置かれた場合、
それは直前の状態をみるので、能力は誘発する。

よく状況を考えること。


 
問3

わたしのコントロールする《マイアの溶接工/Myr Welder》を2回起動して、
墓地にある《試作品の扉/Prototype Portal》と、《通電式キー/Voltaic Key》を追放した。

さて、この《マイアの溶接工》の持つ《試作品の扉》由来の能力を起動して、
《通電式キー》のコピー・トークンを戦場に出すことができるだろうか?


できない。

《試作品の扉》の2番目の能力(起動型能力)は、1番目の能力(刻印)と関連している。(CR607)

《マイアの溶接工》が得た《試作品の扉》由来の能力は、関連している1番目の能力によって
参照できるカードが何も無いので、そもそも起動できない。
これは、《マイアの溶接工》の能力によって追放されたカードとは何も関係がない。

----
そんなところで。

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