Answer: Friday Magic Quiz. [11-03A]
2011年1月28日 FMQ#今週のFMQ出題はお休みです。また来週。
#今週末はプレリリースですので、みなさん楽しんでください。
#FAQを読んでおくといいことあるかも。
#あと、FNM@岡崎 は今週もありますので、みょんなデッキで特攻してきます。
それでは、先週の回答。
問1
「あるクリーチャーの上に +2/+2 カウンターと、-2/-2 カウンターが1つずつ乗っている状態になった。
この2つのカウンターは状況起因処理で両方共に取り除かれる。」
◯か×か?
×
状況起因処理で消えてしまうのは、+1/+1カウンターと-1/-1カウンター。
和が0になるからといって、取り除かれるわけではではない。
#とはいえ、+1/+1、-1/-1カウンター以外のカウンターを見ることはまれなのですが。
問2
Aは《エーテル宣誓会の法学者/Ethersworn Canonist》をコントロールしている。
Bのターン、Bは《血編み髪のエルフ/Bloodbraid Elf》を唱えた。
B「とりあえず、続唱でめくっていってもいい?」
A「どうぞ。」
そして、数枚のカードがめくれた後、《荒廃稲妻/Blightning》が公開された。
B「とりあえずこれで当たり……か。」
A「で、どうする?」
さて、この《荒廃稲妻》は、最終的にどうなるだろうか?
唱えることができず、ライブラリーの底へ無作為に戻される。
続唱能力の解決中、《荒廃稲妻/Blightning》を唱えてもよいが、
すでにこのターンにアーティファクトでない呪文を1つ唱えているので、
この《荒廃稲妻》は唱えることができない。
従って、これまでに公開されたカード(《荒廃稲妻》を含む)を、無作為な順番で
ライブラリーの底へ入れる。
問3
あなたは《ちらつき蛾の生息地/Blinkmoth Nexus》をコントロールしている。
この《ちらつき蛾の生息地》の能力を起動してクリーチャー化し、
そのあとで、この《ちらつき蛾の生息地》を対象に《新緑の触感/Verdant Touch》を唱えた。
3-1)
《新緑の触感》の解決後、この《ちらつき蛾の生息地》は飛行を持つだろうか?
また、パワー/タフネスはいくつだろうか?
3-2)
上の状態になったあと、ターンを終了した。
次のターンに入ると、この《ちらつき蛾の生息地》はどうなるだろうか?
カード・タイプ、能力、(もしあれば)パワー/タフネスを答えよ。
3-3)
3-2)のようにターンを経た後、再び《ちらつき蛾の生息地》の能力を起動して、
これをクリーチャー化した。この《ちらつき蛾の生息地》はどうなるだろうか?
カード・タイプ、能力、パワー/タフネスを答えよ。
いつもの種類別(Layer)問題である。タイムスタンプが上下するので少しややこしい。
《ちらつき蛾の生息地》を起動すると、その効果は
・第4種 アーティファクト・クリーチャーでサブタイプがちらつき蛾になる。それは土地でもある。
・第6種 飛行を得る。
・第7b種 1/1になる。
《新緑の触感/Verdant Touch》の効果は
・第4種 クリーチャーになる。それは土地でもある。
・第7b種 2/2になる。
以上を踏まえて。
3-1)
タイムスタンプは《新緑の触感/Verdant Touch》のほうが後なので、
種類別を適用順に並べると
・第4種 アーティファクト・クリーチャーでサブタイプがちらつき蛾になる。それは土地でもある。
・第4種 クリーチャーになる。それは土地でもある。
・第6種 飛行を得る。
・第7b種 1/1になる。
・第7b種 2/2になる。
となる。
従って、これはアーティファクト・クリーチャー・土地であり、飛行を持ち、2/2である。
(さらに、元からある《ちらつき蛾の生息地》のテキストを全て持つ。以下省略。)
3-2)
ターンを終了した後、《ちらつき蛾の生息地》の効果は全て終了するので、
適用されるのは《新緑の触感》のみになる。
従って、これはクリーチャー・土地であり、2/2である。飛行は持たない。
3-3)
3-1)とタイムスタンプが逆になる。《ちらつき蛾の生息地》の方が後なので、
種類別を適用順に並べると
・第4種 クリーチャーになる。それは土地でもある。
・第4種 アーティファクト・クリーチャーでサブタイプがちらつき蛾になる。それは土地でもある。
・第6種 飛行を得る。
・第7b種 2/2になる。
・第7b種 1/1になる。
従って、これはアーティファクト・クリーチャー・土地であり、飛行を持ち、1/1である。
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以上と同様のことが、ミラディン包囲戦の新カード、
《墨蛾の生息地》と、《ボーラスの工作員、テゼレット》で起こる。
例えば、《墨蛾の生息地》を起動した後、《ボーラスの工作員、テゼレット》の2番目の能力を
それを対象に起動すると、
・第4種 アーティファクト・クリーチャーでサブタイプがちらつき蛾になる。それは土地でもある。
・第4種 アーティファクト・クリーチャーになる。
・第6種 飛行と感染を得る。
・第7b種 1/1になる。
・第7b種 5/5になる。
従って、これはアーティファクト・クリーチャー・土地であり、飛行と感染を持ち、5/5である。
さらに《墨蛾の生息地》本来のテキストを全て持つ。(以下省略)
#「アーティファクト・クリーチャーになる」という効果があるが、
#これは以前のカード・タイプおよびサブタイプを全て残す効果。(CR204.1b)
#"~でもある / still a ..." という文言が書いていなくてもよい。
ターンを経て《墨蛾の生息地》の効果が切れると、《ボーラスの工作員、テゼレット》からの効果
のみになるので、これはアーティファクト・クリーチャー・土地であり、ただの5/5である。
その後、《墨蛾の生息地》の能力を再度起動すると、
・第4種 アーティファクト・クリーチャーになる。
・第4種 アーティファクト・クリーチャーでサブタイプがちらつき蛾になる。それは土地でもある。
・第6種 飛行と感染を得る。
・第7b種 5/5になる。
・第7b種 1/1になる。
となり、これはアーティファクト・クリーチャー・土地であり、飛行と感染を持ち、1/1である。
これを5/5 で殴ろうと考えた場合、《ボーラスの工作員、テゼレット》の能力をもう一度使わなくてはいけない。
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そんなところで。
プレリリースを皆さんが楽しめますように。
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