Answer: Friday Magic Quiz. [10-35A]
2010年12月1日 FMQ コメント (3)遅れてました、先々週の回答になります。
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配られたプロモ・カードはヴィンテージ構築戦、レガシー構築戦で使用可能である。
MTR6.5と6.6 を参照のこと。
1枚。
《金屑化/Turn to Slag》によって《闊歩するものの装具/Strider Harness》が破壊されて
から、クリーチャーにダメージを与えようとするが、その時点で
《錆びた秘宝/Rusted Relic》はクリーチャーではないので、破壊されない。
《金屑化/Turn to Slag》はまず《錆びた秘宝/Rusted Relic》に対して5ダメージを与える。
その後、《闊歩するものの装具》が破壊される。これにより《錆びた秘宝》はクリーチャーではなくなる。
《金屑化》の解決後、状況起因処理のチェック時には《錆びた秘宝》はクリーチャーではないので、
5ダメージを負っているが、破壊されることはない。
結果として破壊されるのは《闊歩するものの装具》のみなので、
《ヴィリジアンのお祭り騒ぎ/Viridian Revel》はただ1回だけ誘発する。
#解説が間違っていました。ご指摘に感謝します。
いくつかの置換効果が同時に適用される例である。
最終的に《敵愾/Hostility》の効果を適用すると、他の二つの置換効果は
それ以上イベントを置換できなくなる。
なので、他の2つの置換効果をどのように適用するかで最終的に出てくるトークンの数が変わる。
1)《火の召使い/Fire Servant》を一番先に適用した場合: 8点→16点になる。
1-1)《敵愾/Hostility》を適用する。16個のトークンが出てくる。
1-2)《盾の仲間の祝福》を適用する。16点→13点になり、
その後に《敵愾/Hostility》を適用するので、13個のトークンが出てくる。
2)《盾の仲間の祝福/Shieldmate’s Blessing》を一番先に適用した場合: 8点→5点になる。
2-1)《敵愾/Hostility》を適用する。5個のトークンが出てくる。
2-2)《火の召使い》を適用する。5点→10点になり、
その後に《敵愾/Hostility》を適用するので、10個のトークンが出てくる。
3)《敵愾/Hostility》を一番先に適用した場合: 8個のトークンが出てくる。
結果として、5, 8, 10, 13, 16 のうちいずれかの個数が出てくる。
そして、どのように適用するかを決めるのはQである。
(おそらくは5個になるようにするでしょう)
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そんなところで。
問1
かたならし◯×。
「ミラディンの傷跡ゲームデーで配布された《平和の徘徊者》、《貫く徘徊者》のプロモ・カードは
2010年11月19日現在、認定大会にのあらゆる構築戦フォーマットにおいて使用できない。」
◯か×か?
×
配られたプロモ・カードはヴィンテージ構築戦、レガシー構築戦で使用可能である。
MTR6.5と6.6 を参照のこと。
問2
Aは《金のマイア/Gold Myr》と、
《闊歩するものの装具/Strider Harness》のついた《錆びた秘宝/Rusted Relic》
をコントロールしている。
Bは《ヴィリジアンのお祭り騒ぎ/Viridian Revel》をコントロールしている。
Bのターン、Bは《金屑化/Turn to Slag》を《錆びた秘宝》を対象に唱えた。
さて、《金屑化》が解決されたあと、Bは《ヴィリジアンのお祭り騒ぎ》によって、
何枚のカードを引けるか?
1枚。
から、クリーチャーにダメージを与えようとするが、その時点で
《錆びた秘宝/Rusted Relic》はクリーチャーではないので、破壊されない。
《金屑化/Turn to Slag》はまず《錆びた秘宝/Rusted Relic》に対して5ダメージを与える。
その後、《闊歩するものの装具》が破壊される。これにより《錆びた秘宝》はクリーチャーではなくなる。
《金屑化》の解決後、状況起因処理のチェック時には《錆びた秘宝》はクリーチャーではないので、
5ダメージを負っているが、破壊されることはない。
結果として破壊されるのは《闊歩するものの装具》のみなので、
《ヴィリジアンのお祭り騒ぎ/Viridian Revel》はただ1回だけ誘発する。
#解説が間違っていました。ご指摘に感謝します。
問3
PとQが対戦をしている。
Pは《火の召使い/Fire Servant》と《敵愾/Hostility》をコントロールしている。
Pのターン、PはQを対象に《火の玉/Fireball》をX=8で唱えた。
Qはそれの解決前に、《盾の仲間の祝福/Shieldmate’s Blessing》を唱え、
次にQへ与えられるダメージを3点軽減しようとした。
さて、Pは結果として3/1のエレメンタル・シャーマン・トークンを何個戦場に出すことになるだろうか?
いくつかの置換効果が同時に適用される例である。
最終的に《敵愾/Hostility》の効果を適用すると、他の二つの置換効果は
それ以上イベントを置換できなくなる。
なので、他の2つの置換効果をどのように適用するかで最終的に出てくるトークンの数が変わる。
1)《火の召使い/Fire Servant》を一番先に適用した場合: 8点→16点になる。
1-1)《敵愾/Hostility》を適用する。16個のトークンが出てくる。
1-2)《盾の仲間の祝福》を適用する。16点→13点になり、
その後に《敵愾/Hostility》を適用するので、13個のトークンが出てくる。
2)《盾の仲間の祝福/Shieldmate’s Blessing》を一番先に適用した場合: 8点→5点になる。
2-1)《敵愾/Hostility》を適用する。5個のトークンが出てくる。
2-2)《火の召使い》を適用する。5点→10点になり、
その後に《敵愾/Hostility》を適用するので、10個のトークンが出てくる。
3)《敵愾/Hostility》を一番先に適用した場合: 8個のトークンが出てくる。
結果として、5, 8, 10, 13, 16 のうちいずれかの個数が出てくる。
そして、どのように適用するかを決めるのはQである。
(おそらくは5個になるようにするでしょう)
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そんなところで。
コメント
《火の召使い/Fire Servant》と《敵愾/Hostility》をコントロールしているのはPにも関わらず、
それらの置換効果の適用順も全てQが決める、ということのようですが、
なぜPではなくQが全部決めてよいのか、ちょっと分かりませんでした。
個人的には「まずAPであるPが自身のコントロールする置換効果の順序を決める」
次に「NAPのコントロールする置換効果の適用をおこなう」
最後に「逆順で適用していく」ということなのかと考えてしまったのですが、
おそらく何か根本的な勘違いをしているようで、不安になりました。
クリーチャーにダメージを与えてから装備品を破壊するので、《錆びた秘宝》はダメージを受けます。
しかし、《金屑化》解決後にはクリーチャーでなくなるからダメージを受けていても破壊されないと思うのですが……
>re-giant
616.1. 複数の置換・軽減効果がいずれかのオブジェクトやプレイヤーに影響を及ぼす単一のイベントを修整しようとした場合、影響を受けるオブジェクトをコントロールしているプレイヤー(コントローラーがいないならオーナー)、または影響を受けるプレイヤーがどれを適用するか、以下の手順で決める。複数のプレイヤーが同時に選択を行なう場合、選択はAPNAP順(rule 101.4 参照)で行なう。
何かがダメージを与える場合、影響を受ける側が置換効果の適用順を決めます。
スタック上にあるオブジェクトの解決の話と混同していると思われます。ご注意を。
>何かがダメージを与える場合、影響を受ける側が置換効果の適用順を決めます。
>スタック上にあるオブジェクトの解決の話と混同していると思われます。ご注意を。
ご指摘ありがとうございます。ものの見事に混同してました。