今週末のおいら主催大会のお知らせです。
毎週金曜日に書いていましたが、FMQと重なると記事が長くなるので、
木曜日に分けて書く事にします。
・9月10日(金)
ホビステLOOP岡崎店 FNM
場所:ホビーステーション LOOP岡崎店 http://www.hbst.net/shop/okazaki/
受付時間:18:00~18:30
参加費:500円
形式:スタンダード構築戦
試合:スイス式3ラウンドのみ。
特記事項:
* デッキリストは不要です。
* 3連勝した方と、抽選で選ばれた参加者にFNMプロモカードをさしあげます。
* ほか、上位入賞者には若干数のパックを差し上げます。
* 予約などは受け付けておりません。直接お店にお越し下さい。
おいら主催では初となるFNMです。まったりできればいいなあ、くらいで。
・9月11日(土)
ホビステ杯#13
場所:ホビーステーション 名古屋店
受付時間:14:00~14:30
参加費:500円
形式:スタンダード構築戦
試合:スイス式4~6ラウンドのみ。
特記事項:
* デッキリストは不要です。
* 上位入賞者のみ、大会終了後にデッキリストを書いて頂きます。
* 予約などは受け付けておりません。直接お店にお越し下さい。
こちらはいつもどおりのスタンダード構築戦です。
既存のデッキを弄ぶもよし、電波なデッキを持ち込むもよし、です。
上記2つ、よろしくお願いいたします。
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これだけではなんなので、SoMのメカニズムについて少々。
と、その前に。
*2つの陣営
SoMのカードにはテキストボックスに2種類の透かし模様(watermark)が入っています。
一方の透かし(刻みの入った輪)はミラディン世界に元々から住んでいるMirran陣営を指します。
Mirran陣営に属するカードは、以下の能力を持っていることがあります。
・金属術(Metalcraft)
・刻印(Imprint)
もう一方の透かし(円を貫く線)は、ファイレクシア側の陣営を指します。
公式記事によると、SoMのカードのうち、20%はこの陣営に属します。
ファイレクシア陣営に属するカードは、以下の能力を持っていることがあります。
・感染(Infect)
・増殖(Proliferate)
SoMゲームデーでは、デッキ構築の際に、いずれかの陣営を選び、その陣営のカードを一定数
デッキにいれないといけません。また、選ばなかった陣営のカードはデッキに入れることはできません。
SoMの基本土地以外のカード全てがどちらかの陣営に属しているとは限りません。
(プレビューの《エルズペス・ティレル》を参照)
#と、いってもストーリー上、公開されているプレインズウォーカーが
#いずれかの陣営に属することはおそらく無いのですが。
#ファイレクシアに属するプレインズウォーカーって現在いましたっけ?
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*金属術/Metalcraft
金属術/Metalcraft は新たな能力語です。金属術それ自体に意味はなく、あなたが3つ以上の
アーティファクトをコントロールしているかぎり、あなたはその恩恵を受けることができます。
金属術の恩恵を受けるのに必要なアーティファクトの数は常に「3」です。
”金属術 - 3” といった表記ではありません。(MaRoのツイートより)
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*刻印/Imprint
刻印/Imprint は既にある能力語です。かつては刻印によって取り除かれたカードを
「刻印されたカード」と呼んでいましたが、現在は単にカードのもつ能力によって追放されたカード
を指します。これは関連している能力(Linked Ability)まわりのルールが整備されたことにより
刻印を独立したキーワード能力として扱う必要がなくなったからです。
刻印により追放されるカードは1枚とは限りません。何枚追放するかはカードに書かれています。
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*感染/Infect
SoMの新キーワード能力の一つが感染/Infect です。
早くから公式記事でも出てきたこともあって、萎縮/Witherの上位互換ではないかという意見や
毒カウンターの形とはどういう意味なのか、といった意見が掲示板でも話されました。
詳しいところはこれからのプレビューや、FAQ待ちということになりますが、
感染の注釈文と、現行CRでの萎縮を考えるに、以下のようなことが予測されます。
・感染は常在型能力である。「感染/Infect」を持った発生源からのダメージがクリーチャーに
与えられた場合、そのクリーチャーにダメージを負わせるのではなく、その数の-1/-1カウンター
をそのクリーチャーの上に置く。プレイヤーに与えられた場合、そのプレイヤーにダメージを
負わせるのではなく、その数の毒カウンターをそのプレイヤーは得る。
・効果がダメージを与えさせる前にそのパーマネントが戦場を離れた場合、感染を持っていたか
どうかを見るために最後の情報を見る。
・ダメージを与える感染持ちのオブジェクトがどの領域にあっても、感染ルールは機能する。
・同じオブジェクトに感染が複数あっても意味はない。
・感染は戦闘ダメージに限らない。あらゆるダメージで機能する。
ダメージの与えられる先によってその結果が異なる。
・感染持ちのオブジェクトがプレインズウォーカーにダメージを与える場合、感染は何もしない。
通常のダメージと同じように、その数の忠誠カウンターが取り除かれる。
・感染持ちのオブジェクトがプレイヤーにダメージを与える場合、通常、そのプレイヤーのライフは
変動しない。なぜならばダメージの結果として毒カウンターを得るからである。
・感染持ちのオブジェクトがプレイヤーにダメージを与え、プレイヤーのライフが変動しなくても、
プレイヤーは「その量のダメージを与えられて」いることに変わりはない。
例)《最後の罰/Final Punishment》
・感染持ちのオブジェクトがダメージを与える際、他の置換効果や軽減効果を考慮したあとで、
その結果として-1/-1カウンターを置いたり、毒カウンターを得たりする。
・ダメージが与えられる際に他の置換効果や軽減効果などによってダメージが与えられなくなった
場合、カウンターの類は一切置かれない。
萎縮/Wither と比べると、「直接的にプレイヤーのライフが減らない」という点が大きく異なります。
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*増殖/Proliferate
増殖/Proliferate (pro・lif・er・ate / ぷろりふぁれいと)は新たなキーワード処理です。
今までに同様のキーワード処理が無いために、正確なところはFAQ待ちとなりますが、
以下のようなことが予測されます。
・増殖自体は対象を取っていない。実際にどのパーマネント又はプレイヤーに置かれている
カウンターを増やすかは、実際に増殖を行う際に決定する。
・増殖を行う場合、被覆やプロテクションなどによって対象にとれないパーマネントや
プレイヤーでも、選ぶことができる。
・カウンターを取り除くことはできない。あくまで増やすのみである。
・カウンターが既になくなっているパーマネントを選ぶことはできない。
・追放領域にあってカウンターが置かれているカードは、パーマネントではないので選べない。
例)待機
・置かれているカウンターであれば、なんでも増やすことができる。本来そのカードが持たない
カウンターでも構わない。
・現在、プレイヤー(が得る)に置かれるカウンターは「毒カウンター」のみである。
テキストの表現により「毒カウンターを得る」「同じ数のカウンターを置く」と分かれてはいるが、
それらに区別はない。
毒カウンターを得ているプレイヤーは、同数の毒カウンターを置かれていることに等しい。
・紋章/Emblem はプレイヤーが得るカウンターではない。紋章は増殖により増やすことはできない。
・《倍増の季節/Doubling Season》をあなたがコントロールしている場合、
増殖によりあなたのパーマネントを選んでカウンターを増やすと、それは1個ではなく2個増える。
あなた自身はパーマネントではないので1個より多くのカウンターを増やすことはできない。
新しいキーワード処理なので、色々なことができそうですが……はてさて。
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そんなところで。
毎週金曜日に書いていましたが、FMQと重なると記事が長くなるので、
木曜日に分けて書く事にします。
・9月10日(金)
ホビステLOOP岡崎店 FNM
場所:ホビーステーション LOOP岡崎店 http://www.hbst.net/shop/okazaki/
受付時間:18:00~18:30
参加費:500円
形式:スタンダード構築戦
試合:スイス式3ラウンドのみ。
特記事項:
* デッキリストは不要です。
* 3連勝した方と、抽選で選ばれた参加者にFNMプロモカードをさしあげます。
* ほか、上位入賞者には若干数のパックを差し上げます。
* 予約などは受け付けておりません。直接お店にお越し下さい。
おいら主催では初となるFNMです。まったりできればいいなあ、くらいで。
・9月11日(土)
ホビステ杯#13
場所:ホビーステーション 名古屋店
受付時間:14:00~14:30
参加費:500円
形式:スタンダード構築戦
試合:スイス式4~6ラウンドのみ。
特記事項:
* デッキリストは不要です。
* 上位入賞者のみ、大会終了後にデッキリストを書いて頂きます。
* 予約などは受け付けておりません。直接お店にお越し下さい。
こちらはいつもどおりのスタンダード構築戦です。
既存のデッキを弄ぶもよし、電波なデッキを持ち込むもよし、です。
上記2つ、よろしくお願いいたします。
-----------------------------
これだけではなんなので、SoMのメカニズムについて少々。
と、その前に。
*2つの陣営
SoMのカードにはテキストボックスに2種類の透かし模様(watermark)が入っています。
一方の透かし(刻みの入った輪)はミラディン世界に元々から住んでいるMirran陣営を指します。
Mirran陣営に属するカードは、以下の能力を持っていることがあります。
・金属術(Metalcraft)
・刻印(Imprint)
もう一方の透かし(円を貫く線)は、ファイレクシア側の陣営を指します。
公式記事によると、SoMのカードのうち、20%はこの陣営に属します。
ファイレクシア陣営に属するカードは、以下の能力を持っていることがあります。
・感染(Infect)
・増殖(Proliferate)
SoMゲームデーでは、デッキ構築の際に、いずれかの陣営を選び、その陣営のカードを一定数
デッキにいれないといけません。また、選ばなかった陣営のカードはデッキに入れることはできません。
SoMの基本土地以外のカード全てがどちらかの陣営に属しているとは限りません。
(プレビューの《エルズペス・ティレル》を参照)
#と、いってもストーリー上、公開されているプレインズウォーカーが
#いずれかの陣営に属することはおそらく無いのですが。
#ファイレクシアに属するプレインズウォーカーって現在いましたっけ?
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*金属術/Metalcraft
金属術 - 甲殻の鍛冶工は、あなたが3つ以上のアーティファクトをコントロールしているかぎり+2/+2の修整を受ける。
金属術/Metalcraft は新たな能力語です。金属術それ自体に意味はなく、あなたが3つ以上の
アーティファクトをコントロールしているかぎり、あなたはその恩恵を受けることができます。
金属術の恩恵を受けるのに必要なアーティファクトの数は常に「3」です。
”金属術 - 3” といった表記ではありません。(MaRoのツイートより)
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*刻印/Imprint
刻印 - クローンの殻が戦場に出たとき、あなたのライブラリーの一番上から4枚のカードを見て、1枚を裏向きに追放し、その後をあなたのライブラリーの一番下に望む順番で置く。
刻印/Imprint は既にある能力語です。かつては刻印によって取り除かれたカードを
「刻印されたカード」と呼んでいましたが、現在は単にカードのもつ能力によって追放されたカード
を指します。これは関連している能力(Linked Ability)まわりのルールが整備されたことにより
刻印を独立したキーワード能力として扱う必要がなくなったからです。
刻印により追放されるカードは1枚とは限りません。何枚追放するかはカードに書かれています。
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*感染/Infect
感染 (このクリーチャーは、クリーチャーに-1/-1カウンターの形でダメージを与え、プレイヤーに毒カウンターの形でダメージを与える。)
SoMの新キーワード能力の一つが感染/Infect です。
早くから公式記事でも出てきたこともあって、萎縮/Witherの上位互換ではないかという意見や
毒カウンターの形とはどういう意味なのか、といった意見が掲示板でも話されました。
詳しいところはこれからのプレビューや、FAQ待ちということになりますが、
感染の注釈文と、現行CRでの萎縮を考えるに、以下のようなことが予測されます。
・感染は常在型能力である。「感染/Infect」を持った発生源からのダメージがクリーチャーに
与えられた場合、そのクリーチャーにダメージを負わせるのではなく、その数の-1/-1カウンター
をそのクリーチャーの上に置く。プレイヤーに与えられた場合、そのプレイヤーにダメージを
負わせるのではなく、その数の毒カウンターをそのプレイヤーは得る。
・効果がダメージを与えさせる前にそのパーマネントが戦場を離れた場合、感染を持っていたか
どうかを見るために最後の情報を見る。
・ダメージを与える感染持ちのオブジェクトがどの領域にあっても、感染ルールは機能する。
・同じオブジェクトに感染が複数あっても意味はない。
・感染は戦闘ダメージに限らない。あらゆるダメージで機能する。
ダメージの与えられる先によってその結果が異なる。
・感染持ちのオブジェクトがプレインズウォーカーにダメージを与える場合、感染は何もしない。
通常のダメージと同じように、その数の忠誠カウンターが取り除かれる。
・感染持ちのオブジェクトがプレイヤーにダメージを与える場合、通常、そのプレイヤーのライフは
変動しない。なぜならばダメージの結果として毒カウンターを得るからである。
・感染持ちのオブジェクトがプレイヤーにダメージを与え、プレイヤーのライフが変動しなくても、
プレイヤーは「その量のダメージを与えられて」いることに変わりはない。
例)《最後の罰/Final Punishment》
・感染持ちのオブジェクトがダメージを与える際、他の置換効果や軽減効果を考慮したあとで、
その結果として-1/-1カウンターを置いたり、毒カウンターを得たりする。
・ダメージが与えられる際に他の置換効果や軽減効果などによってダメージが与えられなくなった
場合、カウンターの類は一切置かれない。
萎縮/Wither と比べると、「直接的にプレイヤーのライフが減らない」という点が大きく異なります。
----
*増殖/Proliferate
増殖を行う。 (あなたはカウンターの置かれているパーマネントやプレイヤーを望む数だけ選び、その後それぞれに、その上にすでに置かれているカウンターのうち、1種類を1個置く。)
増殖/Proliferate (pro・lif・er・ate / ぷろりふぁれいと)は新たなキーワード処理です。
今までに同様のキーワード処理が無いために、正確なところはFAQ待ちとなりますが、
以下のようなことが予測されます。
・増殖自体は対象を取っていない。実際にどのパーマネント又はプレイヤーに置かれている
カウンターを増やすかは、実際に増殖を行う際に決定する。
・増殖を行う場合、被覆やプロテクションなどによって対象にとれないパーマネントや
プレイヤーでも、選ぶことができる。
・カウンターを取り除くことはできない。あくまで増やすのみである。
・カウンターが既になくなっているパーマネントを選ぶことはできない。
・追放領域にあってカウンターが置かれているカードは、パーマネントではないので選べない。
例)待機
・置かれているカウンターであれば、なんでも増やすことができる。本来そのカードが持たない
カウンターでも構わない。
・現在、プレイヤー(が得る)に置かれるカウンターは「毒カウンター」のみである。
テキストの表現により「毒カウンターを得る」「同じ数のカウンターを置く」と分かれてはいるが、
それらに区別はない。
毒カウンターを得ているプレイヤーは、同数の毒カウンターを置かれていることに等しい。
・紋章/Emblem はプレイヤーが得るカウンターではない。紋章は増殖により増やすことはできない。
・《倍増の季節/Doubling Season》をあなたがコントロールしている場合、
増殖によりあなたのパーマネントを選んでカウンターを増やすと、それは1個ではなく2個増える。
あなた自身はパーマネントではないので1個より多くのカウンターを増やすことはできない。
新しいキーワード処理なので、色々なことができそうですが……はてさて。
----
そんなところで。
コメント
コス「レントンのムカつく顔に似てる」
スロバッド「ハッ 力より友達のほうが大切さ(キリッ」
テゼ「えっ やめませんが」
ファイレクシア側のプレインズウォーカーはいないようです
放置されていたファイレクシア見つけてポータル(次元の門)作ってヨーグモスに与えた人って書くと結果的には諸悪の根源の一人って事に・・・
Amplifyと被ってしまいますし。
なんかひどそうな能力持ちでも背後に潜んでいると面白いのですが。
>増殖
修正しました。ご指摘感謝いたします。