Answer: Friday Magic Quiz. [10-22A]
2010年7月22日 FMQ コメント (4)#8月の予定を決めていると、土曜日が自動的に埋まる不思議。
#こちらで把握している愛知の草の根大会は以下のページにまとめておきます。
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# http://blog.mtg.ne.jp/cbanother/2010/07/2010-8.html
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#関係者の方とかで知っている情報とかあればコメントによろしく。
#URLもあるとなお良いのよ。
こうでもしないと次の自分の大会日程が決定できないもどかしさ。
とりあえずの予定として入れてはいますが、やや流動的。
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・M11対応オラクルテキスト辞書
需要があるかどうかはいまいち不明ですが、某方面では切望されていた、
M11対応のオラクルテキスト(EPWING形式辞書)ファイルを更新しました。
http://blog.mtg.ne.jp/cbanother/2010/07/m11-update.html
iPhone/iTouch, Xperia などで動く辞書アプリに転送して使用可能です。
使い勝手やエラー報告などがあれば教えていただけると助かります。
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それでは、先週の回答。
◯
ルールや文章に「カード」と記されていた場合、通常のマジックのカードを指すが、
次元カードや計略カードのような、より大きいサイズのマジックのカードもその中に含まれる。(CR108.2)
なので、問題の答えとしては◯になる。
2-1)不可能
2-2)(回答省略)
誘発した《凶運の彫像》の能力のコントローラーは、能力が誘発した時のそのオブジェクトの
コントローラーである。つまり、この能力はAがコントロールしている。
プレイヤーに与えられる非戦闘ダメージを、そのプレイヤーがコントロールするプレインズウォーカー
へ移し替えることができるのは、その非戦闘ダメージの発生源のコントローラーが対戦相手である場合のみである。
問題の場合、Aのコントロールする発生源がAにダメージを与えるので、Aのコントロールする
プレインズウォーカー(=《リリアナ・ヴェス》)にダメージを移し替えることはできない。
《野生の喚起》のテキストは以下のとおり。
公開された《火の玉》は、可能なら唱えなくてはいけない。
Qの行動はすべて適正な選択がなされているが、この選択では「唱える」ことが完了しないため、
ゲームは呪文を唱え始める前まで巻き戻される。(CR601.2)
追加コストを増やしてマナ能力を起動しない、というのは適正な行動ではあるが、
結局そのような選択肢は全て不正となり、ゲームは呪文を唱えはじめる前まで巻き戻される。
結局のところ、Qは「唱える」ことが完了できるような選択をすることになる。
……文字通り「可能なら」唱えなくてはいけない。
全ての選択肢を考慮しても、なおその呪文が唱えられない場合は、不可能な部分は無視される。
例えば、追加コストが必要な《投げ飛ばし/Fling》が公開され、そのプレイヤーが
クリーチャーを1つもコントロールしていなかった場合、それは唱えられないので手札領域に留まる。
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そんなところで。
#こちらで把握している愛知の草の根大会は以下のページにまとめておきます。
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# http://blog.mtg.ne.jp/cbanother/2010/07/2010-8.html
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#関係者の方とかで知っている情報とかあればコメントによろしく。
#URLもあるとなお良いのよ。
こうでもしないと次の自分の大会日程が決定できないもどかしさ。
とりあえずの予定として入れてはいますが、やや流動的。
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・M11対応オラクルテキスト辞書
需要があるかどうかはいまいち不明ですが、某方面では切望されていた、
M11対応のオラクルテキスト(EPWING形式辞書)ファイルを更新しました。
http://blog.mtg.ne.jp/cbanother/2010/07/m11-update.html
iPhone/iTouch, Xperia などで動く辞書アプリに転送して使用可能です。
使い勝手やエラー報告などがあれば教えていただけると助かります。
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それでは、先週の回答。
問1
かたならし○×。
「次元カードや計略カードも、ルール的には『カード』として通常のテキスト内で参照できる。」
○か×か?
◯
ルールや文章に「カード」と記されていた場合、通常のマジックのカードを指すが、
次元カードや計略カードのような、より大きいサイズのマジックのカードもその中に含まれる。(CR108.2)
なので、問題の答えとしては◯になる。
問2
プレイヤーAは忠誠カウンターが2個乗っている《リリアナ・ヴェス/Liliana Vess》をコントロールしている。
プレイヤーBは《凶運の彫像/Jinxed Idol》と《極楽鳥/Birds of Paradise》をコントロールしている。
プレイヤーBのターン中に、Bは《凶運の彫像》の能力を起動して、Aにそのコントロールを押しつけた。
次のAのターンのアップキープに、《凶運の彫像》の能力が誘発し、Aにダメージを与えるのだが、
2-1)Aのダメージを《リリアナ・ヴェス》に移し替えることは可能か?
2-2)もし可能ならば、それを移し替える選択権があるのはA、Bのいずれか?
2-1)不可能
2-2)(回答省略)
誘発した《凶運の彫像》の能力のコントローラーは、能力が誘発した時のそのオブジェクトの
コントローラーである。つまり、この能力はAがコントロールしている。
プレイヤーに与えられる非戦闘ダメージを、そのプレイヤーがコントロールするプレインズウォーカー
へ移し替えることができるのは、その非戦闘ダメージの発生源のコントローラーが対戦相手である場合のみである。
問題の場合、Aのコントロールする発生源がAにダメージを与えるので、Aのコントロールする
プレインズウォーカー(=《リリアナ・ヴェス》)にダメージを移し替えることはできない。
問3
PとQがゲームをしている。
PはPのターンに《野生の喚起/Wild Evocation》を出した。
次のQのターンになり、アップキープ・ステップに《野生の喚起》が誘発した。
その解決中、Qの手札から《火の玉/Fireball》が公開された。
マナ・コストを支払うことなく《火の玉》を唱えてしまうと、
Xは0しか選べないため、丸損になってしまう。
どうしても《火の玉》を唱えたくなかったQは、ある案を思いついた。
Q「《火の玉》の対象を、P本体とQ本体の2つに取ります。
対象は2つなので、追加コストとして{1}が要求されます。
この呪文の総コストは{1}ですが、マナ能力を起動するのは強制ではないため、
何も起動しません。結果としてこの呪文のコストは支払えませんので、
《火の玉》を唱えることはできません。《火の玉》をそのまま手札に残しますね。」
Qのもくろみはうまくいくだろうか?
《野生の喚起》のテキストは以下のとおり。
At the beginning of each player’s upkeep, that player reveals a card at random from his or her hand. If it’s a land card, the player puts it onto the battlefield. Otherwise, the player casts it without paying its mana cost if able.
公開された《火の玉》は、可能なら唱えなくてはいけない。
Qの行動はすべて適正な選択がなされているが、この選択では「唱える」ことが完了しないため、
ゲームは呪文を唱え始める前まで巻き戻される。(CR601.2)
追加コストを増やしてマナ能力を起動しない、というのは適正な行動ではあるが、
結局そのような選択肢は全て不正となり、ゲームは呪文を唱えはじめる前まで巻き戻される。
結局のところ、Qは「唱える」ことが完了できるような選択をすることになる。
……文字通り「可能なら」唱えなくてはいけない。
全ての選択肢を考慮しても、なおその呪文が唱えられない場合は、不可能な部分は無視される。
例えば、追加コストが必要な《投げ飛ばし/Fling》が公開され、そのプレイヤーが
クリーチャーを1つもコントロールしていなかった場合、それは唱えられないので手札領域に留まる。
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そんなところで。
コメント
>発生源が対戦相手である
プレイヤーはダメージを与えませんよw
これってダメージを与える能力がスタックに乗ってるときにコントロールを渡した場合、対戦相手が移し変えることができる、ってことでOKですよね?
3)どこまでをもって「全ての選択肢」なのか教えていただけるとありがたいです。
《力のうねり》が公開された場合とか
毎回本当に助かっています。
ありがとうございます。
修正しました。ご指摘感謝いたします。
>これってダメージを与える能力がスタックに乗ってるときにコントロールを渡した場合~
はい。
Aのコントロールする《凶運の彫像/Jinxed Idol》があり、その能力がスタックに
積まれた後、解決前にAが《凶運の彫像》の能力を起動してコントローラーをBに変えた場合、
能力のコントローラーはAですが、ダメージの発生源はBのコントロールする《凶運の彫像》
なので、BはAのコントロールするプレインズウォーカーへダメージを移し替える選択ができます。
>3)どこまでをもって「全ての選択肢」なのか教えていただけるとありがたいです。
表現通り「可能なら」です。
《力のうねり/Surge of Strength》ですと、追加コストとして赤か緑のカードを捨てるので、
手札にあるならば捨てて唱えなくてはいけません。
「手札に赤もしくは緑のカードが無くて支払えないので、唱えられない」という主張が
あるならば、ジャッジに確認してもらうのが一番でしょう。
いずれにせよ、唱えるために追加の行動(例えば、マナ能力の起動)は強制されませんが、
適正に唱えることを完了しないといけません。