#今週末はいよいよM11のプレリリースです。
#お近くの会場、ショップにてぜひご参加下さい。
#筆記用具やライフカウンターの類があるとなおよいでしょう。
#わからないことがあればお近くのスタッフまで。

M11のテキスト異状がもう一つ見つかっております。

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《不死の霊薬/Elixir of Immortality》
能力の解決時に、これとあなたの墓地を「あなたの」ライブラリーに加えて
切り直すとなっているが、これはコントローラーがオーナーと違う場合に混乱を招くので
「オーナーの」ライブラリーと訂正する。
(これによる処理自体は変わりません)

 
《不死の霊薬》
{1}
アーティファクト
{2},{Tap}:あなたは5点のライフを得る。不死の霊薬とあなたの墓地をオーナーの
ライブラリーに加えて切り直す。

Elixir of Immortality
{1}
Artifact
{2}, {T}: You gain 5 life. Shuffle Elixir of Immortality and your
graveyard into their owner’s library.

これは英語原文からの訂正になります。
機能的な影響はありません。

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というわけで今週の出題はM11から行います。
FAQを見返しつつプレリに行くも良し、プレリの会場で聞くも良し、です。
楽しい週末をM11と共にお過ごし下さい。

問1
かたならし○×。

「M11が発売された日(2010年7月16日)で、エクステンデッド形式の構築戦で使用できる
 エキスパンションの数は、16である。」

○か×か?

 
問2
プレリリース当日を待てずに、公式のスポイラーリストを見ながらカード同士の
組み合わせを考えて、次世代のスタンダードデッキを模索しているプレイヤーAとBが、
戦闘の解釈についてもめている。

Aが攻撃側プレイヤー、Bが防御側プレイヤーで、

Aは
 ・《酸のスライム》(2/2、接死)
 ・《ヤヴィマヤのワーム》(6/4、トランプル)

で攻撃をしている。
Bは《宮殿の護衛》(1/4、望む数のクリーチャーをブロックできる)と
《ロック鳥の卵》(0/3、防衛、戦場から墓地に置かれるとトークンが出る)に手をかけ、

B「2体とも《宮殿の護衛》でブロック。
 で、さらに《ロック鳥の卵》で《ヤヴィマヤのワーム》をブロックする。」

と宣言した。

さて、Aは最大何点の戦闘ダメージをB本体に割り振ることができるだろうか?

(おまけ)
Bが行うべき一番「良い」ブロック宣言はどのようなものだろうか?
ここで言う「良い」とは、
 ・B本体がくらうダメージがなるだけ少ない
 ・《ロック鳥の卵》が破壊されて3/3の鳥・トークンが出る
を満たすものとする。

 
問3 (仮の話)

既にM11の日本語版では、《聖句札の死者》に異状が発見されている、

(印刷されているテキスト)
《聖句札の死者》
クリーチャー ― ゾンビ
5/5
聖句札の死者が戦場に出たとき、あなたがコントロールするアーティファクト1つの上に聖句カウンターを1個置く。
聖句札の死者は破壊されない。
あなたが聖句カウンターが置かれているパーマネントをコントロールしていないとき、聖句札の死者を生け贄に捧げる。


1番目の能力は 英語版では "As Phylactery Lich enters the battlefield" となっていて
「聖句札の死者が戦場に出たとき~」という誘発型能力ではなく、
場に出るに際し~という表現が使われるのが正しい。これは置換効果をもつ常在型能力である。

ところが、あるプレイヤーNは、この日本語の文面を見て

N「いや、文章がこのままでも、あなたのコントロールするアーティファクトが1個でもあれば、
 《聖句札の死者》が戦場に出た後、即座に《聖句札の死者》が生け贄に捧げられることは無いよ。」

と言いだした。

Nの言うことは正しいか? 正しいならばその理由は?

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いつものように、回答は来週にでも。


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