#Vintageでも《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》は強かった。
#デッキに入れてみたところ、3枚は無理でも2枚は入れたいです。
それでは、先週の回答。
×
分割カードを選びたい場合、その両方の半分のカード名を指定しなければならない。(CR201.3)
とあるので、例えば《翻弄する魔道士/Meddling Mage》で《氷/Ice》のみを宣言することはできない。
4点ではなく、+1/+1カウンターが2個乗っていて5点。
《怒り狂う山峡/Raging Ravine》の起動型能力で、自身がクリーチャーになると、
「このクリーチャーが攻撃するたび、それの上に+1/+1カウンターを1個置く。」
という能力を得る。
同一ターンに2回起動した場合、このクリーチャーは、上記の能力を2つ持つので、
攻撃すると結果として+1/+1カウンターが2個乗る。
つまり、このままだとAには5点のダメージが与えられる。
60点
《超起源/Hypergenesis》によって、Pは手札全てを戦場に出すことができる。
出す順番で考慮すべきなのは《騙り者、逆嶋/Sakashima the Impostor》で、
《騙り者、逆嶋》を戦場に出す前に、コピーすべき元のクリーチャーを出しておく必要がある。
また、「戦場に出たとき~」という誘発型能力は、《超起源》の解決後に積む順番を選べる。
与えるダメージが最大となるには、自分の《集団恐慌/Mass Hysteria》を除いた、
クリーチャーでないパーマネントを全て《テラストドン/Terastodon》の誘発型能力によって
破壊し、3/3の象・トークンにしてしまえばよい。この場合に、《忘却の輪/Oblivion Ring》も
「破壊してトークンにしてしまう」パーマネントに数えられる。
クリーチャーでないパーマネントは計6つなので、《テラストドン》の能力は2回分誘発させる必要がある。
このため、
1)《忘却の輪》で《テラストドン》を追放した後、《忘却の輪》を破壊する。
2)《騙り者、逆嶋》で《テラストドン》をコピー先に選ぶ。
という方法のどちらかを取ることになる。
場合分けで詰めていくと、《騙り者、逆嶋》は《テラストドン》のコピーとなり、
《忘却の輪》は《ボガーダンのヘルカイト/Bogardan Hellkite》の誘発型能力を使い回すように
すると、ダメージが最大となる。
注意すべき点は
*《騙り者、逆嶋》は《テラストドン》よりも後に出す。
*誘発型能力をスタックに乗せる際に、《忘却の輪》で取り除く能力を
2つの《テラストドン》の誘発型能力よりも先に解決するように乗せる。
である。
具体的な手順を1つ示す。
・《忘却の輪》を出す。
・《テラストドン》を出す。
・《騙り者、逆嶋》を出して、《テラストドン》のコピーとなることを選ぶ。
・《ボガーダンのヘルカイト》を出す。
↓
誘発型能力をスタックに乗せる。
1)《ボガーダンのヘルカイト》→(5点全部Q本体へ)
2)《騙り者、逆嶋》(コピー《テラストドン》)→(土地3枚)
3)《テラストドン》→(《忘却の輪》と、残りの土地2枚)
4)《忘却の輪》→《ボガーダンのヘルカイト》
以下、スタックの一番上から順番に解決する。(乗せた順番とは逆順になることに注意)
最後に《暴力的な突発/Violent Outburst》による+1/+0修整を受け、全クリーチャーが殴る。
6/5《ボガーダンのヘルカイト》、
10/9《テラストドン》
10/9《騙り者、逆嶋》
6体の 4/3 象・トークン
結果として、
5x2(ヘルカイト誘発2回分)+6+10+10+4x6=60点
となる。
そんなところで。
-----------------------------------
以下こぼれ話。
前回のホビステ杯EXで、
《テラストドン》をコピーした《騙り者、逆嶋》 = 「さかしまどん」
《ボガーダンのヘルカイト》コピーした《騙り者、逆嶋》 = 「ボガーダンの逆嶋」
という感じであだ名をつけていたら、みょんなツボに入った。
「大逆嶋」
「絶望の逆嶋」
「逆嶋三人衆」
「タル逆嶋(?)」など。
#「じゃあ、さかしまどんでその土地3枚を壊します」とか言うと混乱するのでやめて下さい。
#デッキに入れてみたところ、3枚は無理でも2枚は入れたいです。
それでは、先週の回答。
問1
かたならし○×。
「『カード名を一つ指定する』場合において、分割カードを指定したい場合、
どちらか一方の側の名前のみを指定できる。」
○か×か?
×
分割カードを選びたい場合、その両方の半分のカード名を指定しなければならない。(CR201.3)
とあるので、例えば《翻弄する魔道士/Meddling Mage》で《氷/Ice》のみを宣言することはできない。
問2
プレイヤーBが《怒り狂う山峡/Raging Ravine》を触りつつ、Aのライフを聞いた。
A「5だよ。」
B「そうか、なら、《怒り狂う山峡》のクリーチャー化能力を2回起動して、
それから攻撃したい。」
A「え? まあ、ブロックするクリーチャーもいないし、4点くらう、でいいよね。」
Aの主張は正しいか?
4点ではなく、+1/+1カウンターが2個乗っていて5点。
《怒り狂う山峡/Raging Ravine》の起動型能力で、自身がクリーチャーになると、
「このクリーチャーが攻撃するたび、それの上に+1/+1カウンターを1個置く。」
という能力を得る。
同一ターンに2回起動した場合、このクリーチャーは、上記の能力を2つ持つので、
攻撃すると結果として+1/+1カウンターが2個乗る。
つまり、このままだとAには5点のダメージが与えられる。
問3
PとQが対戦をしている。
Qはバーン・デッキでPをダメージにより倒そうとしたが、すでに手札は無く、
戦場には《山/Mountain》が5枚あるのみである。
現在はPのターンの戦闘前メイン・フェイズである。
Pは《反射池/Reflecting Pool》と2枚の《森/Forest》からマナを支払い、
《暴力的な突発/Violent Outburst》を唱えて、続唱能力により
《超起源/Hypergenesis》を唱えた。
現在は《超起源/Hypergenesis》の解決中である。
-------------------------------
Q(NAP)
手札:なし
コントロールしているパーマネント:
5《山/Mountain》tapped
-------------------------------
P(AP)
手札:
《忘却の輪/Oblivion Ring》
《ボガーダンのヘルカイト/Bogardan Hellkite》
《騙り者、逆嶋/Sakashima the Impostor》
《テラストドン/Terastodon》
コントロールしているパーマネント:
1《反射池/Reflecting Pool》tapped
2《宝石鉱山/Gemstone Mine》(採掘カウンター3個)
2《森/Forest》tapped
1《集団恐慌/Mass Hysteria》
-------------------------------
さて、Pはこのターンで、Qに最大何点のダメージを与えることができるだろうか?
なお、上記以外のカードや効果は無視してよい。
60点
《超起源/Hypergenesis》によって、Pは手札全てを戦場に出すことができる。
出す順番で考慮すべきなのは《騙り者、逆嶋/Sakashima the Impostor》で、
《騙り者、逆嶋》を戦場に出す前に、コピーすべき元のクリーチャーを出しておく必要がある。
また、「戦場に出たとき~」という誘発型能力は、《超起源》の解決後に積む順番を選べる。
与えるダメージが最大となるには、自分の《集団恐慌/Mass Hysteria》を除いた、
クリーチャーでないパーマネントを全て《テラストドン/Terastodon》の誘発型能力によって
破壊し、3/3の象・トークンにしてしまえばよい。この場合に、《忘却の輪/Oblivion Ring》も
「破壊してトークンにしてしまう」パーマネントに数えられる。
クリーチャーでないパーマネントは計6つなので、《テラストドン》の能力は2回分誘発させる必要がある。
このため、
1)《忘却の輪》で《テラストドン》を追放した後、《忘却の輪》を破壊する。
2)《騙り者、逆嶋》で《テラストドン》をコピー先に選ぶ。
という方法のどちらかを取ることになる。
場合分けで詰めていくと、《騙り者、逆嶋》は《テラストドン》のコピーとなり、
《忘却の輪》は《ボガーダンのヘルカイト/Bogardan Hellkite》の誘発型能力を使い回すように
すると、ダメージが最大となる。
注意すべき点は
*《騙り者、逆嶋》は《テラストドン》よりも後に出す。
*誘発型能力をスタックに乗せる際に、《忘却の輪》で取り除く能力を
2つの《テラストドン》の誘発型能力よりも先に解決するように乗せる。
である。
具体的な手順を1つ示す。
・《忘却の輪》を出す。
・《テラストドン》を出す。
・《騙り者、逆嶋》を出して、《テラストドン》のコピーとなることを選ぶ。
・《ボガーダンのヘルカイト》を出す。
↓
誘発型能力をスタックに乗せる。
1)《ボガーダンのヘルカイト》→(5点全部Q本体へ)
2)《騙り者、逆嶋》(コピー《テラストドン》)→(土地3枚)
3)《テラストドン》→(《忘却の輪》と、残りの土地2枚)
4)《忘却の輪》→《ボガーダンのヘルカイト》
以下、スタックの一番上から順番に解決する。(乗せた順番とは逆順になることに注意)
最後に《暴力的な突発/Violent Outburst》による+1/+0修整を受け、全クリーチャーが殴る。
6/5《ボガーダンのヘルカイト》、
10/9《テラストドン》
10/9《騙り者、逆嶋》
6体の 4/3 象・トークン
結果として、
5x2(ヘルカイト誘発2回分)+6+10+10+4x6=60点
となる。
そんなところで。
-----------------------------------
以下こぼれ話。
前回のホビステ杯EXで、
《テラストドン》をコピーした《騙り者、逆嶋》 = 「さかしまどん」
《ボガーダンのヘルカイト》コピーした《騙り者、逆嶋》 = 「ボガーダンの逆嶋」
という感じであだ名をつけていたら、みょんなツボに入った。
「大逆嶋」
「絶望の逆嶋」
「逆嶋三人衆」
「タル逆嶋(?)」など。
#「じゃあ、さかしまどんでその土地3枚を壊します」とか言うと混乱するのでやめて下さい。
コメント