Worldwake FAQ
2010年1月28日 Ruling コメント (8)ワールドウェイクのFAQが発表されています。
http://www.wizards.com/Magic/TCG/Article.aspx?x=magic/rules/faqs
いつものように、ざっくり紹介。
以下はFAQ全文の転載ではありません。全文は上記リンクからたどって下さい。
既存CRより自明である項目や、文章から簡単にわかる解説文は省略しています。
また、おいら的注釈を新たに加えている場合もあります。
ワールドウェイクの公式発売日:2010年2月5日
セットレアリティー内訳:コモン60、アンコモン40、レア35、神話レア10 の計145種。
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一般注釈
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** 変種キーワード能力:多重キッカー(Multikicker) **
多重キッカーは、今まで出てきたキッカーの変種である。その呪文を唱えるに際し、
何回でも支払うことのできる追加コストを意味している。
*多重キッカーを持つ呪文を唱える場合、あなたは何回多重キッカー・コストを支払うかを宣言する。 キッカーするかしないか自由に選ぶことができる。
*なんであれ、キッカー・コストを支払って唱えられた呪文は「キッカーされて」いる。
何回キッカーされているかをチェックする場合、その呪文のキッカー・コストが何回支払われた
かを問うことになる。
*あるパーマネントが持つ、「それ自体が何回キッカーされている」かをチェックする
「戦場に出たとき」の誘発型能力が対象をとる場合、その対象は(パーマネントが唱えられたとき
ではなく)そのパーマネントが戦場に出て能力が誘発するまで選ばれない。
*キッカーされている呪文がコピーされた場合、そのコピーは同じ回数だけキッカーされている。
*《菌獣の横行/Saproling Infestation》は呪文が1回キッカーされるたびに誘発する。
呪文が複数回キッカーされている場合、複数回誘発する。
#《ラッカボルバー/Rakavolver》などで両方のキッカー・コストを払うと、その呪文は
#2回キッカーされている。あれ? INV当時はどうだったっけ?
** テーマ:クリーチャー化する土地 **
ワールドウェイクには、土地をクリーチャーにする手段がいくつかある。
*クリーチャーになった土地はいわゆる「召喚酔い」の影響を受ける。
それが一番近いあなたのターンの開始時からあなたのコントロール下にあり続けているので
ないかぎり、それでは攻撃できず、{T}能力を使えない(マナ能力を含む)。
召喚酔いは、そのパーマネントがいつからあなたのコントロール下にあったかのみをチェックする。
*そのターンに出した土地がクリーチャー化したとしても、それは召還酔いの影響を受ける。
*土地をクリーチャー化する能力は、ほとんどの場合に以下の様に分類される。
・(第4種)クリーチャーになり、指示されたサブタイプを持つ。(ウーズ、エレメンタル、etc)
・(第5種)指示された色になる
・(第6種)指示された能力を持つ
・(第7b種)指示されたP/Tになる。
例えば、「エンチャントされている土地は、飛行を持つ青の2/2のエレメンタル・クリーチャー
である。それは土地でもある。」という文章ならば、4種+5種+6種+7b種である。
全てはその種類別とタイムスタンプにより決定される。
*"ゼンディコン"サイクルは、エンチャントされた土地をクリーチャーにするが、
その土地が墓地に置かれた場合に、その土地を手札に戻す誘発型能力を持つ。
これは"ゼンディコン"を手札に戻す能力ではない。
*2枚の"ゼンディコン"が同じ土地にエンチャントされている場合、
その土地にあとからつけられた方が、その土地の色、P/Tを決定する。
その土地は、両方の"ゼンディコン"が与えるすべてのクリーチャー・タイプと能力を持つ。
*2枚の"ゼンディコン"が同じ土地にエンチャントされている場合、
その土地にあとからつけられた方が、その土地のサブタイプ、色、P/Tを決定する。
その土地は、両方の"ゼンディコン"が与えるすべての能力を持つ。
!(FAQの記載ミスかと思われます。FAQにあるテキストを見る限り、このサブタイプの変更は
!追加の形ではなく、上書きの形でなされるので、2枚のゼンディコンがついた土地は、
!後からつけられた方のクリーチャー・タイプのみを持つはずです。
!何か他の解釈がある場合は、ご連絡下さい。)
(追記:"still a land" という表現で、土地由来のサブタイプのみが残るという勘違いを
していました。FAQの表現で正しいです。指摘くださった方に感謝します。)
** 再収録能力語: 上陸(Landfall)**
上陸はゼンディカーで登場した能力語である。
ワールドウェイクには上陸をもつインスタントが存在する。
*上陸をもつインスタントは、その呪文が解決される段階で、このターンにあなたのコントロール下
で土地が出ていたかどうかをチェックする。呪文を唱えた時点ではない。
---
その他のメカニズム(同盟者、罠、探索、血に飢えた吸血鬼等)はゼンディカーのFAQを参照すること。
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カード別注釈
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*《歩く大地図》のタイプ行には「アーティファクト」の表記が欠落している。
この欠落は訂正される。これはアーティファクト・クリーチャーである。
*《怒り狂う山峡》の最後の能力を起動するたび、それは「このクリーチャーが攻撃するたび、
それの上に+1/+1カウンターを1個置く。」という誘発型能力を1つ得る。
例えば、あなたが《怒り狂う山峡》の最後の能力を2回起動して攻撃した場合、
その誘発型能力は両方誘発する。それは合計で2個の+1/+1カウンターを得る。
*このコスト軽減は強制である。(他の罠シリーズとは挙動が異なる)
*構築物・トークンは、『あなたの』終了ステップの開始時まで追放されない。
相手のターンにこれを唱えた場合、次のあなたのターンにはまだこのトークンは残っている。
当然召還酔いも無いので、あなたはこれで攻撃することができる。
*誰の攻撃クリーチャーであるかは問わない。あなたの攻撃クリーチャーを数えてもかまわない。
ただし、当然のことながら、そのトークンは『あなたの』終了ステップの開始時に追放される。
*選択肢がたくさんあるが、カウンターを置けるのは
・ライブラリーの一番上を見る ことを選んだ
・一番上のカードがクリーチャー・カードで、そのカードを 公開した
ことを選んだ場合である。
*一番上を見ることをしなくてもよいし、一番上がクリーチャー・カードであったとしても、
それを公開しなくてもよい。ただし、いずれの場合にも条件を満たしていないので
カウンターは乗らない。
*2番目の能力は各プレイヤーで誘発する。あなたのターンだけではない。
* "エルドラージ"はクリーチャー・タイプである。これはワールドウェイク発売時点で、
どのクリーチャーにも印刷されていない。
* 現時点で、《霧衣の究極体》と多相を持つクリーチャーのみがエルドラージである。
それが、おそらくは《マイコシンスの格子》のおかげで無色になった場合、
《ウギンの目》によりそれを唱えるためのコストは{2}少なくなる。
* 《ウギンの目》の2つ目の能力で、あなたはライブラリーからあらゆる無色のクリーチャーを
探すことができる。これには、色マナ・シンボルを持たないアーティファクト・クリーチャー
カードや、《マイコシンスの格子》のおかげで無色になったクリーチャー・カードが含まれる。
#FAQでカードのサブタイプが宣言されるのは初めてじゃないでしょうか。
#せめてどっかでトークンとして定義されていれば。
#この文章だけでは"エルドラージ" はどのタイプを指すのか完全に不明のままです。
*《応報の罠》を{B}{B}で唱えた場合でも、あなたはいずれかの攻撃クリーチャー1体を対象とする。
対象とするのは白の攻撃クリーチャーに限らない。
* あなたが戦場に出したトークンは、元のクリーチャーに印刷されているその物をコピーし、他はコピーしない。
例えば、《応報の罠》の対象をクリーチャー化した《天界の列柱》にした場合、あなたが戦場に
出すトークンは、単なる土地の《天界の列柱》である。
(このため、《応報の罠》は"クリーチャー・トークン"ではなく単なる"トークン"を出すように
訂正される。)
*あなたがコントロールするプレインズウォーカーを攻撃した場合でも、この能力は誘発する。
*《崖の暴君、カズール》の能力は、攻撃しているクリーチャー1体につき1回誘発する。
戦闘全体で1回ではない。攻撃プレイヤーは、それらの能力が1回解決される毎に、
{3}を支払うかオーガ・トークンを出させるかを選ぶ。
*能力の解決の際、攻撃プレイヤーに{3}を支払うかの選択を明示的に求めないまま、オーガ・
トークンを出すことはできない。これは、攻撃プレイヤーがこの能力を忘れている場合を含む。
* いずれかの攻撃クリーチャーが「このクリーチャーが攻撃するたび、~」の能力を持っている
場合、その能力が先にスタックに置かれ、その後に《崖の暴君、カズール》の能力がスタックに
置かれる。《崖の暴君、カズール》の能力が先に解決され、実質的にオーガ・トークンが作られる
として、この時点で他の能力は対象を選んでしまっているので、それはこの新しいオーガ・
トークンを選ぶことはできない。
*2番目の能力はいわゆる"if節のルール"に従う。
つまり、そのプレイヤーの手札にカードが1枚以上あるか、《虚石の探索》の上の蓄積カウンター
が2個未満である場合、この能力はそもそも誘発しない。解決時にもこの条件はチェックされる。
チェックされた時点で条件を満たさない場合、この能力は何もしない。
*《屈折の罠》は、それがダメージを与えるクリーチャーやプレイヤーのみを対象とする。
あなたは《屈折の罠》を唱える際にその対象を選ぶ。ダメージを軽減する時点ではない。
*《屈折の罠》は、それが軽減するダメージの発生源を対象にしていない。
発生源は、《屈折の罠》の解決時に選ぶ。
*《屈折の罠》の対象となったクリーチャーやプレイヤーが解決時点で不適切な対象となっていた
場合、呪文全体が打ち消される。ダメージは軽減されない。
*《屈折の罠》は、あなたに与えられるダメージや、あなたがコントロールする望む数のクリーチャー
へのダメージや、あなたがコントロールする望む数のプレインズウォーカーへのダメージを軽減できる。
*選ばれた発生源からダメージが与えられる際、同時にあなたがコントロールする複数のパーマネント
や、あなたとあなたがコントロールするパーマネントのうち少なくとも1つにダメージが与えら
れる場合、あなたはそのダメージのうちどの部分を軽減するかを選ぶ。
例)選んだ発生源が《地震》である場合、次にあなたに与えられるダメージを2点軽減し、
次にあなたがコントロールするクリーチャー1体に与えられるダメージを1点軽減することが
選べる。実際にそのダメージが与えられるまで、発生源からのダメージのどの部分を軽減するかは
決めなくてよい。
* 《屈折の罠》の効果は移し変え効果ではない。
それはダメージを軽減した場合、(選んだ発生源でなく)《屈折の罠》が対象となったクリーチャー
やプレイヤーに、その軽減効果の一部としてダメージを与える。
新しいダメージの発生源は《屈折の罠》である。新しいダメージは戦闘ダメージではない。
新しいダメージの発生源をコントロールしているのはあなたであるため、
対戦相手を《屈折の罠》で対象にした場合、あなたは《屈折の罠》のダメージを、
その対戦相手がコントロールするプレインズウォーカーに与えることができる。
*選ばれた発生源がダメージを与える場合、《屈折の罠》はそのダメージのうち3点を軽減し、
同時に発生源は(あるなら)余ったダメージを与える。その直後、軽減効果の一部として、
《屈折の罠》は自身によるダメージを与える。これは状況起因処理がチェックされるよりも前に
起こり、そのダメージを与えた呪文や能力の解決の残りの部分が続行されるよりも前に起こる。
* 対象となったクリーチャーやプレイヤーが適正であるかどうかは、《屈折の罠》の解決後は
チェックされない。
例)《屈折の罠》の罠が対象としたクリーチャーが、《屈折の罠》の解決後でダメージが
軽減されるよりも前に被覆を得た場合、《屈折の罠》はそれでもダメージを軽減し、
そのクリーチャーにダメージを与える。《屈折の罠》が対象となったクリーチャーやプレイヤー
にダメージを与えられない場合、それでもダメージは軽減される。単に《屈折の罠》のダメージが
与えられないだけである。
#《危害のあり方/Harm’s Way》の悪夢再び? 挙動は全く違うので注意すること。
#この呪文は対象を取り、その対象へ《屈折の罠》がダメージを与える。
#その点数は《屈折の罠》により軽減された点数と同じだけである。
*この能力は特性定義能力ではない。例えば墓地にある《死の影》のP/Tは13/13である。
*あなたのライフが0点以下で、何らかの効果によりあなたがゲームに敗北しない場合、
《死の影》の能力により、そのパワーとタフネスが増える。
例えば、あなたのライフが-2点である場合、《死の影》は+2/+2の修整を受ける。
*双頭巨人戦ではあなたのライフの値は、共有ライフの半分切り上げである。
*この呪文は対象を2つ取る。どちらが不適正になったかによって挙動が少し異なる。
*《死の報い》は、クリーチャー・カードが墓地にあったときのパワーに等しい点数のダメージを与える。
*2番目の能力は、条件を満たしているならば、どの基本でない土地も対象にできる。自分も含めて。
(多人数戦などでは……)
*何回キッカーされたかにかかわらず、対象になった呪文のコントローラーが支払うマナは{2}である。
*この呪文の対象は2つ(プレイヤーと、そのプレイヤーがコントロールするクリーチャー)である。
* あなたがコントロールする吸血鬼をタップするかどうかは、この呪文の解決時に選ぶ。
唱えた時ではない。
* 《食餌の衝動》であなたがコントロールするタフネス3の吸血鬼を対象にした場合、
それのタフネスは-3/-3効果により0になる。しかし、状況起因処理は呪文の解決が
終了するまでチェックされない。あなたはその吸血鬼をタップし、+1/+1カウンターを
1個置いて、タフネスを1に上げることができる。それは戦場に残る。
* 《食餌の衝動》の対象となったクリーチャーが解決時点で不適切な対象となっていた場合、
呪文全体が打ち消される。あなたは吸血鬼をタップできない。
《白金の天使/Platinum Angel》参照。
* 《彗星の嵐》で選ぶ対象の数は、キッカーされた回数に1を足した数である。
まず、あなたはこの呪文を何回キッカーするかを宣言し(これはXの値を決めるのと同時)、
その後、それにしたがって対象を選び、その後にコストを支払う。
* 選ぶ各対象は異なっている必要がある。
* 例えば、あなたが《彗星の嵐》で3つの異なる対象に4点ずつのダメージを与えたい場合、
Xは4になり、あなたはこの呪文を2回キッカーする。支払うマナ・コストは{4}{R}{R}になり、
それにキッカー・コスト{1}と、さらにキッカー・コスト{1}がプラスされ、支払うべきコストは{6}{R}{R}になる。
*あなたが複数の《精力の護符》をコントロールしている場合、それぞれの《精力の護符》の
誘発型能力が誘発する。1つ目の能力により、そのパーマネントはアンタップされる。
次の能力の解決前に何らかの理由でそのパーマネントがタップされた場合、
次の能力によりそれはアンタップされる(以降も同様)。
*《精力の護符》の能力が誘発するには、パーマネントは「[そのパーマネント]をタップ状態で
場に出す。」や「[そのパーマネント]はタップ状態で場に出る。」等の効果により、
タップされた状態で場に出る必要がある。
アンタップ状態で場に出た場合、その直後にそれをタップしたとしても、この能力は誘発しない。
*あなたのライブラリーのカードがすべて土地である場合、あなたはそれらをすべて公開し、
すべてを手札に加える。
*ダメージを与えるためには、破壊したアーティファクトが墓地に置かれる必要がある。
他の置換効果などで戦場に残り続けたり、墓地でない領域に行ったりした場合、
ダメージは与えられない。
《彗星の嵐》と同様。
(日本語版FAQにはコストが{3}{W}{W}となっているが、原文では{3}{W}{W}{W}である。)
*《忠告の天使》の上陸能力と最後の能力は関連している。(= Linked Ability)
最後の能力は、上陸能力により追放されたカードのみを参照する。
*対象になった土地は、誰がオーナーであるかに関係なく、あなたのコントロール下で戻る。
*このコントロール変更効果は期限がない。
*プレイヤーとして誰を選んでもよい。あなた自身を選ぶことも可能である。
《反逆の印/Mark of Mutiny》などでコントロールを一時的に奪っているクリーチャーに
対して使うと、あなたはそのコントロールをずって得ることができる。
*緑マナ以外のマナは通常通りにフェイズやステップの終了時点で取り除かれる。
*使用する場合は緑マナの数を記録しておくこと。
*能力を得るのはクリーチャーであるが、ダメージを与えるのは《刃のブーメラン》である。
*ダメージの点数が決定されるのは、対象となった土地が破壊された後である。
(通常何もなければ、この呪文は少なくとも1ダメージを与える)
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そんなところで。
http://www.wizards.com/Magic/TCG/Article.aspx?x=magic/rules/faqs
いつものように、ざっくり紹介。
以下はFAQ全文の転載ではありません。全文は上記リンクからたどって下さい。
既存CRより自明である項目や、文章から簡単にわかる解説文は省略しています。
また、おいら的注釈を新たに加えている場合もあります。
ワールドウェイクの公式発売日:2010年2月5日
セットレアリティー内訳:コモン60、アンコモン40、レア35、神話レア10 の計145種。
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一般注釈
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** 変種キーワード能力:多重キッカー(Multikicker) **
多重キッカーは、今まで出てきたキッカーの変種である。その呪文を唱えるに際し、
何回でも支払うことのできる追加コストを意味している。
*多重キッカーを持つ呪文を唱える場合、あなたは何回多重キッカー・コストを支払うかを宣言する。 キッカーするかしないか自由に選ぶことができる。
*なんであれ、キッカー・コストを支払って唱えられた呪文は「キッカーされて」いる。
何回キッカーされているかをチェックする場合、その呪文のキッカー・コストが何回支払われた
かを問うことになる。
*あるパーマネントが持つ、「それ自体が何回キッカーされている」かをチェックする
「戦場に出たとき」の誘発型能力が対象をとる場合、その対象は(パーマネントが唱えられたとき
ではなく)そのパーマネントが戦場に出て能力が誘発するまで選ばれない。
*キッカーされている呪文がコピーされた場合、そのコピーは同じ回数だけキッカーされている。
*《菌獣の横行/Saproling Infestation》は呪文が1回キッカーされるたびに誘発する。
呪文が複数回キッカーされている場合、複数回誘発する。
#《ラッカボルバー/Rakavolver》などで両方のキッカー・コストを払うと、その呪文は
#2回キッカーされている。あれ? INV当時はどうだったっけ?
** テーマ:クリーチャー化する土地 **
ワールドウェイクには、土地をクリーチャーにする手段がいくつかある。
*クリーチャーになった土地はいわゆる「召喚酔い」の影響を受ける。
それが一番近いあなたのターンの開始時からあなたのコントロール下にあり続けているので
ないかぎり、それでは攻撃できず、{T}能力を使えない(マナ能力を含む)。
召喚酔いは、そのパーマネントがいつからあなたのコントロール下にあったかのみをチェックする。
*そのターンに出した土地がクリーチャー化したとしても、それは召還酔いの影響を受ける。
*土地をクリーチャー化する能力は、ほとんどの場合に以下の様に分類される。
・(第4種)クリーチャーになり、指示されたサブタイプを持つ。(ウーズ、エレメンタル、etc)
・(第5種)指示された色になる
・(第6種)指示された能力を持つ
・(第7b種)指示されたP/Tになる。
例えば、「エンチャントされている土地は、飛行を持つ青の2/2のエレメンタル・クリーチャー
である。それは土地でもある。」という文章ならば、4種+5種+6種+7b種である。
全てはその種類別とタイムスタンプにより決定される。
*"ゼンディコン"サイクルは、エンチャントされた土地をクリーチャーにするが、
その土地が墓地に置かれた場合に、その土地を手札に戻す誘発型能力を持つ。
これは"ゼンディコン"を手札に戻す能力ではない。
*2枚の"ゼンディコン"が同じ土地にエンチャントされている場合、
その土地にあとからつけられた方が、その土地の色、P/Tを決定する。
その土地は、両方の"ゼンディコン"が与えるすべてのクリーチャー・タイプと能力を持つ。
その土地にあとからつけられた方が、その土地のサブタイプ、色、P/Tを決定する。
その土地は、両方の"ゼンディコン"が与えるすべての能力を持つ。
!(FAQの記載ミスかと思われます。FAQにあるテキストを見る限り、このサブタイプの変更は
!追加の形ではなく、上書きの形でなされるので、2枚のゼンディコンがついた土地は、
!後からつけられた方のクリーチャー・タイプのみを持つはずです。
!何か他の解釈がある場合は、ご連絡下さい。)
(追記:"still a land" という表現で、土地由来のサブタイプのみが残るという勘違いを
していました。FAQの表現で正しいです。指摘くださった方に感謝します。)
** 再収録能力語: 上陸(Landfall)**
上陸はゼンディカーで登場した能力語である。
ワールドウェイクには上陸をもつインスタントが存在する。
*上陸をもつインスタントは、その呪文が解決される段階で、このターンにあなたのコントロール下
で土地が出ていたかどうかをチェックする。呪文を唱えた時点ではない。
---
その他のメカニズム(同盟者、罠、探索、血に飢えた吸血鬼等)はゼンディカーのFAQを参照すること。
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カード別注釈
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《歩く大地図》
{2}
アーティファクト・クリーチャー ― 構築物
1/1
{T}:あなたは、あなたの手札にある土地カードを1枚戦場に出してもよい。
*《歩く大地図》のタイプ行には「アーティファクト」の表記が欠落している。
この欠落は訂正される。これはアーティファクト・クリーチャーである。
《怒り狂う山峡》
土地
怒り狂う山峡はタップ状態で戦場に出る。
{T}:あなたのマナ・プールに{R}か{G}を加える。
{2}{R}{G}:ターン終了時まで、怒り狂う山峡は「このクリーチャーが攻撃するたび、それの上に+1/+1カウンターを1個置く。」を持つ赤であり緑である3/3のエレメンタル・クリーチャーになる。それは土地でもある。
*《怒り狂う山峡》の最後の能力を起動するたび、それは「このクリーチャーが攻撃するたび、
それの上に+1/+1カウンターを1個置く。」という誘発型能力を1つ得る。
例えば、あなたが《怒り狂う山峡》の最後の能力を2回起動して攻撃した場合、
その誘発型能力は両方誘発する。それは合計で2個の+1/+1カウンターを得る。
《石の偶像の罠》
{5}{R}
インスタント ― 罠
石の偶像の罠は、それを唱えるためのコストが攻撃クリーチャー1体につき{1}少なくなる。
トランプルを持つ無色の6/12の構築物・アーティファクト・クリーチャー・トークンを1体戦場に出す。次のあなたの終了ステップの開始時に、それを追放する。
*このコスト軽減は強制である。(他の罠シリーズとは挙動が異なる)
*構築物・トークンは、『あなたの』終了ステップの開始時まで追放されない。
相手のターンにこれを唱えた場合、次のあなたのターンにはまだこのトークンは残っている。
当然召還酔いも無いので、あなたはこれで攻撃することができる。
*誰の攻撃クリーチャーであるかは問わない。あなたの攻撃クリーチャーを数えてもかまわない。
ただし、当然のことながら、そのトークンは『あなたの』終了ステップの開始時に追放される。
《ウーラの寺院の探索》
{U}
エンチャント
あなたのアップキープの開始時に、あなたはあなたのライブラリーの一番上のカードを見てもよい。それがクリーチャー・カードである場合、あなたはそれを公開してもよい。そうしたなら、ウーラの寺院の探索の上に探索カウンターを1個置く。
各終了ステップの開始時に、ウーラの寺院の探索の上に3個以上の探索カウンターが置かれている場合、あなたはあなたの手札にあるクラーケンかリバイアサンかタコか海蛇のクリーチャー・カードを1枚戦場に出してもよい。
*選択肢がたくさんあるが、カウンターを置けるのは
・ライブラリーの一番上を見る ことを選んだ
・一番上のカードがクリーチャー・カードで、そのカードを 公開した
ことを選んだ場合である。
*一番上を見ることをしなくてもよいし、一番上がクリーチャー・カードであったとしても、
それを公開しなくてもよい。ただし、いずれの場合にも条件を満たしていないので
カウンターは乗らない。
*2番目の能力は各プレイヤーで誘発する。あなたのターンだけではない。
《ウギンの目》
伝説の土地
あなたが唱える無色のエルドラージ呪文は、それを唱えるためのコストが{2}少なくなる。
{7}, {T}:あなたのライブラリーから無色のクリーチャー・カードを1枚探し、それを公開してあなたの手札に加える。その後あなたのライブラリーを切り直す。
* "エルドラージ"はクリーチャー・タイプである。これはワールドウェイク発売時点で、
どのクリーチャーにも印刷されていない。
* 現時点で、《霧衣の究極体》と多相を持つクリーチャーのみがエルドラージである。
それが、おそらくは《マイコシンスの格子》のおかげで無色になった場合、
《ウギンの目》によりそれを唱えるためのコストは{2}少なくなる。
* 《ウギンの目》の2つ目の能力で、あなたはライブラリーからあらゆる無色のクリーチャーを
探すことができる。これには、色マナ・シンボルを持たないアーティファクト・クリーチャー
カードや、《マイコシンスの格子》のおかげで無色になったクリーチャー・カードが含まれる。
#FAQでカードのサブタイプが宣言されるのは初めてじゃないでしょうか。
#せめてどっかでトークンとして定義されていれば。
#この文章だけでは"エルドラージ" はどのタイプを指すのか完全に不明のままです。
《応報の罠》
{4}{B}{B}
インスタント ― 罠
いずれかの白のクリーチャーが攻撃している場合、あなたは応報の罠のマナ・コストを支払うのではなく、{B}{B}を支払ってもよい。
攻撃クリーチャー1体を対象とし、それを追放する。そのクリーチャーのコピーであるトークンを1つ戦場に出す。次の終了ステップの開始時に、それを追放する。
*《応報の罠》を{B}{B}で唱えた場合でも、あなたはいずれかの攻撃クリーチャー1体を対象とする。
対象とするのは白の攻撃クリーチャーに限らない。
* あなたが戦場に出したトークンは、元のクリーチャーに印刷されているその物をコピーし、他はコピーしない。
例えば、《応報の罠》の対象をクリーチャー化した《天界の列柱》にした場合、あなたが戦場に
出すトークンは、単なる土地の《天界の列柱》である。
(このため、《応報の罠》は"クリーチャー・トークン"ではなく単なる"トークン"を出すように
訂正される。)
《崖の暴君、カズール》
{3}{R}{R}
伝説のクリーチャー ― オーガ・戦士
5/4
いずれかの対戦相手がコントロールするクリーチャーが1体攻撃するたび、あなたが防御プレイヤーである場合、そのクリーチャーのコントローラーが{3}を支払わないかぎり、あなたは赤の3/3のオーガ・クリーチャー・トークンを1体戦場に出す。
*あなたがコントロールするプレインズウォーカーを攻撃した場合でも、この能力は誘発する。
*《崖の暴君、カズール》の能力は、攻撃しているクリーチャー1体につき1回誘発する。
戦闘全体で1回ではない。攻撃プレイヤーは、それらの能力が1回解決される毎に、
{3}を支払うかオーガ・トークンを出させるかを選ぶ。
*能力の解決の際、攻撃プレイヤーに{3}を支払うかの選択を明示的に求めないまま、オーガ・
トークンを出すことはできない。これは、攻撃プレイヤーがこの能力を忘れている場合を含む。
* いずれかの攻撃クリーチャーが「このクリーチャーが攻撃するたび、~」の能力を持っている
場合、その能力が先にスタックに置かれ、その後に《崖の暴君、カズール》の能力がスタックに
置かれる。《崖の暴君、カズール》の能力が先に解決され、実質的にオーガ・トークンが作られる
として、この時点で他の能力は対象を選んでしまっているので、それはこの新しいオーガ・
トークンを選ぶことはできない。
《虚石の探索》
{B}
エンチャント
いずれかの対戦相手がカードを1枚捨てるたび、あなたは虚石の探索の上に探索カウンターを1個置いてもよい。
各対戦相手のアップキープの開始時に、そのプレイヤーの手札にカードが無く、虚石の探索の上に探索カウンターが2個以上置かれている場合、あなたは「そのプレイヤーは5点のライフを失う。」を選んでもよい。
*2番目の能力はいわゆる"if節のルール"に従う。
つまり、そのプレイヤーの手札にカードが1枚以上あるか、《虚石の探索》の上の蓄積カウンター
が2個未満である場合、この能力はそもそも誘発しない。解決時にもこの条件はチェックされる。
チェックされた時点で条件を満たさない場合、この能力は何もしない。
《屈折の罠》
{3}{W}
インスタント ― 罠
このターン、いずれかの対戦相手が赤のインスタント呪文か赤のソーサリー呪文を唱えていた場合、あなたは屈折の罠のマナ・コストを支払うのではなく、{W}を支払ってもよい。
クリーチャー1体かプレイヤー1人を対象とする。このターン、あなたが選んだ発生源1つが次にあなたやあなたがコントロールするいずれかのパーマネントに与えるダメージを3点軽減する。これによりダメージが軽減された場合、屈折の罠はその点数に等しい点数のダメージを、そのクリーチャーやプレイヤーに与える。
*《屈折の罠》は、それがダメージを与えるクリーチャーやプレイヤーのみを対象とする。
あなたは《屈折の罠》を唱える際にその対象を選ぶ。ダメージを軽減する時点ではない。
*《屈折の罠》は、それが軽減するダメージの発生源を対象にしていない。
発生源は、《屈折の罠》の解決時に選ぶ。
*《屈折の罠》の対象となったクリーチャーやプレイヤーが解決時点で不適切な対象となっていた
場合、呪文全体が打ち消される。ダメージは軽減されない。
*《屈折の罠》は、あなたに与えられるダメージや、あなたがコントロールする望む数のクリーチャー
へのダメージや、あなたがコントロールする望む数のプレインズウォーカーへのダメージを軽減できる。
*選ばれた発生源からダメージが与えられる際、同時にあなたがコントロールする複数のパーマネント
や、あなたとあなたがコントロールするパーマネントのうち少なくとも1つにダメージが与えら
れる場合、あなたはそのダメージのうちどの部分を軽減するかを選ぶ。
例)選んだ発生源が《地震》である場合、次にあなたに与えられるダメージを2点軽減し、
次にあなたがコントロールするクリーチャー1体に与えられるダメージを1点軽減することが
選べる。実際にそのダメージが与えられるまで、発生源からのダメージのどの部分を軽減するかは
決めなくてよい。
* 《屈折の罠》の効果は移し変え効果ではない。
それはダメージを軽減した場合、(選んだ発生源でなく)《屈折の罠》が対象となったクリーチャー
やプレイヤーに、その軽減効果の一部としてダメージを与える。
新しいダメージの発生源は《屈折の罠》である。新しいダメージは戦闘ダメージではない。
新しいダメージの発生源をコントロールしているのはあなたであるため、
対戦相手を《屈折の罠》で対象にした場合、あなたは《屈折の罠》のダメージを、
その対戦相手がコントロールするプレインズウォーカーに与えることができる。
*選ばれた発生源がダメージを与える場合、《屈折の罠》はそのダメージのうち3点を軽減し、
同時に発生源は(あるなら)余ったダメージを与える。その直後、軽減効果の一部として、
《屈折の罠》は自身によるダメージを与える。これは状況起因処理がチェックされるよりも前に
起こり、そのダメージを与えた呪文や能力の解決の残りの部分が続行されるよりも前に起こる。
* 対象となったクリーチャーやプレイヤーが適正であるかどうかは、《屈折の罠》の解決後は
チェックされない。
例)《屈折の罠》の罠が対象としたクリーチャーが、《屈折の罠》の解決後でダメージが
軽減されるよりも前に被覆を得た場合、《屈折の罠》はそれでもダメージを軽減し、
そのクリーチャーにダメージを与える。《屈折の罠》が対象となったクリーチャーやプレイヤー
にダメージを与えられない場合、それでもダメージは軽減される。単に《屈折の罠》のダメージが
与えられないだけである。
#《危害のあり方/Harm’s Way》の悪夢再び? 挙動は全く違うので注意すること。
#この呪文は対象を取り、その対象へ《屈折の罠》がダメージを与える。
#その点数は《屈折の罠》により軽減された点数と同じだけである。
《死の影》
{B}
クリーチャー ― アバター
13/13
死の影は-X/-Xの修整を受ける。Xはあなたのライフの総量に等しい。
*この能力は特性定義能力ではない。例えば墓地にある《死の影》のP/Tは13/13である。
*あなたのライフが0点以下で、何らかの効果によりあなたがゲームに敗北しない場合、
《死の影》の能力により、そのパワーとタフネスが増える。
例えば、あなたのライフが-2点である場合、《死の影》は+2/+2の修整を受ける。
*双頭巨人戦ではあなたのライフの値は、共有ライフの半分切り上げである。
《死の報い》
{1}{B}{B}
ソーサリー
あなたの墓地にあるクリーチャー・カード1枚とクリーチャー1体を対象とする。あなたはその前者を、あなたのライブラリーの一番上に置いてもよい。そうした場合、死の報いはその後者に、その前者のパワーに等しい点数のダメージを与える。
*この呪文は対象を2つ取る。どちらが不適正になったかによって挙動が少し異なる。
*《死の報い》は、クリーチャー・カードが墓地にあったときのパワーに等しい点数のダメージを与える。
《地盤の際》
土地
{T}:あなたのマナ・プールに{1}を加える。
{1}, {T}, 地盤の際を生け贄に捧げる:基本でない土地1つを対象とし、それを破壊する。この能力は、いずれかの対戦相手が4つ以上の土地をコントロールしている場合にのみ起動できる。
*2番目の能力は、条件を満たしているならば、どの基本でない土地も対象にできる。自分も含めて。
(多人数戦などでは……)
《呪文の歪曲》
{2}{U}
インスタント
多重キッカー {1}{U} (あなたはこの呪文を唱えるに際し、追加で{1}{U}を望む回数支払ってもよい。)
呪文1つを対象とする。それのコントローラーが{2}を支払わない限り、それを打ち消す。呪文の歪曲がキッカーされている1回につき、カードを1枚引く。
*何回キッカーされたかにかかわらず、対象になった呪文のコントローラーが支払うマナは{2}である。
《焼尽の猛火》
{R}{R}
インスタント
プレイヤー1人と、そのプレイヤーがコントロールしているクリーチャー1体を対象とする。焼尽の猛火はその前者に1点、その後者に1点のダメージを与える。
上陸 ― このターン、あなたのコントロール下で土地が戦場に出ている場合、代わりに焼尽の猛火はその前者に3点、その後者に3点のダメージを与える。
*この呪文の対象は2つ(プレイヤーと、そのプレイヤーがコントロールするクリーチャー)である。
《食餌の衝動》
{B}{B}
インスタント
クリーチャー1体を対象とする。それはターン終了時まで-3/-3の修整を受ける。あなたは、あなたがコントロールするアンタップ状態の吸血鬼を望む数タップしてもよい。そうした場合、その各吸血鬼の上に、それぞれ+1/+1カウンターを1個ずつ置く。
* あなたがコントロールする吸血鬼をタップするかどうかは、この呪文の解決時に選ぶ。
唱えた時ではない。
* 《食餌の衝動》であなたがコントロールするタフネス3の吸血鬼を対象にした場合、
それのタフネスは-3/-3効果により0になる。しかし、状況起因処理は呪文の解決が
終了するまでチェックされない。あなたはその吸血鬼をタップし、+1/+1カウンターを
1個置いて、タフネスを1に上げることができる。それは戦場に残る。
* 《食餌の衝動》の対象となったクリーチャーが解決時点で不適切な対象となっていた場合、
呪文全体が打ち消される。あなたは吸血鬼をタップできない。
《深淵の迫害者》
{2}{B}{B}
クリーチャー ― デーモン
6/6
飛行、トランプル
あなたはこのゲームに勝利することができず、あなたの対戦相手はこのゲームに敗北することができない。
《白金の天使/Platinum Angel》参照。
《彗星の嵐》
{X}{R}{R}
インスタント
多重キッカー {1}(あなたはこの呪文を唱えるに際し、追加で{1}を望む回数支払ってもよい。)
クリーチャー1体かプレイヤー1人を対象とし、その後、他のクリーチャーか他のプレイヤーを、彗星の嵐がキッカーされている1回につき1体または1人対象とする。彗星の嵐はそのそれぞれにX点ずつのダメージを与える。
* 《彗星の嵐》で選ぶ対象の数は、キッカーされた回数に1を足した数である。
まず、あなたはこの呪文を何回キッカーするかを宣言し(これはXの値を決めるのと同時)、
その後、それにしたがって対象を選び、その後にコストを支払う。
* 選ぶ各対象は異なっている必要がある。
* 例えば、あなたが《彗星の嵐》で3つの異なる対象に4点ずつのダメージを与えたい場合、
Xは4になり、あなたはこの呪文を2回キッカーする。支払うマナ・コストは{4}{R}{R}になり、
それにキッカー・コスト{1}と、さらにキッカー・コスト{1}がプラスされ、支払うべきコストは{6}{R}{R}になる。
《精力の護符》
{1}
アーティファクト
パーマネントが1つあなたのコントロール下でタップ状態で戦場に出るたび、それをアンタップする。
*あなたが複数の《精力の護符》をコントロールしている場合、それぞれの《精力の護符》の
誘発型能力が誘発する。1つ目の能力により、そのパーマネントはアンタップされる。
次の能力の解決前に何らかの理由でそのパーマネントがタップされた場合、
次の能力によりそれはアンタップされる(以降も同様)。
*《精力の護符》の能力が誘発するには、パーマネントは「[そのパーマネント]をタップ状態で
場に出す。」や「[そのパーマネント]はタップ状態で場に出る。」等の効果により、
タップされた状態で場に出る必要がある。
アンタップ状態で場に出た場合、その直後にそれをタップしたとしても、この能力は誘発しない。
《宝物探し》
{1}{U}
ソーサリー
あなたのライブラリーの一番上のカードを、土地でないカードが公開されるまで公開し続ける。その後、これにより公開されたすべてのカードをあなたの手札に加える。
*あなたのライブラリーのカードがすべて土地である場合、あなたはそれらをすべて公開し、
すべてを手札に加える。
《タクタクの潰し屋》
{3}{R}
クリーチャー ― ゴブリン・工匠・同盟者
2/2
タクタクの潰し屋か他の同盟者が1体あなたのコントロール下で戦場に出るたび、アーティファクト1つを対象とする。あなたはそれを破壊してもよい。そのアーティファクトがこれによりいずれかの墓地に置かれた場合、タクタクの潰し屋はそのアーティファクトのコントローラーに、あなたがコントロールする同盟者の総数に等しい点数のダメージを与える。
*ダメージを与えるためには、破壊したアーティファクトが墓地に置かれる必要がある。
他の置換効果などで戦場に残り続けたり、墓地でない領域に行ったりした場合、
ダメージは与えられない。
《タジュールの力》
{X}{G}{G}
インスタント
多重キッカー {1}(あなたはこの呪文を唱えるに際し、追加で{1}を望む回数支払ってもよい。)
クリーチャー1体を対象とし、その後、他のクリーチャーを、タジュールの力がキッカーされている1回につき1体対象とする。そのそれぞれの上に、+1/+1カウンターをX個ずつ置く。
《彗星の嵐》と同様。
《忠告の天使》
{3}{W}{W}{W}
クリーチャー ― 天使
6/6
飛行
上陸 ― 土地が1つあなたのコントロール下で戦場に出るたび、忠告の天使以外の土地でないパーマネント1つを対象とする。あなたはそれを追放してもよい。
忠告の天使が戦場を離れたとき、それにより追放されたすべてのカードをオーナーのコントロール下で戦場に戻す。
(日本語版FAQにはコストが{3}{W}{W}となっているが、原文では{3}{W}{W}{W}である。)
*《忠告の天使》の上陸能力と最後の能力は関連している。(= Linked Ability)
最後の能力は、上陸能力により追放されたカードのみを参照する。
《廃墟の幽霊》
{1}{W}
クリーチャー ― スピリット
1/1
{W}, {T}:あなたがコントロールする土地1つを対象とし、それを追放し、その後それをあなたのコントロール下で戦場に戻す。
*対象になった土地は、誰がオーナーであるかに関係なく、あなたのコントロール下で戻る。
《バザールの交易商人》
{1}{R}
クリーチャー ― ゴブリン
1/1
{T}:プレイヤー1人と、あなたがコントロールするアーティファクト1つかクリーチャー1体か土地1つを対象とする。その前者はその後者のコントロールを得る。
*このコントロール変更効果は期限がない。
*プレイヤーとして誰を選んでもよい。あなた自身を選ぶことも可能である。
《反逆の印/Mark of Mutiny》などでコントロールを一時的に奪っているクリーチャーに
対して使うと、あなたはそのコントロールをずって得ることができる。
《マナの座、オムナス》
{2}{G}
伝説のクリーチャー ― エレメンタル
1/1
緑のマナは、ステップやフェイズの終了に際してあなたのマナ・プールから無くならない。
マナの座、オムナスは、あなたのマナ・プールにある緑マナ1点につき+1/+1の修整を受ける。
*緑マナ以外のマナは通常通りにフェイズやステップの終了時点で取り除かれる。
*使用する場合は緑マナの数を記録しておくこと。
《刃のブーメラン》
{3}
アーティファクト ― 装備品
装備しているクリーチャーは「{T}, 刃のブーメランをはずす:クリーチャー1体かプレイヤー1人を対象とする。刃のブーメランはそれに1点のダメージを与える。刃のブーメランをオーナーの手札に戻す。」を持つ。
装備 {2}
*能力を得るのはクリーチャーであるが、ダメージを与えるのは《刃のブーメラン》である。
《乱動する地形》
{2}{R}{R}
ソーサリー
土地1つを対象とし、それを破壊する。その後、乱動する地形はその土地のコントローラーに、そのプレイヤーの墓地にある土地カードの枚数に等しい点数のダメージを与える。
*ダメージの点数が決定されるのは、対象となった土地が破壊された後である。
(通常何もなければ、この呪文は少なくとも1ダメージを与える)
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そんなところで。
コメント
ルール文章のカード名も「石の偶像」になってます
コピペしたのバレバレですね。はい。orz
#実際の印刷カードを見ないと判断がつきませんが・・・
つ「からくり」
その手がありましたか。orz
> 204.1b
他の方からもつっこみが来たので修正しました。
でも回数を気にするカードがなかったので誰も問題にしなかっただけかと