Answer: Friday Magic Quiz. [09-35A]
2009年12月24日 FMQ コメント (3)#追記(12/25 12:00)
#Finals/Limits に関して、重要なアナウンスがありました。
#最終的な参加権利者リストと、会場をご確認ください。
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# http://mtg-jp.com/publicity/002118/
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#できるだけ拡散させてくださいねー
それでは、前回の回答ー。
×
《願い/Wish》シリーズに書かれている、「ゲームの外部」とは、
(オブジェクトが)そのゲームの領域のいずれにも存在しない、ということである。(CR400.10)
追放領域はゲームの一領域であるから、そこにあるカードは外部ではない。
そして、プレイヤーのサイドボードにあるカードは、たしかにゲームの外部である。
では、サイドボード以外にゲームの外部にあるようなカードはあるだろうか?
実は、サブゲームから見ると、メインゲームにあるカードは「ゲームの外部」にある。
つまり、《Shahrazad》を使ってサブゲームを発生させた場合、
サイドボードにあるカード以外からも、《願い/Wish》で持ってくることができる。
では、《Shahrazad》が使用できる認定大会のフォーマットがあるのか?
たしかに構築戦では《Shahrazad》は全て禁止カードに指定されていて、使用することはできない。
しかし、アラビアン・ナイトを使用したリミテッド戦においては《Shahrazad》が使用できる。
つまり、問題の文章への反例が示せたので、問題の答えは×である。
#あなたの直感は間違っていない。おそらく認定大会のうちの99.9999%は問題の文章で正解である。
#大抵の場合、と表現したのはそのため。あなたはあなた自身の直感を疑えますか?
できる。
続唱能力は「追放された全てのカードを、あなたのライブラリーの一番下に無作為の順番で置く」
までが効果である。続唱能力によって唱えることを選んだ呪文が解決される前に、
すでにめくり終えたカードは、ライブラリーの下に無作為な順番で置かれている。
問題の場合、Aが《不屈の自然/Rampant Growth》を解決するまでに、
公開された《沼/Swamp》は、すべてライブラリーの下に入れられている。
よって、Aは適正に《沼/Swamp》を探してくることができる。
手札を捨てるのより、ダメージを与える方が先。
《荒廃稲妻/Blightning》のテキストは以下の通り。
Blightning deals 3 damage to target player. That player discards two cards.
つまり、QはPに3点のダメージを与えるが、それをPの《ジェイス・ベレレン/Jace Beleren》に
移し替えるかどうかの選択は、Pが手札を捨てる前に行わなくてはいけない。
言い換えると、Pはダメージが《ジェイス・ベレレン/Jace Beleren》に移し替えられるかどうかを
見てから、手札を捨てることになる。
----
そんなところで。
#Finals/Limits に関して、重要なアナウンスがありました。
#最終的な参加権利者リストと、会場をご確認ください。
#
# http://mtg-jp.com/publicity/002118/
#
#できるだけ拡散させてくださいねー
それでは、前回の回答ー。
問1
かたならし○×。
「認定大会において、《狡猾な願い/Cunning Wish》に代表される『《願い/Wish》』サイクルの
効果でもってくることができるのは、サイドボードにあるカードのみである。」
○か×か?
×
《願い/Wish》シリーズに書かれている、「ゲームの外部」とは、
(オブジェクトが)そのゲームの領域のいずれにも存在しない、ということである。(CR400.10)
追放領域はゲームの一領域であるから、そこにあるカードは外部ではない。
そして、プレイヤーのサイドボードにあるカードは、たしかにゲームの外部である。
では、サイドボード以外にゲームの外部にあるようなカードはあるだろうか?
実は、サブゲームから見ると、メインゲームにあるカードは「ゲームの外部」にある。
つまり、《Shahrazad》を使ってサブゲームを発生させた場合、
サイドボードにあるカード以外からも、《願い/Wish》で持ってくることができる。
では、《Shahrazad》が使用できる認定大会のフォーマットがあるのか?
たしかに構築戦では《Shahrazad》は全て禁止カードに指定されていて、使用することはできない。
しかし、アラビアン・ナイトを使用したリミテッド戦においては《Shahrazad》が使用できる。
つまり、問題の文章への反例が示せたので、問題の答えは×である。
#あなたの直感は間違っていない。おそらく認定大会のうちの99.9999%は問題の文章で正解である。
#大抵の場合、と表現したのはそのため。あなたはあなた自身の直感を疑えますか?
問2
Aが《血編み髪のエルフ/Bloodbraid Elf》を唱え、続唱能力を解決中に、
4枚の《沼/Swamp》と、《不屈の自然/Rampant Growth》がめくれた。
B「たしか、Aのデッキの中には《沼/Swamp》って4枚しかなかったよな?」
A「うん。 まあ、《不屈の自然》で《沼/Swamp》を持ってくるんだけどね。」
B「いや、今めくれた《沼/Swamp》は追放されているから、ライブラリーに無いじゃないか。
それらから探すことはできんよ。」
さて、Aは《沼/Swamp》を探してくることができるだろうか?
できる。
続唱能力は「追放された全てのカードを、あなたのライブラリーの一番下に無作為の順番で置く」
までが効果である。続唱能力によって唱えることを選んだ呪文が解決される前に、
すでにめくり終えたカードは、ライブラリーの下に無作為な順番で置かれている。
問題の場合、Aが《不屈の自然/Rampant Growth》を解決するまでに、
公開された《沼/Swamp》は、すべてライブラリーの下に入れられている。
よって、Aは適正に《沼/Swamp》を探してくることができる。
問3
PとQが対戦しているテーブルを観戦していたときのこと。
Pは忠誠カウンターが3個乗っている《ジェイス・ベレレン/Jace Beleren》をコントロールしている。
Q「アンタップ、アップキープ、ドロー。で、メイン行きます。」
P「はい。」
Q「《荒廃稲妻/Blightning》を唱えます。マナはこの3枚から出します。」
P「はい。特に何もしません。解決しましょうか。」
Pは手札から《ジェイス・ベレレン》と《本質の散乱》を捨てた。
Q「あ、なら、《荒廃稲妻》の3点は《ジェイス・ベレレン》に振ります。」
P「はい。じゃあ、僕のライフは変わりません。」
Q「手札は残り何枚ですか?」
P「2枚です。」
さて、上のやりとりには変なところがないだろうか。あるならば、それを指摘せよ。
手札を捨てるのより、ダメージを与える方が先。
《荒廃稲妻/Blightning》のテキストは以下の通り。
Blightning deals 3 damage to target player. That player discards two cards.
つまり、QはPに3点のダメージを与えるが、それをPの《ジェイス・ベレレン/Jace Beleren》に
移し替えるかどうかの選択は、Pが手札を捨てる前に行わなくてはいけない。
言い換えると、Pはダメージが《ジェイス・ベレレン/Jace Beleren》に移し替えられるかどうかを
見てから、手札を捨てることになる。
----
そんなところで。
コメント
アラビアン・ナイトのリミテッド戦には願い系のカードが存在しないのでは?