Answer: Friday Magic Quiz. [09-34A]
2009年12月17日 FMQ コメント (3)#シダックスでMTGの大会が開催できるのは皆さんご承知の通りですが、
#(参考)http://mtg-jp.com/publicity/000927/
#それが実際にSamoaさん主催で「明日」開催されます。
#FNMというよりは、夜中に遊ぼうという企画ですので、参加したい方は予約をお忘れ無く。
#(詳細)http://www19.atwiki.jp/toukaimtg/pages/95.html
それでは、先週の回答ー。
問1
かたならし○×。
「プレイヤーが優先権を得る場合、まずそれまでに誘発した誘発型能力を、APNAP順でスタックに
積んでから、状況起因処理をチェックする。いずれも発生しなくなるまで、これらの手順を繰り返す。」
○か×か?
×
プレイヤーが優先権を得る場合、まず状況起因処理を単一のイベントとして行なう。そして
状況起因処理が一つも発生しなくなるまでチェックが繰り返される。
その後、誘発型能力がスタックに積まれる。(CR115.5)
なので、問題文は誘発型能力と状況起因処理の順番が逆。
#これが現実のゲームに与える影響は少ないが、ごくまれに積み方が逆になる場合がある。
問2
A,B共にライフは20で、現在はAのターンである。
Aは《ジュワー島のスフィンクス/Sphinx of Jwar Isle》で攻撃し、
Bはそれを《ビヒモスの大槌/Behemoth Sledge》を装備した
《マグマのフェニックス/Magma Phoenix》でブロックした。
A「ライブラリーの上は…っと、これでよし。何かする?」
B「いや、別に何もしないよ。ダメージを解決しようか。」
さて、ダメージを解決し、誘発した能力を全て解決し終わるまで、
A,B共に何もしなかったとすると、互いのライフの値はいくつになっているだろうか?
なお、《ビヒモスの大槌/Behemoth Sledge》はBがコントロールしており、
上記以外の他のパーマネントは考慮しなくて良い。
A 17点、B 28点
まず戦闘ダメージの解決に置いて、絆魂をもつ《マグマのフェニックス/Magma Phoenix》によって
Bは5点のライフを得る。
その後、《マグマのフェニックス》は墓地に置かれ、誘発型能力が誘発する。
これを解決すると、戦場にあった時点では《マグマのフェニックス》は絆魂を持っていたため、
これによって与えられたダメージ分、Bはライフを得る。
結果としてA、Bは3点のダメージを受け、Bは6点のライフを得る。
従って、
A 20-3=17
B 20+5-3+6=28
となる。
絆魂、接死、萎縮は全て常在型能力である。たいていの場合に最後の情報が参照されることに注意。
問3
レガシーの試合でのこと。
私の対戦相手が、このターンに唱えたドロー呪文によって、10枚の手札を持ちつつも、
ターン終了を宣言し、3枚のカードを捨てた。
このとき、私の手札には《貪欲な罠/Ravenous Trap》があったのだが、
私はこのターンに{0}を支払って《貪欲な罠》を唱えることができるだろうか?
できない。
対戦相手が手札の上限枚数を超えたために手札を捨てているので、
現在はクリンナップ・ステップであることがわかる。
墓地に3枚のカードが置かれたことにより、《貪欲な罠/Ravenous Trap》を代替コストで
支払う条件は満たされたが、クリンナップ・ステップは通常、プレイヤーは優先権を得ることがない。
(CR514)
従って、唱えることはできない。
#クリンナップ・ステップ中に誘発した誘発型能力があるならば、それがスタックに積まれた後で
#プレイヤーが優先権を得るので、《貪欲な罠》を唱える機会がある。
#一番単純なパーマネントを挙げるならば、《聴罪司祭/Confessor》あたりだろうか。
#条件さえ付ければいくらでも例を挙げることができそうなので、面白いものが見つかったら
#ご報告願いたい。
----
そんなところで。
コメント
少し毛色が違うところでは《禿鷹ゾンビ/Vulturous Zombie》とか。