Answer: Friday Magic Quiz. [09-30A]
2009年11月5日 FMQ#GP北九州も終了し、年内での国内のイベントはFinals/Limitsのみとなりました。
#でも地区予選の詳細ってまだ出ていないような。
GP北九州では色々と収穫がありました。
個人的にはすこし厳しめに罰則を取ってしまったことと、
ラウンド間の処理に手間取ってしまったことが反省点です。
気になった事柄は後で順次記事にしていきます。
----------
それでは、先週の回答。
問1
かたならしっぽい○×。
「ゼンディカーのシールド戦で、供給された基本土地カードが普通の絵柄だったので、
自分のファイルから拡張イラスト基本土地と勝手に入れ替えてゲームに望んだ。」
この行動は適正ではない。○か×か?
○(適正ではない)
プレイヤーは実際に受け取ったカード、ドラフトしたカード、
そして大会主催者によって供給された基本土地カードのみを使うことができる。
プレイヤーがカードを同名のカードと交換したい場合、ジャッジの許可が必要である。
(MTR 7.3)
とあるので、問題のような行動は適正ではない。従って答えは○。
実際に、先日のGP北九州本戦でこのような行動を行ったプレイヤーがいました。
その人にはジャッジから注意を受けています。皆様、お気をつけ下さい。
問2
Aは《乱動の精霊/Roil Elemental》をコントロールしている。
Bのターン、Bは《反逆の印/Mark of Mutiny》を《乱動の精霊》に
対して唱え、コントロールを奪ったあとに、《山/Mountain》をプレイした。
B「《乱動の精霊》の能力の対象は、これ自身で。」
A「特になにもしません。」
さて、Bのターン終了後に、《乱動の精霊》のコントロールはAとBのどちらにあるか?
B。
コントロール変更効果が2つあるが、《反逆の印》の効果がなくなった後は
Bのコントロールで誘発した《乱動の精霊》の能力のみが影響を及ぼすようになる。
従って、《乱動の精霊》はBにコントロールされつづける。
問3
私は《吸血鬼の裂断者/Vampire Lacerator》をコントロールしており、
それには《猛火の松明/Blazing Torch》がついている。
さて、対戦相手は《真心の光を放つ者/Devout Lightcaster》をコントロールしているのだが、
私は《真心の光を放つ者》を破壊できるだろうか?
破壊できない
《猛火の松明》によって《吸血鬼の裂断者》は、以下の能力を得ている。
「{T}, 猛火の松明を生け贄に捧げる:クリーチャー1体かプレイヤー1人を対象とする。
猛火の松明はそれに2点のダメージを与える。」
この能力によってダメージを与えるのは《猛火の松明》であるが、
この能力自体は《吸血鬼の裂断者》が得ているため、プロテクション(黒)を持つ
《真心の光を放つ者》を対象に取ることができない。
従って、問題の状況では《真心の光を放つ者》を破壊することはできない。
----
そんなところで。
コメント