#GP北九州対策としての自習用メモ。

10月9日付けで改訂されたMTR、IPGの更新メモです。
細かい表現変更や文法上の訂正は含まれていません。

個人的な注釈を付け加えた箇所がありますので、原文を参照することをおすすめします。

原文は以下より。

DCI Document Center http://www.wizards.com/default.asp?x=dci/doccenter/home

日本語訳はMJMJ.infoよりたどれます。感謝を忘れずに。

MJMJ.info「ルールの閲覧」 http://mjmj.info/data/

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MTR Updates
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1.4 (参加資格)

大会スタッフがFNMやプレリリースなど、規定された非プレミア大会において、
自身がスタッフを務める大会に参加することができるようになりました。

大会スタッフが自身の務める大会に参加する場合、RELは必ず一般となります。


2.3 (ゲーム開始前の手順)

ゲーム開始前の手順は以下の通り。

 1. (マッチの第2ゲーム以降では)プレイヤーはデッキの中のカードをサイドボードのカードと
   置き換えてよい。その枚数を宣言する必要はない。
 2. プレイヤーは自分のデッキをシャッフルする。第1ステップと第2ステップを何度か繰り返してもよい。
 3. プレイヤーはデッキを対戦相手に提示し、シャッフルを求める。

 4. 各プレイヤーは7枚カードを引く。これらのカードは裏向きにテーブルに並べてもよい。
 5. 各プレイヤーは、ターン順にマリガンを行なうかどうかを決定する。

この1~3までを3分間の間に行う、ということが明確化されました。
それより長い時間をかけた場合は「遅い」と判断されます。


3.2 (形式とレーティング区分)

「2人チーム戦」全てと、「3人チーム戦」の「エターナル(ヴィンテージ)構築」項目が無くなりました。

多人数戦のレーティングは以下の形式が管理されます。

 ・3人チーム戦 (リミテッド/構築)
 ・双頭巨人戦 (リミテッド/構築)


3.6 (新製品の扱い)

記述されているセット名を更新しました。


3.14 (サイドボード)(項目移動)

MTR6.2 から以下の文章が移動しました。
「ゲームの開始前に、【ゲームの敗北】の懲罰によってマッチの第1ゲームが終わった場合、
どちらのプレイヤーもそのマッチの第2ゲームにおいてサイドボードを使うことはできない。」


4.2 (大会での手順省略)

以下の例が追加されました。

「ダメージ呪文や能力でプレインズウォーカーを対象にすることを宣言した場合、
そのプレインズウォーカーのコントローラーを対象としてダメージを解決時に移し変えることを
宣言したものとして扱い、対戦相手が対応しなかったらその宣言通りの選択をしなければならない。」

 発言例)
 A「そっちの《ジェイス・ベレレン/Jace Beleren》に《稲妻/Lightning Bolt》で3点。」

#《稲妻》は本来、《ジェイス・ベレレン》を対象に取ることはできませんが、
#この場合は「《ジェイス・ベレレン》のコントローラーを対象にして、
#解決されたら《ジェイス・ベレレン》へダメージを移し替える」 という手順を省略した
#ものとみなされます。

6.3~6.7 (構築戦フォーマット)

記述されている内容に、新セットを追加しました。


7.3 (リミテッド形式大会でのカードの使用)

捺印されているブースターが使われる場合があることが明記されました。
使用できるカードは、開かれたブースターのエキスパンションに含まれるカードのみと明記されました。
#何のことをいっているのやらワカリマセンネー


7.5 (シールドデッキの交換)

ブースターから出てきたカードで、そのエキスパンションからのカードでないカードは、
カードを登録したプレイヤーの物になる、という事が明記されました。
例えばトークン・カードは、開封した「デッキ登録者」のものです。


7.7 (ブースタードラフト)

パックを開封後、トークンカードが入っていた場合、それを取り除いてからピックをすることが
明記されました。

8.3 (チーム・レーティング)

チーム構築戦に関して、どのような構築形式であったとしても、結果は全て構築チーム・レーティング
として組み込まれるようになりました。


8.5 (共同デッキ構築規定)

チーム戦構築形式においては、(基本土地やルールで規定されているカードを除き)
チームの全プレイヤーのデッキとサイドボードを合わせて、英語版のカード名に直して
同名のカードは4枚までしか入れることができません。これを共同デッキ構築規定と言います。

この共同デッキ構築規定は、「チームの全プレイヤーが同一の形式で構築したデッキを使う」場合に
のみ適用されることになりました。


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IPG Updates
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1.1 (ルール適用度)

RELごとの差が理念上のものとなるように、文章が削除されました。

例えば、RELが競技であった場合、以前のバージョンでは
「この種のイベントには認定ジャッジが必要」うんぬん
という記述がありましたが、それらは削除されています。


3.3 (ゲーム上の誤り - 誘発忘れ)

誘発の指示が選択的であるがとうかは、能力に「してもよい(may)」が含まれているかどうか
でしたが、新たに「~まで("up to X" かつ、X=0という選択が可能)」な場合でも、
誘発の指示が選択的である、とみなされるようになりました。


3.7 (ゲーム上の誤り - ゲーム開始時の引き間違い)

状況を正すために、手札から(過剰なカード枚数+1)枚を無作為に選んでライブラリーに混ぜて
切り直していましたが、RELによって処理が異なるようになりました。

 一般REL・・・手札から(過剰なカード枚数)を無作為に選ぶ
 競技・プロREL・・・手札から(過剰なカード枚数+1)枚を無作為に選ぶ

#例えば、開始時に8枚引いてしまった場合、一般RELでは1枚を無作為に選んでライブラリーへ
#混ぜ入れますが、競技やプロRELだと、2枚を無作為に選んで混ぜ入れることになります。


3.9 (ゲーム上の誤り - その他一般)

状況を巻き戻す場合に、不正に手札に入ったカードは、元あった領域に戻されるようになった。
また、巻き戻さない場合に、「手札を戻す云々~」という記述が削除された。

#誤りがあった場合は、以下の2通りの方法で状況を正すことになります。

#1)誤りの直前の時点まで巻き戻す
#2)巻き戻さない

#このうち、1)を選んだ場合、手札に入るはずのなかったカードは、元合った領域に戻ります。
#2)の場合は、ゲームの状況はそのままです。
#部分的に巻き戻すことはありません。


4.2 (大会上の誤り - 外部情報の参照)

外部情報とは、ゲーム関連の戦略的助言であると明確化されました。

また、カードの芸術的修整や、簡単な文字列で戦略的な情報をもたらさないものは
メモとして扱わないことも明記されました。どのあたりに線引きがあるかは、ヘッドジャッジの判断です。

それとは別に、いくつかの情報はMTRに従って参照することができるようになりました。

#例えば、事前に準備したメモは、そのマッチの開始時に本人が所有していた場合に限り、
#ゲームとゲームの間にのみ見てもかまいません。
#しかし、ゲーム中には「事前に準備したメモ」を見ることはできません。


付録C (プレミア・プログラムのREL)

いくつかの項目が整備されています。REL別にまとめると以下のようになります。

*一般

 ・FNM
 ・GameDay
 ・発売記念パーティ
 ・プレリリース
 ・Limits/Finals 店舗予選

*競技

 ・GP(1日目)
 ・GPT
 ・(特定形式の)選手権
 ・国別選手権
 ・国別選手権予選
 ・PTQ
 ・地区選手権(Regionals)
 ・Limits/Finals 地区予選
 ・Limits/Finals 本戦

*プロ

 ・GP(2日目)
 ・PT
 ・世界選手権(Worlds)


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そんなところで。


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