#どっかでちらっと見ただけなので、引用元は失念しましたが、
#「他人を批判する時、人は必要以上に道徳心を持ち出す」
#という言葉が思い出されました。
#まあ、直接顔をつき合わせている限りは、あんまり当てはまらないとは思いますが。


『人のふり見て』……ええと、『間違いがあれば叩け』でしたっけ?
どーも最近物覚えが悪くて。

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というわけで先週の回答。

問1
かたならしというか日本語ってむずかしいね○×。

「対象が不正な呪文を、新たにスタックへ積むことができる。」

○か×か?




対象が不正である呪文をプレイすることはできないが、
問題文は「新たにスタックへ積む」である。
これに気づけば、呪文をプレイせずにスタックへ積む……コピーを作成することに思い当たるだろう。

例を出そう。
《灰色熊/Grizzly Bears》を対象に《ショック/Shock》をプレイする。
この《ショック/Shock》に対して《双つ術/Twincast》をプレイする。
《双つ術》の解決前に、《恐怖/Terror》で《灰色熊》を除去してしまう。

《双つ術》を解決すると、作成されたコピーは「新しく対象を選ぶ」ことができるが、
本来の対象--もう場には無い《灰色熊》--を変更しないことも選べる。

これで、対象が不正な呪文(《ショック》のコピー)をスタックに積むことができる。


問2
プレイヤーBは《台所の嫌がらせ屋/Kitchen Finks》をコントロールしている。

プレイヤーAはそれを対象に《瀝青破/Bituminous Blast》をプレイし、
続唱能力を解決したところ、《火葬/Incinerate》がめくれた。

A「じゃあ、この《火葬》もその《台所の嫌がらせ屋》に。」
B「ok。とりあえず頑強で戻ってきて、2ライフ回復しとく。」
A「そのあとに、さっきの《瀝青破》があるから、そいつはもう一回墓地にいって、もう戻ってこないね。」

さて、Aの言い分は正しいか?


正しくない。

頑強能力によって場に戻ってきた《台所の嫌がらせ屋》は、別のオブジェクトとして扱われる。(CR217.1c)
《瀝青破》の対象は既に無くなっているので、打ち消される。(CR413.2)

よって、Aの主張は間違いである。


問3

私のコントロールする《灰色熊/Grizzly Bears》を対象に、
対戦相手が《流刑への道/Path to Exile》をプレイした。

《流刑への道》は解決され、《灰色熊》はゲームから取り除かれた。
さて、基本土地を探す部分で、私は以下のどの行動が取れるだろうか?
(複数回答可)

1)ライブラリーから基本土地を探し、タップ状態で場に出して、ライブラリーを切り直す。
2)ライブラリーから基本土地を探し、タップ状態で場に出して、ライブラリーを切り直さない。

3)ライブラリーから基本土地を探すが、「見つかりませんでした」と言って何も出さない。
 その後、ライブラリーを切り直す。
4)ライブラリーから基本土地を探すが、「見つかりませんでした」と言って何も出さない。
 その後、ライブラリーを切り直さない。

5)「基本土地は探しません。」と言って、ライブラリーを切り直す。
6)「基本土地は探しません。」と言って、ライブラリーを切り直さない。


1)3)6)

基本的な考え方としては、「基本土地を探してシャッフルする」までが許可された行動である。
従って、基本土地を探した場合、たとえ見つからなかったとしても、シャッフルは行う。
2)、4)はこの点で誤り。

また、一連の行動を行わないこともできる。この場合、一部だけ実行することはできないので、
5)はこの点で誤り。

#プレイヤー視点では、
#「基本土地を探してライブラリーをシャッフルする」ことも、
#「基本土地を探すが、見つからなかったことにして、シャッフルする」ことも、
#「そもそも探さず、シャッフルもしない」ことも可能である。

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そんなところで。



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