Alara Reborn FAQ memo.
2009年4月24日 Ruling コメント (2)------------------------------------------------
『アラーラ再誕』プレリリース@名古屋の情報は以下のURLへ。
会場と日付に注意してください。
http://74598.diarynote.jp/200904222247112576/
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『アラーラ再誕』のFAQが出ています。
http://www.wizards.com/Magic/TCG/Article.aspx?x=magic/rules/faqs
いつものように、ざらっと紹介。
解説が不要と思われる箇所は、ざっくり省いているので、FAQ全文も参照のこと。
(個人的に追記した部分もあります)
FAQの訳者に感謝を。
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セット全体の情報
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・2009年4月30日 リリース。
・全145種類。(コモン60、アンコモン40、レア35、神話レア10)
・リリース日と同時に構築戦で使用可能になります。
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一般的な注釈
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***テーマ:全カード多色***
アラーラ再誕のカードはすべてが多色カードである。
それにあわせて、このセットには"多色"や"単色"であることを参照するカードが何枚かある。
* 呪文やパーマネントやカードは、それが2つ以上の色を持つときに多色である。
* 呪文やパーマネントやカードは、それがちょうど1つの色を持つときに単色である。
* 無色の呪文やパーマネントやカードは、多色でも単色でもない。土地カードは無色である。
***キーワード能力:続唱/Cascade ***
あなたが続唱を持つ呪文をプレイするたび、それはあなたのデッキから追加の呪文を持ってくる。
続唱/Cascade のCRは以下の通り。
502.85a 続唱は、続唱を持つカードがスタック上にある間にのみ機能する誘発型能力である。
「続唱/Cascade」とは「あなたがこの呪文をプレイしたとき、あなたのライブラリーの一番上の
カードを、点数で見たマナ・コストがその呪文より低い土地でないカードが取り除かれるまで
ゲームから取り除く。あなたはそのカードをそのマナ・コストを支払うことなくプレイしてもよい。
その後、これによりゲームから取り除かれ、プレイされていない全てのカードを、あなたの
ライブラリーの一番下に無作為の順番で置く。」を意味する。
502.85b 呪文に複数の続唱がある場合、それぞれは個別に誘発する。
#筆者注)日本語版FAQに、少し手を加えています。
* 続唱はその呪文のプレイ時に誘発する。解決時ではない。
従って、続唱持ちの呪文が解決するよりも早く、続唱の誘発型能力が解決することになる。
* 続唱がどのように解決されるかは、以下を参照。
1) 続唱を持つ呪文をプレイする。
2) 続唱能力が誘発し、スタック上で元の呪文の上に置かれる。
3) 続唱能力が解決される。適切なカードが見つかって、それをプレイしたい場合、
それを実行する。
4) 続唱能力の結果としてプレイされた呪文を解決する。
5) 元の呪文を解決する。
* 続唱は効果のほとんどが強制的に行われる。あなたは、自分のライブラリーのカードを一番上
から、その中にプレイしたいカードが無いのがわかっていたとしても、ゲームから取り除く
ことになる。最後に取り除いたカードをプレイするか否かだけが、唯一の選択可能な部分である。
* 続唱を持つ呪文のコピーを(《裂き割る詠唱/Cloven Casting》や《双つ術/Twincast》等で)
スタックに置いた場合、続唱は誘発しない。そのコピーをプレイしたわけではないからである。
* 元の呪文を打ち消しても、続唱能力は打ち消されない。
* 続唱能力の解決によりゲームから取り除かれたカードは、表向きで取り除かれる。
(従って、すべてのプレイヤーが見ることができる)
* これにより分割カードが取り除かれた場合、その分割カードのいずれか半分の点数で見た
マナ・コストが、続唱を持つ呪文の点数で見たマナ・コストよりも低いかをチェックする。
そうである場合、あなたは分割カードのどちらの半分でもプレイできる。
* これによりカードをプレイする場合、それは続唱能力の解決の一部としてプレイされる。
カードタイプによるタイミング制限(クリーチャーやソーサリー等)は無視される。
それ以外のプレイ制限(「[カード名]は攻撃クリーチャーが宣言される前にのみプレイ
できる。」等)はそのままである。
* 続唱の解決の一部としてプレイされた呪文は、ライブラリーからではなく、
ゲーム外領域からプレイされる。
* 続唱能力の解決によってカードをプレイする場合、それを呪文としてプレイする。
これにより新たに続唱を持つ呪文をプレイした場合、新たな呪文の続唱が誘発し、
新たな呪文に対してこの手順を繰り返す。
* 条件に合致するカードをプレイした後、あなたはこれによりゲームから取り除かれた
他のカードを無作為に並べなおし、それらをあなたのライブラリーの一番下に置く。
あなたの他のプレイヤーも、それらのカードの順番を見ることはできない。
* 続唱能力によりゲームから取り除かれた条件に合致するカードをプレイしたくない場合、
しなくてもよい。それをゲームから取り除かれた他のカードに加えてを無作為に並べなおし、
それらをあなたのライブラリーの一番下に置く。
条件に合致するカードが(適正な対象が無い等で)プレイできない場合もそうなる。
* 続唱を持つ呪文をプレイし、あなたのライブラリーに点数で見たマナ・コストがその呪文の
点数で見たマナ・コストよりも低い土地でないカードが無かった場合、あなたはライブラリー
全体をゲームから取り除く。その後、それらのカードを無作為に並べなおし、それをあなた
のライブラリーとして戻す。実質的にはこれらのカードを切り直しただけだが、
実際にはそうではない。あなたのライブラリーを切り直すたびに誘発する能力は誘発しない。
(→《心因検査器/Psychogenic Probe》)
***再録キーワード能力:サイクリング/Cycling ***
***再録キーワード能力:土地サイクリング/Landcycling ***
アラーラ再誕の5枚のカードは、それぞれ2つの土地サイクリング能力を持っている。
これらのカードのいずれかをサイクリングする場合、あなたはどちらの土地サイクリング能力を
使うかを選ぶ。両方は使えない。
* 土地サイクリングは、サイクリングの一種である。カードがサイクリングされたことで
誘発する能力は、カードが土地サイクリングされたことでも誘発する。
* サイクリング(および、それに伴い、土地サイクリング)は起動型能力である。
起動型能力に作用する効果(《もみ消し/Stifle》や《ブライトハースの指輪/Rings of
Brighthearth》等)はサイクリングにも作用する。
* 土地サイクリング能力は、あなたのライブラリーにある指定されたタイプのあらゆるカードを
探すことができる。基本土地である必要はない。
*** サイクル:滞留者/Sojourners ***
このセットにあるカードのサイクル("滞留者")は、それぞれサイクリングと、
それをサイクリングされるか場から墓地に置かれたときに誘発する能力を持っている。
* "滞留者"の誘発型能力は、サイクリング誘発能力、あるいは場を離れたときの能力として
機能する。その誘発型能力のコントローラーは、"滞留者"をサイクリングしたプレイヤー、
あるいは場の"滞留者"を最後にコントロールしていたプレイヤーである。
* 誘発能力のための対象が無くても、"滞留者"カードをサイクリングすることはできる。
サイクリング能力自体は対象を取らないからである。
*** 復活メカニズム:混成/Hybrid ***
混成マナ・シンボルは、そのコストを2色のどちらででも支払えることを意味する。
例えば、{W/B}は{W}でも{B}でも支払うことができる。
* 混成呪文や混成コストを持つ起動型能力をプレイする際に、モードやマナ・コストのXの値を
選ぶのと同じ時点で、各混成マナ・シンボルに対しどの色のマナを支払うのかを選ぶ。
* アラーラ再誕の各混成カードは、混成マナ・シンボル1つとそれと異なる色のマナ・シンボルの
マナ・コストを持つ。それらのカードはそれぞれ3色カードであり、通常の多色カードで
用いられる標準の金枠になっている。
*** サイクル:境界石/Borderposts ***
このセットには、代替コストと2色のマナを生み出す能力を持つ色つきアーティファクトのサイクルがある。
* 境界石を代替コストでプレイする場合でも、それをプレイできるタイミングは変わらない。
それはあなたがアーティファクト呪文をプレイできる時のみプレイできる。
* "境界石"をプレイするコストを増減する効果は、どちらのコストを支払うことにしても適用される。
* 代替コストを満たすために、あなたは自分がコントロールするどの基本土地をオーナーの手札
に戻してもよい。その土地の基本タイプや、それがタップ状態か否かは問わない。
* 呪文をプレイする際に、その呪文のマナ・コストを支払う前にマナ能力をプレイする機会がある。
したがって、あなたは基本土地をタップしてマナを出し、その後そのマナを支払ってその土地を
手札に戻すことで、"境界石"の代替コストを満たすことができる。
(もちろん、代わりに他の基本土地を戻すこともできる。)
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カード別注釈
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《悪魔骨の鞭/Demonspine Whip》
{B}{R}
アーティファクト ― 装備品
{X}:装備しているクリーチャーはターン終了時まで+X/+0の修整を受ける。
装備 {1}
* 1つの目の能力が解決されたとき、その+X/+0のボーナスは、その時点で《悪魔骨の鞭》を
装備しているクリーチャーに与えられる。能力のプレイ時に、どのクリーチャーにつけられて
いたかは関係が無い。《悪魔骨の鞭》が場にあるが、その時点でクリーチャーにつけられて
いない場合、どのクリーチャーもボーナスを得ない。
* 1つ目の能力の解決時に《悪魔骨の鞭》が場に無かった場合、ゲームはそれが場を離れたときに
クリーチャーにつけられていたかをチェックする。つけられていた場合、そのクリーチャーは
+X/+0の修整を受ける。つけられていなかった場合、どのクリーチャーもボーナスを得ない。
* この能力は装備品が持つの動型能力である。
装備した生物に起動型能力が付与されるわけではない。
《印章の隊長/Sigil Captain》
{1}{G}{W}{W}
クリーチャー ― サイ・兵士
3/3
クリーチャーが1体あなたのコントロール下で場に出るたび、そのクリーチャーが1/1である場合、それの上に+1/+1カウンターを2個置く。
* 《印章の隊長》の誘発型能力は「~時に、~場合、~。/At the ~, if ~, ~.」という表記で
書かれている。これは、この能力は、場に出たあなたのクリーチャーが1/1である場合にのみ
誘発することと、この能力の解決時に、そのクリーチャーが1/1でない場合には、この能力は
何もしないことを意味する。
* この理由により、《印章の隊長》は2体いても両方は機能しない。1/1のクリーチャーがあなた
のコントロール下で場に出た場合、両方の《印章の隊長》の能力が誘発する。
1つ目が解決されたとき、その1/1クリーチャーに+1/+1カウンターが2個置かれる。
2つ目が解決されたとき、その場に出たクリーチャーはすでに3/3であるため、何も行われない。
* 《印章の隊長》の誘発型能力は、そのクリーチャーが場に出る段階での初期パワーとタフネスを
チェックする。したがって、そのクリーチャーが場に出る際に置かれるカウンターや、
場のクリーチャーを継続して強化する常在型能力(《栄光の頌歌/Glorious Anthem》など)等
を計算に入れる。クリーチャーが場に出てしまったら、それのパワーとタフネスを起動型能力
や誘発型能力で1/1にしたとしても、その段階では遅すぎる。
* 何らかの理由で、《印章の隊長》が1/1クリーチャーとして場に出た場合
(《仕組まれた疫病/Engineered Plague》等)、その能力は自身に誘発する。
*《残忍なレッドキャップ/Murderous Redcap》が頑強能力によって墓地から場に戻ってきた場合、
それは1/1であるので、誘発条件を満たす。解決時まで場にいたならば、その上にカウンターが乗る。
(さあ回してみよう)
《失われたアラーラの君主/Sovereigns of Lost Alara》
{4}{W}{U}
クリーチャー ― スピリット
4/5
賛美 (あなたがコントロールするいずれかのクリーチャーが単独で攻撃するたび、そのクリーチャーはターン終了時まで+1/+1の修整を受ける。)
あなたがコントロールするいずれかのクリーチャーが単独で攻撃するたび、あなたはあなたのライブラリーからそのクリーチャーにエンチャントすることのできるオーラ・カードを1枚探してもよい。そうしたなら、それをそのクリーチャーにつけられた状態で場に出し、その後あなたのライブラリーを切り直す。
* 《失われたアラーラの君主》の2つ目の能力で見つけたオーラ・カードは、攻撃クリーチャーが
まだ存在しているかぎり、それにエンチャントできなければいけない。そのオーラの
エンチャント能力と同様に、プロテクション等の、そのオーラを攻撃クリーチャーにつける
ことを不適正にする効果をチェックすること。
* あなたのライブラリーに適切なオーラが残っていない場合(あるいは見つけないことを
選んだ場合)、何も場には出ず、単にライブラリーを切り直す。
* 攻撃クリーチャーは能力によってもオーラによっても対象になっていないので、
被覆を持つクリーチャーをこれによりエンチャントできる。
《エイヴンの擬態術士/Aven Mimeomancer》
{1}{W}{U}
クリーチャー ― 鳥・ウィザード
3/1
飛行
あなたのアップキープの開始時に、クリーチャー1体を対象とする。あなたはそれの上に羽根カウンターを1個置いてもよい。そうした場合、それの上に羽根カウンターが置かれているかぎり、そのクリーチャーは3/1で飛行を持つ。
* これにより対象のクリーチャーに与えられる継続的効果は、「第5種+第6b種」である。
そして期限は「それの上に羽根カウンターが置かれているかぎり」である。
(FAQにある文章は全てこれで説明できる)
* 影響を受けているクリーチャーは、それの上に羽根カウンターが置かれているかぎり、
3/1で飛行を持つ。この効果は、《エイヴンの擬態術士》が場を離れても続く。
* 羽カウンターがあることと、3/1で飛行を持つことには、直接の関係がない。
《エーテル宣誓会の盾魔道士/Ethersworn Shieldmage》
{1}{W}{U}
アーティファクト・クリーチャー ― ヴィダルケン・ウィザード
2/2
瞬速
エーテル宣誓会の盾魔道士が場に出たとき、このターン、アーティファクト・クリーチャーに与えられるすべてのダメージを軽減する。
* この誘発型能力による効果は、パーマネントの特性を変化させない。
従って、この能力の解決時以降に出るパーマネントも、この効果を受ける。
《大渦のきずな/Maelstrom Nexus》
{W}{U}{B}{R}{G}
エンチャント
各ターン、あなたが最初にプレイする呪文は続唱を持つ。(あなたの最初の呪文をプレイしたとき、あなたのライブラリーの一番上のカードを、コストがより低い土地でないカードが取り除かれるまでゲームから取り除く。 あなたはそれをそのマナ・コストを支払うことなくプレイしてもよい。その取り除いたカードを、無作為の順番で一番下に置く。)
* 《大渦のきずな》は、各ターンにあなたが最初にプレイした呪文に適用される。あなたのターンに限られない。
* 最初にプレイした呪文がすでに続唱を持っている場合、両方の続唱が個別に誘発する。
* この効果は、《大渦のきずな》が場に出たターン、場に出る前にプレイされた呪文も、
スタック上にあるものも含めて考慮に入れる。そのターンに、あなたがすでに
(《大渦のきずな》自身も含め)呪文をプレイしている場合、このターンは他の呪文に続唱を与えない。
《大渦の脈動/Maelstrom Pulse》
{1}{B}{G}
ソーサリー
土地でないパーマネント1つを対象とし、それと、そのパーマネントと同じ名前を持つ他のすべてのパーマネントを破壊する。
→《残響する真実/Echoing Truth》なども参照すること。挙動は同じである。
《虚無跡のガルガンチュアン/Nulltread Gargantuan》
{1}{G}{U}
クリーチャー ― ビースト
5/6
虚無跡のガルガンチュアンが場に出たとき、あなたがコントロールするクリーチャーを1体、オーナーのライブラリーの一番上に置く。
* この誘発型能力は対象を取っていない。ライブラリーの上に戻す選択は解決時に行う。
《結晶化/Crystallization》
{G/U}{W}
エンチャント ― オーラ
エンチャント(クリーチャー)
エンチャントされているクリーチャーは、攻撃やブロックに参加できない。
エンチャントされているクリーチャーが呪文や能力の対象になったとき、そのクリーチャーをゲームから取り除く。
* エンチャントされているクリーチャーが呪文や能力の対象になったとき、
《結晶化》の後の能力が誘発する。能力の解決時、その時点で《結晶化》が場を離れていたり
他のクリーチャーにエンチャントされていたとしても、元のクリーチャーはゲームから取り除かれる。
《最高の時/Finest Hour》
{2}{G}{W}{U}
エンチャント
賛美 (あなたがコントロールするいずれかのクリーチャーが単独で攻撃するたび、そのクリーチャーはターン終了時まで+1/+1の修整を受ける。)
あなたがコントロールするいずれかのクリーチャーが単独で攻撃するたび、それがこのターンの最初の戦闘フェイズである場合、そのクリーチャーをアンタップする。このフェイズの後に、追加の戦闘フェイズを加える。
* 他の同様のカードと異なり、《最高の時》は2つの戦闘フェイズの間にメイン・フェイズ
を作成しない。2つ目の戦闘フェイズは、現在のものが終わると直ちに始まる。
《思考の大出血/Thought Hemorrhage》
{2}{B}{R}
ソーサリー
プレイヤー1人を対象とする。土地でないカード名を1つ指定する。プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーは手札を公開する。思考の大出血はそのプレイヤーに、これにより公開されたその名前を持つカード1枚につき3点のダメージを与える。そのプレイヤーの墓地と手札とライブラリーから、その名前を持つカードをすべて探し、それらをゲームから取り除く。その後、そのプレイヤーは自分のライブラリーを切り直す。
* 対象となったプレイヤーが選ばれたカード名のカードを複数枚手札に持つ場合、
《思考の大出血》のダメージは一度に与えられる。
* 探しているカードが墓地にあった場合、それは見つける義務がある。
一方、手札やライブラリーからそのカードを見つけることは任意である。
《正義の盾/Shield of the Righteous》
{W}{U}
アーティファクト ― 装備品
装備しているクリーチャーは+0/+2の修整を受けるとともに警戒を持つ。
装備しているクリーチャーがクリーチャーを1体ブロックするたび、そのブロックされた
クリーチャーはそれのコントローラーの次のアンタップ・ステップにアンタップしない。
装備 {2}
* 《正義の盾》の2つ目の能力はそのブロックされたクリーチャーをタップしない。
それは、そのクリーチャーを、コントローラーの次のアンタップ・ステップにアンタップさせないだけである。
* ブロックされたクリーチャーが、コントローラーの次のアンタップ・ステップの開始時に
すでにアンタップ状態だった場合、この能力は効果が無い。そのクリーチャーがタップ
された後のターンに適用されることはない。
* 《正義の盾》の2つ目の能力は、ブロックされたクリーチャーのコントローラーを追わない。
そのクリーチャーのコントローラーの次のアンタップ・ステップが来る前に、
コントローラーが変わった場合、この効果は新しいコントローラーの次のアンタップ・ステップ
でのアンタップを防ぐ。
《センの三つ子/Sen Triplets》
{2}{W}{U}{B}
伝説のアーティファクト・クリーチャー ― 人間・ウィザード
3/3
あなたのアップキープの開始時に、対戦相手1人を対象とする。このターン、そのプレイヤーは呪文や起動型能力をプレイできず、自分の手札を公開したままプレイする。このターン、あなたはそのプレイヤーの手札のカードをプレイできる。
* この能力は1つの誘発型能力である。
* あなたは自分の手札からではなく、相手の手札からカードをプレイする。
* あなたは対象となったプレイヤーの手札の呪文をプレイできるが、能力はプレイできない。
(例:サイクリング能力のプレイはできない)
* この能力の解決後も、対象となったプレイヤーは適切な時点で優先権を得るし、特別な行動
(裏向きのクリーチャーを表向きにする等)は実行できる。しかし、そのプレイヤーは呪文や
起動型能力を(マナ能力も含め)プレイできない。
《ドラゴンの大母/Dragon Broodmother》
{2}{R}{R}{R}{G}
クリーチャー ― ドラゴン
4/4
飛行
各アップキープの開始時に、飛行と「貪食 2」を持つ赤であり緑である1/1のドラゴン・クリーチャー・トークンを1体場に出す。(そのトークンが場に出るに際し、あなたは望む数のクリーチャーを生け贄に捧げてもよい。それはその数の2倍に等しい+1/+1カウンターが置かれた状態で場に出る。)
* 双頭巨人戦において、《ドラゴンの大母》は各チームのアップキープにつき1回しか誘発しない。
各プレイヤーにつき1回ではない。
《謎のスフィンクス/Enigma Sphinx》
{4}{W}{U}{B}
アーティファクト・クリーチャー ― スフィンクス
5/4
飛行
謎のスフィンクスが場からあなたの墓地に置かれたとき、それをあなたのライブラリーの一番上から3枚目に置く。
続唱 (あなたがこの呪文をプレイしたとき、あなたのライブラリーの一番上のカードを、コストがより低い土地でないカードが取り除かれるまでゲームから取り除く。 あなたはそれをそのマナ・コストを支払うことなくプレイしてもよい。その取り除いたカードを、無作為の順番で一番下に置く。)
* 《謎のスフィンクス》の2つ目の能力の解決時に、あなたのライブラリーのカードが0枚か1枚
である場合、《謎のスフィンクス》をライブラリーの一番下に置く。
* 他のプレイヤーがオーナーである《謎のスフィンクス》をあなたがコントロールしている場合、
それは場からそのプレイヤーの墓地に置かれるため、《謎のスフィンクス》の2番目の能力は誘発しない。
《復讐に燃えた再誕/Vengeful Rebirth》
{4}{R}{G}
ソーサリー
あなたの墓地にあるカード1枚を対象とし、それをあなたの手札に戻す。これにより土地でないカードをあなたの手札に戻した場合、復讐に燃えた再誕はその後者に、そのカードの点数で見たマナ・コストに等しい点数のダメージを与える。
復讐に燃えた再誕をゲームから取り除く。
Sorcery
Return target card from your graveyard to your hand. If you return a nonland card to your hand this way, Vengeful Rebirth deals damage equal to that card’s converted mana cost to target creature or player.
Remove Vengeful Rebirth from the game.
筆者注)日本語FAQには2つめの対象をとる部分の言葉が抜け落ちています。
参考まで英語版の文章も併記しておきます。会場ではカードの文章にお気をつけ下さい。
* この呪文の対象は2つである。
* 両方の対象が不適正になったら、《復讐に燃えた再誕》は打ち消される。それは墓地に置かれる。
《不屈の随員/Dauntless Escort》
{1}{G}{W}
クリーチャー ― サイ・兵士
3/3
不屈の随員を生け贄に捧げる:このターン、あなたがコントロールするクリーチャーは破壊されない。
* この能力はパーマネントの特性を変化させず、ゲーム・ルールを変更する。
従って、この能力の解決後に出たクリーチャーも効果を受ける。
《ボーラスの奴隷/Slave of Bolas》
{3}{U/R}{B}
ソーサリー
クリーチャー1体を対象とし、それのコントロールを得る。そのクリーチャーをアンタップする。それはターン終了時まで速攻を得る。ターン終了時にそれを生け贄に捧げる。
* 「ターン終了時に」の能力の解決時に、あなたが対象となったクリーチャーをコントロール
していない場合、そのクリーチャーは生け贄に捧げられない。
《捕食者の優位/Predatory Advantage》
{3}{R}{G}
エンチャント
各対戦相手のターン終了時に、そのプレイヤーがこのターンにクリーチャー呪文をプレイしていなかった場合、緑の2/2のトカゲ・クリーチャー・トークンを1体場に出す。
* 誘発条件に ", if" があることに注意すること。
* 《捕食者の優位》は、プレイヤーがクリーチャー呪文をプレイしていたかどうかをチェックする。
そのプレイヤーのコントロール下でクリーチャーが場に出たかどうかではない。
* 双頭巨人戦では、《捕食者の優位》の能力は、対戦相手のチームのターンに、
各プレイヤーに対して別個に誘発する。
どちらのプレイヤーもクリーチャー呪文をプレイしていなかった場合、あなたはトカゲを2体得る。
どちらがクリーチャー呪文をプレイしていたがもう一方がプレイしていなかった場合、
あなたはトカゲを1体得る。
《結び蔦の聖騎士/Knotvine Paladin》
{G}{W}
クリーチャー ― 人間・騎士
2/2
結び蔦の聖騎士が攻撃するたび、それはターン終了時まで、あなたがコントロールするアンタップ状態のクリーチャー1体につき+1/+1の修整を受ける。
*あなたがコントロールするアンタップ状態のクリーチャーの数は、能力の解決時に数える。
このボーナスはその時点で固定される。
その時点で、他の攻撃クリーチャーは(警戒を持っていないかぎり)すでにタップされている。
《メイエルのアリア/Mayael’s Aria》
{R}{G}{W}
エンチャント
あなたのアップキープの開始時に、あなたがパワーが5以上のクリーチャーをコントロールしているなら、あなたがコントロールする各クリーチャーにそれぞれ+1/+1カウンターを1個置く。その後、あなたがパワーが10以上のクリーチャーをコントロールしているなら、あなたは10点のライフを得る。その後、あなたがパワーが20以上のクリーチャーをコントロールしているなら、あなたはこのゲームに勝利する。
* この能力は、あなたのアップキープの開始時に誘発する。", if" 節ではないことに注意せよ。
あなたが該当するクリーチャーをコントロールしているかどうかは、能力の解決時にのみチェックする。
* 能力の3つのパートは順番に実行する。
例えば、この能力の解決を始める段階で、あなたがパワーが9のクリーチャーをコントロール
している場合、あなたはあなたがコントロールする各クリーチャーに+1/+1カウンター
を1個ずつ置く ― その後、あなたはパワーが10のクリーチャーをコントロールしているので、
あなたは10点のライフを得る。
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そんなところで。
あ、今週の金曜問題もありません。FAQを良く読んでおくと良いかもです。
コメント
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あなたの墓地にあるカード1枚を対象とし、クリーチャー1体かプレイヤー1人を対象とする。その前者をあなたの手札に戻す。これにより土地でないカードをあなたの手札に戻した場合、復讐に燃えた再誕はその後者に、そのカードの点数で見たマナ・コストに等しい点数のダメージを与える。
復讐に燃えた再誕をゲームから取り除く。
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印刷された実際のカードでは問題無いようです。
連絡しておけばよかったと反省しておりまする