ALA-CON 2HG ruling memo.
2009年2月25日 Ruling コメント (2)#某属性方面から勧められた「ばけらの!」を、忙しい中の片手間に読むというのは、
#はたして正しい行動なのかどうか悩む。が、読んでいる最中に悩む必要はないのであった。
いよいよ今週末からPT京都です。本戦以外にもたくさんのサイドイベントが行われます。
その中で、2HGのシールド戦がALA 4pack, CON 4packを使用して予定されています。
2HGは通常の2人戦とはまた異なる動きを見せるカードが多く、だいたいの試合の流れはわかっていても
カードやエキスパンション固有のルーリングではうろ覚えの部分も多いのではと思われます。
(主においらがそうなんですけどね)
ということで、ALA-CONに収録されているカードで、2HGにおいて注意すべきものをピックアップして
みました。目を通しておくと少しは得になるかもしれません。
初期の共通ライフ、マリガンの仕方、先手チームのドローステップ飛ばし、攻撃宣言、
戦闘ダメージの割り振り、などはよく質問に上がりますが、それらは基本的な事項ですので、
CR本文を参照してください。
なお、以下の文章では、チームAのプレイヤーをA1,A2、
その対戦チームであるチームBのプレイヤーをB1,B2と表記します。
----------------------------
2HG:能力注釈
----------------------------
・賛美
賛美能力の誘発条件は「あなたがコントロールするいずれかのクリーチャーが単独で攻撃するたび」である。
つまり、「戦闘フェイズにおいてただ1体のクリーチャーのみが攻撃クリーチャーとして宣言される」
ことが必要であり、「あなたがコントロール」していなくてはいけない。
例)チームAは以下のクリーチャーをコントロールしている。
A1:《アクラサの従者/Akrasan Squire》、《聖域のガーゴイル/Sanctum Gargoyle》
A2:《宮廷の射手/Court Archers》、《シーリアのエルフ/Cylian Elf》
1)A1の《聖域のガーゴイル》とA2の《シーリアのエルフ》が攻撃した場合
→「クリーチャーが単独で攻撃」していないので、賛美能力は誘発しない。
2)A1の《聖域のガーゴイル》のみが攻撃した場合
→「あなたのコントロールする」=A1の《アクラサの従者》が持つ賛美能力のみが誘発する。
・プレインズウォーカー
戦闘フェイズにおいて、相手チームに攻撃を行うか、その相手チームのいずれかがコントロール
しているプレインズウォーカーに対して攻撃を行うかを、各攻撃クリーチャーについて選択する必要がある。
特に何も意思表示をしなかった場合、相手チームに対して攻撃を行ったものとみなされる。
・版図
数えるのは「あなたのコントロールする土地の中の基本土地タイプの数」である。
チームメイトの方は数えない。
----------------------------
2HGカード別注釈:アラーラの断片
----------------------------
・《天使の祝祷/Angelic Benediction》
・《戦誉の天使/Battlegrace Angel》
・《数多のラフィーク/Rafiq of the Many》
*賛美能力と同様に、誘発型能力が誘発するためには、あなたのコントロールするクリーチャーが
単独で攻撃しなくてはいけない。チームメイトのクリーチャーでは誘発しない。
・《活力の揺り篭/Cradle of Vitality》
*双頭巨人戦での共有ライフの扱いに注意せよ。(ライフを特定の値にされた場合など)
結果としてあなたがライフを得たならば、このカードの能力は誘発する。
・《遍歴の騎士、エルズペス/Elspeth, Knight-Errant》
*3番目の能力を使用した場合、破壊されなくなるのはあなたのコントロールするものだけである。
チームメイトはそうならない。
・《エーテル宣誓会の法学者/Ethersworn Canonist》
*この能力はそれぞれのプレイヤーに対して作用する。つまり、A1、A2、B1、B2は、
アーティファクトでない呪文をそれぞれ1ターンに1つずつしかプレイできない。
・《無敵の賛歌/Invincible Hymn》
*ライフを特定の値にするので、共有ライフはそれによって変動する。
例えば、チームAの共有ライフが17である時に、A1が《無敵の賛歌》によってライフが20になると、
A1はライフが 9→20になったと見なされるので、共有ライフは11増えて28になる。
・《岩投げの小隊/Rockcaster Platoon》
*それぞれのプレイヤーへダメージが飛ぶ。(通常、共有ライフは4点減ることになる)
・《後追いの呼び声/Call to Heel》
*もちろん、あなたのチームメイトがコントロールするクリーチャーにプレイすると、
あなたのチームメイトがカードを引く。
・《エスパーの戦闘魔道士/Esper Battlemage》
*白マナで起動する方の能力は、「あなた」へのダメージを軽減する。
チームメイトのプレイヤーへ与えられるダメージは軽減しない。
(同様の効果をもつカードはいくらでもある)
・《標本集め/Gather Specimens》
*双頭巨人戦においては、相手チームのどちらのコントロール下で出てくるクリーチャーにも効果がある。
・《記憶の浸食/Memory Erosion》
*相手チームのどちらが呪文をプレイしても誘発するが、削れるのはその呪文をプレイしたプレイヤー
のみである。解決時に都合良く削るライブラリーを選べるわけではない。
・《肉袋の匪賊/Fleshbag Marauder》
*もちろん、あなたのチームメイトもクリーチャーを1つ生け贄に捧げなくてはいけない。
・《残忍なハイドラ/Feral Hydra》
*起動型能力を誰でもプレイできることに注意。チームの相方とか。
・《浄火の大天使/Empyrial Archangel》
*あなたへ与えられるダメージを全て代わりに受ける。チームメイトやプレインズウォーカーへの
ダメージを受けることはできない。
・《クァーサルの伏兵/Qasali Ambusher》
*瞬速を持つかのようにプレイしてよい条件は、
i)「いずれかのクリーチャーがあなたを攻撃している」 かつ、
ii)「あなたが森と平地をコントロールしている」
である。
双頭巨人戦では、いずれかのクリーチャーがあなたのチームを攻撃している場合、条件i)を満たす。
*プレインズウォーカーへの攻撃は条件i)を満たさない。
・《セドラクシスの死霊/Sedraxis Specter》
*戦闘ダメージを割り振る際には、防御プレイヤーを1人指定しなくてはいけない。(CR606.7d)
つまり、《セドラクシスの死霊》の攻撃が通り、本体へダメージを割り振る場合、
相手チームの一人を選んでダメージを割り振る。そして、解決時にそのプレイヤーに対して
手札を捨てさせる能力が誘発する。
・《スフィンクスの君主/Sphinx Sovereign》
*タップ状態の能力では、「各対戦相手」が3点のライフを失う。
つまり、双頭巨人戦ではチームの共有ライフが6点減る。
・《冷静な天使/Stoic Angel》
*各プレイヤーは1体のクリーチャーのみアンタップできる。チームにつき1体ではない。
・《死者の鏡/Lich’s Mirror》
*A1が《死者の鏡》をコントロールし、A2が敗北条件を満たしたとしても、チームAは敗北しない。
敗北する代わりに、A1の手札、墓地、パーマネントは全てライブラリーにシャッフルされて、
A1は7枚のカードを引き、A1のライフを20にする。A2には何も起こらない。
*ライフを特定の値にするので、共有ライフはそれによって変動する。
例えば、チームAの共有ライフがマイナス3になり、状況起因効果のチェック時に敗北する代わりに、
A1の《死者の鏡》によってライフが20になると、A1はライフが -1→20になったと見なされるので、
共有ライフは19増えて16になる。
*敗北するのと同時に致死ダメージ等の状況起因効果のチェックによって領域を移動する
パーマネントがある場合、それらはライブラリーにシャッフルされるか、移動したあとの領域に
とどまるかをあなたが選ぶことができる。
*他にもこのカードは奇妙な相互作用を引き起こすが、詳しくはFAQを参照すること。
(めったにそのような事態には直面しないだろうけど……)
・《滅消の杭/Quietus Spike》
*共有ライフの値ではなく、プレイヤー個人のライフの値を見る。
A1のコントロールしている《滅消の杭》を装備した《シーリアのエルフ》が、チームBに攻撃し、
B1にダメージを割り振った。このときのチームBの共有ライフが27点ならば、
27→25 (《シーリアのエルフ》による戦闘ダメージ)
25→18 (《滅消の杭》によるライフ減少。B1個人のライフは13なので、13/2=6.5 切り上げて
7点のライフを失う。)
となる。
----------------------------
2HGカード別注釈:コンフラックス
----------------------------
・《困惑の石/Cumber Stone》
*対戦チーム2人の両方に対して効果が適用される。
・《絞り取る悪魔/Extractor Demon》
*能力が誘発するたびに、プレイヤーを対象とする。そのプレイヤーのライブラリーを削る。
(→《記憶の浸食/Memory Erosion》とは違う)
・《感染性の恐怖/Infectious Horror》
*それぞれの対戦相手が2ライフ失う。つまり、双頭巨人戦ではチームの共有ライフが4点減る。
・《ケデレクトの寄生魔/Kederekt Parasite》
*それぞれの対戦相手について効果がある。
・《血の暴君/Blood Tyrant》
*双頭巨人戦の場合、アップキープにそれぞれのプレイヤーが1ライフを失う。
結果、互いのチームの共有ライフは2点ずつ減り、《血の暴君》の上には4つの+1/+1カウンターが乗る。
・《古老の熟達/Elder Mastery》
*(→《セドラクシスの死霊/Sedraxis Specter》)
・《黄金塔の報復者/Giltspire Avenger》
*対象にできるのは「このターンにあなたにダメージを与えたクリーチャー1体」である。
(#と、いうことは双頭巨人戦だと……?)
・《成金、グヮファ・ハジード/Gwafa Hazid, Profiteer》
*あなたのチームメイトのコントロールするクリーチャーを対象に取れる。
戦闘で相打ちするクリーチャーに使用するのがおすすめ。
・《厳然たるスフィンクス/Magister Sphinx》
*ライフを特定の値にするので、共有ライフはそれによって変動する。
*場に出た時の誘発型能力は強制である。
・《マルフェゴール/Malfegor》
*対戦相手2人が影響を受ける。あなたのチームメイトは対戦相手ではない。
・《玉砕/Suicidal Charge》
*対戦相手の2人共が影響をうける。
--------------------------
そんなところで。
以下予告。
今週の金曜問題はお休みです。
おいら自身は、土曜日午後からPT京都会場にて白黒服を着てうろうろ(?)してますので
見かけても石を投げないで下さい。
#はたして正しい行動なのかどうか悩む。が、読んでいる最中に悩む必要はないのであった。
いよいよ今週末からPT京都です。本戦以外にもたくさんのサイドイベントが行われます。
その中で、2HGのシールド戦がALA 4pack, CON 4packを使用して予定されています。
2HGは通常の2人戦とはまた異なる動きを見せるカードが多く、だいたいの試合の流れはわかっていても
カードやエキスパンション固有のルーリングではうろ覚えの部分も多いのではと思われます。
(主においらがそうなんですけどね)
ということで、ALA-CONに収録されているカードで、2HGにおいて注意すべきものをピックアップして
みました。目を通しておくと少しは得になるかもしれません。
初期の共通ライフ、マリガンの仕方、先手チームのドローステップ飛ばし、攻撃宣言、
戦闘ダメージの割り振り、などはよく質問に上がりますが、それらは基本的な事項ですので、
CR本文を参照してください。
なお、以下の文章では、チームAのプレイヤーをA1,A2、
その対戦チームであるチームBのプレイヤーをB1,B2と表記します。
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2HG:能力注釈
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・賛美
賛美能力の誘発条件は「あなたがコントロールするいずれかのクリーチャーが単独で攻撃するたび」である。
つまり、「戦闘フェイズにおいてただ1体のクリーチャーのみが攻撃クリーチャーとして宣言される」
ことが必要であり、「あなたがコントロール」していなくてはいけない。
例)チームAは以下のクリーチャーをコントロールしている。
A1:《アクラサの従者/Akrasan Squire》、《聖域のガーゴイル/Sanctum Gargoyle》
A2:《宮廷の射手/Court Archers》、《シーリアのエルフ/Cylian Elf》
1)A1の《聖域のガーゴイル》とA2の《シーリアのエルフ》が攻撃した場合
→「クリーチャーが単独で攻撃」していないので、賛美能力は誘発しない。
2)A1の《聖域のガーゴイル》のみが攻撃した場合
→「あなたのコントロールする」=A1の《アクラサの従者》が持つ賛美能力のみが誘発する。
・プレインズウォーカー
戦闘フェイズにおいて、相手チームに攻撃を行うか、その相手チームのいずれかがコントロール
しているプレインズウォーカーに対して攻撃を行うかを、各攻撃クリーチャーについて選択する必要がある。
特に何も意思表示をしなかった場合、相手チームに対して攻撃を行ったものとみなされる。
・版図
数えるのは「あなたのコントロールする土地の中の基本土地タイプの数」である。
チームメイトの方は数えない。
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2HGカード別注釈:アラーラの断片
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・《天使の祝祷/Angelic Benediction》
・《戦誉の天使/Battlegrace Angel》
・《数多のラフィーク/Rafiq of the Many》
*賛美能力と同様に、誘発型能力が誘発するためには、あなたのコントロールするクリーチャーが
単独で攻撃しなくてはいけない。チームメイトのクリーチャーでは誘発しない。
・《活力の揺り篭/Cradle of Vitality》
*双頭巨人戦での共有ライフの扱いに注意せよ。(ライフを特定の値にされた場合など)
結果としてあなたがライフを得たならば、このカードの能力は誘発する。
・《遍歴の騎士、エルズペス/Elspeth, Knight-Errant》
*3番目の能力を使用した場合、破壊されなくなるのはあなたのコントロールするものだけである。
チームメイトはそうならない。
・《エーテル宣誓会の法学者/Ethersworn Canonist》
*この能力はそれぞれのプレイヤーに対して作用する。つまり、A1、A2、B1、B2は、
アーティファクトでない呪文をそれぞれ1ターンに1つずつしかプレイできない。
・《無敵の賛歌/Invincible Hymn》
*ライフを特定の値にするので、共有ライフはそれによって変動する。
例えば、チームAの共有ライフが17である時に、A1が《無敵の賛歌》によってライフが20になると、
A1はライフが 9→20になったと見なされるので、共有ライフは11増えて28になる。
・《岩投げの小隊/Rockcaster Platoon》
*それぞれのプレイヤーへダメージが飛ぶ。(通常、共有ライフは4点減ることになる)
・《後追いの呼び声/Call to Heel》
*もちろん、あなたのチームメイトがコントロールするクリーチャーにプレイすると、
あなたのチームメイトがカードを引く。
・《エスパーの戦闘魔道士/Esper Battlemage》
*白マナで起動する方の能力は、「あなた」へのダメージを軽減する。
チームメイトのプレイヤーへ与えられるダメージは軽減しない。
(同様の効果をもつカードはいくらでもある)
・《標本集め/Gather Specimens》
*双頭巨人戦においては、相手チームのどちらのコントロール下で出てくるクリーチャーにも効果がある。
・《記憶の浸食/Memory Erosion》
*相手チームのどちらが呪文をプレイしても誘発するが、削れるのはその呪文をプレイしたプレイヤー
のみである。解決時に都合良く削るライブラリーを選べるわけではない。
・《肉袋の匪賊/Fleshbag Marauder》
*もちろん、あなたのチームメイトもクリーチャーを1つ生け贄に捧げなくてはいけない。
・《残忍なハイドラ/Feral Hydra》
*起動型能力を誰でもプレイできることに注意。チームの相方とか。
・《浄火の大天使/Empyrial Archangel》
*あなたへ与えられるダメージを全て代わりに受ける。チームメイトやプレインズウォーカーへの
ダメージを受けることはできない。
・《クァーサルの伏兵/Qasali Ambusher》
*瞬速を持つかのようにプレイしてよい条件は、
i)「いずれかのクリーチャーがあなたを攻撃している」 かつ、
ii)「あなたが森と平地をコントロールしている」
である。
双頭巨人戦では、いずれかのクリーチャーがあなたのチームを攻撃している場合、条件i)を満たす。
*プレインズウォーカーへの攻撃は条件i)を満たさない。
・《セドラクシスの死霊/Sedraxis Specter》
*戦闘ダメージを割り振る際には、防御プレイヤーを1人指定しなくてはいけない。(CR606.7d)
つまり、《セドラクシスの死霊》の攻撃が通り、本体へダメージを割り振る場合、
相手チームの一人を選んでダメージを割り振る。そして、解決時にそのプレイヤーに対して
手札を捨てさせる能力が誘発する。
・《スフィンクスの君主/Sphinx Sovereign》
*タップ状態の能力では、「各対戦相手」が3点のライフを失う。
つまり、双頭巨人戦ではチームの共有ライフが6点減る。
・《冷静な天使/Stoic Angel》
*各プレイヤーは1体のクリーチャーのみアンタップできる。チームにつき1体ではない。
・《死者の鏡/Lich’s Mirror》
*A1が《死者の鏡》をコントロールし、A2が敗北条件を満たしたとしても、チームAは敗北しない。
敗北する代わりに、A1の手札、墓地、パーマネントは全てライブラリーにシャッフルされて、
A1は7枚のカードを引き、A1のライフを20にする。A2には何も起こらない。
*ライフを特定の値にするので、共有ライフはそれによって変動する。
例えば、チームAの共有ライフがマイナス3になり、状況起因効果のチェック時に敗北する代わりに、
A1の《死者の鏡》によってライフが20になると、A1はライフが -1→20になったと見なされるので、
共有ライフは19増えて16になる。
*敗北するのと同時に致死ダメージ等の状況起因効果のチェックによって領域を移動する
パーマネントがある場合、それらはライブラリーにシャッフルされるか、移動したあとの領域に
とどまるかをあなたが選ぶことができる。
*他にもこのカードは奇妙な相互作用を引き起こすが、詳しくはFAQを参照すること。
(めったにそのような事態には直面しないだろうけど……)
・《滅消の杭/Quietus Spike》
*共有ライフの値ではなく、プレイヤー個人のライフの値を見る。
A1のコントロールしている《滅消の杭》を装備した《シーリアのエルフ》が、チームBに攻撃し、
B1にダメージを割り振った。このときのチームBの共有ライフが27点ならば、
27→25 (《シーリアのエルフ》による戦闘ダメージ)
25→18 (《滅消の杭》によるライフ減少。B1個人のライフは13なので、13/2=6.5 切り上げて
7点のライフを失う。)
となる。
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2HGカード別注釈:コンフラックス
----------------------------
・《困惑の石/Cumber Stone》
*対戦チーム2人の両方に対して効果が適用される。
・《絞り取る悪魔/Extractor Demon》
*能力が誘発するたびに、プレイヤーを対象とする。そのプレイヤーのライブラリーを削る。
(→《記憶の浸食/Memory Erosion》とは違う)
・《感染性の恐怖/Infectious Horror》
*それぞれの対戦相手が2ライフ失う。つまり、双頭巨人戦ではチームの共有ライフが4点減る。
・《ケデレクトの寄生魔/Kederekt Parasite》
*それぞれの対戦相手について効果がある。
・《血の暴君/Blood Tyrant》
*双頭巨人戦の場合、アップキープにそれぞれのプレイヤーが1ライフを失う。
結果、互いのチームの共有ライフは2点ずつ減り、《血の暴君》の上には4つの+1/+1カウンターが乗る。
・《古老の熟達/Elder Mastery》
*(→《セドラクシスの死霊/Sedraxis Specter》)
・《黄金塔の報復者/Giltspire Avenger》
*対象にできるのは「このターンにあなたにダメージを与えたクリーチャー1体」である。
(#と、いうことは双頭巨人戦だと……?)
・《成金、グヮファ・ハジード/Gwafa Hazid, Profiteer》
*あなたのチームメイトのコントロールするクリーチャーを対象に取れる。
戦闘で相打ちするクリーチャーに使用するのがおすすめ。
・《厳然たるスフィンクス/Magister Sphinx》
*ライフを特定の値にするので、共有ライフはそれによって変動する。
*場に出た時の誘発型能力は強制である。
・《マルフェゴール/Malfegor》
*対戦相手2人が影響を受ける。あなたのチームメイトは対戦相手ではない。
・《玉砕/Suicidal Charge》
*対戦相手の2人共が影響をうける。
--------------------------
そんなところで。
以下予告。
今週の金曜問題はお休みです。
おいら自身は、土曜日午後からPT京都会場にて白黒服を着てうろうろ(?)してますので
見かけても石を投げないで下さい。
コメント
横槍なのですが、《血の暴君》は各プレイヤーがライフを失うので、「双方の共有ライフが2点減り、《血の暴君》の上に+1/+1カウンターが4個置かれる」のでは。
ご指摘感謝。