#今週末は世界選手権です。
#Extendedがまったく手つかずでPTベルリン以降放置されているのですが、
#はたしてまたエルフ祭りが観られるのでしょうか。
#それと、19日の発表がすこし楽しみな自分もいます。

以前に、DCI-Rのまとめをする、とか書いておりましたが、
別blogでそれらを書いてみることにしました。

http://blog.mtg.ne.jp/cbanother/

ちょこちょこ増やしていくので以後よろしくお願いします。
なお、どちらかというと主催者向けっぽくなるかと思います。


というわけで、先週の回答ー。

問1
かたならし○×。

「『到達/Reach』能力をもつクリーチャーは、ブロック・クリーチャー指定ステップのみ
 飛行を持つ。」

○か×か?


×

飛行を持つクリーチャーは、飛行も到達も持たないクリーチャーによってブロックされない。(CR502.4b)

到達は単に飛行を持つクリーチャーをブロックできるという能力であり、
飛行を持つわけではない。


問2

Aは《肥沃な大地/Fertile Ground》がエンチャントされた《秘教の門/Mystic Gate》を
コントロールしている。

A「この《秘教の門》をタップして、{W}{W}を出すね。」
B「え? 出せるの?」
A「まずタップすることによって《肥沃な大地》から{W}が出て、そのマナを払えばできるよ。」

Aの主張は正しいか?


正しくない。

マナ能力のプレイに関しても、CR409.1bからCR409.1iの記述に従ってプレイされる。(CR411.1))

問題の場合、《肥沃な大地/Fertile Ground》からマナが出るためには
《秘教の門》のマナ能力がプレイされていないといけない。
ということは、《秘教の門》のマナ能力のコストを支払う段階では、《肥沃な大地》から
マナは生み出されていないので、問題のようなプレイはできない。

 

問3

私は《誘惑蒔き/Sower of Temptation》で、対戦相手の《灰色熊/Grizzly Bears》の
コントロールを得ている。

3-1)
対戦相手は、《灰色熊》を対象に《霧への変化/Turn to Mist》をプレイした。
ターン終了時に《灰色熊》が戻ってくると、どちらのコントロール下で場に出るか?

3-2)
対戦相手は、《灰色熊》を対象に《次元のほころび/Reality Ripple》をプレイした。
《灰色熊》が戻ってくると、どちらのコントロール下で場に出るか?


回答の前に、《灰色熊/Grizzly Bears》のオーナーは対戦相手である。
問題中にははっきりとそう書いていなかった事をお詫びする。

3-1)対戦相手のコントロール下

ゲーム外に移動し、場に戻ってきた《灰色熊》は、別のパーマネントとして扱われる。(CR217.1c)
このため、《灰色熊》はオーナーのコントロール下で場に戻る。

 
3-2)やはり、対戦相手のコントロール下

フェイズ・アウトしたパーマネントは、以前の状況を覚えていて、その状態で場に戻るのが普通である。

が、持続時間の定められている効果や遅延誘発型能力は、フェイズ・アウトしたパーマネントに
影響を及ぼしつづけることはできない。(CR502.15g)

《誘惑蒔き/Sower of Temptation》の誘発型能力でコントロールを奪う効果は、
持続時間が定められている効果(= limited duration effect)なので、
この問題の場合、《灰色熊》がフェイズ・アウトして再びフェイズ・インしてきた場合には
《誘惑蒔き》の効果は影響を及ぼせなくなっている。

従ってコントロールは、《誘惑蒔き》の効果を受ける前のコントローラー(=対戦相手)になる。

CR502.15hも参照のこと。


#ま、フェイジングは鬼門の一つですので、あまり見たくないですね。


------------------------------

そんなところで。


コメント

029
2008年12月10日20:26

よくBMでジャンドマンと呼ばれてるもんでがす
DN始めたんでよろしくどうぞ

nophoto
田舎人
2008年12月11日0:45

>別blogで
参考にさせていただきます。
感謝感謝。

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