Answer: Friday Magic Quiz. [08-38A]
2008年11月20日 FMQ#来年度のGP予定表が発表されました。
#2日目に行く人数が64や128とは限らなくなり、
#GPが同じ週末に開催されることはなくなりました。
#さて、日本では・・・
WofCのサイトにて、来年度のGP予定が発表されています。
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/other/112008a
19のGPが世界中で予定されており、日本での開催は以下の通りです。
神戸 2009年4月18-19日 (エクステンデッド)
新潟 2009年8月29-30日 (シールド+ブースタードラフト)
北九州 2009年10月 3- 4日 (シールド+ブースタードラフト)
……あらら、スタンダードがありませんね。
また、来年度のGPで、2日目に抜ける人数が変更されます。
・参加人数が799人まで:
1)2敗0分以上の成績のプレイヤー(8回戦なら、6勝2敗0分=勝ち点18以上のプレイヤー)
2)上位64名
・参加人数が800人以上:
1)2敗0分以上の成績のプレイヤー(8回戦なら、6勝2敗0分=勝ち点18以上のプレイヤー)
2)上位128名
いずれも、1)か2)の多い方の人数が、2日目に進出します。
例)
参加人数が820人で、スイス9回戦にて1日目が行われたとする。
・あるプレイヤーAの成績は7-2-0であったので、規定により2日目に進出する。
・あるプレイヤーBの成績は6-2-1であった。必要な勝ち点は21点なので足りないが、
Bの成績は110位だったので上位128名に該当し、2日目に進出する。
同様に、参加人数が500人で、スイス8回戦にて1日目が行われたとする。
・あるプレイヤーAの成績は6-2-0で47位であった。規定により2日目に進出する。
・あるプレイヤーBの成績は6-2-0で66位であった。規定により2日目に進出する。
(従来ならば上位64名だったので、Bはタイブレークによって2日目に進出できない)
はてさてこれは吉と出るか凶と出るか。
参加人数が、規定スイスラウンド数よりも多ければ多いほど、上位64名(128名)より多くの
プレイヤーが2日目に進出することができそうです。
プレイヤーには目標が簡単になりましたね。
「2敗でおっけー。」
それでは先週の回答ー
×
プレイヤーはいつでも投了できる。投了したプレイヤーは即座にゲームから離れ、そして負けとなる。(CR102.3a)
投了が、ゲームに残っている状態で敗北した扱いになると、《白金の天使/Platinum Angel》や
《死者の鏡/Lich’s Mirror》が変なことになる。
不可能。
《苦悶のねじれ/Agony Warp》は「対象」という言葉が2つ使われている。
つまり、この呪文は「単一の対象を持つ」呪文ではない。
従って、《急転回/Swerve》の対象にとることはできない。
アラーラの断片FAQも参照のこと。
3-1)何も起きない。
《魂の火/Soul’s Fire》は、1つめの対象となったクリーチャーが、2つめの対象にダメージを
与える呪文である。ダメージの発生源は対象となったクリーチャーであり、《魂の火》ではない。
問題の場合、《魂の火》の解決時に、ダメージを与えるはずのクリーチャーが場にないので、
《魂の火》の効果はなにもしない。
3-2)《火炎地のオーガ/Fire-Field Ogre》は4ダメージを受け、破壊される。
《血流を飲む者》の能力は《魂の火》と異なり、取っている対象は1つだけである。
ダメージを与えるのは、能力を起動した《血流を飲む者》自身と、対象となったクリーチャーである。
能力の解決時に《血流を飲む者》が場にいなくても、能力は「《血流を飲む者》自身のパワー」
を参照するので、最後の情報を適用し、それは対象にダメージを与える。
対象となったクリーチャーは、場にいない《血流を飲む者》にダメージを与えようとするが、
その行動は不可能なため、単に無視される。
アラーラの断片FAQも参照のこと。
------------------------
そんなところで。
なお、明日のFMQはお休みです。
岡山へ行くプレイヤーとスタッフに祝福あれ。おいらは遠くから祈っています。
#2日目に行く人数が64や128とは限らなくなり、
#GPが同じ週末に開催されることはなくなりました。
#さて、日本では・・・
WofCのサイトにて、来年度のGP予定が発表されています。
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/other/112008a
19のGPが世界中で予定されており、日本での開催は以下の通りです。
神戸 2009年4月18-19日 (エクステンデッド)
新潟 2009年8月29-30日 (シールド+ブースタードラフト)
北九州 2009年10月 3- 4日 (シールド+ブースタードラフト)
……あらら、スタンダードがありませんね。
また、来年度のGPで、2日目に抜ける人数が変更されます。
・参加人数が799人まで:
1)2敗0分以上の成績のプレイヤー(8回戦なら、6勝2敗0分=勝ち点18以上のプレイヤー)
2)上位64名
・参加人数が800人以上:
1)2敗0分以上の成績のプレイヤー(8回戦なら、6勝2敗0分=勝ち点18以上のプレイヤー)
2)上位128名
いずれも、1)か2)の多い方の人数が、2日目に進出します。
例)
参加人数が820人で、スイス9回戦にて1日目が行われたとする。
・あるプレイヤーAの成績は7-2-0であったので、規定により2日目に進出する。
・あるプレイヤーBの成績は6-2-1であった。必要な勝ち点は21点なので足りないが、
Bの成績は110位だったので上位128名に該当し、2日目に進出する。
同様に、参加人数が500人で、スイス8回戦にて1日目が行われたとする。
・あるプレイヤーAの成績は6-2-0で47位であった。規定により2日目に進出する。
・あるプレイヤーBの成績は6-2-0で66位であった。規定により2日目に進出する。
(従来ならば上位64名だったので、Bはタイブレークによって2日目に進出できない)
はてさてこれは吉と出るか凶と出るか。
参加人数が、規定スイスラウンド数よりも多ければ多いほど、上位64名(128名)より多くの
プレイヤーが2日目に進出することができそうです。
プレイヤーには目標が簡単になりましたね。
「2敗でおっけー。」
それでは先週の回答ー
問1
かたならし○×。
「投了を宣言した場合、ゲームに残っている状態で敗北した扱いになる。」
○か×か?
×
プレイヤーはいつでも投了できる。投了したプレイヤーは即座にゲームから離れ、そして負けとなる。(CR102.3a)
投了が、ゲームに残っている状態で敗北した扱いになると、《白金の天使/Platinum Angel》や
《死者の鏡/Lich’s Mirror》が変なことになる。
問2
プレイヤーAは《峠のラネット/Ridge Rannet》をコントロールしている。
プレイヤーBは《塔のガーゴイル/Tower Gargoyle》をコントロールしている。
Aの戦闘フェイズに、《峠のラネット》で攻撃したところ、
Bは《苦悶のねじれ/Agony Warp》を見せ、
B「パワーのマイナス3も、タフネスのマイナス3も、どっちも対象はその《峠のラネット》。」
と言ってプレイした。
A「なら、その対象は1つしかないから、《急転回/Swerve》で対象を《塔のガーゴイル》に換えるよ。」
Aがやろうとしていることは可能か?
不可能。
《苦悶のねじれ/Agony Warp》は「対象」という言葉が2つ使われている。
つまり、この呪文は「単一の対象を持つ」呪文ではない。
従って、《急転回/Swerve》の対象にとることはできない。
アラーラの断片FAQも参照のこと。
問3
アラーラの断片を使用したドラフト戦でのこと。
対戦相手は《火炎地のオーガ/Fire-Field Ogre》をコントロールしている。
私は《血流を飲む者/Vein Drinker》をコントロールしている。
3-1)
私は《魂の火/Soul’s Fire》をプレイし、
1つめの対象に《血流を飲む者》、2つめの対象に《火炎地のオーガ》を選んだ。
解決前に、対戦相手は私の《血流を飲む者》を対象に、《後追いの呼び声/Call to Heel》をプレイした。
これ以上の呪文や能力のやりとりは行われなかった。
《魂の火/Soul’s Fire》を解決するとどうなるか?
3-2)( 3-1)の続きではない)
私は《血流を飲む者》の起動型能力を、対象を《火炎地のオーガ》にしてプレイした。
解決前に、私は自分の《血流を飲む者》を対象に、《後追いの呼び声》をプレイした。
これ以上の呪文や能力のやりとりは行われなかった。
《血流を飲む者》の起動型能力を解決するとどうなるか?
3-1)何も起きない。
《魂の火/Soul’s Fire》は、1つめの対象となったクリーチャーが、2つめの対象にダメージを
与える呪文である。ダメージの発生源は対象となったクリーチャーであり、《魂の火》ではない。
問題の場合、《魂の火》の解決時に、ダメージを与えるはずのクリーチャーが場にないので、
《魂の火》の効果はなにもしない。
3-2)《火炎地のオーガ/Fire-Field Ogre》は4ダメージを受け、破壊される。
《血流を飲む者》の能力は《魂の火》と異なり、取っている対象は1つだけである。
ダメージを与えるのは、能力を起動した《血流を飲む者》自身と、対象となったクリーチャーである。
能力の解決時に《血流を飲む者》が場にいなくても、能力は「《血流を飲む者》自身のパワー」
を参照するので、最後の情報を適用し、それは対象にダメージを与える。
対象となったクリーチャーは、場にいない《血流を飲む者》にダメージを与えようとするが、
その行動は不可能なため、単に無視される。
アラーラの断片FAQも参照のこと。
------------------------
そんなところで。
なお、明日のFMQはお休みです。
岡山へ行くプレイヤーとスタッフに祝福あれ。おいらは遠くから祈っています。
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