Answer: Friday Magic Quiz. [08-27A]
2008年8月6日#GP神戸はフェアリーが制する結果となりました。
#私は決勝テーブルの横でジャッジをさせてもらいましたが、
#そこにいるだけでも手が少し震えていました。
#いわんや、プレイヤー当人はどのような心境であったでしょうか。
#ともあれ、参加してくれた全ての人に感謝を。
というわけで、1日目は《___________》、2日目は《焦熱の裁き/Fiery Justice》
を首から提げてジャッジ/スタッフをしていました。
次は何のカードにしようか悩むところです。
それでは先週の回答ー。
×
複数の誘発型能力を同時に積むため、それはAPNAP順に積まれる。
結果として、NAPのほうから解決されるので、先に場に戻ってくるのはNAPのほう。
従って答えは×となる。
2−1)6点
攻撃しているクリーチャーは4体(《ゴールドメドウの重鎮》、《メドウグレインの騎士》、トークンx2)
であるが、攻撃したクリーチャーは2体であるので、《風立ての高地》を起動しても
「このターン、あなた3体以上のクリーチャーで攻撃していた」という条件を満たさない。
なので、《思考の糸のうねり》はプレイできず、P/Tがこれ以上変わらないので、
2/2 + 2/2先制 + 1/1 + 1/1 =6点 となる。
《民兵団の誇り》によって出たトークンは、「攻撃した状態」で場にでるが、
それらは「攻撃した」ものとしては扱われない。(CR308.4)
ローウィンFAQも参照のこと。
なお、GP神戸でもこの問題は数件見られた。
この場合、《風立ての高地》の能力起動までは適正なプレイなので、
まるまるマナを支払い損になる。くれぐれも注意。
2−2)《ゴールドメドウの重鎮》と《メドウグレインの騎士》のみ。
先ほどの解説の通り、「攻撃した」クリーチャーはこの2体しかいない。
トークンはこの効果によってはアンタップしない。
正しくない。
土地である《変わり谷/Mutavault》になった時点で、それは戦闘から取り除かれている。
なので、再び同じ戦闘フェイズにクリーチャー化しても、攻撃(またはブロック)クリーチャーにはならない。
CR306.4も参照のこと。
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そんなところで。
#私は決勝テーブルの横でジャッジをさせてもらいましたが、
#そこにいるだけでも手が少し震えていました。
#いわんや、プレイヤー当人はどのような心境であったでしょうか。
#ともあれ、参加してくれた全ての人に感謝を。
というわけで、1日目は《___________》、2日目は《焦熱の裁き/Fiery Justice》
を首から提げてジャッジ/スタッフをしていました。
次は何のカードにしようか悩むところです。
それでは先週の回答ー。
問1
かたならし○×。
「それぞれコントローラーが異なる頑強を持つクリーチャーが、複数体場にいる。
これらが同時に場から墓地に置かれた場合、APNAP順に場に戻ってくる。」
○か×か?
×
複数の誘発型能力を同時に積むため、それはAPNAP順に積まれる。
結果として、NAPのほうから解決されるので、先に場に戻ってくるのはNAPのほう。
従って答えは×となる。
問2
プレイヤーAは以下のパーマネントをコントロールしている。
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《ゴールドメドウの重鎮/Goldmeadow Stalwart》
《メドウグレインの騎士/Knight of Meadowgrain》
《民兵団の誇り/Militia’s Pride》
《風立ての高地/Windbrisk Heights》(《思考の糸のうねり/Surge of Thoughtweft》が取り除かれている)
8x《平地/Plains》
2x《平地/Plains》(タップ状態)
Aの手札には《攻撃の波/Waves of Aggression》がある。Bの手札には何もない。
Bのパーマネントや、他のカード(ライブラリー、墓地など)は問題に考慮しなくてよい。
==================================================
Aのターン、Aは《ゴールドメドウの重鎮》と《メドウグレインの騎士》で攻撃した。
《民兵団の誇り》の能力が2回誘発したので、それぞれ{W}を支払い、
キスキン・兵士トークンを2体出した。
A「で、戦闘ダメージをスタックに乗せる前に、《風立ての高地》を起動するよ。」
B「・・・俺は何もできないんで。結局俺は何点くらうの?」
2−1)さて、Bは最大何点の戦闘ダメージを受けるか?
上の続き。
Aは第2メインフェイズで、《攻撃の波/Waves of Aggression》をプレイした。
2−2)アンタップするクリーチャーを全て答えよ。
2−1)6点
攻撃しているクリーチャーは4体(《ゴールドメドウの重鎮》、《メドウグレインの騎士》、トークンx2)
であるが、攻撃したクリーチャーは2体であるので、《風立ての高地》を起動しても
「このターン、あなた3体以上のクリーチャーで攻撃していた」という条件を満たさない。
なので、《思考の糸のうねり》はプレイできず、P/Tがこれ以上変わらないので、
2/2 + 2/2先制 + 1/1 + 1/1 =6点 となる。
《民兵団の誇り》によって出たトークンは、「攻撃した状態」で場にでるが、
それらは「攻撃した」ものとしては扱われない。(CR308.4)
ローウィンFAQも参照のこと。
なお、GP神戸でもこの問題は数件見られた。
この場合、《風立ての高地》の能力起動までは適正なプレイなので、
まるまるマナを支払い損になる。くれぐれも注意。
2−2)《ゴールドメドウの重鎮》と《メドウグレインの騎士》のみ。
先ほどの解説の通り、「攻撃した」クリーチャーはこの2体しかいない。
トークンはこの効果によってはアンタップしない。
問3
私がゲームをしている時のことである。
対戦相手が数体のクリーチャーと、クリーチャー化した《変わり谷/Mutavault》で攻撃をしてきた。
私はクリーチャー化した《変わり谷》を対象に《鏡編み/Mirrorweave》をプレイし、
他のクリーチャーを全て土地である《変わり谷》に変えた。
少ないダメージで済んだ、と安堵している私に、対戦相手はこう言った。
対戦相手「いましがた《変わり谷》に変わった奴らの能力を起動して、クリーチャーにします。
そうすれば、まだ戦闘ダメージは割り振っていないですから、こいつらの分だけ
戦闘ダメージが多くあなたに入りますね。」
対戦相手の言い分は正しいか?
正しくない。
土地である《変わり谷/Mutavault》になった時点で、それは戦闘から取り除かれている。
なので、再び同じ戦闘フェイズにクリーチャー化しても、攻撃(またはブロック)クリーチャーにはならない。
CR306.4も参照のこと。
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そんなところで。
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