Answer: Friday Magic Quiz. [08-23A]
2008年7月9日#手順の省略(PG51)は、プレイヤーがどのようにゲームを行っているかを
#ごく一般的な範囲内で記述したものです。
#結局、両者のやり取りと、それに関するルールをしっかり知っておけば
#何の問題もなくゲームは進められるはずなのですが。
《謎めいた命令/Cryptic Command》のあとで《変わり谷/Mutavault》を起動して
攻撃するのは不思議でも何でもありません。
(AP側は注意しないといけませんけどね)
それはさておき。先週の回答ー。
×
能力が示すテキストに従った結果、及び呪文のテキストに従った結果のことを効果という。
(CR402.1)
なので効果は能力でも呪文でも(勿論、戦闘ダメージの割り振りでも)無いので、
スタックに積まれることは無い。
Aは1枚、Bは2枚
同時に誘発型能力が誘発しスタックに積まれるので、APNAP順に置かれる。
つまり先に解決されるのはNAP・・・Bの《川のケルピー》が先に場に戻ってくる。
このときにBは1枚のカードを引くことになる。
この後、Aの《川のケルピー》も戻ってくるが、Bも自分の《川のケルピー》の能力によって
(Aの《川のケルピー》が戻ってきたことにより)さらに1枚引けることになる。
つまり、Aは1枚、Bは2枚のカードを引くことになる。
回答1)《妖術師の封印/Conjurer’s Ban》をプレイして「《島/Island》」と宣言する。
解説は不要でしょう。
#ていうかこんなカードの存在自体を忘れていたことは秘密だ。 orz
おいらの想定解は以下のものだった。
回答2)
注意)この方法は2008年7月9日現在で回答しています。
《真髄の針/Pithing Needle》や、《ルーンの光輪/Runed Halo》で「《島/Island》」と
カードの名前を指定しておき、それを《機械の行進/March of the Machines》や
《オパール色の輝き/Opalescence》などでクリーチャー化する。これを(A)とする。
(A)を《鏡編み/Mirrorweave》や、《細胞形成/Cytoshape》などによって
《翻弄する魔道士/Meddling Mage》のコピーにすれば、
このコピー《翻弄する魔道士》の「宣言されたカード」は「《島/Island》」であるので、
《島/Island》はプレイできなくなる。
上の方法ではターン終了後にコピーは元に戻ってしまうが、
使用するカードによっては永続的に《島/Island》を禁止することも出来る。
--------------------------------------
・・・とまあ、回答を書きましたが、イーブンタイドのCR更新によって
上記の回答2)は不可能になります。
CR407項は "linked ability" (関連付けられた能力?) という項目に更新されます。
あるカードの能力がそれ自身が持つ他の能力を参照していることは良くあることです。
例えば、《翻弄する魔道士/Meddling Mage》は、
i)「〜〜が場に出るに際し、土地でないカード名を1つ指定する。」
ii)「指定されたカードはプレイできない。」
ii)の能力はi)の能力で指定されたカード名を参照しています。
ところが、今までは「場に出るに際して指定したカード名」であれば、元のオブジェクトが
《真髄の針/Pithing Needle》であろうが、《ルーンの光輪/Runed Halo》であろうが
なんでもよくなっていました。
CR407の更新によって、"linked ability" によって参照できるのは、元々の文章によって
のみ指定、もしくは選ばれたものだけになりました。
例えば、《絵描きの召使い/Painter’s Servant》で『赤』と指定したあとで、
それが《万物の声/Voice of All》のコピーとなったとしても、
それは プロテクション:(赤) を持ちません。
コピーの《万物の声》に書かれている「万物の声は、選ばれた色に対するプロテクションを持つ。」
という能力は、その上に書かれている「万物の声が場に出るに際し、色を1色選ぶ。」という
能力によって選ばれた色を参照しますが、この能力によって選ばれた色はありません。
なので、このコピー《万物の声》は、どんな色のプロテクションも持っていません。
-------------------
CR更新ついでにもう1つ。
用語集「マナ」にある文言が変更になり、「生み出すことができる」という言葉の意味が
そのまま解釈されるようになりました。
MaGoの例では、
「《反射池/Reflecting Pool》と《ガイアの揺籃の地/Gaea’s Cradle》があり、
あなたがクリーチャーをコントロールしていない場合、《ガイアの揺籃の地》
からは{G}が一つも出ないので、《反射池》から{G}を加えることはできない。」
とあります。
・・・原文を見ないとなんとも言えませんね。
これをそのまま解釈すると、
カウンターの無い《鮮烈な小川/Vivid Creek》と《反射池》だけがあった場合、
《反射池》からは{U}しか出ません。
はてさて、どうなることやら。
上の例は間違いなのですが、一応残しておきます。
そんなCRの更新はイーブンタイドのプレリリース後です。
-------------------
そんなところで。
#ごく一般的な範囲内で記述したものです。
#結局、両者のやり取りと、それに関するルールをしっかり知っておけば
#何の問題もなくゲームは進められるはずなのですが。
《謎めいた命令/Cryptic Command》のあとで《変わり谷/Mutavault》を起動して
攻撃するのは不思議でも何でもありません。
(AP側は注意しないといけませんけどね)
それはさておき。先週の回答ー。
問1
かたならし○×。
「呪文や能力はスタックに積まれるが、効果もスタックに積まれる。」
○か×か?
×
能力が示すテキストに従った結果、及び呪文のテキストに従った結果のことを効果という。
(CR402.1)
なので効果は能力でも呪文でも(勿論、戦闘ダメージの割り振りでも)無いので、
スタックに積まれることは無い。
問2
Aのターンに、
Aが《川のケルピー/River Kelpie》で攻撃し、
BはそれをBの《川のケルピー》でブロックした。
戦闘ダメージの解決後、2枚の《川のケルピー》はそれぞれの墓地に置かれて、
頑強能力が誘発した。この頑強能力を解決すると、2枚の《川のケルピー》が
墓地から場に戻ってくるので、《川のケルピー》の能力が誘発するのだが・・・
AとBはそれぞれ何枚のカードを引くことができるだろうか?
Aは1枚、Bは2枚
同時に誘発型能力が誘発しスタックに積まれるので、APNAP順に置かれる。
つまり先に解決されるのはNAP・・・Bの《川のケルピー》が先に場に戻ってくる。
このときにBは1枚のカードを引くことになる。
この後、Aの《川のケルピー》も戻ってくるが、Bも自分の《川のケルピー》の能力によって
(Aの《川のケルピー》が戻ってきたことにより)さらに1枚引けることになる。
つまり、Aは1枚、Bは2枚のカードを引くことになる。
問3
《島/Island》のプレイを禁止してください。
(ただし、他の土地はプレイできるようにすること)
回答1)《妖術師の封印/Conjurer’s Ban》をプレイして「《島/Island》」と宣言する。
解説は不要でしょう。
#ていうかこんなカードの存在自体を忘れていたことは秘密だ。 orz
おいらの想定解は以下のものだった。
回答2)
注意)この方法は2008年7月9日現在で回答しています。
《真髄の針/Pithing Needle》や、《ルーンの光輪/Runed Halo》で「《島/Island》」と
カードの名前を指定しておき、それを《機械の行進/March of the Machines》や
《オパール色の輝き/Opalescence》などでクリーチャー化する。これを(A)とする。
(A)を《鏡編み/Mirrorweave》や、《細胞形成/Cytoshape》などによって
《翻弄する魔道士/Meddling Mage》のコピーにすれば、
このコピー《翻弄する魔道士》の「宣言されたカード」は「《島/Island》」であるので、
《島/Island》はプレイできなくなる。
上の方法ではターン終了後にコピーは元に戻ってしまうが、
使用するカードによっては永続的に《島/Island》を禁止することも出来る。
--------------------------------------
・・・とまあ、回答を書きましたが、イーブンタイドのCR更新によって
上記の回答2)は不可能になります。
CR407項は "linked ability" (関連付けられた能力?) という項目に更新されます。
あるカードの能力がそれ自身が持つ他の能力を参照していることは良くあることです。
例えば、《翻弄する魔道士/Meddling Mage》は、
i)「〜〜が場に出るに際し、土地でないカード名を1つ指定する。」
ii)「指定されたカードはプレイできない。」
ii)の能力はi)の能力で指定されたカード名を参照しています。
ところが、今までは「場に出るに際して指定したカード名」であれば、元のオブジェクトが
《真髄の針/Pithing Needle》であろうが、《ルーンの光輪/Runed Halo》であろうが
なんでもよくなっていました。
CR407の更新によって、"linked ability" によって参照できるのは、元々の文章によって
のみ指定、もしくは選ばれたものだけになりました。
例えば、《絵描きの召使い/Painter’s Servant》で『赤』と指定したあとで、
それが《万物の声/Voice of All》のコピーとなったとしても、
それは プロテクション:(赤) を持ちません。
コピーの《万物の声》に書かれている「万物の声は、選ばれた色に対するプロテクションを持つ。」
という能力は、その上に書かれている「万物の声が場に出るに際し、色を1色選ぶ。」という
能力によって選ばれた色を参照しますが、この能力によって選ばれた色はありません。
なので、このコピー《万物の声》は、どんな色のプロテクションも持っていません。
-------------------
CR更新ついでにもう1つ。
用語集「マナ」にある文言が変更になり、「生み出すことができる」という言葉の意味が
そのまま解釈されるようになりました。
MaGoの例では、
「《反射池/Reflecting Pool》と《ガイアの揺籃の地/Gaea’s Cradle》があり、
あなたがクリーチャーをコントロールしていない場合、《ガイアの揺籃の地》
からは{G}が一つも出ないので、《反射池》から{G}を加えることはできない。」
とあります。
・・・原文を見ないとなんとも言えませんね。
カウンターの無い《鮮烈な小川/Vivid Creek》と《反射池》だけがあった場合、
《反射池》からは{U}しか出ません。
はてさて、どうなることやら。
上の例は間違いなのですが、一応残しておきます。
そんなCRの更新はイーブンタイドのプレリリース後です。
-------------------
そんなところで。
コメント