#過去の問題を見返してみると、
#今では答えが180度逆になっているものもちらほらあるんですよねえ。
#一度ちゃんとまとめないといけないんでしょうか。

それでは、先週の回答ー。

問1
かたならし○×。

「第2メインフェイズ(戦闘後メインフェイズ)にも、『ブロックされていないクリーチャー』
 は存在することができる。」

 ○か×か?


×

ブロック・クリーチャーが存在しないクリーチャーは「ブロックされていないクリーチャー」
になる。戦闘から取り除かれるか、または戦闘フェイズが終わるまでそのままである
(効果によって変更されることはありうる)。(CR309.2f)

つまり、戦闘フェイズが終われば、そのクリーチャーは「ブロックされていないクリーチャー」
ではなくなるので、題意は間違い。

 
問2
AとBは共に《マナの反射/Mana Reflection》をコントロールしている。(うんざり

2−1)
Aは《平地/Plains》をタップしてマナを出し、{W}を使用して《秘教の門/Mystic Gate》
のマナ能力を起動し、{W}{W}を出すことを選んだ。

Aのマナ・プールにある白マナはいくつか?

2−2)
Bは《肥沃な大地/Fertile Ground》がついた《森/Forest》をタップしてマナを出し、
《肥沃な大地/Fertile Ground》から出るマナの色を「青」と宣言した。

Bのマナ・プールにあるマナを、色も含めて答えよ。


2−1)5つ

まず、《マナの反射/Mana Reflection》は、そのコントローラーのみが影響を受ける。
対戦相手のコントロールしている《マナの反射》は自分には何もしない。

《平地/Plains》をタップして{W}の代わりに{W}{W}が出る。
そして、{W}を使用して《秘教の門/Mystic Gate》のマナ能力を使用し、{W}{W}の代わりに
{W}{W}{W}{W}が出る。

つまり都合5つの{W}がAのマナ・プールにあることになる。

2−2){G}{G}{U}

《森/Forest》はマナを引き出す目的でタップされたので、{G}の代わりに{G}{G}が出る。
《肥沃な大地》はタップされていないので、宣言された色のマナが1つでる。

つまり、Bのマナ・プールにあるマナは、{G}{G}{U}となる。

 
問3

私は《変わり谷/Mutavault》と、《ゴールドメドウの侵略者/Goldmeadow Harrier》、
《他所のフラスコ/Elsewhere Flask》、それにいくつかの《平地/Plains》をコントロールしている。

私は《平地》からマナを出し、《変わり谷》の能力を起動してクリーチャーにした。

3−1)(復習)
私は《ゴールドメドウの侵略者》を対象に《鏡編み/Mirrorweave》をプレイした。
《変わり谷/Mutavault》はどうなるか?

名前、カードタイプ(サブタイプは不要)、(もしあるならば)パワー/タフネスの値を答えよ。

3−2)
3−1)の《鏡編み》をプレイする前に、《他所のフラスコ》の能力を起動して「島」と選択した。

私は《ゴールドメドウの侵略者》を対象に《鏡編み/Mirrorweave》をプレイした。
《変わり谷/Mutavault》はどうなるか?

名前、カードタイプ(サブタイプは不要)、(もしあるならば)パワー/タフネスの値を答えよ。

3−3)
3−2)において、《鏡編み》を(《ゴールドメドウの侵略者》ではなく、)《変わり谷》を対象に
プレイすることは可能だろうか?
もし可能ならば、《ゴールドメドウの侵略者》はどうなるか?
同様に(名前、カードタイプ、P/T)を答えよ。


3−1)《ゴールドメドウの侵略者》、クリーチャー、2/2

以前からの復習であるが、《変わり谷》は自身の能力によって、継続的効果第4種+第6b種を
受けている。《鏡編み》による継続的効果は第1種(コピー効果)なので、まず真っ先に処理され、
その後に第4種→第6b種の効果が順に処理される。

このとき「それは土地でもある。/It’s still a land.」という第4種の効果があるが、
これは、(元々《変わり谷》は土地なので)以前のカード・タイプを変えることが無いという
書き方である。(CR212.1c)

つまり、

「クリーチャーかつ土地になる」のではなく、
「クリーチャーになる。(以前に土地であったならば)それは依然として土地である。」

という意味である。

問題の場合、第1種の適用によって、すでにカードタイプは「クリーチャー」のみであり
土地ではなくなっている。つまり、第4種の効果で土地になることもない。
(全てのクリーチャータイプを得ていることに注意せよ))

最後に第6b種の適用により、P/Tは2/2になる。

3−2)《ゴールドメドウの侵略者》、クリーチャー、2/2

《鏡編み》をプレイする直前の《変わり谷》は、以下の特性を持っている。

  名前:《変わり谷》
  タイプ: クリーチャー・土地 -- (全てのクリーチャータイプ)・島
  テキスト: (《島/Island》と同じ)
  P/T: 2/2

では《鏡編み》を解決するとどうなるだろうか?
この《変わり谷》はクリーチャーなので、《鏡編み》により《ゴールドメドウの侵略者》となる。

あとは3−1)と同じように継続的効果を受ける。
このカードはもはや土地ではないので、《他所のフラスコ》の継続的効果は適用されない。

結果として、3−1)と同じようになる。

3−3)

3−2)の解説で書いたとおり、《鏡編み》をプレイする前の《変わり谷》はクリーチャーである。
なので、《鏡編み》の対象としては適正であり、プレイできる。

さて、プレイすると、《ゴールドメドウの侵略者》は第1種の適用によって《変わり谷》になる。
これは土地であり、クリーチャーでない”元のまま”の《変わり谷》である。

従って、以下のとおり。

  名前:《変わり谷》
  タイプ: 土地
  テキスト:(《変わり谷》のテキストと同じ)
  P/T:なし

----------------------
そんなところで。

コメント

いく
いく
2008年7月1日21:38

毎度すみません。
CR418.3bに従うと、3−3のケースでは《ゴールドメドウの侵略者》は島にはならないのじゃないでしょうか?

testing
testing
2008年7月2日0:14

> いく さん

誠にその通りで。直しておきます。
ご指摘感謝いたします。

#仮verの問題で回答を書いてました・・・orz

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