#5月改訂のオラクルとかCR更新予告とか来てるのですが、
#とりあえずは来週にまとめて記事としてかいちゃおうと思います。
#つまり今読んでいる最中なのでして。
#スタックは色々と貯まるばかりなのです。
×
クリーチャーの起動型能力のうち起動コストにタップ・シンボルを含むものは、
そのコントローラーがそのクリーチャーを自分のターン開始時から続けてコントロール
していない限り、プレイできない。(CR212.3c)
ということでそもそもプレイすることができない。
速攻を持つクリーチャーはこのルールを無視する。
引けない。
《根組み/Rootgrapple》を解決すると、《木化/Lignify》が墓地に置かれた後に
ツリーフォーク・パーマネントをコントロールしているかがチェックされる。
この段階ではプレイヤーAはツリーフォーク・パーマネントをコントロールしていない。
なので、カードを引くことはできない。
8枚
1つの「カードを引く」というイベントに対し、置換効果が3つ作用する。
それぞれに対し置換効果はイベントを置換するので
(1枚引く)
↓
(1枚引く)x2
↓
(1枚引く)x4
↓
(1枚引く)x8
となる。
3枚ある《思考の反射/Thought Reflection》は、どれから適用してもかまわない。
-----------------------
そんなところで。
#とりあえずは来週にまとめて記事としてかいちゃおうと思います。
#つまり今読んでいる最中なのでして。
#スタックは色々と貯まるばかりなのです。
問1
かたならし○×。
「あるクリーチャーがそのコントローラーのターン開始時から続けてコントロールしていない限り、
そのクリーチャーが持つ、タップ・シンボルで示されたコストを支払うことができない。」
○か×か?
×
クリーチャーの起動型能力のうち起動コストにタップ・シンボルを含むものは、
そのコントローラーがそのクリーチャーを自分のターン開始時から続けてコントロール
していない限り、プレイできない。(CR212.3c)
ということでそもそもプレイすることができない。
速攻を持つクリーチャーはこのルールを無視する。
問2
シャドームーアが出ようというのに、未だにローウィンとモーニングタイドのカードが
そろっていないので、どうやって新カードをトレードしようか画策する
プレイヤーAとBがいつもの対戦をしている。
プレイヤーAは《エルフの戦士/Elvish Warrior》をコントロールしている。
プレイヤーBはそれに《木化/Lignify》をつけた。
プレイヤーAはこの《木化/Lignify》を対象にして《根組み/Rootgrapple》をプレイした。
プレイヤーAは《根組み》の効果でカードを引けるだろうか?
(なお、両者ともこれ以外のパーマネントは基本土地しかないものとする。)
引けない。
《根組み/Rootgrapple》を解決すると、《木化/Lignify》が墓地に置かれた後に
ツリーフォーク・パーマネントをコントロールしているかがチェックされる。
この段階ではプレイヤーAはツリーフォーク・パーマネントをコントロールしていない。
なので、カードを引くことはできない。
問3
シャドームーアのプレビュー・カードでこのようなものがある。
《思考の反射/Thought Reflection》
エンチャント
あなたがカードを1枚引く場合、代わりにカードを2枚引く。
私が《思考の反射/Thought Reflection》を3枚コントロールしているとしよう。
私がカードを1枚引くと、結局何枚引くことになるか?
8枚
1つの「カードを引く」というイベントに対し、置換効果が3つ作用する。
それぞれに対し置換効果はイベントを置換するので
(1枚引く)
↓
(1枚引く)x2
↓
(1枚引く)x4
↓
(1枚引く)x8
となる。
3枚ある《思考の反射/Thought Reflection》は、どれから適用してもかまわない。
-----------------------
そんなところで。
コメント
《**の反射/*** Reflection》サイクルは、イベントを置換したあと、他の1枚が再度イベントを置換することって無いのでしょうか。
どうしても、1枚でも自己のイベントを自己が置換してしまいそうと考えてしまって、それを解決できない自分がいます。
419.6a 置換効果の結果にその同一の置換効果が再び適用されることはなく、
置換されるのは各イベントにつき1回だけである。
というように、CR419.6aにまるまる書いています。
Aというイベントに対してR1、R2という置換効果が同時に起こり、それぞれ
R1:A → A+A
R2:A → A+A
というように置換すると考えると、R1を先に適用したとして
A → A+A というようにイベントが置換されます。
R1によって新しいイベント(A)が起こりますが、これは元々はAという
イベントを置換した結果によって生成したものなので、
「各イベントにつき1回だけである。」という原則により、
すでに適用を終えているR1は、新しいイベント(A)に対して置換を行いません。
次にR2を適用すると、
A+A → (A+A)+(A+A) というようになります。
R2によって新しいイベント(A)が2つ起こりますが、これは元々はAという
イベントを置換した結果によって生成したものなので、
すでに適用を終えているR1、R2は、新しいイベントに対して置換を行いません。
これにより無限にカードを引くような事態は避けられます。
こんなところでどうでしょうか。
例:あるプレイヤーが、それぞれ「あなたがコントロールするクリーチャーがクリーチャーかプレイヤーにダメージを与える場合、その代わりに、その倍のダメージをそのクリーチャーまたはプレイヤーに与える」という能力を持ったパーマネントを2つコントロールしているとする。この場合、通常2点のダメージを与えるクリーチャーは、8点のダメージを与える。4点のダメージでもないし、無限のダメージでもない。
という質問なので答えは○では?
答えが×だと支払う事ができる(ただしプレイする事はできない)という解釈になってしまうと思います。
という意味に取れるのですが…。
> 答えが×だと支払う事ができる(ただしプレイする事はできない)という解釈になってしまうと思います。
確かにその通りですね。
しかし、答えとしては○にすると誤解が生じてしまうおそれがあります。
言いたかったのは「コストの支払いができない」のではなく、
「そもそもプレイ自体ができない」という事だったのです。
そうかといって×にすると、ご指摘の通り文章が真でない解釈ができうる文章になってしまいます。
・・・うーん。「良くない」問題ですね。精進致します。
速攻持ってればプレイできるから×、って問題だと思ってたんですが違うの?
今回の問題には「必ず」とかいった言葉を使用していませんので、特別な状況を背景にしている意図はありません。
でも、「速攻持っていればプレイできるので×」は正解です。
#論理がきちんと通っていますからね。
・・・問題が良くない、ということでご勘弁ください。 orz
存在しないコストを支払うことは(当然)出来ない。
よって○
ただし、速攻を持っている場合を除く」
が私の考えた答でした
うむ〜、文章って難しいですね
> そうかといって×にすると、ご指摘の通り文章が真でない解釈ができうる文章になってしまいます。
自分は、CR212.3cで述べられているのが「そのようなクリーチャーの起動型能力のプレイを宣言することはできない」ということだけであって、起動コストとして{T}を支払うためにそのクリーチャーをタップすることは禁じられていないので×であるし、実際に{T}を支払う状況も存在する、と考えました。
例えば、あるプレイヤーが、召喚酔いでない自分のクリーチャーの「コストに{T}を含む起動型能力」のプレイを宣言しました。しかし、実際にコストを支払う段階で、そのクリーチャーが(i)そのプレイヤーのコントロール下だが召喚酔いしている、或いは(ii)別のプレイヤーのコントロール下である、になっていました。この場合でも、起動型能力のコントローラーは{T}を支払うために能力の発生源のクリーチャーをタップすることができるのではないでしょうか?
以下、詳しい状況の説明です。
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元々、プレイヤーAのコントロール下で《心を削るものグリール/Greel, Mind Raker(PCY)》が場に出たのですが、プレイヤーBが《誘惑蒔き/Sower of Temptation(LRW)》で《心を削るものグリール》のコントロールを奪い、さらにAが《無神経な抑圧者/Callous Oppressor(ONS)》で《心を削るものグリール》のコントロールを奪い返しました。
ついでにBの《誘惑蒔き》も、Aが《ヴィダルケンの枷/Vedalken Shackles(5DN)》で自らのコントロール下にしてしまいました。
その後、Aが《心を削るものグリール》の起動型能力のプレイを宣言し、それからその起動コストのために《ファイレクシアの供犠台/Phyrexian Altar(INV)》のマナ能力でマナを生み出したのですが、
(i) マナ能力のコストとしてAが《無神経な抑圧者》、《誘惑蒔き》の順で生け贄に捧げた結果、最終的にはAが《心を削るものグリール》をコントロールしているものの、一時的にコントローラーが変わったためにそれは召喚酔いになってしまいました。
(ii) マナ能力のコストとしてAが《無神経な抑圧者》だけを生け贄に捧げた結果、Bが《心を削るものグリール》をコントロールすることになりました。
(i)や(ii)の状況で《心を削るものグリール》の起動コストの支払いの段階を迎えた場合、前述のとおり、Aは{T}を支払うために《心を削るものグリール》をタップできるはずです。
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それとも、CR212.3cは「そのようなクリーチャーの起動型能力のコストとして{T}を支払うためにそのクリーチャーをタップすることはできないので、結果的にその起動型能力をプレイできない(プレイが成立しない)」ということであって、Aは《心を削るものグリール》をタップできない、ということだったりするのでしょうか?
直感ではどちらの場合も正常にプレイできる
(《心を削るものグリール》は結果としてタップ状態になる) と考えます。
ですが、このようなnicheな状況を現行のCRがカバーしているかというと・・・
私には直感を補完するルール論拠が見つけられませんでした。