まずは宣伝から。
おいら主催大会、C.B.L. 13th は明後日20日(祝)ですよー。
C.B.L. 〜 13th 〜
フォーマット:レガシー(認定・K値16・REL『一般』)
形式:スイス式4〜5回戦のみ。決勝シングルはありません。
日時:2008年3月20日(木曜日・祝日)
会場:Big Magic 名古屋矢場町店
受付時間: 13:30〜14:00 受付終了しだい、開始します。
参加費:500円
祝日開催なので、受付時間が1時間早まっています。ご注意ください。
おかげさまでC.B.L.は、今回で1周年を迎えることができました。
毎回のように足を運んでくださっているプレイヤーの皆さんと、
場所と設備を快くお貸しいただいているBig Magicさんに、心から感謝を申し上げます。
今回の賞品は、いつもの上位賞・平均賞・ブービー賞、の他に
各ラウンドごとにどこかのテーブルへ「ボーナスパック」を配ろうかと思っております。
そのマッチの勝者は、パックをもらっちゃってください。
みなさまのお越しをお待ちしております。見学も大歓迎ですのよ。
--------------------------------------------
宣伝だけじゃなんなので、最近読んだ記事から気になったものを。
状況:
「プレイヤーAとBが対戦をしている。
Aは《精神隷属器/Mindslaver》の能力を起動し、プレイヤーBのターンのコントロールを得た。
(Aにコントロールを奪われる)Bのターンになった。メイン・フェイズにAがBの手札を
見ると、そこには《燃え立つ願い/Burning Wish》があった。
AはBにこの呪文をプレイするように指示をした。
さて・・・
問1)AはBのサイドボードを見ることができるか?
問2)AはBのサイドボードにあるソーサリーを選んでBの手札に入れることができるか?」
まずは直感で考えてみてもらいたい。答を自前で準備できたら、つづきをどうぞ。
----------------------------------------
回答は以下へ。
http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgevent/gpvie08/blog2#8
答は
1)「AはBのサイドボードを見ることができない。」
2)「上記理由によりAは《燃え立つ願い》が指定するカードを、Bのサイドボードから探せない。」
である。
この回答は一見、
「ターンがコントロールされているプレイヤーが、何らかのオブジェクトの情報を見ること
ができる場合、それはそのプレイヤーとターンのコントローラーの両方が見ることができる」 (CR507.2)に反しているようにみえる。
が、それはこの文章だけを読んでいるからだ。
《精神隷属器/Mindslaver》による効果「他のプレイヤーのターンをコントロールする」
という内容は総合ルール内で規定されている。
そのうち、総合ルールに定義されている「オブジェクトの情報」や、「行動の決定権」等の
『ゲームでの行動』は、ターンのコントロールを奪ったプレイヤー
(上の例ではA)が、全ての決定権を持つ。もちろん、情報の閲覧もできる。
一方、「投了する」「トイレや所用で席を立つ」「ジャッジを呼ぶ」等、フロアルールにある
『トーナメントでのプレイヤーの行動』に関しては、ターンのコントロールを奪ったプレイヤー
には決定権がない。上の例では、Bの「トイレへ行く」という行動を、Aは阻止できない。(あたりまえ
CR507.3cにも
「コントローラーはトーナメント・ルールによって必要とされている選択や決定を行えない。」
とある。
ところで、サイドボードはフロアルールで規定されるものであって、総合ルールで規定されて
いるものではない。「サイドボードを試合中に閲覧してもよい」というのはフロアルール122節
で規定されている『トーナメントでのプレイヤーの行動』にあたる。
従って、《精神隷属器》によってAがBのターンをコントロールしていたとしても、
AはBのサイドボードを見ることができない。
AはBの手札にある《燃え立つ願い》をプレイさせることはできる(『ゲームでの行動』)
が、それによってBのサイドボードにあるカードを見ることはできないので、
Bのサイドボードからは該当するカードを探し出すことができない。
#なんらかの方法によりAが情報を見ることができるならば持ってくることができる。
#例えば、表向きに取り除かれているソーサリーカード。
----------------------
そんなところで。
おいら主催大会、C.B.L. 13th は明後日20日(祝)ですよー。
C.B.L. 〜 13th 〜
フォーマット:レガシー(認定・K値16・REL『一般』)
形式:スイス式4〜5回戦のみ。決勝シングルはありません。
日時:2008年3月20日(木曜日・祝日)
会場:Big Magic 名古屋矢場町店
受付時間: 13:30〜14:00 受付終了しだい、開始します。
参加費:500円
祝日開催なので、受付時間が1時間早まっています。ご注意ください。
おかげさまでC.B.L.は、今回で1周年を迎えることができました。
毎回のように足を運んでくださっているプレイヤーの皆さんと、
場所と設備を快くお貸しいただいているBig Magicさんに、心から感謝を申し上げます。
今回の賞品は、いつもの上位賞・平均賞・ブービー賞、の他に
各ラウンドごとにどこかのテーブルへ「ボーナスパック」を配ろうかと思っております。
そのマッチの勝者は、パックをもらっちゃってください。
みなさまのお越しをお待ちしております。見学も大歓迎ですのよ。
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宣伝だけじゃなんなので、最近読んだ記事から気になったものを。
状況:
「プレイヤーAとBが対戦をしている。
Aは《精神隷属器/Mindslaver》の能力を起動し、プレイヤーBのターンのコントロールを得た。
(Aにコントロールを奪われる)Bのターンになった。メイン・フェイズにAがBの手札を
見ると、そこには《燃え立つ願い/Burning Wish》があった。
AはBにこの呪文をプレイするように指示をした。
さて・・・
問1)AはBのサイドボードを見ることができるか?
問2)AはBのサイドボードにあるソーサリーを選んでBの手札に入れることができるか?」
まずは直感で考えてみてもらいたい。答を自前で準備できたら、つづきをどうぞ。
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回答は以下へ。
http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgevent/gpvie08/blog2#8
答は
1)「AはBのサイドボードを見ることができない。」
2)「上記理由によりAは《燃え立つ願い》が指定するカードを、Bのサイドボードから探せない。」
である。
この回答は一見、
「ターンがコントロールされているプレイヤーが、何らかのオブジェクトの情報を見ること
ができる場合、それはそのプレイヤーとターンのコントローラーの両方が見ることができる」 (CR507.2)に反しているようにみえる。
が、それはこの文章だけを読んでいるからだ。
《精神隷属器/Mindslaver》による効果「他のプレイヤーのターンをコントロールする」
という内容は総合ルール内で規定されている。
そのうち、総合ルールに定義されている「オブジェクトの情報」や、「行動の決定権」等の
『ゲームでの行動』は、ターンのコントロールを奪ったプレイヤー
(上の例ではA)が、全ての決定権を持つ。もちろん、情報の閲覧もできる。
一方、「投了する」「トイレや所用で席を立つ」「ジャッジを呼ぶ」等、フロアルールにある
『トーナメントでのプレイヤーの行動』に関しては、ターンのコントロールを奪ったプレイヤー
には決定権がない。上の例では、Bの「トイレへ行く」という行動を、Aは阻止できない。(あたりまえ
CR507.3cにも
「コントローラーはトーナメント・ルールによって必要とされている選択や決定を行えない。」
とある。
ところで、サイドボードはフロアルールで規定されるものであって、総合ルールで規定されて
いるものではない。「サイドボードを試合中に閲覧してもよい」というのはフロアルール122節
で規定されている『トーナメントでのプレイヤーの行動』にあたる。
従って、《精神隷属器》によってAがBのターンをコントロールしていたとしても、
AはBのサイドボードを見ることができない。
AはBの手札にある《燃え立つ願い》をプレイさせることはできる(『ゲームでの行動』)
が、それによってBのサイドボードにあるカードを見ることはできないので、
Bのサイドボードからは該当するカードを探し出すことができない。
#なんらかの方法によりAが情報を見ることができるならば持ってくることができる。
#例えば、表向きに取り除かれているソーサリーカード。
----------------------
そんなところで。
コメント
ええと、おいらはエスパーではない一般人なので、上の発言意図がわからないです。
それが公開されていて、かつ、外部にあるのならばもってこれます。
・・・という、ごく普通の回答をせざるを得ません。
CBL14ですが、日にちはまだまだ決まってないんですかな?
次回C.B.L.は 4月6日(日)、14:30〜です。
ていうか、この日にできなければ4月は無いものと思っていただければ。
他の日は色々と都合がわるいのと、シャドームーアのプレリリースもあるので・・・
> 解決された願いは基本的にサイドボードに置かれる〜
ええと、結論から言うと「持ってくることができます。」
各種『願い/Wish』を解決した後、そのカードをサイドボードに置くというのは、
フロアルール122項にある「サイドボードは0枚か15枚である」に従うよう、
便宜上そうするだけです。
もっとも、サイドボードのカード枚数がゲーム中に変化するのは、よくあることです。
(例:《ミラーリ/Mirari》+《狡猾な願い/Cunning Wish》)
各ゲームの開始時に0枚もしくは15枚であれば問題はありません。
一方、解決された『願い』がサイドボードのカードになることは、決してありません。
サイドボードのカードは明確に「外部(outside the game)」であって、「ゲーム外領域」とは異なります。
解決された『願い』は、カードのテキストにあるように、ゲームから取り除かれますが、
それは「ゲーム外領域」にあり、かつ「表向き(公開されている)」です。
なので、他の『願い』や、いくつかのゲーム外領域にさわれるような呪文や能力の効果等を受けることがあります。
(例:《永遠からの引き抜き/Pull from Eternity》)