#GP静岡はフェアリー同士の決勝という試合で幕が下りました。
#それぞれのデッキがしのぎを削った結果だと思います。
#しばらくは大きなイベントはありませんが、次のGPは神戸。
#個人的には第二の故郷の地なので、楽しみではあります。
今回のGP会場では、《Preacher》を首からぶら下げてました。
おかげさまで前の《従者/Squire》より、
「コストが重たくなった。」
「タフネスが下がった。」
「《Preacher》という名前の人は、スタッフにイマセンネー。」
等、大好評です(?
会場で話しかけてくれた皆様、ありがとうございました。
そんなわけで、先週の回答ー。
×
まあ、とりあえず《造物の学者、ヴェンセール/Venser, Shaper Savant》とか
《時間停止/Time Stop》とか使ってみようか。
上記カードの例の通り、なんらかの効果によってスタック領域からオブジェクトが
取り除かれることがありうる。この場合、解決されてもいないし、打ち消されてもいない。
CR的にはCR401.2.や用語集「起動型能力」を参照のこと。
《極楽鳥/Birds of Paradise》を選択し、破壊する。
《斑岩の節/Porphyry Nodes》の解決時、パワーの一番低いクリーチャーとして
《極楽鳥/Birds of Paradise》と《ぬいぐるみ人形/Stuffy Doll》の2体が
候補に挙がるが、《ぬいぐるみ人形》は「破壊されない」能力をもっているので
「〜選び、それを破壊する」という選択としては不適切である。(CR413.2c)
なので、Aは《極楽鳥》を選択し、それを破壊する(しかない)。
では、もしも同じような状況で《極楽鳥》が居ない場合はどうなるだろうか?
この場合は、パワーの一番低いクリーチャーは《ぬいぐるみ人形》になるが、
それは破壊されないので、この能力は解決時に何もしない。
-2/3 (-1/4 ではない!)
《縮小/Shrink》の解決時に、《カメレオンの巨像/Chameleon Colossus》は-1/4になる。
この後に《カメレオンの巨像》の起動型能力による修整が入る。
両方共に継続的効果・第6b種なのでタイムスタンプ順の処理になる。
パワーの値が -1 なので、+X/+X の修整値であるXの値は『-1』である。
ここでの悩みどころは負の数の取り扱いだが、幸いにしてCRには以下の記述がある。
そのような計算の結果が負の数になった場合、その効果がクリーチャーのパワーや
タフネスを変更したりある値に定めたり、プレイヤーのライフ総量をある値にしたり
するものでない限り、0として扱う。(CR104.1b)
この場合はパワー/タフネスを変更するので、負数はそのまま負数で扱う。
ゆえに、
4/4 →(《縮小》)→ -1/4 →(+X/+X)→ -2/3
となる。
--------------------
そんなところで。
次回はEDHのお話。
#それぞれのデッキがしのぎを削った結果だと思います。
#しばらくは大きなイベントはありませんが、次のGPは神戸。
#個人的には第二の故郷の地なので、楽しみではあります。
今回のGP会場では、《Preacher》を首からぶら下げてました。
おかげさまで前の《従者/Squire》より、
「コストが重たくなった。」
「タフネスが下がった。」
「《Preacher》という名前の人は、スタッフにイマセンネー。」
等、大好評です(?
会場で話しかけてくれた皆様、ありがとうございました。
そんなわけで、先週の回答ー。
問1
かたならし○×。
「スタック領域にあるオブジェクトが、スタック領域から離れる場合、
そのオブジェクトは、解決されたか打ち消されたかのどちらかである。」
○か×か?
×
まあ、とりあえず《造物の学者、ヴェンセール/Venser, Shaper Savant》とか
《時間停止/Time Stop》とか使ってみようか。
上記カードの例の通り、なんらかの効果によってスタック領域からオブジェクトが
取り除かれることがありうる。この場合、解決されてもいないし、打ち消されてもいない。
CR的にはCR401.2.や用語集「起動型能力」を参照のこと。
問2
GP静岡に行く相談をしているうちに、結局は地方の名産品話になってしまう
プレイヤーAとBがいつもの対戦をしている。
場にあるパーマネントは以下に示す通り。
・Aのコントロール下:
《斑岩の節/Porphyry Nodes》
《トロールの苦行者/Troll Ascetic》
《極楽鳥/Birds of Paradise》
・Bのコントロール下:
《ぬいぐるみ人形/Stuffy Doll》
《なだれ乗り/Avalanche Riders》
(他はマナ能力しか持たない土地である。問いとは関係ないので省略。)
Aのターンのアップキープ・ステップの開始時に、《斑岩の節》の能力が誘発した。
この誘発型能力の解決まで、互いに呪文や能力を使用しなかったとすると、
Aはどのように処理をするべきだろうか?
処理の仕方が複数あるのならばそれらを述べよ。また、そのうちで最善と呼べるものはどれか。
《極楽鳥/Birds of Paradise》を選択し、破壊する。
《斑岩の節/Porphyry Nodes》の解決時、パワーの一番低いクリーチャーとして
《極楽鳥/Birds of Paradise》と《ぬいぐるみ人形/Stuffy Doll》の2体が
候補に挙がるが、《ぬいぐるみ人形》は「破壊されない」能力をもっているので
「〜選び、それを破壊する」という選択としては不適切である。(CR413.2c)
なので、Aは《極楽鳥》を選択し、それを破壊する(しかない)。
では、もしも同じような状況で《極楽鳥》が居ない場合はどうなるだろうか?
この場合は、パワーの一番低いクリーチャーは《ぬいぐるみ人形》になるが、
それは破壊されないので、この能力は解決時に何もしない。
問3
私は《カメレオンの巨像/Chameleon Colossus》をコントロールしている。
私が《カメレオンの巨像》の起動型能力をプレイした後、その解決前に
対戦相手がその《カメレオンの巨像》に《縮小/Shrink》をプレイした。
この後に呪文や能力がプレイされなかったとすると、
この《カメレオンの巨像》のP/Tはいくつになるか?
-2/3 (-1/4 ではない!)
《縮小/Shrink》の解決時に、《カメレオンの巨像/Chameleon Colossus》は-1/4になる。
この後に《カメレオンの巨像》の起動型能力による修整が入る。
両方共に継続的効果・第6b種なのでタイムスタンプ順の処理になる。
パワーの値が -1 なので、+X/+X の修整値であるXの値は『-1』である。
ここでの悩みどころは負の数の取り扱いだが、幸いにしてCRには以下の記述がある。
そのような計算の結果が負の数になった場合、その効果がクリーチャーのパワーや
タフネスを変更したりある値に定めたり、プレイヤーのライフ総量をある値にしたり
するものでない限り、0として扱う。(CR104.1b)
この場合はパワー/タフネスを変更するので、負数はそのまま負数で扱う。
ゆえに、
4/4 →(《縮小》)→ -1/4 →(+X/+X)→ -2/3
となる。
--------------------
そんなところで。
次回はEDHのお話。
コメント
むしろ逆です。パワーの最も低いクリーチャーがIndestructibleなので
選ぶことができません。能力は何もしません。
> 問1ですが、誘発したけど対象のない誘発型能力とかも取り除かれますよね?
はい。その通りです。これも解決や打消しとは異なるものですね。