#週末はFinals予選@東海と、C.B.L. 10th でした。
#スタッフ2連続はさすがに疲れましたけど、
#それ以上に楽しいことがあれば良い良い、ということで。
#主に食事なんですけどね。

土曜と日曜の夕食は、ちと食いすぎたの巻。 orz

それでは、先週の回答ー。

問1
かたならし○×。

「双頭巨人戦での手札決定時には、チームの第1プレイヤー(A1)がマリガンをしてから、
第2プレイヤー(A2)がマリガンを行う。」

○か×か?


×

チームにおいてマリガンする場合、そのチームのプレイヤーがマリガンをするかどうかを
別々に決定し、その後で同時にマリガンを行なう。(CR606.6a)

なので問題のようなやり方は間違い。

なお、先攻側がマリガンの選択ないしマリガンを行っている間に、
後攻側のチームは手札を見てマリガンするかしないかを相談しても良い。

 
問2
Finals予選0回戦ドロップを繰り返すプレイヤーAとBは、現在期末試験中である。
そんな日々の帰り道、ふとAはこんなことを言い出した。

A「僕がBへ《包囲の搭、ドラン/Doran, the Siege Tower》で攻撃したとする。」
B「ふむ。で、俺のクリーチャーはいない、と。」
A「そう。で、ダメージがスタックに乗っかった後で、」
B「俺は《眼腐りの終焉/Eyeblight’s Ending》でAのドランを倒す。」
A「うん。そうなるとダメージはいくつなんだろうね?」

Bに変わって答えて欲しい。


5点

《包囲の搭、ドラン/Doran, the Siege Tower》の能力は、CR310.2aを変更する。
つまり、戦闘ダメージ・ステップの開始時に割り振った値は、
その後に《包囲の搭、ドラン》が場から離れても、なにも変わらない。

戦闘ダメージ・ステップの開始時に割り振った値が、その後にクリーチャーが
場から離れたり、パワーの値が変わったとしても、ダメージ値は変わらないのと同じである。

 
問3(難)

私がレガシー・フォーマットのジャッジをしている最中のことである。
プレイヤーから呼ばれてそのテーブルに行くと、こう聞かれた。

 P「《真髄の針/Pithing Needle》で《起源/Genesis》を指定できますか?」

3−1)
私はどう答えるべきだろうか?

3−2)
ご承知の通り、《真髄の針》で《起源》を指定しても、ほとんど意味は無い。
この事について、Pは知識があやふやだったのでジャッジを呼んだ。
では、『《真髄の針》で《起源》を指定しても、意味は無い』ことを知るためには、
Pはどのような質問をすべきだったか? 一つ例を挙げよ。


3−1)「はい。できます。」

実はこれ以外に答えようが無い。
質問は明確であり、その答えは"yes"である。

・・・たとえその指定にほとんど意味は無かったとしても、
ジャッジは聞かれた質問に正確に答えるだけである。

ジャッジは最適なプレイをするためにプレイヤーを助けたりすることは無いし、
ゲームの状態に関する情報をプレイヤーへ必要以上には与えない。
プレイヤーは自力で最適なプレイを見つけるようにすることが望まれている。
(これこそゲームの本質だと思う)

3−2)「《起源》の能力は起動型能力ですか?」

ジャッジは場の状況を具体的に説明することはほとんど無い。
「もし、私が〜〜したら、どうなりますか?」というif系の質問には答えない。
それはプレイヤーへの助言になるからだ。

プレイヤーはルールに関してある程度の知識を持たなくてはならない。
勿論、長ったらしいCRを通読する必要はない。ルール用語がどのようなことを指すのか、
ということをおぼろげにでも理解していれば、現在ジャッジに聞こうとしている
場面において、どのルールを知れば解答が見出せるかがわかるようになる。

《真髄の針/Pithing Needle》には『起動型能力〜』と書かれている。
止められるのは起動型能力だけなのだ。
では、《起源/Genesis》の能力は起動型なのだろうか?
というルール的な疑問にぶちあたる。

ジャッジはルールを熟知しているので、プレイヤーはルールでわからないことがあれば
即座にそれに答えを出してくれるだろう。

例えば上の質問に対しては、

「いいえ。《起源》の能力は起動型能力ではありません。」

という答えが返ってくるだろう。

プレイヤーは、自分は何がわからないのか? ということをはっきり示す必要がある。

迷ったって? じゃあ、手を挙げてジャッジを呼ぼう。
少なくとも、今現在よりは良くなるさ。

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RELが一般の場合では、ジャッジはプレイヤーの教育として、具体的なプレイを
教えてくれるかもしれない。が、それにいつまでも頼っていると、
上のRELが適用される場合に、あなたは困ることになる。
自分で「質問を」考える癖をつけよう。

ちなみにポリシー的なものは以下を参照。
せっかくの日本語文なのですから、目を通してくださいね。

http://mtg.takaratomy.co.jp/others/column/yonemura/20071206/index.html

--------------------------------
そんなところで。

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