Answer: Friday Magic Quiz.[07-44A]
2007年12月18日#週末はFinals予選@東海と、C.B.L. 10th でした。
#スタッフ2連続はさすがに疲れましたけど、
#それ以上に楽しいことがあれば良い良い、ということで。
#主に食事なんですけどね。
土曜と日曜の夕食は、ちと食いすぎたの巻。 orz
それでは、先週の回答ー。
×
チームにおいてマリガンする場合、そのチームのプレイヤーがマリガンをするかどうかを
別々に決定し、その後で同時にマリガンを行なう。(CR606.6a)
なので問題のようなやり方は間違い。
なお、先攻側がマリガンの選択ないしマリガンを行っている間に、
後攻側のチームは手札を見てマリガンするかしないかを相談しても良い。
5点
《包囲の搭、ドラン/Doran, the Siege Tower》の能力は、CR310.2aを変更する。
つまり、戦闘ダメージ・ステップの開始時に割り振った値は、
その後に《包囲の搭、ドラン》が場から離れても、なにも変わらない。
戦闘ダメージ・ステップの開始時に割り振った値が、その後にクリーチャーが
場から離れたり、パワーの値が変わったとしても、ダメージ値は変わらないのと同じである。
3−1)「はい。できます。」
実はこれ以外に答えようが無い。
質問は明確であり、その答えは"yes"である。
・・・たとえその指定にほとんど意味は無かったとしても、
ジャッジは聞かれた質問に正確に答えるだけである。
ジャッジは最適なプレイをするためにプレイヤーを助けたりすることは無いし、
ゲームの状態に関する情報をプレイヤーへ必要以上には与えない。
プレイヤーは自力で最適なプレイを見つけるようにすることが望まれている。
(これこそゲームの本質だと思う)
3−2)「《起源》の能力は起動型能力ですか?」
ジャッジは場の状況を具体的に説明することはほとんど無い。
「もし、私が〜〜したら、どうなりますか?」というif系の質問には答えない。
それはプレイヤーへの助言になるからだ。
プレイヤーはルールに関してある程度の知識を持たなくてはならない。
勿論、長ったらしいCRを通読する必要はない。ルール用語がどのようなことを指すのか、
ということをおぼろげにでも理解していれば、現在ジャッジに聞こうとしている
場面において、どのルールを知れば解答が見出せるかがわかるようになる。
《真髄の針/Pithing Needle》には『起動型能力〜』と書かれている。
止められるのは起動型能力だけなのだ。
では、《起源/Genesis》の能力は起動型なのだろうか?
というルール的な疑問にぶちあたる。
ジャッジはルールを熟知しているので、プレイヤーはルールでわからないことがあれば
即座にそれに答えを出してくれるだろう。
例えば上の質問に対しては、
「いいえ。《起源》の能力は起動型能力ではありません。」
という答えが返ってくるだろう。
プレイヤーは、自分は何がわからないのか? ということをはっきり示す必要がある。
迷ったって? じゃあ、手を挙げてジャッジを呼ぼう。
少なくとも、今現在よりは良くなるさ。
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RELが一般の場合では、ジャッジはプレイヤーの教育として、具体的なプレイを
教えてくれるかもしれない。が、それにいつまでも頼っていると、
上のRELが適用される場合に、あなたは困ることになる。
自分で「質問を」考える癖をつけよう。
ちなみにポリシー的なものは以下を参照。
せっかくの日本語文なのですから、目を通してくださいね。
http://mtg.takaratomy.co.jp/others/column/yonemura/20071206/index.html
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そんなところで。
#スタッフ2連続はさすがに疲れましたけど、
#それ以上に楽しいことがあれば良い良い、ということで。
#主に食事なんですけどね。
土曜と日曜の夕食は、ちと食いすぎたの巻。 orz
それでは、先週の回答ー。
問1
かたならし○×。
「双頭巨人戦での手札決定時には、チームの第1プレイヤー(A1)がマリガンをしてから、
第2プレイヤー(A2)がマリガンを行う。」
○か×か?
×
チームにおいてマリガンする場合、そのチームのプレイヤーがマリガンをするかどうかを
別々に決定し、その後で同時にマリガンを行なう。(CR606.6a)
なので問題のようなやり方は間違い。
なお、先攻側がマリガンの選択ないしマリガンを行っている間に、
後攻側のチームは手札を見てマリガンするかしないかを相談しても良い。
問2
Finals予選0回戦ドロップを繰り返すプレイヤーAとBは、現在期末試験中である。
そんな日々の帰り道、ふとAはこんなことを言い出した。
A「僕がBへ《包囲の搭、ドラン/Doran, the Siege Tower》で攻撃したとする。」
B「ふむ。で、俺のクリーチャーはいない、と。」
A「そう。で、ダメージがスタックに乗っかった後で、」
B「俺は《眼腐りの終焉/Eyeblight’s Ending》でAのドランを倒す。」
A「うん。そうなるとダメージはいくつなんだろうね?」
Bに変わって答えて欲しい。
5点
《包囲の搭、ドラン/Doran, the Siege Tower》の能力は、CR310.2aを変更する。
つまり、戦闘ダメージ・ステップの開始時に割り振った値は、
その後に《包囲の搭、ドラン》が場から離れても、なにも変わらない。
戦闘ダメージ・ステップの開始時に割り振った値が、その後にクリーチャーが
場から離れたり、パワーの値が変わったとしても、ダメージ値は変わらないのと同じである。
問3(難)
私がレガシー・フォーマットのジャッジをしている最中のことである。
プレイヤーから呼ばれてそのテーブルに行くと、こう聞かれた。
P「《真髄の針/Pithing Needle》で《起源/Genesis》を指定できますか?」
3−1)
私はどう答えるべきだろうか?
3−2)
ご承知の通り、《真髄の針》で《起源》を指定しても、ほとんど意味は無い。
この事について、Pは知識があやふやだったのでジャッジを呼んだ。
では、『《真髄の針》で《起源》を指定しても、意味は無い』ことを知るためには、
Pはどのような質問をすべきだったか? 一つ例を挙げよ。
3−1)「はい。できます。」
実はこれ以外に答えようが無い。
質問は明確であり、その答えは"yes"である。
・・・たとえその指定にほとんど意味は無かったとしても、
ジャッジは聞かれた質問に正確に答えるだけである。
ジャッジは最適なプレイをするためにプレイヤーを助けたりすることは無いし、
ゲームの状態に関する情報をプレイヤーへ必要以上には与えない。
プレイヤーは自力で最適なプレイを見つけるようにすることが望まれている。
(これこそゲームの本質だと思う)
3−2)「《起源》の能力は起動型能力ですか?」
ジャッジは場の状況を具体的に説明することはほとんど無い。
「もし、私が〜〜したら、どうなりますか?」というif系の質問には答えない。
それはプレイヤーへの助言になるからだ。
プレイヤーはルールに関してある程度の知識を持たなくてはならない。
勿論、長ったらしいCRを通読する必要はない。ルール用語がどのようなことを指すのか、
ということをおぼろげにでも理解していれば、現在ジャッジに聞こうとしている
場面において、どのルールを知れば解答が見出せるかがわかるようになる。
《真髄の針/Pithing Needle》には『起動型能力〜』と書かれている。
止められるのは起動型能力だけなのだ。
では、《起源/Genesis》の能力は起動型なのだろうか?
というルール的な疑問にぶちあたる。
ジャッジはルールを熟知しているので、プレイヤーはルールでわからないことがあれば
即座にそれに答えを出してくれるだろう。
例えば上の質問に対しては、
「いいえ。《起源》の能力は起動型能力ではありません。」
という答えが返ってくるだろう。
プレイヤーは、自分は何がわからないのか? ということをはっきり示す必要がある。
迷ったって? じゃあ、手を挙げてジャッジを呼ぼう。
少なくとも、今現在よりは良くなるさ。
-----------------------------------------
RELが一般の場合では、ジャッジはプレイヤーの教育として、具体的なプレイを
教えてくれるかもしれない。が、それにいつまでも頼っていると、
上のRELが適用される場合に、あなたは困ることになる。
自分で「質問を」考える癖をつけよう。
ちなみにポリシー的なものは以下を参照。
せっかくの日本語文なのですから、目を通してくださいね。
http://mtg.takaratomy.co.jp/others/column/yonemura/20071206/index.html
--------------------------------
そんなところで。
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