Answer: Friday Magic Quiz. [07-42A]
2007年12月4日#寒さが本格的になり、鍋の美味しい季節になりました。
#普通は鍋って多人数でやるものだとおもうんですが、
#一人鍋っていうメニューはどうなんだろうと思うこのごろ。
ああ、鍋焼きうどんか。(違
それでは先週の回答ー
×
ブースター・ドラフトの制限時間は以下の通り。(UTR74.)
#cards/ time
15-13 / 35sec.
12-10 / 25sec.
9- 7 / 20sec.
6- 5 / 10sec.
4- 2 / 5sec.
1 / N/A
これとは別に、パックとパックの間の確認時間に60sec.
というわけで3パックのピックにかけられる時間は、
(35x3 + 25x3 + 20x3 + 10x2 + 5x3) x3 + 120 = 945 sec. = 15.75 min.
つまり15分強となる。
しかし、現実のドラフト・コールでは、アナウンスが逐次入るので
ピックが全て終わるには、延べ+10分ほどの時間がかかることになる。
残念ながら、そうはならない。
《焼夷の命令/Incendiary Command》に書いている順番で、選んだモードが解決される。
ということは
1)「プレイヤーAに4点のダメージを与える」
2)「全てのクリーチャーに2点のダメージを与える」
の順番で解決される。しかし、《敵愾/Hostility》によって、
1)の効果は置換され、ダメージの代わりに3/1のトークンが出てくる。
この後、2)の効果が解決されるので、トークンは2ダメージを受けて一掃されてしまう。
#《敵愾/Hostility》の2番目の能力が、誘発型能力であれば良かったのだが・・・
マイナス12点。
つまり私は、《天使の嗜み/Angel’s Grace》の効果が終了すると敗北する。
《爆破/Detonate》により、私の《白金の天使/Platinum Angel》は破壊され、
私は7ダメージを受けることになる。
このとき、マイナス5点から7点のダメージを受けるわけだが、
《天使の嗜み/Angel’s Grace》のテキストには以下のように書かれている。
Until end of turn, damage that would reduce your life total to less than 1
reduces it to 1 instead.
鍵は「あなたのライフの総量を1点未満に減少させるダメージ〜」というくだりである。
この問題例の場合、すでにダメージを受ける前でライフの総量は1点未満である。
なので、この効果は単に何もしない。
私は《天使の嗜み/Angel’s Grace》の効果で敗北することはないが、
効果の切れたときが、命運尽きるときである。
-----------------
そんなところで。
#普通は鍋って多人数でやるものだとおもうんですが、
#一人鍋っていうメニューはどうなんだろうと思うこのごろ。
ああ、鍋焼きうどんか。(違
それでは先週の回答ー
問1
かたならし○×。
「公認大会のドラフトで、3パックを全てピックするのに与えられる時間は、
20分以上である。」
○か×か?
×
ブースター・ドラフトの制限時間は以下の通り。(UTR74.)
#cards/ time
15-13 / 35sec.
12-10 / 25sec.
9- 7 / 20sec.
6- 5 / 10sec.
4- 2 / 5sec.
1 / N/A
これとは別に、パックとパックの間の確認時間に60sec.
というわけで3パックのピックにかけられる時間は、
(35x3 + 25x3 + 20x3 + 10x2 + 5x3) x3 + 120 = 945 sec. = 15.75 min.
つまり15分強となる。
しかし、現実のドラフト・コールでは、アナウンスが逐次入るので
ピックが全て終わるには、延べ+10分ほどの時間がかかることになる。
問2
Finalsに出ることはまだ決定していないのに、会場付近の施設を
調べるのに余念が無いプレイヤーAとBが、いつもの試合をしている。
試合のほうはプレイヤーAのキスキン・デッキが速い展開をみせ、
プレイヤーBのライフを大半削っている。
対するプレイヤーBは《敵愾/Hostility》を出すのがやっとのこと。
しかし、プレイヤーBはあるカードを引き、にやりと笑った。
B「そっちの残りライフはいくつ?」
A「18。」
B「よし、なら《焼夷の命令/Incendiary Command》をプレイ。
モードは1番目と2番目だ。」
A「・・・こっちのクリーチャーは全滅か。手札では何もできないし。」
B「うむ、で、4点分のダメージは《敵愾/Hostility》のトークンになる。」
A「3/1だっけか。なら、12点と《敵愾/Hostility》で6点やね。」
B「計18点だ。な、俺の勝ちだろ?」
さて、本当にそうだろうか?
残念ながら、そうはならない。
《焼夷の命令/Incendiary Command》に書いている順番で、選んだモードが解決される。
ということは
1)「プレイヤーAに4点のダメージを与える」
2)「全てのクリーチャーに2点のダメージを与える」
の順番で解決される。しかし、《敵愾/Hostility》によって、
1)の効果は置換され、ダメージの代わりに3/1のトークンが出てくる。
この後、2)の効果が解決されるので、トークンは2ダメージを受けて一掃されてしまう。
#《敵愾/Hostility》の2番目の能力が、誘発型能力であれば良かったのだが・・・
問3
とある試合でのこと。
私のライフはマイナス5点である。
負けているって? いやいや。私はちゃんと《白金の天使/Platinum Angel》を
コントロールしているので、このライフの値は間違いない。そしてゲームは続いている。
ところが、私の対戦相手は、《爆破/Detonate》を私の《白金の天使》にプレイしてきた。
そこで私はこの《爆破/Detonate》の解決前に、《天使の嗜み/Angel’s Grace》をプレイした。
さて・・・このターン、私は《天使の嗜み》の効果で負けることは無い。
では、《爆破/Detonate》を解決後の、私のライフはいくつだろうか?
私は無事に次のターンを迎えることができるだろうか?
マイナス12点。
つまり私は、《天使の嗜み/Angel’s Grace》の効果が終了すると敗北する。
《爆破/Detonate》により、私の《白金の天使/Platinum Angel》は破壊され、
私は7ダメージを受けることになる。
このとき、マイナス5点から7点のダメージを受けるわけだが、
《天使の嗜み/Angel’s Grace》のテキストには以下のように書かれている。
Until end of turn, damage that would reduce your life total to less than 1
reduces it to 1 instead.
鍵は「あなたのライフの総量を1点未満に減少させるダメージ〜」というくだりである。
この問題例の場合、すでにダメージを受ける前でライフの総量は1点未満である。
なので、この効果は単に何もしない。
私は《天使の嗜み/Angel’s Grace》の効果で敗北することはないが、
効果の切れたときが、命運尽きるときである。
-----------------
そんなところで。
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