Answer: Friday Magic Quiz.[07-41A]
2007年11月19日コメント (2)#日曜に急に温度が下がり、着るものを冬物にしないと
#耐えられないようになりました。
#くれぐれもみなさんは風邪などをひかないようにして、
#Finals/Limits予選を勝ち抜いてください。
そしておいらは風邪をひきました。薬でなんとか押さえつけてはいますが。
昨日のC.B.L. 9thは18人の参加をいただきました。ありがとうございます。
時間と容積の都合上、変則的な大会運営となりました。
結果や上位のデッキリストは今週じゅうに公開いたします。
次回のC.B.L. 10thは12月2日(日)を予定していますが、現在は交渉中です。
この日で無い場合、16日(日)もしくは12月は中止かもです。
#私自身の日曜日の予定があかないので・・・
それはさておき。先週の回答ー。
○
多相をもつ《森林の変わり身/Woodland Changeling》のようなクリーチャーに、
《アメーバの変わり身/Amoeboid Changeling》の2番目の起動型能力を使うと、
問題のような状況になる。
これは多相という特性定義能力が、継続的効果第4種(タイプ変更)によって
上書きされるからである。
ちなみに、問題の前半部分については《灰色熊/Grizzly Bears》に
《ヴェリズ・ヴェルの翼/Wings of Velis Vel》を使うことによって簡単にできる。
2−1)0/4, ツリーフォーク
《木化/Lignify》による継続的効果は以下の通り。
第4種(タイプ変更):サブタイプがツリーフォークになる。
第5種(その他一般):能力がなくなる。
第6b種(P/T変更):0/4になる。
色々とややこしい《木化/Lignify》だが、この3つを押さえておくとよい。
・・・しかし、継続的効果の種類別を見分けるのはややこしいので、
今のところは丸覚えするしかないようだ。
2−2)1/5, 全てのクリーチャー・タイプを持つ
《ルーン刻みの鍾乳石/Runed Stalactite》は
第4種(タイプ変更):全てのクリーチャー・タイプになる。
第6d種(P/T変更):+1/+1の修整を受ける。
である。第4種が複数適用されることになるが、タイムスタンプ順に処理されることに
なるので、このクリーチャーは全てのクリーチャー・タイプを持つことになる。
2−3)-1/5, サブタイプは持たない。
《自我の消去/Ego Erasure》は、
第4種(タイプ変更):全てのクリーチャー・タイプを失う。
第6b種(P/T変更):-2/-0の修整を受ける。
である。今度は第6b種も複数適用されるので、これもタイムスタンプ順に処理される。
2−4)-1/5, サブタイプは持たない。
オーラや装備品や城砦は、オブジェクトまたはプレイヤーについた時点で、
そのオーラ、装備品、城砦は新しいタイムスタンプを得る。(CR418.5e, CR501.2c)
が、すでについているオブジェクト自身に対して「つける」効果は、何もしない。(CR501.2b)
なので、《ルーン刻みの鍾乳石》のタイムスタンプはこの方法では変わらない。
したがって、適用順番は2−3)の時点と全く変わらない。
能力/ability はダメージを与えない。
ダメージを生成させたオブジェクトが、そのダメージの発生源である。
が、能力の場合そのダメージの発生源は能力自体ではなく、能力の発生源たるパーマネント
(ないし場に元々あったパーマネント)である。
例えば、《放蕩紅蓮術士/Prodigal Pyromancer》のオラクルはこうである。
{Tap}: Prodigal Pyromancer deals 1 damage to target creature or player.
ダメージの発生源はスタック上の能力(=オブジェクト)でなく、
場にあるパーマネントの《放蕩紅蓮術士》である。
つまり、CRに準じて解釈すると、《放蕩紅蓮術士》の能力を起動して
《清純/Purity》をコントロールしているプレイヤーにダメージを与えても、
それは能力が直接にダメージを与えているわけではないので、置換されない。
・・・しかし、これは明らかにカードの意図されたデザインとは異なると思われる。
テキストの表現がこのようになっているのがそもそもの原因であるし、
CRを盾に取った曲解だと思われても仕方が無い。
実際のゲームにおいて、このような主張がなされたらどうすればよいか。
ジャッジの"common sense"が問われることになるだろう。
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そんなところで。
#耐えられないようになりました。
#くれぐれもみなさんは風邪などをひかないようにして、
#Finals/Limits予選を勝ち抜いてください。
そしておいらは風邪をひきました。薬でなんとか押さえつけてはいますが。
昨日のC.B.L. 9thは18人の参加をいただきました。ありがとうございます。
時間と容積の都合上、変則的な大会運営となりました。
結果や上位のデッキリストは今週じゅうに公開いたします。
次回のC.B.L. 10thは12月2日(日)を予定していますが、現在は交渉中です。
この日で無い場合、16日(日)もしくは12月は中止かもです。
#私自身の日曜日の予定があかないので・・・
それはさておき。先週の回答ー。
問1
かたならし○×。
「『多相を持たず、かつ、全てのクリーチャータイプである』クリーチャーは、ありうる。
同様に、
『多相を持ち、かつ、全くクリーチャータイプを持たない』クリーチャーも、ありうる。」
○か×か?
○
多相をもつ《森林の変わり身/Woodland Changeling》のようなクリーチャーに、
《アメーバの変わり身/Amoeboid Changeling》の2番目の起動型能力を使うと、
問題のような状況になる。
これは多相という特性定義能力が、継続的効果第4種(タイプ変更)によって
上書きされるからである。
ちなみに、問題の前半部分については《灰色熊/Grizzly Bears》に
《ヴェリズ・ヴェルの翼/Wings of Velis Vel》を使うことによって簡単にできる。
問2
《木化/Lignify》について悩んでいるプレイヤーAとBが、いつもの対戦をしている。
さて、場にはAのコントロールする《鳥の変わり身/Avian Changeling》がある。
2−1)
Bはこのクリーチャーに《木化/Lignify》をエンチャントした。
このクリーチャーのパワー/タフネスと、サブタイプを答えよ。
2−2)
上の続きで、Aはこのクリーチャーに《ルーン刻みの鍾乳石/Runed Stalactite》をつけた。
このクリーチャーのパワー/タフネスと、サブタイプを答えよ。
2−3)
上の続きで、BはAを対象にして《自我の消去/Ego Erasure》をプレイした。
解決後の、このクリーチャーのパワー/タフネスと、サブタイプを答えよ。
2−4)
上の続きで、Aはこのクリーチャーに元々ついている《ルーン刻みの鍾乳石》の
装備能力をこのクリーチャー自身を対象に起動した。
解決後の、このクリーチャーのパワー/タフネスと、サブタイプを答えよ。
2−1)0/4, ツリーフォーク
《木化/Lignify》による継続的効果は以下の通り。
第4種(タイプ変更):サブタイプがツリーフォークになる。
第5種(その他一般):能力がなくなる。
第6b種(P/T変更):0/4になる。
色々とややこしい《木化/Lignify》だが、この3つを押さえておくとよい。
・・・しかし、継続的効果の種類別を見分けるのはややこしいので、
今のところは丸覚えするしかないようだ。
2−2)1/5, 全てのクリーチャー・タイプを持つ
《ルーン刻みの鍾乳石/Runed Stalactite》は
第4種(タイプ変更):全てのクリーチャー・タイプになる。
第6d種(P/T変更):+1/+1の修整を受ける。
である。第4種が複数適用されることになるが、タイムスタンプ順に処理されることに
なるので、このクリーチャーは全てのクリーチャー・タイプを持つことになる。
2−3)-1/5, サブタイプは持たない。
《自我の消去/Ego Erasure》は、
第4種(タイプ変更):全てのクリーチャー・タイプを失う。
第6b種(P/T変更):-2/-0の修整を受ける。
である。今度は第6b種も複数適用されるので、これもタイムスタンプ順に処理される。
2−4)-1/5, サブタイプは持たない。
オーラや装備品や城砦は、オブジェクトまたはプレイヤーについた時点で、
そのオーラ、装備品、城砦は新しいタイムスタンプを得る。(CR418.5e, CR501.2c)
が、すでについているオブジェクト自身に対して「つける」効果は、何もしない。(CR501.2b)
なので、《ルーン刻みの鍾乳石》のタイムスタンプはこの方法では変わらない。
したがって、適用順番は2−3)の時点と全く変わらない。
問3 (難)
《清純/Purity》のオラクル・テキストは以下の通りである。(2007/11/16現在)
Flying
If a spell or ability would deal damage to you, prevent that damage. You gain
life equal to the damage prevented this way.
When Purity is put into a graveyard from anywhere, shuffle it into
its owner’s library.
CRに準じてこのテキストを解釈すると、ある矛盾点がある。それはどこか?
また、その矛盾によってどのような事が起こるだろうか? 具体例を一つ挙げて答えよ。
能力/ability はダメージを与えない。
ダメージを生成させたオブジェクトが、そのダメージの発生源である。
が、能力の場合そのダメージの発生源は能力自体ではなく、能力の発生源たるパーマネント
(ないし場に元々あったパーマネント)である。
例えば、《放蕩紅蓮術士/Prodigal Pyromancer》のオラクルはこうである。
{Tap}: Prodigal Pyromancer deals 1 damage to target creature or player.
ダメージの発生源はスタック上の能力(=オブジェクト)でなく、
場にあるパーマネントの《放蕩紅蓮術士》である。
つまり、CRに準じて解釈すると、《放蕩紅蓮術士》の能力を起動して
《清純/Purity》をコントロールしているプレイヤーにダメージを与えても、
それは能力が直接にダメージを与えているわけではないので、置換されない。
・・・しかし、これは明らかにカードの意図されたデザインとは異なると思われる。
テキストの表現がこのようになっているのがそもそもの原因であるし、
CRを盾に取った曲解だと思われても仕方が無い。
実際のゲームにおいて、このような主張がなされたらどうすればよいか。
ジャッジの"common sense"が問われることになるだろう。
-------------------------
そんなところで。
コメント
ご指摘感謝。