#信越地区予選は新潟県中越沖地震により中止になったそうで。
#スタッフやプレイヤーの皆さんに怪我が無かったのが幸いです。
#被害にあわれた地方の、一刻も早いライフラインの確保と復旧を
#願ってやみません。

8月12日に延期されて開かれるとか。>信越予選
詳しくは公式サイトへ。

さて、9版とはそろそろおさらばです。
今週末からはいよいよ10版入りのスタンダードとなり、
メタがくるっと回るかもしれませんよ。

新ブロック、ローウィンに関する情報もちらほら出ていますが、
それは詳しい記事を書いている方が他にもおりますので、
ここではとりあげません。

 
それでは先週の回答ー。

問1
かたならし○×。

「『呪文タイプ』とは、スタック上にある呪文のタイプ・・・ソーサリーや
インスタントやクリーチャー等のことを指す。」

○か×か?


×

クリーチャータイプといえば、クリーチャーカードのサブタイプを指す。
同様に、呪文タイプといえば、インスタントやソーサリーのサブタイプを指す。
今のところ存在する呪文タイプは「秘儀(Arcane)」のみである。

 
問2
時のらせん構築が意外に面白くて10版を買い損ねたプレイヤーAとB。
まあそんな二人の小ネタはおいといて、2人の勝負をみてみよう。

プレイヤーBは、プレイヤーAがオーナーである《時代寄生機/Epochrasite》を
《占有/Take Possession》でコントロールを奪っている。

この《時代寄生機/Epochrasite》が、《古えの遺恨/Ancient Grudge》で破壊された。

さて、
墓地に置かれた《時代寄生機/Epochrasite》を取り除いて、待機状態
(=時間カウンターを置かれた状態で待機を持つ)にできるのはプレイヤーAとBのいずれか?
また、そうした場合、待機能力によってこの《時代寄生機/Epochrasite》をプレイできるのは
プレイヤーAとBのどちらであるか?


待機状態にするのはプレイヤーB。(ただし強制である)
待機能力によってプレイできるのはプレイヤーA。


《時代寄生機/Epochrasite》が場から墓地に置かれることにより誘発する能力の
コントローラーは、場にあったときのコントローラーと一致する。
つまり、この誘発型能力はプレイヤーBがコントロールしている。
文章に「may/してもよい」という記述が無いため、Bは可能ならば必ず《時代寄生機》を
墓地から、時間カウンターが3個置かれた状態で取り除かないといけない。

さて、こうしてゲーム外領域に置かれた《時代寄生機》は待機を持ち、誘発型能力が
誘発するのだが、どちらのアップキープ・ステップの開始時に誘発するのだろうか?

この場合は《時代寄生機》のオーナーである、プレイヤーAのアップキープ・ステップである。

場、スタック以外の領域にあるオブジェクトには、コントローラーは存在しない。
コントローラーを持たないオブジェクトのコントローラーを参照する場合には、
代わりにそのオーナーを用いることになる。
(CR用語集:コントロール、コントローラー/Control/Controller)

《時代寄生機》はゲーム外領域にあり、このコントローラーは存在しない。
なので、この場合は変わりにオーナーを用いるので、待機能力のコントローラーは
プレイヤーAとなる。

 
問3
場には私のコントロールする《灰色熊/Grizzly Bears》がある。
次の私のターン、私は《悪人に休息なし/No Rest for the Wicked》をプレイし、
その後に《極楽鳥/Birds of Paradise》をプレイした。

このターン終了時に、対戦相手は《硫黄破/Sulfurous Blast》をプレイした。
私の2体のクリーチャーはあえなく破壊されてしまったが、
私はここで《悪人に休息なし/No Rest for the Wicked》の起動型能力をプレイした。

私の手札に戻ってくるクリーチャーはどうなるか?


《灰色熊》と《極楽鳥》の両方が戻ってくる。

《悪人に休息なし/No Rest for the Wicked》のオラクルは10版リリースにより改訂された。

[改訂前]
Sacrifice No Rest for the Wicked: Return to your hand all creature cards put
into your graveyard from play since the beginning of the turn.

[改訂後]
Sacrifice No Rest for the Wicked: Return to your hand all creature cards that
were put into your graveyard from play this turn.

特に機能変更は無いのだが、実は本来の印刷されたテキストにより近くなっている。
改訂前の文章では、「ターンの開始時に場にあったクリーチャーで〜」とでも
誤読しやすかったのだろうか。実際にこのような質問を受けたのだが、
私はそう読むことはできなかった。

FMQにこの問題を出したのは、皆さんの反応を見たかったのである。
改訂前のオラクルを読んで、そういう理解の仕方があるのだろうか?
私には先入観があるので、ちょっとわからない。

改訂後のオラクルはすっきりしていてわかりやすい。
10版で使われるかどうかは、まあ、様子をみましょうか。

--------------------
そんな感じで。

明日はCR改訂要約と、オラクル変更部分をざっくり。

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