#日本選手権予選のシーズンに入りました。
#巷にはスタンダードのレシピがあふれかえっております。
#なお、予選と本戦では使えるカードセットが違うというのも
#面白いことなんではないでしょうか。

告知ー。

次の日曜日(6/10)は、C.B.L. 4th です。
禁止カードはまだ更新されていない中での大会になります。
まだ《補充/Replenish》には早いですよ、と。

詳細はこちら→ http://www.remus.dti.ne.jp/~testing/mtg/eventindex.html

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その2。

日本選手権予選シーズンということで、流行をみるために、使用カード分布を
出してみることにしました。

手始めは6月2日に行われた、長野予選です。

デッキリストは Kung Fu Magic ( http://kungfumagic.com/ ) より。
なお、8名分(名前 U-Z)のリストがwebより参照できなかったので、
57名分の集計となります。

全分布はどっか別のページに掲載します。

2007 Japan National Championship Regional Qualifier
Nagano (2007/06/02)
65 Players, 8 Swiss Rounds.

TOP 10 Spells

 75 差し戻し / Remand
 48 闇の腹心 / Dark Confidant
 47 強迫的な研究 / Compulsive Research

 45 裂け目の稲妻 / Rift Bolt
 44 稲妻のらせん / Lightning Helix
 43 黒焦げ / Char
 41 炎の印章 / Seal of Fire
 41 巨大ヒヨケムシ / Giant Solifuge
 39 根の壁 / Wall of Roots
 36 極楽鳥 / Birds of Paradise
 36 ラノワールのエルフ / Llanowar Elves 

*コメントの指摘により、枚数を再集計しました。

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それでは先週の回答を。

問1
「モードを持つ誘発型能力が誘発したとき、選べるモードが1つしかない場合、
 そのモードを強制的に選ばなくてはならない。」
○か×か?




CR410.4a を参照。
より正確には、プレイできないモードを選ぶことができない、ということである。

問2
次のうち、《拒否/Nix》で打ち消すことのできる呪文はどれか。(複数回答可)

a)待機能力によってプレイされた《祖先の幻視/Ancestral Vision》

b)裏向きにプレイされた《意志を曲げる者/Willbender》

c)フラッシュバック・コストを支払ってプレイした《戦慄の復活/Dread Return》

d)《徴用/Commandeer》でコントロールを奪った《ブーメラン/Boomerang》
 (本来のオーナーは、通常通り{U}{U}を支払ってプレイしている。)

e)場に《三なる宝球/Trinisphere》があるときに、{3}支払ってプレイされた《召喚士の契
約/Summoner’s Pact》


a, c

《拒否/Nix》は、スタック上の呪文ならばなんでも対象にできるが、
実際に打ち消せるかどうかは、その呪文が「マナを支払っているかどうか」による。

呪文は様々な要因で、本来のマナ・コストとは異なる支払いを要求される。
それは代替コストであったり、追加コストであったり、コストの軽減であったりする。

その中で、《拒否/Nix》は、対象となった呪文がどのようにしてプレイされたかを見、
そして「マナを支払っていない」のであれば、それを打ち消す。

上の5つのうち、a, cはマナを支払っていない。(コストは支払っている)
ので、《拒否/Nix》で打ち消すことができる。

他の3つは、プレイする際にマナを支払っているので、《拒否/Nix》では打ち消されない。

問3
私の墓地には《生けるものの洞窟/Zoetic Cavern》がある。

3−1)
私が《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》をコントロールしているときに、
墓地にある《生けるものの洞窟/Zoetic Cavern》を、裏向きでプレイすることは可能か?

3−2)(上とはまた別の状況である)
私が《奸謀/Conspiracy》をコントロールしており、宣言は「騎士/Knight」である。
墓地には《ストロームガルドの災い魔、ハーコン/Haakon, Stromgald Scourge》があるの
だが、
墓地にある《生けるものの洞窟/Zoetic Cavern》を、裏向きでプレイすることは可能か?


3−1)不可能

墓地にある《生けるものの洞窟/Zoetic Cavern》を変異能力を使用してプレイを
行おうとしても、それは裏向きにした時点で土地では無くなっている。
なので、《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》の恩恵は受けることができず、
したがってプレイすることはできない。

CR502.26b, CR409.1 も参照。

3−2)(このままでは)不可能

まず、《ストロームガルドの災い魔、ハーコン/Haakon, Stromgald Scourge》が
問題の通りに墓地にあるならば、もともと墓地に騎士であるクリーチャー・カードが
あったとしても、それをプレイすることはできない。
墓地の騎士をプレイするためには、ハーコン自身が場にある必要があるのだ。

では、ハーコンが場にあった場合を考えてみよう。
この場合は、《生けるものの洞窟/Zoetic Cavern》を裏向きにプレイすることができる。
プレイの宣言の際に裏返すと、それはクリーチャーであり、《奸謀/Conspiracy》に
よって、それのサブタイプは騎士である。よって、プレイすることが可能である。

-------------
そんなところで。

コメント

菊四
菊四
2007年6月6日20:51

 使用カードトップ10なんですが、中部予選全デッキ(A-H)と中部予選全デッキ(I-K)で四名重複があります。

 Hosaka Masateru(トリコロール)
 Hosoda Shin’ya(青赤ゼロックス)
 Hosoiri Yoshihito (トリコロール)
 Hosono Takashi (プロジェクトX

 の4名がどちらにもいるので実際のトップ10は

 75 差し戻し / Remand
 48 闇の腹心 / Dark Confidant
 47 強迫的な研究 / Compulsive Research
 45 裂け目の稲妻 / Rift Bolt
 44 稲妻のらせん / Lightning Helix
 43 黒焦げ / Char
 41 炎の印章 / Seal of Fire
 41 巨大ヒヨケムシ / Giant Solifuge
 39 根の壁 / Wall of Roots
 36 極楽鳥 / Birds of Paradise
 36 ラノワールのエルフ / Llanowar Elves 

 となるかと。細かいツッコミで本当にすいません。

testing
testing
2007年6月7日2:51

> 菊四さん

むむ。ご指摘感謝。確認ののちに修整しときます。
#やっぱり参照できないリストがあるので完全には遠いのですが。

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