some notes on the 2-Headed-Giant.
2007年4月4日PT横浜のサイドイベントには、2HG(=双頭巨人戦)のプロツアー予選や、
2HGのシールド戦が行われます。
これに参加する人も多そうですし、これから2HGをやろうという人も
少なからずいると思いますので、2HGに関する諸注意をつらつらと。
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1)共有ライフは「30」
先の2月、フロアルールの更新により、2HGの開始時の共有ライフは、
40から「30」へ改められました。
これは知らないでいると大けがをすることになりますので、知っておいてください。
2)着席はどっちでもよい
月曜日の問1回答にも書きましたが、2HGの場合は、「右側のプレイヤー」
は特別な意味をもちます。このプレイヤーは第1プレイヤーと呼ばれ、
・そのチームの選択の最終決定権を持つ。
・チームが先手の場合、最初のターンでのドロー・ステップにカードを引けない。
などが主なものとして挙げられます。
大会ではチームの登録時に、「チーム名」「プレイヤーA」「プレイヤーB」を
紙に書いて登録しなくてはなりませんが、必ずしもプレイヤーAが毎回右側に座る
必要はなく、マッチ毎にどちらが右側に座るかを決めてかまいません。
ただし、2人のテーブル番号はよく確かめるようにしましょう。
対戦相手の取り違えが起こっては元も子もありません。
3)試合開始合図までにすること
無事着席し、相手チームも確認したところで、デッキを出して準備しましょう。
お互いのデッキをシャッフルし、先手・後手を決定します。
ここまでは、試合開始前でもやっているプレイヤーは多いでしょう。
さて、アナウンスで試合開始が告げられます。手札を見て、マリガンを選択し、
両チーム4人のマリガンが終わったところでようやくゲームが開始・・・
これでは遅すぎます。
2HGはマリガンのルールがやや特殊です。
その気になれば、開始手札は全員6枚なのに、ゲームを始める前に
計8回のシャッフルが為されることもあります。
これでは開始の合図があってから、実際にゲームが始まる前までの時間が
必要以上に多くかかり、結果として有効に試合時間を使っていません。
フロアルール114節にもあるように、マリガンの選択は、ゲーム開始合図前に
行ってもよいとされています。
ただでさえ、マリガンの選択が重要となる2HGでは、二人の手札状況や、
その後の戦略を話し合わないといけませんから、通常よりもマリガンの選択自体に
時間がかかることになります。
なので、試合開始前にマリガンの選択まで済ましておくのがベターです。
開始合図が来たら、即ゲームを開始できる
(=先手チームのアンタップ・ステップが始まる)状態にしておきましょう。
ただでさえ1ゲームの使用時間が長い2HGですから、与えられる試合時間は重要です。
お互いに迷惑をかけないためにも、時間は有効に使いましょう。
4)通常の2人対戦とは挙動が変わるカードに注意する
プレイヤーにもジャッジにも言えることですが、通常の2人戦と、2HGでは
挙動が変わるカードがいくつかあります。
今回のPT横浜サイドイベントで行われる2HGは、時のらせんと次元の混乱を
使用したシールド戦なので、カードプール自体は少ないです。
なので、挙動の変わるカードに注目しておくと、これから先どのような
カードが出てこようとも、冷静に対処することができます。
以下に、私がおもいつく限りのカードを挙げてみます。
どのような挙動になるか、考えてみてください。
・《天使の嗜み/Angel’s Grace》、《運命の盗人/Fortune Thief》
・《沼の大蛇/Bog Serpent》、《大地のしもべ/Gaea’s Liege》、《海賊船/Pirate Ship》等
・《塩水の精霊/Brine Elemental》
・《コーリスの子/Children of Korlis》、《鏡の大魔術師/Magus of the Mirror》
・《福音/Evangelize》
・《掻き乱す恐怖/Roiling Horror》
・《小悪疫/Smallpox》
・《新緑の抱擁/Verdant Embrace》
・《時間の恐喝/Temporal Extortion》、《永劫での歩み/Walk the Aeons》
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そんなところで。
2HGのシールド戦が行われます。
これに参加する人も多そうですし、これから2HGをやろうという人も
少なからずいると思いますので、2HGに関する諸注意をつらつらと。
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1)共有ライフは「30」
先の2月、フロアルールの更新により、2HGの開始時の共有ライフは、
40から「30」へ改められました。
これは知らないでいると大けがをすることになりますので、知っておいてください。
2)着席はどっちでもよい
月曜日の問1回答にも書きましたが、2HGの場合は、「右側のプレイヤー」
は特別な意味をもちます。このプレイヤーは第1プレイヤーと呼ばれ、
・そのチームの選択の最終決定権を持つ。
・チームが先手の場合、最初のターンでのドロー・ステップにカードを引けない。
などが主なものとして挙げられます。
大会ではチームの登録時に、「チーム名」「プレイヤーA」「プレイヤーB」を
紙に書いて登録しなくてはなりませんが、必ずしもプレイヤーAが毎回右側に座る
必要はなく、マッチ毎にどちらが右側に座るかを決めてかまいません。
ただし、2人のテーブル番号はよく確かめるようにしましょう。
対戦相手の取り違えが起こっては元も子もありません。
3)試合開始合図までにすること
無事着席し、相手チームも確認したところで、デッキを出して準備しましょう。
お互いのデッキをシャッフルし、先手・後手を決定します。
ここまでは、試合開始前でもやっているプレイヤーは多いでしょう。
さて、アナウンスで試合開始が告げられます。手札を見て、マリガンを選択し、
両チーム4人のマリガンが終わったところでようやくゲームが開始・・・
これでは遅すぎます。
2HGはマリガンのルールがやや特殊です。
その気になれば、開始手札は全員6枚なのに、ゲームを始める前に
計8回のシャッフルが為されることもあります。
これでは開始の合図があってから、実際にゲームが始まる前までの時間が
必要以上に多くかかり、結果として有効に試合時間を使っていません。
フロアルール114節にもあるように、マリガンの選択は、ゲーム開始合図前に
行ってもよいとされています。
ただでさえ、マリガンの選択が重要となる2HGでは、二人の手札状況や、
その後の戦略を話し合わないといけませんから、通常よりもマリガンの選択自体に
時間がかかることになります。
なので、試合開始前にマリガンの選択まで済ましておくのがベターです。
開始合図が来たら、即ゲームを開始できる
(=先手チームのアンタップ・ステップが始まる)状態にしておきましょう。
ただでさえ1ゲームの使用時間が長い2HGですから、与えられる試合時間は重要です。
お互いに迷惑をかけないためにも、時間は有効に使いましょう。
4)通常の2人対戦とは挙動が変わるカードに注意する
プレイヤーにもジャッジにも言えることですが、通常の2人戦と、2HGでは
挙動が変わるカードがいくつかあります。
今回のPT横浜サイドイベントで行われる2HGは、時のらせんと次元の混乱を
使用したシールド戦なので、カードプール自体は少ないです。
なので、挙動の変わるカードに注目しておくと、これから先どのような
カードが出てこようとも、冷静に対処することができます。
以下に、私がおもいつく限りのカードを挙げてみます。
どのような挙動になるか、考えてみてください。
・《天使の嗜み/Angel’s Grace》、《運命の盗人/Fortune Thief》
・《沼の大蛇/Bog Serpent》、《大地のしもべ/Gaea’s Liege》、《海賊船/Pirate Ship》等
・《塩水の精霊/Brine Elemental》
・《コーリスの子/Children of Korlis》、《鏡の大魔術師/Magus of the Mirror》
・《福音/Evangelize》
・《掻き乱す恐怖/Roiling Horror》
・《小悪疫/Smallpox》
・《新緑の抱擁/Verdant Embrace》
・《時間の恐喝/Temporal Extortion》、《永劫での歩み/Walk the Aeons》
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そんなところで。
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