Oracle Chenges from TSP to PLC
2007年1月22日今日付でGathererでプレナー・カオスのカードが検索できるようになり、
オラクルも更新されました。Gathererでは日本語を初めとした、多言語のテキストも
参照することができます。
それでは更新点をざらっと。
《霊気魔道士の接触/AEthermage’s Touch》
「ターン終了時にこのクリーチャーをオーナーの手札に戻す」という能力は
文章として区切られて"It has..."という文体になりました。
この能力は、継続的効果第5種に相当します。
これにより、場に《謙虚/Humility》があったとしても、この呪文によって
場に出たクリーチャーは、ターン終了時に手札に戻るようになりました。
《All Hallow’s Eve》
タイプがエンチャントから、印刷されている本来のタイプ「ソーサリー」になり、
上に乗るカウンターが time counter ではなく、scream counter になりました。
どちらかというと、時のらせんに見受けられる待機能力とやや似た挙動を示します。
(旧テキスト)
Enchantment
All Hallow’s Eve comes into play with two time counters on it.
At the beginning of your upkeep, if there is a time counter on
All Hallow’s Eve, remove a time counter from it. If there are no more
time counters on it, each player returns all creature cards from his
or her graveyard to play.
(新テキスト)
Sorcery
Remove All Hallow’s Eve from the game with two scream counters on it.
At the beginning of your upkeep, if All Hallow’s Eve is removed from
the game with a scream counter on it, remove a scream counter from it.
If there are no more scream counters on it, put it into your graveyard
and each player returns all creature cards from his or her graveyard
to play.
《オーラの移植/Aura Graft》
奪えるオーラは「パーマネントにつけられているオーラ」限定になりました。
エンチャント(プレイヤー)なんかは奪えません。
《不思議のバザール/Bazaar of Wonders》
「場にある同名のカード」から、
「場にある同名の、トークンでないパーマネント」になりました。
《棺の女王/Coffin Queen》
効果が一文化されました。
《ドリーム・ホール/Dream Halls》
「アーティファクトでない」という言葉が取り除かれました。
これにより変わることは、《ギルド渡りの急使/Transguild Courier》のような
アーティファクトでかつ色をもつカードが、ピッチでプレイできるように
なったぐらいでしょうか。
《Drop of Honey》
《斑岩の節/Porphyry Nodes》と同じ文章になりました。
《二重の造物/Dual Nature》
「クリーチャーカード」→「トークンでないクリーチャー」と書き換えられました。
《エレファント・グラス/Elephant Grass》
マナを支払うのは誰なのかが明確化されました。
《Elvish Spirit Guide》
「手札にある~これ~をゲームより取り除く」ことがコスト欄に移動しました。
《猿人の指導霊/Simian Spirit Guide》と同じ文体です。
《Forgotten Lore》
対戦相手を対象に取るようになりました。
《隠された知識/Shrouded Lore》と同じ文体です。
《混沌のゲーム/Game of Chaos》
コイン投げに勝った方が、コイン投げを続行するかを決めていましたが、
CR511.1.によって、他のプレイヤーはコイン投げに勝つことも負けることも
なくなったので、それが修整されました。機能に変更はありません。
《輝きを放つ者/Glarecaster》
このクリーチャーとあなたに同時にダメージを与える発生源からでも、
この能力が起動できるようになりました。
《Imprison》
もはや印刷されている文章とは似ても似つかなくなっている一枚。
今回の更新は機能の明確化のみ。
《孤島の聖域/Island Sanctuary》
「あなたの次のターンの開始時まで」→「あなたの次のターンまで」
《コーの詠唱/Kor Chant》
《オーガの処罰者/Ogre Enforcer》
from → by 前置詞の変更。
《Library of Alexandria》
seven cards in your hand → seven cards in hand と省略。
《淀みの霧/Mist of Stagnation》
墓地のカードの分だけパーマネントを選び、それからそれらをアンタップする、
という動作になりました。
《ネクロポーテンス/Necropotence》
カードを捨てることが、代わりにゲームから取り除くことに置換されていたが、
今回の変更で、カードを捨てること自体は置換されず、捨てたカードが墓地に
いく代わりにゲームから取り除かれるようになりました。これは機能変更です。
文体はマッドネスの一番目の能力と同じようになっています。
《North Star》
マナを、任意の色のマナとして呪文のコストに充てられるようになりました。
《暗影の蜘蛛/Penumbra Spider》
出てくるトークンは能力を伴っていることが明確化されました。
《急かし/Quicken》
ソーサリー「呪文」ではなく、ソーサリー「カード」変更。
《スタング/Stangg》
トークンの名称が2度目以降は省略型に。(that token)
《猛毒の牙/Venomous Fangs》
破壊されるクリーチャーが、「他のクリーチャー」と明確化されました。
《虚空の大口/Void Maw》
文章が変更され、これによって取り除かれたクリーチャーは、corpse counter
が上に乗るようになりました。起動型能力はcorpse counterが乗っているカードを
移動させるのがコストになりました。
(新オラクル)
If another creature would be put into a graveyard from play,
remove it from the game with a corpse counter on it instead.
Put a card removed from the game with a corpse counter on it
into its owner’s graveyard: Void Maw gets +2/+2 until end of turn.
#ところでこの変更、例の問題には解決になっていないような気もするのですが。
#……ひょっとして領域を変更していないんだから、維持されて何度でも可能かな?
#でも《道化の王笏/Jester’s Scepter》には変更なし。むー。
・一般的な変更
・《集団監禁/Collective Restraint》、《プロパガンダ/Propaganda》などの
攻撃やブロック時に追加のマナやコストを要求するカードの効果にあった、
(This cost is paid as attackers are declared.) という括弧書きが
軒並み削除されています。
#CRの整備が進んだ結果だと思われます。
・《汚染/Contamination》、《蒼ざめた月/Pale Moon》などの
「通常のタイプ/色」("normal type/color")という表現が
"any other type/color" という表現に変更されています。
#これは私の想像なのですが、「通常の」タイプという表現だと、
#同じような効果が重なった場合に、都合が悪いからでは無いでしょうか。
#例えば、場に《汚染/Contamination》がある場合、
#《寺院の庭/Temple Garden》からは{B}が出ます。
#この状態で《蒼ざめた月/Pale Moon》をプレイした場合、
#旧オラクルでは《寺院の庭/Temple Garden》からは{B}でも{1}でも出せます。
#ところが、新オラクルではタイムスタンプの関係で、{1}しか出ません。
--------
そんなところで。
FMQの回答は明日にでも。
オラクルも更新されました。Gathererでは日本語を初めとした、多言語のテキストも
参照することができます。
それでは更新点をざらっと。
《霊気魔道士の接触/AEthermage’s Touch》
「ターン終了時にこのクリーチャーをオーナーの手札に戻す」という能力は
文章として区切られて"It has..."という文体になりました。
この能力は、継続的効果第5種に相当します。
これにより、場に《謙虚/Humility》があったとしても、この呪文によって
場に出たクリーチャーは、ターン終了時に手札に戻るようになりました。
《All Hallow’s Eve》
タイプがエンチャントから、印刷されている本来のタイプ「ソーサリー」になり、
上に乗るカウンターが time counter ではなく、scream counter になりました。
どちらかというと、時のらせんに見受けられる待機能力とやや似た挙動を示します。
(旧テキスト)
Enchantment
All Hallow’s Eve comes into play with two time counters on it.
At the beginning of your upkeep, if there is a time counter on
All Hallow’s Eve, remove a time counter from it. If there are no more
time counters on it, each player returns all creature cards from his
or her graveyard to play.
(新テキスト)
Sorcery
Remove All Hallow’s Eve from the game with two scream counters on it.
At the beginning of your upkeep, if All Hallow’s Eve is removed from
the game with a scream counter on it, remove a scream counter from it.
If there are no more scream counters on it, put it into your graveyard
and each player returns all creature cards from his or her graveyard
to play.
《オーラの移植/Aura Graft》
奪えるオーラは「パーマネントにつけられているオーラ」限定になりました。
エンチャント(プレイヤー)なんかは奪えません。
《不思議のバザール/Bazaar of Wonders》
「場にある同名のカード」から、
「場にある同名の、トークンでないパーマネント」になりました。
《棺の女王/Coffin Queen》
効果が一文化されました。
《ドリーム・ホール/Dream Halls》
「アーティファクトでない」という言葉が取り除かれました。
これにより変わることは、《ギルド渡りの急使/Transguild Courier》のような
アーティファクトでかつ色をもつカードが、ピッチでプレイできるように
なったぐらいでしょうか。
《Drop of Honey》
《斑岩の節/Porphyry Nodes》と同じ文章になりました。
《二重の造物/Dual Nature》
「クリーチャーカード」→「トークンでないクリーチャー」と書き換えられました。
《エレファント・グラス/Elephant Grass》
マナを支払うのは誰なのかが明確化されました。
《Elvish Spirit Guide》
「手札にある~これ~をゲームより取り除く」ことがコスト欄に移動しました。
《猿人の指導霊/Simian Spirit Guide》と同じ文体です。
《Forgotten Lore》
対戦相手を対象に取るようになりました。
《隠された知識/Shrouded Lore》と同じ文体です。
《混沌のゲーム/Game of Chaos》
コイン投げに勝った方が、コイン投げを続行するかを決めていましたが、
CR511.1.によって、他のプレイヤーはコイン投げに勝つことも負けることも
なくなったので、それが修整されました。機能に変更はありません。
《輝きを放つ者/Glarecaster》
このクリーチャーとあなたに同時にダメージを与える発生源からでも、
この能力が起動できるようになりました。
《Imprison》
もはや印刷されている文章とは似ても似つかなくなっている一枚。
今回の更新は機能の明確化のみ。
《孤島の聖域/Island Sanctuary》
「あなたの次のターンの開始時まで」→「あなたの次のターンまで」
《コーの詠唱/Kor Chant》
《オーガの処罰者/Ogre Enforcer》
from → by 前置詞の変更。
《Library of Alexandria》
seven cards in your hand → seven cards in hand と省略。
《淀みの霧/Mist of Stagnation》
墓地のカードの分だけパーマネントを選び、それからそれらをアンタップする、
という動作になりました。
《ネクロポーテンス/Necropotence》
カードを捨てることが、代わりにゲームから取り除くことに置換されていたが、
今回の変更で、カードを捨てること自体は置換されず、捨てたカードが墓地に
いく代わりにゲームから取り除かれるようになりました。これは機能変更です。
文体はマッドネスの一番目の能力と同じようになっています。
《North Star》
マナを、任意の色のマナとして呪文のコストに充てられるようになりました。
《暗影の蜘蛛/Penumbra Spider》
出てくるトークンは能力を伴っていることが明確化されました。
《急かし/Quicken》
ソーサリー「呪文」ではなく、ソーサリー「カード」変更。
《スタング/Stangg》
トークンの名称が2度目以降は省略型に。(that token)
《猛毒の牙/Venomous Fangs》
破壊されるクリーチャーが、「他のクリーチャー」と明確化されました。
《虚空の大口/Void Maw》
文章が変更され、これによって取り除かれたクリーチャーは、corpse counter
が上に乗るようになりました。起動型能力はcorpse counterが乗っているカードを
移動させるのがコストになりました。
(新オラクル)
If another creature would be put into a graveyard from play,
remove it from the game with a corpse counter on it instead.
Put a card removed from the game with a corpse counter on it
into its owner’s graveyard: Void Maw gets +2/+2 until end of turn.
#ところでこの変更、例の問題には解決になっていないような気もするのですが。
#……ひょっとして領域を変更していないんだから、維持されて何度でも可能かな?
#でも《道化の王笏/Jester’s Scepter》には変更なし。むー。
・一般的な変更
・《集団監禁/Collective Restraint》、《プロパガンダ/Propaganda》などの
攻撃やブロック時に追加のマナやコストを要求するカードの効果にあった、
(This cost is paid as attackers are declared.) という括弧書きが
軒並み削除されています。
#CRの整備が進んだ結果だと思われます。
・《汚染/Contamination》、《蒼ざめた月/Pale Moon》などの
「通常のタイプ/色」("normal type/color")という表現が
"any other type/color" という表現に変更されています。
#これは私の想像なのですが、「通常の」タイプという表現だと、
#同じような効果が重なった場合に、都合が悪いからでは無いでしょうか。
#例えば、場に《汚染/Contamination》がある場合、
#《寺院の庭/Temple Garden》からは{B}が出ます。
#この状態で《蒼ざめた月/Pale Moon》をプレイした場合、
#旧オラクルでは《寺院の庭/Temple Garden》からは{B}でも{1}でも出せます。
#ところが、新オラクルではタイムスタンプの関係で、{1}しか出ません。
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そんなところで。
FMQの回答は明日にでも。
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