#世界選手権は日本人の個人1,2位、団体戦2位という
#前年には及びませんが好成績を挙げて終了いたしました。
#個人的には決勝戦のテーブルに、日の丸が2つあったことが
#深く印象に残っております。
いずれ、向こう側の舞台にも立ってみたいなあ、と思いつつ。
次のPTはジュネーブ、そしてその次は国内PTである横浜です。
それでは、先週の回答ー。
×
クリンナップ・ステップで、状況起因効果を起こす条件がそろっているか、
もしくは誘発型能力が誘発しスタックに乗る場合、プレイヤーは優先権を得る。
その後、新しいクリンナップ・ステップが作成される。(CR314.3.)
また、戦闘ダメージ・ステップにおいて、先制攻撃もしくは二段攻撃を持っている
クリーチャーがいた場合、戦闘ダメージ・ステップは追加される。
このように、特に呪文や能力によって増やされなくても、増えることはある。
1)、3)、4)
1)
例えば《石灰の池/Calciform Pools》ならば、
「(1),(T):石灰の池の上に貯蔵(storage)カウンターを1個置く。」
という能力が、マナ能力でない起動型能力にあたる。
《信仰の足枷/Faith’s Fetters》でも同じことが言える。
2)
二重土地には、マナ能力以外の起動型能力はない。
3)
サイクリングは起動型能力である。これはマナ能力ではないので、
マナ能力でない起動型能力にあたる。
4)
スレッショルドは能力語になり、暴勇と同じ挙動を示すようになった。
《陰謀団のピット/Cabal Pit》を例に取ると、以前では
『(黒),(T),陰謀団のピットを生け贄に捧げる:クリーチャー1体を対象とする。
それはターン終了時まで-2/-2の修整を受ける。』
という能力は、スレッショルドを達成していないと、能力自体が無かったように
振る舞っていたが、現在はたとえ墓地が六枚以下でも、この能力は存在し、
ただ単に「プレイできない」ものとして扱うようになった。
つまり、マナ能力でない起動型能力を常に持つようになってしまったので、
《サーボの網/Tsabo’s Web》環境下ではアンタップされることはない。
5)
これらの土地には、マナ能力以外の起動型能力はない。
結論から言うと、ありうる。
用意するカードは
《水銀の精霊/Quicksilver Elemental》
《悪戯なクェイナー/Mischievous Quanar》または《詐欺の壁/Wall of Deceit》
《けいれんするリシド/Convulsing Licid》などの各種リシド
裏向きのクリーチャー
である。
《水銀の精霊/Quicksilver Elemental》が、リシドの起動型能力と
「裏向きになる」起動型能力をコピーし、
リシドの方からコピーした起動型能力を起動した後に、
「裏向きになる」起動型能力を起動すればよい。
もちろん、エンチャント先は裏向けのクリーチャーである。
これを解決すると、見事、題意の通りになる。
-----------
そんなところで。
#前年には及びませんが好成績を挙げて終了いたしました。
#個人的には決勝戦のテーブルに、日の丸が2つあったことが
#深く印象に残っております。
いずれ、向こう側の舞台にも立ってみたいなあ、と思いつつ。
次のPTはジュネーブ、そしてその次は国内PTである横浜です。
それでは、先週の回答ー。
問1
かたならし○×。
「何かしらの呪文や能力によって、フェイズ/ステップが増やされない限り、
フェイズ/ステップが勝手に増えることはない。」
○か×か?
×
クリンナップ・ステップで、状況起因効果を起こす条件がそろっているか、
もしくは誘発型能力が誘発しスタックに乗る場合、プレイヤーは優先権を得る。
その後、新しいクリンナップ・ステップが作成される。(CR314.3.)
また、戦闘ダメージ・ステップにおいて、先制攻撃もしくは二段攻撃を持っている
クリーチャーがいた場合、戦闘ダメージ・ステップは追加される。
このように、特に呪文や能力によって増やされなくても、増えることはある。
問2
《サーボの網/Tsabo’s Web》というカードがある。
「マナ能力でない起動型能力を持つ土地は、そのコントローラーの
アンタップ・ステップの間にアンタップしない。」
という能力を持つ。
さて、《サーボの網/Tsabo’s Web》が場にあるときに、
アンタップ・ステップの間にアンタップしない土地は次のうちどれか。
(複数回答可)
1)時のらせんの貯蔵土地
(《石灰の池/Calciform Pools》、《塩汚れのステップ/Saltcrusted Steppe》など)
2)ラブニカ・ブロックの二重土地
(《寺院の庭/Temple Garden》、《湿った墓/Watery Grave》など)
3)オンスロート・ブロックのサイクリング土地
(《やせた原野/Barren Moor》、《孤立した砂州/Lonely Sandbar》など)
4)オデッセイ・ブロックのスレショルド土地
(《蛮族のリング/Barbarian Ring》、《陰謀団のピット/Cabal Pit》など)
5)インベイジョン・ブロックのサクリファイス土地
(《硫黄孔/Sulfur Vent》、《ほくちの加工場/Tinder Farm》など)
1)、3)、4)
1)
例えば《石灰の池/Calciform Pools》ならば、
「(1),(T):石灰の池の上に貯蔵(storage)カウンターを1個置く。」
という能力が、マナ能力でない起動型能力にあたる。
《信仰の足枷/Faith’s Fetters》でも同じことが言える。
2)
二重土地には、マナ能力以外の起動型能力はない。
3)
サイクリングは起動型能力である。これはマナ能力ではないので、
マナ能力でない起動型能力にあたる。
4)
スレッショルドは能力語になり、暴勇と同じ挙動を示すようになった。
《陰謀団のピット/Cabal Pit》を例に取ると、以前では
『(黒),(T),陰謀団のピットを生け贄に捧げる:クリーチャー1体を対象とする。
それはターン終了時まで-2/-2の修整を受ける。』
という能力は、スレッショルドを達成していないと、能力自体が無かったように
振る舞っていたが、現在はたとえ墓地が六枚以下でも、この能力は存在し、
ただ単に「プレイできない」ものとして扱うようになった。
つまり、マナ能力でない起動型能力を常に持つようになってしまったので、
《サーボの網/Tsabo’s Web》環境下ではアンタップされることはない。
5)
これらの土地には、マナ能力以外の起動型能力はない。
問3(難)
「裏向きのカードに、裏向きのカードがエンチャントされている。」
状況起因効果のチェックを経た後でも、このような状態が維持されることはありうるか?
ありうるとすれば具体的な方法を挙げよ。
ありえないとすればその論拠を示せ。
結論から言うと、ありうる。
用意するカードは
《水銀の精霊/Quicksilver Elemental》
《悪戯なクェイナー/Mischievous Quanar》または《詐欺の壁/Wall of Deceit》
《けいれんするリシド/Convulsing Licid》などの各種リシド
裏向きのクリーチャー
である。
《水銀の精霊/Quicksilver Elemental》が、リシドの起動型能力と
「裏向きになる」起動型能力をコピーし、
リシドの方からコピーした起動型能力を起動した後に、
「裏向きになる」起動型能力を起動すればよい。
もちろん、エンチャント先は裏向けのクリーチャーである。
これを解決すると、見事、題意の通りになる。
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そんなところで。
コメント
「呪文や能力によって増やす」というのは、直接的に「〜を追加する」みたいなテキストによって増やすことを指してたんですね。
先制攻撃で追加された戦闘ダメージステップも「先制攻撃という能力によるステップの追加」、つまり先制攻撃によってステップが増えた、という解釈をしてました。
「リシド能力を普通のクリーチャーに使用するスタックに対応し、《イクシドロン》をいずれかの領域からインスタントタイミングで場に出す」
では無理ですか?
先制攻撃自体にはステップを増やすという効果はありません。
あくまで、ルールによって追加されます。
《ショック/Shock》が《灰色熊/Grizzly Bears》を破壊しないのと同じことです。
#問題の文章がややおかしい、というのは認めます。
#日本語って難しいですねえ。
> deatho さん
はい。その方法でも可能です。