Answer: Friday Magic Quiz. [06-46A]
2006年11月28日コメント (3)#どうも、書いていることをそのまま信じようとしない人が多いらしいです。
#「これは可能でしょうか?」とか、「〜ですよね?」という質問は
#結局のところ、自分に自信がないだけなのでしょうか。
#それとも、書いてあることを理解していないのでしょうか。
前者であれば是非もなし。後者であれば憂いであるかな。
それでは前回の回答〜
×
最初にパーマネントをアンタップしてしまうと、フェイズ・インしてきたパーマネントは
アンタップしないことになってしまう。
該当するCRはCR302.1.であるが、最近のプレイヤーにはわかりづらい問題。
すべて2/2。
それぞれの土地は《自然の類似/Natural Affinity》によって、2/2のクリーチャーに
なっている。ここで、場には《旗印/Coat of Arms》があるので、クリーチャー・タイプ
が共通なものがあれば、それらは修正される。
ところが、これらの土地はクリーチャー・タイプを持っていない。
元々あったサブタイプ、Urza’s/ウルザの や Forest/森 は土地タイプである。
なので、すべては2/2のクリーチャーである。
勝つことができる。
もちろん、《稲妻の嵐/Lightning Storm》と、《双つ術/Twincast》を両方唱えられる
マナがある、と仮定して以下進める。
《稲妻の嵐/Lightning Storm》をプレイし、さらに《双つ術/Twincast》をプレイして、
《稲妻の嵐/Lightning Storm》のコピーを作成する。
こうして出来た《稲妻の嵐/Lightning Storm》のコピーは、「カード」ではない。
《真髄の針/Pithing Needle》のオラクルには、「パーマネント」と「カード」の
起動型能力を封じる、と書かれているので、このコピーの起動型能力を
阻止することはできない。
あとは、このコピー《稲妻の嵐/Lightning Storm》の起動型能力を使い、
手札の山を捨ててカウンターを乗せまくれば15点を叩き出せる。
《真髄の針/Pithing Needle》のオラクル修正前は、クリーチャー・トークンの
起動型能力を阻止できなかった。今はコピー(カードでないもの)の起動型能力
を防ぐことができなくなっているのである。
---------------
そんなところで。
#「これは可能でしょうか?」とか、「〜ですよね?」という質問は
#結局のところ、自分に自信がないだけなのでしょうか。
#それとも、書いてあることを理解していないのでしょうか。
前者であれば是非もなし。後者であれば憂いであるかな。
それでは前回の回答〜
問1
「ターンを開始して一番始めに行うことは、パーマネントをアンタップすることである。」
○か×か
×
最初にパーマネントをアンタップしてしまうと、フェイズ・インしてきたパーマネントは
アンタップしないことになってしまう。
該当するCRはCR302.1.であるが、最近のプレイヤーにはわかりづらい問題。
問2
あなたは
《ウルザの工廠/Urza’s Factory》
《ウルザの塔/Urza’s Tower》
《ウルザの魔力炉/Urza’s Power Plant》
《ウルザの鉱山/Urza’s Mine》
《森/Forest》
をコントロールしている。
この状態で、《旗印/Coat of Arms》を場に出し、
《自然の類似/Natural Affinity》をプレイした。
それぞれの土地はクリーチャーにもなっているが、
パワー・タフネスはいくつか? 5枚についてそれぞれ答えよ。
すべて2/2。
それぞれの土地は《自然の類似/Natural Affinity》によって、2/2のクリーチャーに
なっている。ここで、場には《旗印/Coat of Arms》があるので、クリーチャー・タイプ
が共通なものがあれば、それらは修正される。
ところが、これらの土地はクリーチャー・タイプを持っていない。
元々あったサブタイプ、Urza’s/ウルザの や Forest/森 は土地タイプである。
なので、すべては2/2のクリーチャーである。
問3
私がExtendedの試合をしている時である。
対戦相手が《真髄の針/Pithing Needle》を出していて、
カード名を《稲妻の嵐/Lightning Storm》を宣言されている。
私の手札には、まさにその《稲妻の嵐/Lightning Storm》があり、
他のカードは《山/Mountain》が6枚ある。
相手のライフは15点なので、とても届かない、と思っていた矢先、
引いたカードは《双つ術/Twincast》だった。
相手の妨害手段が全く無かった場合、
私はこのターンに、この手札だけで勝つことができるだろうか?
勝つことができる。
もちろん、《稲妻の嵐/Lightning Storm》と、《双つ術/Twincast》を両方唱えられる
マナがある、と仮定して以下進める。
《稲妻の嵐/Lightning Storm》をプレイし、さらに《双つ術/Twincast》をプレイして、
《稲妻の嵐/Lightning Storm》のコピーを作成する。
こうして出来た《稲妻の嵐/Lightning Storm》のコピーは、「カード」ではない。
《真髄の針/Pithing Needle》のオラクルには、「パーマネント」と「カード」の
起動型能力を封じる、と書かれているので、このコピーの起動型能力を
阻止することはできない。
あとは、このコピー《稲妻の嵐/Lightning Storm》の起動型能力を使い、
手札の山を捨ててカウンターを乗せまくれば15点を叩き出せる。
《真髄の針/Pithing Needle》のオラクル修正前は、クリーチャー・トークンの
起動型能力を阻止できなかった。今はコピー(カードでないもの)の起動型能力
を防ぐことができなくなっているのである。
---------------
そんなところで。
コメント
今回は教えて欲しいことがあります
今回の問2なのですが、クリーチャー・タイプとはhttp://mjmj.info/data/CompRules_j.html#g_creature_type
に書かれているかどうかで判断するのでしょうか?
例えば(とても現実味の無い例で恐縮ですが)
今後「土地−エルフ」というサブタイプを持った土地が出た場合、その土地が同じように《自然の類似/Natural Affinity》によって、2/2のクリーチャーになった場合、「土地−エルフ」はエルフというクリーチャー・タイプを持っているとなりますか?
CR205.3c.にあるとおり、あるタイプのオブジェクトのサブタイプは、そのタイプ名を
とって、クリーチャータイプや、土地タイプと呼ばれます。
あるサブタイプだけを与えられた場合、それがクリーチャータイプであるか、
それとも別のタイプの組のサブタイプであるかは判別できません。
用語集にある"完全なリスト"をみて参照してもらうしかないでしょう。
ただし、現在に限っていえば、CR205.3d.によりほとんどのカード・タイプには、
それぞれ独立なサブタイプの組が存在する、とあるので、土地とクリーチャーの
サブタイプが共通してあることはありません。
なので、例えば《ウルザの塔/Urza’s Tower》がクリーチャーになったとしても、
このカードの持つサブタイプ--"Urza’s" と "Tower" --は、依然として土地タイプです。
これから先、サブタイプが共通になるものが出てくるかもしれませんし、
(現に、インスタントとソーサリーのサブタイプは「秘儀」で共通です)
もしも "土地--エルフ" というカードが出たのならば、「エルフ」は土地タイプでも
あり、クリーチャータイプでもあるようになるでしょう。
#混乱の元になりますので、R&Dがそんなカードのデザインをするかどうかは
#非常に疑わしいですが。現行ルールの下ですと、そのような解釈しかできません。
ひとつ勉強になりました
そんなカード出るわけが無いのですが、出たらどうなるのかなと思ってしまったわけで
貴重なお時間取らせてしまって、申し訳ございませんでした
今後ともよろしくお願いします