#日曜日はWFCでした。ひさびさにVintageを堪能しました。
#結果は負け負けでしたが。orz
#慣れたデッキに電波なカードを入れるのと、
#電波なデッキに慣れているのとでは回し方が段違いですね。

レシピは恥ずかしいので略。Izzet-resetの変形です。
それでは先週の回答ー。

問1
「ダメージを与える効果をもつ呪文や能力の色と、
 (その呪文や能力の解決時に)実際に与えられるダメージの『色』は常に同じである。」
○か×か?


×

まず問題文が微妙なところ。
ダメージに色はない。あくまでダメージの発生源に色があるのである。
なので、ダメージの「色」なんて存在しないから同じだなんて言えない→「×」

この論理でも正解。おかしいところはない。

想定していた理由は以下の通り。
呪文や能力の(もつならば)色と、それによってダメージが与えられる発生源が別、という
状態は存在する。たとえば、《伏魔殿/Pandemonium》はその一つ。

《伏魔殿/Pandemonium》自体の色は赤だが、それによって与えられるダメージは
赤とはかぎらない。なぜなら、ダメージを与えるのはクリーチャーだからだ。

問2
まいどおなじみ、プレイヤーAとBが対戦している。
プレイヤーAは、《ザルファーの魔道士、テフェリー/Teferi, Mage of Zhalfir》をコントロールしている。

2−1)
プレイヤーBのターンのメイン・フェイズに、《ヴェク追われの侵入者/Trespasser il-Vec》の
能力を起動し、プレイヤーBは《ベラドンナの暗殺者/Nightshade Assassin》を捨てた。
さて、プレイヤーBは《ベラドンナの暗殺者》をマッドネス・コストを支払ってプレイできるだろうか?

2−2)
同じくプレイヤーBのメイン・フェイズに、時間カウンターが残り1個の《睡蓮の花/Lotus Bloom》
に《時計回し/Clockspinning》を使用して、最後の時間カウンターを取り除いた。
さて、プレイヤーBは《睡蓮の花》をプレイできるだろうか?

2−3)
同じくプレイヤーBのメイン・フェイズに、プレイヤーBは《急かし/Quicken》をプレイした。
プレイヤーB「これでようやく、戦闘中にも(1回だけ)呪文を使えるようになったな。」
さて、プレイヤーBの言い分は正しいか?


《ザルファーの魔道士、テフェリー/Teferi, Mage of Zhalfir》にある、「ソーサリーをプレイできるとき」とは、

・あなたのターンのメイン・フェイズである
・スタックが空である
・あなたに優先権がある

以上3つに全て適している状態を表す。
たとえば、呪文や能力の解決中に、「呪文をプレイする」という効果があったとしても、
あなたに優先権があるわけではないし、スタックには(いま解決中の)オブジェクトがあるはずなので、
「ソーサリーをプレイできるとき」に該当しない。

2−1)プレイできない
マッドネス能力によって呪文をプレイする場合、それは誘発型能力の解決中である。
これは上の説明と同じく、「ソーサリーをプレイできるとき」に該当しない。

2−2)プレイできない
待機状態のカードをプレイするのは、
最後の時間カウンターを取り除いた時に誘発する誘発型能力の解決中である。
これも上の説明と同じく、「ソーサリーをプレイできるとき」に該当しない。

2−3)正しくない

《急かし/Quicken》は、あくまでソーサリー・カードをプレイできるルール上の制限を変更する効果である。
そして、「できる」と「できない」では、「できない」ほうが優先されるので、Bの言い分は正しくない。

問3
《倍増の季節/Doubling Season》があなたのコントロール下である。

3−1)
あなたのコントロール下に、カウンターが何も乗っていない
《サリッド/Thallid》がある。こいつの能力だけを使って、苗木・トークンを
10個作りたいが、何ターンかかるだろうか?
(何回アップキープ・ステップの開始時を迎える必要があるか? でも良い。)

3−2)
あなたの手札にある《睡蓮の花/Lotus Bloom》を待機状態にした。
上に乗る時間カウンターはいくつか?

3ー3)
あなたの手札には《鋸刃の矢/Serrated Arrows》がある。
これをプレイし、鏃(やじり)カウンターが無くなるまで繰り返し起動したすると、
相手にある2/2の熊トークンを合計何体倒せるか?


《倍増の季節/Doubling Season》は、自分のコントロール下でトークンが出たり、
コントロールするパーマネントに置かれるカウンターの数を倍に増やす

3−1)8ターン
10個の苗木・トークンを作るのには、《サリッド/Thallid》の起動型能力を5回起動させないといけない。
起動に必要な胞子カウンターの数は15なので、1ターンに2個胞子カウンターが置かれることを
加味すると、8ターンかかる。

#《倍増の季節/Doubling Season》が出てないと、30ターンかかる。むう。

3−2)3つ
待機状態にしたカードは、ゲーム外領域に置かれる。
これはパーマネントではないので、置かれる時間カウンターは倍にならない。

3−3)3体
鏃の数は倍(6個)に増えるが、相手のコントロールする熊へ置かれる-1/-1カウンターが
倍に増えるわけではないので、2/2を都合3体倒せる計算になる。

#で、相手の《鋸刃の矢/Serrated Arrows》からは-2/-2を3回くらうことになるわけだ。

------------
そんなところで。

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