(予告とはちょいと違いますが)
時のらせん発売に伴い、オラクルが更新されています。
CRも更新されているのですが、diffの量がすごいのでまた後日。
細かく変わったところを見ていくときりがないので、大きく2つにわけます。

前半は細かな文章変更や、機能変更のあったものを。
後半は、Timeshift cards についての変更をつらつらと書いていきます。

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一般的な変更点
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《呪われた巻物/Cursed Scroll》
対戦相手一人が手札を選んでいましたが、無作為に1枚選んで公開する、
に変更されました。《巻物の大魔術師/Magus of the Scroll》と全く同じです。

《霧衣の壁/Mistform Wall》
変更前は、たとえ壁でなくなったとしても防衛を持っている、かわいそうな生物でしたが、
「それが壁である限り防衛を持つ」という文章が追加され、本来の動きに近くなりました。

《Thawing Glaciers》
ターン終了時まで実存/Substance を得るようになりました。
実存を失ったときにオーナーの手札に戻るようになっています。

《要撃/Waylay》
戦闘中でなくてもプレイできるようになりました。
が、出てきたトークンは実存/Substance をターン終了時まで持ち、
実存を失ったときにゲームから取り除かれるようになりました。
(つまり、古き "Waylay-trick" はやっぱり使えません。)

タップまたはアンタップ「してもよい」
《ぐるぐる/Twiddle》や、《パルンズの剣/Sword of the Paruns》にあった
「タップまたはアンタップする」という表現は「してもよい/may」になりました。
これは、解決時に不可能な選択ができないことから、
「すでにタップ状態ならば、それをアンタップさせることしか選べない」(逆も同じ)
という解釈が成り立つためです。もちろん、これは本来の動きではありません。
現在の文章であれば、タップ状態のパーマネントを、アンタップしたり、
タップ状態のままにしたりすることができます。

起動型能力を対象にとる呪文や能力
「マナ能力は打ち消せない」から、「マナ能力は対象に取れない」に変更されました。
《束縛/Bind》や、《茶色のアウフ/Brown Ouphe》等がこれにあたります。

「あなたの手札を全て捨てる」
一部のカード(《ショッカー/Shocker》、《トレイリアの風/Tolarian Winds》など)
は、「(あなたの)手札を捨てる」から、「手札のカードを全て捨てる」に
変更されました。これは、捨てられた枚数を参照する必要があるからです。
 ただし、全ての「手札を捨てる」が、「手札のカードを全て捨てる」に
変更されたわけではありません。(《系図の石版/Slate of Ancestry》を参照のこと)

「〜の間 / During」
「〜の間 / During」という表現が、一部のカードで「〜であるかぎり/ as long as 〜」
に変わっています。(《怒れる群衆/Angry Mob》など。)

もきゅ
《拷問台/The Rack》、《黒の万力/Black Vise》など、手札の枚数によってダメージが変わるカードは、
(3−手札枚数)点のダメージを与える、(手札枚数ー4)点のダメージを与える、に変更されました。

機能明確化
《溶岩獣の装具/Laccolith Rig》、《毒牙/Venom》、《Mammoth Harness》等の
機能が明確化されています。「このクリーチャー」→「最初のクリーチャー」など。

CR改訂における変更
バイバックの注釈文の変更や、エコー・コストの追加、瞬速/Flash への書き換えなどが
これにあたります。《キング・チータ/King Cheetah》の文章は、すごくすっきり。

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タイムシフトカードの変更点
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《闘技場/Arena》
影響を受ける2体のクリーチャーは、両方とも対象をとるようになりました。
(日本語版はさらに「タップする」という文章も消えています。)
《ブラストダーム/Blastoderm》が闘技場で戦うことはできません。

《土地の聖別/Consecrate Land》
同じ土地に2枚の《土地の聖別/Consecrate Land》がつくと、両方とも外れるようになりました。

《ダンダーン/Dandan》
サブタイプが Fish/ 魚 になりました。

《ダウスィーの殺害者/Dauthi Slayer》
サブタイプに Dauthi/ダウスィー 追加。

《十二足獣/Dodecapod》
サブタイプに Golem/ゴーレム 追加。

《チビ・ドラゴン/Dragon Whelp》
4回以上パワーを上げると、死んでしまう能力が、,if節を伴った誘発型能力になりました。

《情け知らずのエロン/Eron the Relentless》
サブタイプに human/人間 Rogue/ならず者 が追加。

《オームズ=バイ=ゴアの邪眼/Evil Eye of Orms-by-Gore》
サブタイプが Eye/眼 に変更。それに伴い、テキストも変更。

《焦熱の裁き/Fiery Justice》
(5ライフを与える)対戦相手を対象に取るようになりました。

《空飛ぶ男/Flying Men》
サブタイプが Human/人間 になりました。(個人的には一番残念)

《大地のしもべ/Gaea’s Liege》
サブタイプが Avatar/アバター になりました。

《幽霊船/Ghost Ship》
サブタイプが Spirit/スピリット になりました。
ということは、こいつは神河の生物で転生しますね。

《巨大カキ/Giant Oyster》
-1/-1 カウンターを乗せる能力の誘発が、アップキープからドロー・ステップに変更。

《狩りをする恐鳥/Hunting Moa》
サブタイプが Bird/鳥 になりました。(古くはビースト。絵をどう見ても鳥。)

《ジャスミン・ボリアル/Jasmine Boreal》
サブタイプに Human/人間 が追加。「人間にしちゃあ、なかなかやるな。」

《コボルドの監督官/Kobold Taskmaster》
サブタイプが kobold/コボルド に変更。
そしてロード系の宿命として、「他のコボルドは〜」に変更。

《アトランティスの王/Lord of Atlantis》
サブタイプに Merfolk/ マーフォーク 追加。
そしてロード系の宿命として、「他のマーフォークは〜」に変更。

《マーフォークの暗殺者/Merfolk Assassin》
サブタイプに Assassin/暗殺者 追加。

《メリーキ・リ・ベリット/Merieke Ri Berit》
サブタイプに Human/人間 追加。(てっきり妖精だとおもってたよ)

《愚鈍な自動人形/Mindless Automaton》
サブタイプに Construct/構築物 追加。

《ムーア人の騎兵/Moorish Cavalry》
サブタイプが Human/人間 Knight/騎士 に変更。

《センギアの従臣/Sengir Autocrat》
サブタイプが Human/人間 に変更。(ミニオンではなくなった。)

《シンドバッド/Sindbad》
サブタイプが Human/人間 に変更。(シンドバッドではなくなった。)

《沼地の王ソルカナー/Sol’kanar the Swamp King》
サブタイプに Demon/デーモン 追加。

《サルタリーの僧侶/Soltari Priest》
サブタイプに Soltari/サルタリー 追加。

《毒吐きナメクジ/Spitting Slug》
起動型能力ではなく、ブロック時またはブロックされたときの誘発型能力になった。

《従者/Squire》
サブタイプが Human/人間 Soldier/兵士 に変更。(もう彼は従者ではない)

《沼地の蚊/Swamp Mosquito》
サブタイプが Insect/昆虫 に変更。

《荊景学院の戦闘魔道士/Thornscape Battlemage》
サブタイプに elf/エルフ 追加。もはや彼もエルフだ。

《イシュトヴァーンおじ/Uncle Istvan》
サブタイプが Human/人間 に変更。さよなら、おじさん。

《根の壁/Wall of Roots》
サブタイプに Plant/植物 追加。

《疾風のデルヴィッシュ/Whirling Dervish》
サブタイプが Human/人間 Monk/モンク に変更。

《果敢な先兵/Defiant Vanguard》
《アイケイシアの投槍兵/Icatian Javelineers》
《獣たちの女帝ジョルレイル/Jolrael, Empress of Beasts》
《秘教の処罰者/Mystic Enforcer》
《海賊船/Pirate Ship》
《放蕩魔術師/Prodigal Sorcerer》
《影魔道士の浸透者/Shadowmage Infiltrator》
《葬儀人/Undertaker》
《ヴァティ・イル=ダル/Vhati il-Dal》
《非凡な虚空魔道士/Voidmage Prodigy》
《意志を曲げる者/Willbender》
《魔女狩り師/Witch Hunter》
サブタイプに Human/人間 追加。

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そんなかんじで。

コメント

nophoto
ニックネーム無し
2006年10月4日10:33

《従者/Squire》のサブタイプは、
Human/人間 Soldier/『戦士』ではなく、
Human/人間 Soldier/『兵士』ですね。

《Glory Seeker / 栄光の探求者》など知りません。

testing
testing
2006年10月4日10:59

直しておきました。ご指摘感謝いたします。

彼の不幸は同じパックのコモンに《ベナリアの騎士/Benalish Knight》
がいることだと思うんです。ええ。

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