Answer:Friday Magic Quiz. [06-34A]
2006年9月11日#公式でもプレビューが始まっていますが、
#どうにもきなくさい感じがしますねえ。
#個人的には、オールドフォーマットに通用する、
#もしくは組み入れられるカードがあるのかが気になっています。
新しいエキスパンションにはこういう期待感があってしかるべきですね。
それでは先週の回答ー。
×
プレイヤーに優先権があるということは、状況起因効果のチェックが既に行われているということ。
そして、状況起因効果の1つに、以下のような物がある。
420.5j. スタック以外の領域にある呪文のコピーは、消滅する。
スタックと場のいずれでもない領域にあるカードのコピーは、消滅する。
というわけで題意のような状況はあり得ない。
2−1)3回
ダメージの発生源は3つ。よって、3回使用しないといけない。
2−2)1回
3つの発生源からの、1点ずつダメージが《最下層民の盾/Pariah’s Shield》によって
《蠢く骸骨/Drudge Skeletons》に移されるが、これらのダメージは一度に解決されるので、
「致死ダメージによる破壊」は、1回しか起こらない。
つまり、前もって張っておく再生の盾は、1つで良いことになる。
同一ターン中に、追加されたターンが複数ある場合、次のターンは
「一番最新に追加されたターン」になる。(CR300.6.)
しかしこの場合、「一番最新に追加されたターン」を決めることが困難なことが予想される。
原則的にはCR421.に従い、
・選択肢が1つ以上ある場合、プレイヤーはある回数を決定し、その回数分だけ行動を起こす。
・互いに選択肢があり、双方の協力が必要である場合、最終的にNAPが決定することになる。
・互いに選択肢があり、双方の協力が必要でない(=依存していない)場合、APが回数を決定する。
という操作をすれば、次のターンは(とりあえず)決定できる。
しかし、その次のターンとなると、また同じ状況が繰り返されることが予想されるため、
決定が難しくなる。
つまり、結局はゲームの進行は止まっているようになる。そう、"locked"になっているのだ。
現実的には、大会の進行をスムーズにするため、このゲームを引き分けにすることを提案し、
新たなゲームを開始してもらうことになるだろう。
不足している情報、とは、プレイヤーの一連の行動の細かい操作である。
どのような手段でこれらの行動が成り立っているか、もしくはこれらを止める手段があるかどうか、
で、状況は"locked"でなくなる場合がある。そうなれば、ゲームは進行するので、
追加ターンを書き留めておいてもらい、ゲームを続行してもらうのが賢明だろう。
===========================
そんなところで。
ああ、予告しますと、明日はsuspend/待機 についてのよしなしごと。
#どうにもきなくさい感じがしますねえ。
#個人的には、オールドフォーマットに通用する、
#もしくは組み入れられるカードがあるのかが気になっています。
新しいエキスパンションにはこういう期待感があってしかるべきですね。
それでは先週の回答ー。
問1
かたならし○×
「あなたに優先権があり、かつ、カードのコピーがあなたの手札領域にある状況が存在する。」
○か×か?
×
プレイヤーに優先権があるということは、状況起因効果のチェックが既に行われているということ。
そして、状況起因効果の1つに、以下のような物がある。
420.5j. スタック以外の領域にある呪文のコピーは、消滅する。
スタックと場のいずれでもない領域にあるカードのコピーは、消滅する。
というわけで題意のような状況はあり得ない。
問2
毎度おなじみ、プレイヤーAとBがゲームをしている。
プレイヤーAは《怒り狂うゴブリン/Raging Goblin》を3体コントロールしている。
現在、Aのターンだとして以下の問いに答えよ。
2−1)
プレイヤーAがゴブリン3体で攻撃をした。
プレイヤーBは《赤の防御円/Circle of Protection: Red》を使ってダメージを全て軽減したい。
何回起動する必要があるか?
2−2)
プレイヤーAがゴブリン3体で攻撃をした。
プレイヤーBは《最下層民の盾/Pariah’s Shield》を装備した《蠢く骸骨/Drudge Skeletons》
をコントロールしているので、ダメージは全て《蠢く骸骨/Drudge Skeletons》に移されるのだが、
《蠢く骸骨/Drudge Skeletons》を生き残らせるには、何回再生させる必要があるか?
2−1)3回
ダメージの発生源は3つ。よって、3回使用しないといけない。
2−2)1回
3つの発生源からの、1点ずつダメージが《最下層民の盾/Pariah’s Shield》によって
《蠢く骸骨/Drudge Skeletons》に移されるが、これらのダメージは一度に解決されるので、
「致死ダメージによる破壊」は、1回しか起こらない。
つまり、前もって張っておく再生の盾は、1つで良いことになる。
問3
前回の記事で書いた、「繰り返される行動」についての追加問題。
あなたがあるテーブルを通りかかったとき、対戦している2人は、互いに無限に
追加ターンを発生させることができるシステムを作り上げていた。
現在、それを延々と起動している最中のようだが……
A「で、次のターンは一体どっちのターンになるんだ?」
B「そのターンの次のターンはどっちのターンなんだろうな?」
A&B 「ジャッジー!」
さてジャッジがすっ飛んでくる。
あなたは、どのような裁定が下されると予想するか?
同一ターン中に、追加されたターンが複数ある場合、次のターンは
「一番最新に追加されたターン」になる。(CR300.6.)
しかしこの場合、「一番最新に追加されたターン」を決めることが困難なことが予想される。
原則的にはCR421.に従い、
・選択肢が1つ以上ある場合、プレイヤーはある回数を決定し、その回数分だけ行動を起こす。
・互いに選択肢があり、双方の協力が必要である場合、最終的にNAPが決定することになる。
・互いに選択肢があり、双方の協力が必要でない(=依存していない)場合、APが回数を決定する。
という操作をすれば、次のターンは(とりあえず)決定できる。
しかし、その次のターンとなると、また同じ状況が繰り返されることが予想されるため、
決定が難しくなる。
つまり、結局はゲームの進行は止まっているようになる。そう、"locked"になっているのだ。
現実的には、大会の進行をスムーズにするため、このゲームを引き分けにすることを提案し、
新たなゲームを開始してもらうことになるだろう。
不足している情報、とは、プレイヤーの一連の行動の細かい操作である。
どのような手段でこれらの行動が成り立っているか、もしくはこれらを止める手段があるかどうか、
で、状況は"locked"でなくなる場合がある。そうなれば、ゲームは進行するので、
追加ターンを書き留めておいてもらい、ゲームを続行してもらうのが賢明だろう。
===========================
そんなところで。
ああ、予告しますと、明日はsuspend/待機 についてのよしなしごと。
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