Answer:Friday Magic Quiz. [06-31A]
2006年8月22日#GP広島に参加されたみなさん、お疲れ様でした。
#1日目は本戦、2日目はサイドイベントブースでお仕事してましたが、
#目印が功を奏したらしく、話しかけてくれた方がおりました。
#お世話になった方々に、この場を借りて御礼もうしあげます。
反省点は多々あれど。それらをまとめて吸収して次に繋げようと思います。
それでは先週の回答〜
×
CR511.1.より。
コインを投げたプレイヤーだけがコイン投げに勝ったり負けたりするのであり、
他のプレイヤーには関係しない。
とあるので、問題の2つ文章は違う意味をもつことになります。
2-1)《惑乱の死霊/Hypnotic Specter》、《闇の腹心/Dark Confidant》、
《世慣れたドライアド/Dryad Sophisticate》の3枚
CR606.7b.より、あるクリーチャーが、一方の防御側プレイヤーに攻撃できない場合、
そのクリーチャーはそのプレイヤーの属するチームへの攻撃クリーチャーとして指定できない。
なので、《罠の橋/Ensnaring Bridge》があるため、B2に対してA2の《喧騒の貧霊/Rumbling Slum》
が攻撃に参加できないため、これだけが攻撃クリーチャーとして指定できない。
2-2)《闇の腹心/Dark Confidant》のみ。
CR606.7c.より、ブロック・クリーチャーは全体として適正でなくてはならない。
飛行を持たない《灰色熊/Grizzly Bears》は、《惑乱の死霊/Hypnotic Specter》をブロックできない。
また、B1が基本でない土地をコントロールしているため、《世慣れたドライアド/Dryad Sophisticate》
もブロックすることができない。
なので、《灰色熊/Grizzly Bears》でブロックできるのは《闇の腹心/Dark Confidant》のみである。
2-3)B2のみ。
CR606.7d.より、攻撃クリーチャーが防御チームにダメージを割り振る場合、アクティブ・チームは
攻撃クリーチャーごとに防御プレイヤーを1人選び、そのプレイヤーにダメージを割り振る。
なので、《惑乱の死霊/Hypnotic Specter》のダメージをどちらかのプレイヤーに割り振る必要があるが、
B1は《黒の防御円/Circle of Protection: Black》があるためにダメージを軽減されてしまう。
なので、B2のみとなる。
2-4)10点のライフを支払う。
CR606.9a.より、何らかの効果が、特定のプレイヤーのライフの値を必要とする場合、そのチームの
共用ライフの半分切り上げを用いる。
この場合、チームの共用ライフが37なので、それぞれのプレイヤーは19点を持っていると
みなされる。《ガルザの暗殺者/Garza’s Assassin》の能力により、ライフの半分を支払うので、
(端数を切り上げて)10点のライフを支払うことになる。
3-1)不可能。(確実ではない)
題意によって裏向きに取り除かれたカードは、わたしがその表を確認できない状態になっている。
この場合、《研究/Research》によってそれらのカードをもってくることは可能だが、その表を
見ることはできない。つまり、5枚のうち4枚をランダムにもってくることはできるが、
「ただ1枚の《苦悶の触手/Tendrils of Agony》」を確実にもってくることはできない。
3-2)確認できない(!)
わたしにとって、非公開のカードが、非公開領域であるライブラリーに混ぜ入れられることになるので、
その表側を見る機会は存在しない。
ライブラリーをシャッフルする場合は注意のこと。
================
そんな感じで。次回はGP広島の雑感。
#1日目は本戦、2日目はサイドイベントブースでお仕事してましたが、
#目印が功を奏したらしく、話しかけてくれた方がおりました。
#お世話になった方々に、この場を借りて御礼もうしあげます。
反省点は多々あれど。それらをまとめて吸収して次に繋げようと思います。
それでは先週の回答〜
問1
通常のゲームと同じく、「あなたがコインフリップに勝つ」ことは、すなわち
「対戦相手がコインフリップに負ける」ことと同じ意味である。
○か×か?
×
CR511.1.より。
コインを投げたプレイヤーだけがコイン投げに勝ったり負けたりするのであり、
他のプレイヤーには関係しない。
とあるので、問題の2つ文章は違う意味をもつことになります。
問2
チームA(A1,A2)と、チームB(B1,B2)が双頭巨人戦の試合をやっている。
主なパーマネントは以下の通りである。
A1:《惑乱の死霊/Hypnotic Specter》、《闇の腹心/Dark Confidant》
A2:《喧騒の貧霊/Rumbling Slum》、《世慣れたドライアド/Dryad Sophisticate》
B1:《寺院の庭/Temple Garden》、《黒の防御円/Circle of Protection: Black》
B2:《罠の橋/Ensnaring Bridge》、《灰色熊/Grizzly Bears》
なお、全てのプレイヤーの手札は2枚であり、現在のアクティブ・チームはAである。
他には基本土地しかなく、全てのパーマネントはアンタップ状態で、かつ、このターンの始めから
コントロールをしているものとする。
この時、以下の問いに答えよ。
1)チームAのクリーチャーのうち、チームBへの攻撃クリーチャーとして指定できるのは
現在の4枚のクリーチャーのうち、どれか。(複数回答可)
2)では、それらの攻撃クリーチャーのうち、チームBのプレイヤーであるB2がコントロール
している、《灰色熊/Grizzly Bears》でブロック宣言が可能なのはどれか?(複数回答可)
3)プレイヤーA1のコントロールする《惑乱の死霊/Hypnotic Specter》が戦闘ダメージを
プレイヤーに割り振ったとする。《惑乱の死霊/Hypnotic Specter》によって、手札を捨てさせること
ができるのは、プレイヤーB1,B2のどちらか?
4)結局、プレイヤーA1の《惑乱の死霊/Hypnotic Specter》は、プレイヤーB2の《ショック/Shock》に
よって除去されてしまったが、それによってプレイヤーA1の墓地にある、
《ガルザの暗殺者/Garza’s Assassin》の復活能力が誘発した。
現在のチームAの共有ライフは、37である。
さて、《ガルザの暗殺者》を手札に戻すには、何ライフを支払わなくてはいけないか?
2-1)《惑乱の死霊/Hypnotic Specter》、《闇の腹心/Dark Confidant》、
《世慣れたドライアド/Dryad Sophisticate》の3枚
CR606.7b.より、あるクリーチャーが、一方の防御側プレイヤーに攻撃できない場合、
そのクリーチャーはそのプレイヤーの属するチームへの攻撃クリーチャーとして指定できない。
なので、《罠の橋/Ensnaring Bridge》があるため、B2に対してA2の《喧騒の貧霊/Rumbling Slum》
が攻撃に参加できないため、これだけが攻撃クリーチャーとして指定できない。
2-2)《闇の腹心/Dark Confidant》のみ。
CR606.7c.より、ブロック・クリーチャーは全体として適正でなくてはならない。
飛行を持たない《灰色熊/Grizzly Bears》は、《惑乱の死霊/Hypnotic Specter》をブロックできない。
また、B1が基本でない土地をコントロールしているため、《世慣れたドライアド/Dryad Sophisticate》
もブロックすることができない。
なので、《灰色熊/Grizzly Bears》でブロックできるのは《闇の腹心/Dark Confidant》のみである。
2-3)B2のみ。
CR606.7d.より、攻撃クリーチャーが防御チームにダメージを割り振る場合、アクティブ・チームは
攻撃クリーチャーごとに防御プレイヤーを1人選び、そのプレイヤーにダメージを割り振る。
なので、《惑乱の死霊/Hypnotic Specter》のダメージをどちらかのプレイヤーに割り振る必要があるが、
B1は《黒の防御円/Circle of Protection: Black》があるためにダメージを軽減されてしまう。
なので、B2のみとなる。
2-4)10点のライフを支払う。
CR606.9a.より、何らかの効果が、特定のプレイヤーのライフの値を必要とする場合、そのチームの
共用ライフの半分切り上げを用いる。
この場合、チームの共用ライフが37なので、それぞれのプレイヤーは19点を持っていると
みなされる。《ガルザの暗殺者/Garza’s Assassin》の能力により、ライフの半分を支払うので、
(端数を切り上げて)10点のライフを支払うことになる。
問3
わたしがVintageのゲームをやっている最中のことである。
対戦相手に《道化の王笏/Jester’s Scepter》を出され、裏向きにカードが5枚取り除かれてしまった。
その後、私は《Demonic Tutor》をプレイし、デッキ内唯一の勝ち手段である
《苦悶の触手/Tendrils of Agony》を持ってこようとしたが、見つからなかった。
どうやら、あの取り除かれた5枚の中に、1枚、《苦悶の触手/Tendrils of Agony》があるらしい。
さて、私の手札には《研究+開発/Research+Development》があるのだが……
1)《研究+開発/Research+Development》の《研究/Research》の方をプレイし、
裏向きに取り除かれた《苦悶の触手/Tendrils of Agony》を取ってくることが可能だろうか?
2)もしも、裏向きに取り除かれた5枚の内から、ランダムに4枚のカードを選んでライブラリーに戻す
場合、その中に《苦悶の触手/Tendrils of Agony》があることを、私は確認することができるだろうか?
確認できる、できないに関わらず、その理由を示せ。
3-1)不可能。(確実ではない)
題意によって裏向きに取り除かれたカードは、わたしがその表を確認できない状態になっている。
この場合、《研究/Research》によってそれらのカードをもってくることは可能だが、その表を
見ることはできない。つまり、5枚のうち4枚をランダムにもってくることはできるが、
「ただ1枚の《苦悶の触手/Tendrils of Agony》」を確実にもってくることはできない。
3-2)確認できない(!)
わたしにとって、非公開のカードが、非公開領域であるライブラリーに混ぜ入れられることになるので、
その表側を見る機会は存在しない。
ライブラリーをシャッフルする場合は注意のこと。
================
そんな感じで。次回はGP広島の雑感。
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