#週末は東海道Vintageでした。3−2−0でパックを数個もらいました。
#回したのはIzzet-control. 会場のウケはとれたようで何より。
#来週は帝都に行っているので、そのときにResetを探したいと思います。
#1枚でよいから欲しい。必須パーツです。
そもそも来週は帝都入りしているので、更新できるのかという気が。
それでは先週の回答ー。
× 許可されない
DCI汎用トーナメント・ルールに以下の項目がある。
37. ゲームのマーカー
プレイヤーのデッキの上、またはプレイヤーのデッキが見えないようにマーカーを置いてはいけない。ジャッジは、ゲームの状態を混乱させるなど不適当なマーカーの使用を認めないことができる。
つまり、自分のデッキの上にマーカーを置くことはしっかりルールで禁止されている。
また、不必要なマーカーの使用を認めないこともできる。
この辺はジャッジの裁量と「ジョーシキ」によるものが大きいので、疑問がある場合は
ジャッジを呼んでしまいましょう。
ii)
複数のプレイヤーが同時に何らかの選択を行なったり行動を取ったりする場合、アクティブ・プレイヤー
が必要な選択をすべて行ない、そのあとでターン進行順に他のプレイヤーが必要な選択を行なっていく。
選択の終わった後、同時に行動が起こる。(CR103.4.)
いわゆるAPNAP順にことがおこるわけだが、この問題の場合、同時に行動が起こる(=捨てる)まで、
カードがある領域は手札領域のままであり、公開・非公開の情報は変わらない。
なので、3枚のカードを選んだときに、その後に捨てるカードを選ぶプレイヤーが、先のプレイヤーの
選んだカードの表側を見てから選ぶことはできない。
以上より、一番正しいと言えるのは、ii)の行動である。
ii)とv)に関して。
結局同じようなやりとりをしているように見えるが、一方のプレイヤーが《テレパシー/Telepathy》
等の効果で、手札が公開されている場合を考えると、差が出てくる。
きっちりと「捨てる3枚の選択」を実行しよう。
《修繕/Tinker》、《爆片破/Shrapnel Blast》など。
わたしは《織端の石/Thrumming Stone》をコントロールしていて、
その時に《修繕/Tinker》をプレイし、生け贄として《織端の石/Thrumming Stone》を選んだのである。
こうすると、波及能力をもつ呪文をプレイ(宣言)したにもかかわらず、プレイが完了した際には
波及能力はもう無いので、能力は誘発しない。
実は同じ事を過去にも出題している。《啓発のジン/Djinn Illuminatus》だ。
二番煎じは良くないけど、まあ、気づきにくいと言うことで。
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そんなところで。
#回したのはIzzet-control. 会場のウケはとれたようで何より。
#来週は帝都に行っているので、そのときにResetを探したいと思います。
#1枚でよいから欲しい。必須パーツです。
そもそも来週は帝都入りしているので、更新できるのかという気が。
それでは先週の回答ー。
問1
「認定トーナメントにおいて、アップキープ・ステップでの誘発を忘れないように、
自分のライブラリーの上に何らかのマーカーを置くことは、許可される。」
○か×か?
× 許可されない
DCI汎用トーナメント・ルールに以下の項目がある。
37. ゲームのマーカー
プレイヤーのデッキの上、またはプレイヤーのデッキが見えないようにマーカーを置いてはいけない。ジャッジは、ゲームの状態を混乱させるなど不適当なマーカーの使用を認めないことができる。
つまり、自分のデッキの上にマーカーを置くことはしっかりルールで禁止されている。
また、不必要なマーカーの使用を認めないこともできる。
この辺はジャッジの裁量と「ジョーシキ」によるものが大きいので、疑問がある場合は
ジャッジを呼んでしまいましょう。
問2
プレイヤーAとBが対戦している。
Aは自分のターンに、《狂乱病のもつれ/Delirium Skeins》をプレイした。
解決時、お互いの手札は7枚あったとして、一番正しいのは次のどれか?
i) Aが手札からカードを3枚選び、そのカードを墓地に置く。その後、Bが同じ事をする。
ii) Aが手札からカードを3枚選び、手前に伏せて置く。その後、Bが同じ事をして、
同時に、選ばれたカードをそれぞれの墓地に置く。
iii) Aが手札からカードを3枚選び、手に持ったままで表返す。その後、Bが同じ事をして、
同時に、選ばれたカードをそれぞれの墓地に置く。
iv) Aが手札からカードを1枚選び、それを墓地に置く。その後、Bが同じ事をする。
これを3回繰り返す。
v) Aが手札からカードを1枚選び、手前に伏せて置く。その後、Bが同じ事をして、
これを3回繰り返す。お互い3枚のカードを選んだら、選ばれたカードをそれぞれの墓地に置く。
ii)
複数のプレイヤーが同時に何らかの選択を行なったり行動を取ったりする場合、アクティブ・プレイヤー
が必要な選択をすべて行ない、そのあとでターン進行順に他のプレイヤーが必要な選択を行なっていく。
選択の終わった後、同時に行動が起こる。(CR103.4.)
いわゆるAPNAP順にことがおこるわけだが、この問題の場合、同時に行動が起こる(=捨てる)まで、
カードがある領域は手札領域のままであり、公開・非公開の情報は変わらない。
なので、3枚のカードを選んだときに、その後に捨てるカードを選ぶプレイヤーが、先のプレイヤーの
選んだカードの表側を見てから選ぶことはできない。
以上より、一番正しいと言えるのは、ii)の行動である。
ii)とv)に関して。
結局同じようなやりとりをしているように見えるが、一方のプレイヤーが《テレパシー/Telepathy》
等の効果で、手札が公開されている場合を考えると、差が出てくる。
きっちりと「捨てる3枚の選択」を実行しよう。
問3
わたしがとある波及能力を持つ呪文をプレイしたところ、波及能力は誘発しなかった。
なぜか? 一番単純な理由は? できるならば具体的な「その呪文」を挙げよ。
《修繕/Tinker》、《爆片破/Shrapnel Blast》など。
わたしは《織端の石/Thrumming Stone》をコントロールしていて、
その時に《修繕/Tinker》をプレイし、生け贄として《織端の石/Thrumming Stone》を選んだのである。
こうすると、波及能力をもつ呪文をプレイ(宣言)したにもかかわらず、プレイが完了した際には
波及能力はもう無いので、能力は誘発しない。
実は同じ事を過去にも出題している。《啓発のジン/Djinn Illuminatus》だ。
二番煎じは良くないけど、まあ、気づきにくいと言うことで。
================================
そんなところで。
コメント
よくないです。
題意により、《時間停止/Time Stop》が波及能力を持つ場合というのは、わたしが《織端の石/Thrumming Stone》をコントロールしている必要があります。
また、その場合は《時間停止/Time Stop》が普通にプレイされたことになりますので、波及能力は誘発します。
どのような理由もしくは考えで、《時間停止/Time Stop》を思いつかれたのかが興味があります。できれば教えてもらえませんか?
はい、その通りです。
スタックの順番を考えてみましょう。
《織端の石/Thrumming Stone》があるとして、《時間停止/Time Stop》をプレイすると、これは《織端の石/Thrumming Stone》によって波及能力を持ちます。
まず《時間停止/Time Stop》自体がプレイ宣言をしたときにスタックに積まれ、その後(コストの支払いを済ませて)プレイが完了した後から波及能力がスタックに乗ります。
あとは逆順に解決するだけです。
呪文や能力はプレイしてすぐに解決されるわけではありません。
ルールブックをもう一度参照することをおすすめ致します。
上記の通り、波及能力は誘発しています。