Answer:Friday Magic Quiz. [06-29A]
2006年8月1日週末はGPT広島&高校生選手権予選でした。
主にGPTのほうにいたので、高校生のプレイはあまり見れませんでしたが、
特に何事もなく凪ぎだったようです。
で、私はといえば、今週末のTKVのVintageデッキを考えているのでした。
ああ、オールドカードだけのタワーも造らないと。
タワーマジックに関してのルールメモに関しては明日にでも記事に。
それでは先週の回答。
×
217.1b. ライブラリー、墓地、スタックにあるオブジェクトの順番は、効果またはルールによらない
限り、並べ替えることはできない。
CR217.1b.そのままが解説となる。
こうみると、CRは必要な文章をしっかり兼ね備えていることがわかる。
まずは予備知識。
《織端の石/Thrumming Stone》が場にある時に、もともと波及能力を持つ呪文をプレイした場合、
波及能力を2つもつことになるが、それらは個別に誘発する。
また、《嵐の目/Eye of the Storm》によってコピーが作成された時には、「プレイしても良い」
なので、波及を持っていた場合、それも誘発する。
踏まえて。
2−1)24枚
今プレイしようとしている《うねる炎/Surging Flame》をa、
《嵐の目/Eye of the Storm》によって取り除かれている《うねる炎/Surging Flame》をbとする。
以下、スタックに載せた順番に番号をつける。(番号の一番大きいものが解決される)
1)《うねる炎/Surging Flame》a
2)aによる波及能力
3)aによる波及能力
4)aによる《嵐の目/Eye of the Storm》の誘発
さて、4)をここで解決して取り除き、aとbのコピーを作成してプレイすると、
1)《うねる炎/Surging Flame》a (《嵐の目/Eye of the Storm》によって取り除かれた)
2)aによる波及能力
3)aによる波及能力
4)コピー・a
5)コピー・b
6)コピー・aによる波及能力
7)コピー・aによる波及能力
8)コピー・bによる波及能力
9)コピー・bによる波及能力
となるため、都合6回の「波及 4」が解決される。つまり、24枚見ることができる。
2−2)56枚
今プレイしようとしている《うねる炎/Surging Flame》をa、
《嵐の目/Eye of the Storm》によって取り除かれている《うねる炎/Surging Flame》をb、
ライブラリーの一番上にある《うねる炎/Surging Flame》をcとしよう。
aのプレイによって、《嵐の目/Eye of the Storm》でコピー・aとコピー・bが作られる。
cのプレイによって、《嵐の目/Eye of the Storm》でコピー・aとコピー・bとコピー・cが作られる。
つまり、《うねる炎/Surging Flame》が合計7回プレイされるので、7x2x4=56枚。
スタックの載せ方は各自考えること。
色々な回答が考えられる。
・コントローラーが違うよ説
「願いが《徴用/Commandeer》された。(打ち消されたのではない)」
「わたしのターンが、《精神隷属器/Mindslaver》で奪われていた。」
一応これも文意には合う。
後者の場合は特に、探すことはできるが見つけられなかったことにできる。
・無効化されたよ説
「《時間停止/Time Stop》でオブジェクトをすっとばした。」
「《Shahrazad》をプレイされて別ゲームになった。」
これも文意には合う。
多少特殊なカードを使わないと出来そうにないが、それもまたM;tGの面白さの一つ。
さて、私の想定した回答は、普通に《燃え立つ願い/Burning Wish》が解決されて、
それでもなお、確実にゲーム外領域にあるカードを探せなかった、という条件を満たすものである。
それは……
《苦悶の触手/Tendrils of Agony》全てが、裏向きに取り除かれていた。
=================
明日か明後日にはタワーについての記事を。
主にGPTのほうにいたので、高校生のプレイはあまり見れませんでしたが、
特に何事もなく凪ぎだったようです。
で、私はといえば、今週末のTKVのVintageデッキを考えているのでした。
ああ、オールドカードだけのタワーも造らないと。
タワーマジックに関してのルールメモに関しては明日にでも記事に。
それでは先週の回答。
問1
かたならし○×
「墓地のカードの順番は、墓地の順番が関係あるカードが無い場合、好きに動かしてよい。」
○か×か?
×
217.1b. ライブラリー、墓地、スタックにあるオブジェクトの順番は、効果またはルールによらない
限り、並べ替えることはできない。
CR217.1b.そのままが解説となる。
こうみると、CRは必要な文章をしっかり兼ね備えていることがわかる。
問2
毎度おなじみプレイヤーAとBが対戦している。
が、Bはうんざりした表情になっている。
それもそのはず。
プレイヤーAは、
《織端の石/Thrumming Stone》
《嵐の目/Eye of the Storm》(《うねる炎/Surging Flame》が1枚取り除かれている)
を出していて、さらに《うねる炎/Surging Flame》をプレイしようとしているのだ。
当然、恐ろしい数の波及能力が誘発するのだが……
2−1)さて、プレイヤーAは波及能力によって、ライブラリーの上から
合計何枚のカードを見ることが出来るだろうか?
2−2)上の状況と全く同じで、ライブラリーの1番上が3枚目の《うねる炎/Surging Flame》
だった場合、ライブラリーの上から合計何枚のカードを見ることが出来るだろうか?
まずは予備知識。
《織端の石/Thrumming Stone》が場にある時に、もともと波及能力を持つ呪文をプレイした場合、
波及能力を2つもつことになるが、それらは個別に誘発する。
また、《嵐の目/Eye of the Storm》によってコピーが作成された時には、「プレイしても良い」
なので、波及を持っていた場合、それも誘発する。
踏まえて。
2−1)24枚
今プレイしようとしている《うねる炎/Surging Flame》をa、
《嵐の目/Eye of the Storm》によって取り除かれている《うねる炎/Surging Flame》をbとする。
以下、スタックに載せた順番に番号をつける。(番号の一番大きいものが解決される)
1)《うねる炎/Surging Flame》a
2)aによる波及能力
3)aによる波及能力
4)aによる《嵐の目/Eye of the Storm》の誘発
さて、4)をここで解決して取り除き、aとbのコピーを作成してプレイすると、
2)aによる波及能力
3)aによる波及能力
4)コピー・a
5)コピー・b
6)コピー・aによる波及能力
7)コピー・aによる波及能力
8)コピー・bによる波及能力
9)コピー・bによる波及能力
となるため、都合6回の「波及 4」が解決される。つまり、24枚見ることができる。
2−2)56枚
今プレイしようとしている《うねる炎/Surging Flame》をa、
《嵐の目/Eye of the Storm》によって取り除かれている《うねる炎/Surging Flame》をb、
ライブラリーの一番上にある《うねる炎/Surging Flame》をcとしよう。
aのプレイによって、《嵐の目/Eye of the Storm》でコピー・aとコピー・bが作られる。
cのプレイによって、《嵐の目/Eye of the Storm》でコピー・aとコピー・bとコピー・cが作られる。
つまり、《うねる炎/Surging Flame》が合計7回プレイされるので、7x2x4=56枚。
スタックの載せ方は各自考えること。
問3
わたしがVintageのデッキで対戦している時のことである。
デッキは数多くの0マナ呪文をプレイし、ストームで誘発する数を稼いで、
《苦悶の触手/Tendrils of Agony》で勝つという普通(?)のデッキなのだが、
幸いなことにそのゲームではデッキが十分回り、あとは《苦悶の触手/Tendrils of Agony》を
引っ張ってくるだけになった。
そこで《燃え立つ願い/Burning Wish》をプレイし、確実にゲーム外領域にある
《苦悶の触手/Tendrils of Agony》をひっぱってこようとしたのだが……
引っ張って来れなかったのである。
別に呪文が打ち消されたわけではないし、きちんとゲーム外領域に《苦悶の触手/Tendrils of Agony》
があることはわかっている。しかし、私はそれを取ってくることができなかった。
なぜだろうか? 考え得るもっとも単純な理由は?
色々な回答が考えられる。
・コントローラーが違うよ説
「願いが《徴用/Commandeer》された。(打ち消されたのではない)」
「わたしのターンが、《精神隷属器/Mindslaver》で奪われていた。」
一応これも文意には合う。
後者の場合は特に、探すことはできるが見つけられなかったことにできる。
・無効化されたよ説
「《時間停止/Time Stop》でオブジェクトをすっとばした。」
「《Shahrazad》をプレイされて別ゲームになった。」
これも文意には合う。
多少特殊なカードを使わないと出来そうにないが、それもまたM;tGの面白さの一つ。
さて、私の想定した回答は、普通に《燃え立つ願い/Burning Wish》が解決されて、
それでもなお、確実にゲーム外領域にあるカードを探せなかった、という条件を満たすものである。
それは……
《苦悶の触手/Tendrils of Agony》全てが、裏向きに取り除かれていた。
=================
明日か明後日にはタワーについての記事を。
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