Old and New Testament
2006年7月19日コメント (1)And *** said, "Let there be card," and there was card.
*** saw that the card was good, and *** separated the Oracle from the printed-texts.
--- Genesis 1;3-4 "The Gathering"
コールドスナップ対応のオラクルが発表されました。
すでに公式サイトでの記事や、それを和訳なされた人もおります。
(公式サイト記事) http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgcom/daily/af127
これに追随する形にはなりますが、今回の変更点についてつらつらと。
1)特殊タイプ "snow/氷雪"
過去にあった"snow-covered" という特殊タイプは、すべて"snow/氷雪"に書き換えられました。
このため、Ice AgeやAlliancesのカードには、snow-covered-lands というテキストが書き換え
られ、snow lands という表現になっています。
2)エラッタ改正
ウルザズ・サーガ・サイクルにあったいくつかのクリーチャーは、
その印刷されたテキストに「手札からプレイされた場合〜」と書いていないのにもかかわらず、
あまりにも強力だとしてエラッタを出されました。
《パリンクロン/Palinchron》や《霊体の先達/Karmic Guide》などがそうです。
今回、これらのカードは印刷された通りの動きをするようになりました。
レガシーやヴィンテージなどのフォーマットで活躍するかも。
3)過去からの復帰
古いカードは幾度もオラクルの改正があり、そのたびに機能が変わっていったものもありました。
それを直観的なカードの印刷文章に沿った物に直そう、という試みです。
《Basalt Monolith》はその典型で、古いひとには通称『単三電池』でわかると思います。
このカードは自分自身で出したマナでアンタップ出来ないという不遇を囲っていましたが、
この度それが外されました。
《Drop of Honey》も、対象を取らない形に文章が直されました。
《アーテイの使い魔/Ertai’s Familiar》はフェイジングのルール変更により、機能しなく
なっていましたが、誘発条件が"フェイズ・アウトしたとき"に変更されました。
《直観/Intuition》は、印刷通りに対戦相手を対象に選ぶように変更されました。
つまりDCIプロモ・カードはテキストが間違っているようになっちゃいました。
4)より現代風に
現在のルール・テキストに沿った変更をされたカードもあります。
《天界の曙光/Celestial Dawn》は、マナ・プールに{W}が加えられるという文章になっていましたが、
このたびそれは改正されました。(ってことは前に出したFMQはもう回答がありませんね。)
《渦まく知識/Brainstorm》など、ライブラリー領域に複数枚のカードが戻る場合に、
「好きな順番で置く」という記載が無くなりました。(これは前の記事にも書いてますね。)
もっとも大きい変更は《Time Vault》でしょう。これは下のテキストをじっくりお読み下さい。
カウンターを使用することが無くなり、タップするだけで追加のターンがもらえます。
そのかわり、アンタップすることが(デメリット無しでは)非常に困難になりました。
5)細かい変更
・"If"節の常在型能力が、"Whenever"を使用する誘発型能力のテキストに変更されました
・Coldsnapの構築済デッキに入っている古いカードのサブタイプが追加・変更されました。
・《瞬間群葉/Flash Foliage》が、ブロック・クリーチャー宣言後にしかプレイできなくなりました。
・《天秤/Balance》の処理順番が明確化されました。
・《狩りの報奨/Bounty of the Hunt》は《力の種/Seeds of Strength》と同じテキストになりました。
・《Ice Cauldron》のテキストがまた長くなりました。
==========================
そんなところで。
*** saw that the card was good, and *** separated the Oracle from the printed-texts.
--- Genesis 1;3-4 "The Gathering"
コールドスナップ対応のオラクルが発表されました。
すでに公式サイトでの記事や、それを和訳なされた人もおります。
(公式サイト記事) http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgcom/daily/af127
これに追随する形にはなりますが、今回の変更点についてつらつらと。
1)特殊タイプ "snow/氷雪"
過去にあった"snow-covered" という特殊タイプは、すべて"snow/氷雪"に書き換えられました。
このため、Ice AgeやAlliancesのカードには、snow-covered-lands というテキストが書き換え
られ、snow lands という表現になっています。
《アーカムの風見/Arcum’s Weathervane》
旧)
{2}, {T}: Target snow-covered land is no longer snow-covered.
(This effect doesn’t end at end of turn.)
{2}, {T}: Target non-snow-covered basic land becomes snow-covered.
(This effect doesn’t end at end of turn.)
新)
{2}, {T}: Target snow land is no longer snow.
{2}, {T}: Target nonsnow basic land becomes snow.
2)エラッタ改正
ウルザズ・サーガ・サイクルにあったいくつかのクリーチャーは、
その印刷されたテキストに「手札からプレイされた場合〜」と書いていないのにもかかわらず、
あまりにも強力だとしてエラッタを出されました。
《パリンクロン/Palinchron》や《霊体の先達/Karmic Guide》などがそうです。
今回、これらのカードは印刷された通りの動きをするようになりました。
レガシーやヴィンテージなどのフォーマットで活躍するかも。
《フェアリーの大群/Cloud of Faeries》
旧)
When Cloud of Faeries comes into play, if you played it from your hand, untap up to two lands.
新)
When Cloud of Faeries comes into play, untap up to two lands.
3)過去からの復帰
古いカードは幾度もオラクルの改正があり、そのたびに機能が変わっていったものもありました。
それを直観的なカードの印刷文章に沿った物に直そう、という試みです。
《Basalt Monolith》はその典型で、古いひとには通称『単三電池』でわかると思います。
このカードは自分自身で出したマナでアンタップ出来ないという不遇を囲っていましたが、
この度それが外されました。
《Drop of Honey》も、対象を取らない形に文章が直されました。
《アーテイの使い魔/Ertai’s Familiar》はフェイジングのルール変更により、機能しなく
なっていましたが、誘発条件が"フェイズ・アウトしたとき"に変更されました。
《直観/Intuition》は、印刷通りに対戦相手を対象に選ぶように変更されました。
つまりDCIプロモ・カードはテキストが間違っているようになっちゃいました。
《直観/Intuition》
旧)
Search your library for any three cards and reveal them. An opponent chooses one. Put that card into your hand and the rest into your graveyard. Then shuffle your library.
新)
Search your library for any three cards and reveal them. Target opponent chooses one. Put that card into your hand and the rest into your graveyard. Then shuffle your library.
4)より現代風に
現在のルール・テキストに沿った変更をされたカードもあります。
《天界の曙光/Celestial Dawn》は、マナ・プールに{W}が加えられるという文章になっていましたが、
このたびそれは改正されました。(ってことは前に出したFMQはもう回答がありませんね。)
《渦まく知識/Brainstorm》など、ライブラリー領域に複数枚のカードが戻る場合に、
「好きな順番で置く」という記載が無くなりました。(これは前の記事にも書いてますね。)
もっとも大きい変更は《Time Vault》でしょう。これは下のテキストをじっくりお読み下さい。
カウンターを使用することが無くなり、タップするだけで追加のターンがもらえます。
そのかわり、アンタップすることが(デメリット無しでは)非常に困難になりました。
《Time Vault》
旧)
Time Vault comes into play tapped.
Time Vault doesn’t untap during your untap step.
At the beginning of your upkeep, you may untap Time Vault. If you do, put a time counter on it and you skip your next turn.
{T}, Remove all time counters from Time Vault: Take an extra turn after this one. Play this ability only if there’s a time counter on Time Vault.
新)
Time Vault comes into play tapped.
If Time Vault would become untapped, instead choose one -- untap Time Vault and you skip your next turn; or Time Vault remains tapped.
{T}: Take an extra turn after this one.
5)細かい変更
・"If"節の常在型能力が、"Whenever"を使用する誘発型能力のテキストに変更されました
・Coldsnapの構築済デッキに入っている古いカードのサブタイプが追加・変更されました。
・《瞬間群葉/Flash Foliage》が、ブロック・クリーチャー宣言後にしかプレイできなくなりました。
・《天秤/Balance》の処理順番が明確化されました。
・《狩りの報奨/Bounty of the Hunt》は《力の種/Seeds of Strength》と同じテキストになりました。
・《Ice Cauldron》のテキストがまた長くなりました。
==========================
そんなところで。
コメント
time vaultで無限ターンデッキ作るぜ!