my impressions about Coldsnap.
2006年7月12日コールドスナップ・プレリリースで色々と感じたことをつらつらと。
1)累加アップキープ
経年カウンターを乗っけて、支払うこと自体は、特に問題なく受け入れられたと思う。
が、一部のカードにある、
「累加アップキープを支払うたび、このカードの上に置かれている経年カウンターの数に等しい〜」
例)《冬眠の終わり/Hibernation’s End》
「あなたのターンの終了時に、〜〜する。〜〜はこのカードの上に置かれている経年カウンター
の数に等しい。」
例)《マグマの核/Magmatic Core》
この2つの効果を忘れる、もしくは勘違いするプレイヤーが多かったように見受けられる。
文章を良く読めばいつ誘発するかはすぐわかるが、なにぶん初見のカードばかりのプレリ
なので、文章の意味をはっきりととらえた人は、少ないのではないだろうか。
特に《マグマの核/Magmatic Core》については勘違いが多かった。
・累加アップキープを支払った後にすぐ誘発する (誘発するのはターン終了時ですよー)
・ターン終了時に生け贄に捧げないとダメージがいかない (そんなの書いてないですよー)
・自分のクリーチャーを取る必要がない (んなに都合の良いことはないですよー)
などなど。リミテッドでは強力なカードの一つなので、よく文章を読んでおくことをお勧めする。
2)復活/Recover
みらこー氏の記事にもあったが、とにかく忘れがちなのが、
「自分の墓地にクリーチャーが落ちて、かつ、復活コストを支払えない場合はカードを
ゲームから取り除く」という行動である。
取り除くことをすっかり忘れてしまうか、もしくは誘発型能力自体を忘れてしまうことが
たびたびあった。
幸い、数は多くないので、復活持ちのカードが墓地に置かれたら、双方のプレイヤーは
注意してプレイを行うようにすれば良いでしょう。
3)《ロノムの大男/Ronom Hulk》
コモンでプロテクション(氷雪)という、コールドスナップにおける化け物生物。
当然、入れているプレイヤーは多くいたわけですが、
プロテクション(氷雪)ということをど忘れでもしていたのか、
なぜか氷雪エンチャントが付けられていたり、
氷雪クリーチャーにブロックされていたり、
《ロノムの口/Mouth of Ronom》のダメージで死んでいたりしていました。
まあ、なんだ。カードをよく見ましょう。
4)波及/Ripple
上記引用文は、カードに印刷されている文章そのままである。
この波及という能力に関して、こういう質問を多数された。
「波及能力を解決するときに、ライブラリーに置く順番は好きに決めることができますか?
それとも、公開した順番で下に回さないといけませんか?」
これに対する答えは、もちろん「順番を好きに決めて良い」である。
なぜなら、FAQにある「波及/Ripple」の項目を見ると、
と書かれている。
また、CRを通読しているのなら、ライブラリーの上または下に複数枚のカードが置かれるような
効果に関しては、そのオーナーが自由に順番を決めて良いという文章が思い出される。(CR217.2d.)
これらのカードの順番を公開する必要はない。
わかりやすい例は《すき込み/Plow Under》だろうか。
というわけで、波及の文章に関して、注釈文に書かれていなくても、ライブラリーの下に置かれる
カードの順番を好きに選んでかまわないことになる。
また、オラクル変更が発表されているが、このライブラリーの上か下かに戻すという効果は
"put on top of your library in any order."
と、好きな順番で戻す、ということが書かれていたが、実際にはCRにより定義されているので
この部分は必要が無くなっている。つまり、下のように書き換わっている。
"put on top of your library."
あらすっきり。でも意味合いは変わっていないことに注意してもらいたい。
================================================
オラクルの変更については、金曜日の公式記事が出たあとにつらつらと書こうかと思います。
とりあえずは氷雪の世界をお楽しみ下さい。
1)累加アップキープ
経年カウンターを乗っけて、支払うこと自体は、特に問題なく受け入れられたと思う。
が、一部のカードにある、
「累加アップキープを支払うたび、このカードの上に置かれている経年カウンターの数に等しい〜」
例)《冬眠の終わり/Hibernation’s End》
「あなたのターンの終了時に、〜〜する。〜〜はこのカードの上に置かれている経年カウンター
の数に等しい。」
例)《マグマの核/Magmatic Core》
この2つの効果を忘れる、もしくは勘違いするプレイヤーが多かったように見受けられる。
文章を良く読めばいつ誘発するかはすぐわかるが、なにぶん初見のカードばかりのプレリ
なので、文章の意味をはっきりととらえた人は、少ないのではないだろうか。
特に《マグマの核/Magmatic Core》については勘違いが多かった。
・累加アップキープを支払った後にすぐ誘発する (誘発するのはターン終了時ですよー)
・ターン終了時に生け贄に捧げないとダメージがいかない (そんなの書いてないですよー)
・自分のクリーチャーを取る必要がない (んなに都合の良いことはないですよー)
などなど。リミテッドでは強力なカードの一つなので、よく文章を読んでおくことをお勧めする。
2)復活/Recover
みらこー氏の記事にもあったが、とにかく忘れがちなのが、
「自分の墓地にクリーチャーが落ちて、かつ、復活コストを支払えない場合はカードを
ゲームから取り除く」という行動である。
取り除くことをすっかり忘れてしまうか、もしくは誘発型能力自体を忘れてしまうことが
たびたびあった。
幸い、数は多くないので、復活持ちのカードが墓地に置かれたら、双方のプレイヤーは
注意してプレイを行うようにすれば良いでしょう。
3)《ロノムの大男/Ronom Hulk》
コモンでプロテクション(氷雪)という、コールドスナップにおける化け物生物。
当然、入れているプレイヤーは多くいたわけですが、
プロテクション(氷雪)ということをど忘れでもしていたのか、
なぜか氷雪エンチャントが付けられていたり、
氷雪クリーチャーにブロックされていたり、
《ロノムの口/Mouth of Ronom》のダメージで死んでいたりしていました。
まあ、なんだ。カードをよく見ましょう。
4)波及/Ripple
波及4(この呪文をプレイしたとき、あなたは自分のライブラリーのカードを上から4枚公開してもよい。あなたは公開されたカードの中から、この呪文と同じ名前を持つカードを、そのマナ・コストを支払うことなくプレイしてもよい。残りのカードをあなたのライブラリーの一番下に置く。)
上記引用文は、カードに印刷されている文章そのままである。
この波及という能力に関して、こういう質問を多数された。
「波及能力を解決するときに、ライブラリーに置く順番は好きに決めることができますか?
それとも、公開した順番で下に回さないといけませんか?」
これに対する答えは、もちろん「順番を好きに決めて良い」である。
なぜなら、FAQにある「波及/Ripple」の項目を見ると、
・カードを公開することを選んだ場合、公開したその呪文と同名のカードを、一部でも全部でもプレイしてよい。同名のカードも含めてプレイしなかったカードは、あなたのライブラリーの一番下に望む順番で置かれる。
と書かれている。
また、CRを通読しているのなら、ライブラリーの上または下に複数枚のカードが置かれるような
効果に関しては、そのオーナーが自由に順番を決めて良いという文章が思い出される。(CR217.2d.)
これらのカードの順番を公開する必要はない。
わかりやすい例は《すき込み/Plow Under》だろうか。
というわけで、波及の文章に関して、注釈文に書かれていなくても、ライブラリーの下に置かれる
カードの順番を好きに選んでかまわないことになる。
また、オラクル変更が発表されているが、このライブラリーの上か下かに戻すという効果は
"put on top of your library in any order."
と、好きな順番で戻す、ということが書かれていたが、実際にはCRにより定義されているので
この部分は必要が無くなっている。つまり、下のように書き換わっている。
"put on top of your library."
あらすっきり。でも意味合いは変わっていないことに注意してもらいたい。
================================================
オラクルの変更については、金曜日の公式記事が出たあとにつらつらと書こうかと思います。
とりあえずは氷雪の世界をお楽しみ下さい。
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