#東海地区選手権(Regionals)は、113名のプレイヤーが参加し、
#無事に7人の通過者が決定しました。スムーズに進行したのも、
#参加してくれたプレイヤーの皆さんと、おいら以外のスタッフのおかげだと思います。
#おいらはのんびり決勝卓の動画何ぞを撮っておりました。

土曜日は終わってから、「シタール」さんでカレーに舌鼓を打ち、
その後、内田橋で夜っぴて三国志大戦で遊ぶという無茶をしていました。
テンションに任せて遊ぶには、体力がもうついていかないようです。(日曜死

それでは先週の回答を。

問1
かたならし○×。

「戦闘ダメージを攻撃プレイヤーに移し替えた場合でも、それは戦闘ダメージである。」
○か×か?




移し替えたとしても、それは戦闘によるダメージである。
例えば、《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》を装備したクリーチャーからのダメージを、
相手プレイヤーに移し替えたとしても、《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》の上に
カウンターは乗る。

 
問2
ただの計算問題。

場にあなたのコントロールする、《鳩散らし/Dovescape》が4枚と、
《倍増の季節/Doubling Season》が4枚ある。

この状態で、あなたは《土着のワーム/Autochthon Wurm》をプレイした。

鳥トークンは最終的に何個場に出るか?
……これは0個である。なぜならこいつはクリーチャー呪文だからだ。

では、《土着のワーム/Autochthon Wurm》を代替コストとしてプレイした《輝く群れ/Shining Shoal》ではどうか?


1088個。

(問題を途中で変えて申し訳ありませんでした。変更前のはさすがにやりすぎです。)

で、回答するための要点は以下の通り。

・《土着のワーム/Autochthon Wurm》を代替コストとしてプレイした《輝く群れ/Shining Shoal》の
点数で見たマナ・コストは17である。

・《鳩散らし/Dovescape》はプレイされた呪文を打ち消すが、解決時にその呪文が打ち消されようが
打ち消されまいが、トークンは出てくる。

・《倍増の季節/Doubling Season》が複数個あると、置換効果を順次適用することによって、
倍々に増えていく。つまり、4枚あると、2*2*2*2=16倍になる。

以上より、17*16*4=1088個。

 
問3

私のコントロールしている《灰色熊/Grizzly Bears》に、オーラが2枚ついている。
仮にオーラ(A)、オーラ(B)としよう。

私は、オーラ(A)の起動型能力をプレイした。
すると、最終的にオーラ(A)は《灰色熊/Grizzly Bears》についたままだったが、
オーラ(B)が全く別のクリーチャーについてしまった。

さて、オーラ(A)、オーラ(B)はそれぞれ何か?


オーラ(A):《ちらつく形態/Flickerform》
オーラ(B):《動く死体/Animate Dead》, 《ネクロマンシー/Necromancy》など。


《ちらつく形態/Flickerform》を起動すると、《灰色熊/Grizzly Bears》と2つのオーラは
ゲームから取り除かれる。

遅延誘発型能力を解決すると、まず《灰色熊/Grizzly Bears》がもどってくる。
無事にエンチャントされていたパーマネントが戻ってきたので、取り除かれたオーラが
《灰色熊/Grizzly Bears》にエンチャントされた状態で戻ってくる。

が、このときにすでに《動く死体/Animate Dead》はオーラではないので、
状況起因効果で《灰色熊/Grizzly Bears》から外れて場に残る。(CR420.5m.)

この後、《動く死体/Animate Dead》の誘発型能力が解決され、墓地のクリーチャー・カードを
場に出し、《動く死体/Animate Dead》はオーラとなってそれにつけられる。

かくして、問題文のような状況ができあがる。

 
《ちらつく形態/Flickerform》のFAQは以下のような文章がある。

エンチャントされていたカードが先に場に戻る。それが未だにクリーチャーであるかどうかは問わない。
その後、そのカードに適正にエンチャントできるゲームから取り除かれたオーラが場に戻ってくる。
そのパーマネントにエンチャントできないオーラはゲームから取り除かれたままである。


これより、「《動く死体/Animate Dead》はゲームから取り除かれたままではないのか?」
と考える人もいるだろうが、それは事情が異なる。

一旦《ちらつく形態/Flickerform》がエンチャントされていたパーマネントが場に戻ってきた場合、
もうすでにオーラで無くても、「元」オーラだったものは戻ってくるのだ。(CR404.4c.)

ただ、「そのパーマネントにエンチャントできないオーラ」だった場合、
スタック以外の領域から場に出ることになるので、適正なパーマネントがなければ、
移動しようとした元の領域にそのまま残ることになる。(CR212.4e.)

例を出そう。
《残虐の手/Hand of Cruelty》が、《幻覚/Mind Bend》によって、
プロテクション(白)から、プロテクション(青)に変えられていたとする。

これに《ちらつく形態/Flickerform》をつけ、起動型能力を起動する。
解決時、《残虐の手/Hand of Cruelty》と《ちらつく形態/Flickerform》はゲームから取り除かれる。

さて、遅延誘発型能力を解決すると、《残虐の手/Hand of Cruelty》は場に戻ってくるが、
すでに《幻覚/Mind Bend》による効果は消えており、プロテクション(白)を持っている。
オーラを戻す番になって、《ちらつく形態/Flickerform》を戻そうとするも、それは
プロテクション(白)によって適正なパーマネントではなくなっているため、
元の領域---つまり、ゲーム外領域---に留まることになるのだ。

《灰色熊/Grizzly Bears》、《ちらつく形態/Flickerform》、《動く死体/Animate Dead》の場合は
《動く死体/Animate Dead》がすでにオーラではなく、オーラのエンチャント先が適正かどうかは
もはや関係ないので、とりあえずつけられた状態で場に戻ってくる。
(が、先の説明の通り、状況起因効果によって外れてしまう。)

======================
そんなところで。

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