こないだのPTQで出会った一幕。

場には一方のプレイヤーが出している《呪師の弟子/Jushi Apprentice》が。
どうやら反転して、《暴く者、智也/Tomoya the Revealer》になっているらしく、
手札が爆発的に増えている。
相手のライブラリーを枯らそうともくろんでいるようだ。

ところが対戦相手は、なんと《騙り者、逆嶋/Sakashima the Impostor》をプレイしたのだ。
当然、コピーするのは《暴く者、智也/Tomoya the Revealer》となるが……

「ジャッジー。」   (来ると思った……orz)

======================
さて、この《騙り者、逆嶋/Sakashima the Impostor》はどのような特性を持つだろうか?
コピー先は《暴く者、智也/Tomoya the Revealer》なのだから、

《騙り者、逆嶋/Sakashima the Impostor》
Legendary Creature -- Human Wizard
3UU, T: Target player draws X cards, where X is the number of cards in your hand.
2UU: Return Sakashima the Impostor to its owner’s hand at end of turn.
2/3


と考えるだろうが、これは間違いである。

CR510.に位相/Statusという項目が足されたが、位相はコピー可能な値ではない。(CR503.2.)
つまり、出てくる《騙り者、逆嶋/Sakashima the Impostor》は、確かに
《呪師の弟子/Jushi Apprentice》というカードのコピーとなるが、位相は「反転前」なので、
特性は《暴く者、智也/Tomoya the Revealer》ではなく、《呪師の弟子/Jushi Apprentice》と
同じになる。

つまり、以下のようになる。

《騙り者、逆嶋/Sakashima the Impostor》
Legendary Creature -- Human Wizard
2U, T: Draw a card. If you have nine or more cards in hand, flip Sakashima.
2UU: Return Sakashima the Impostor to its owner’s hand at end of turn.
1/2

(反転後は略)


当然、条件を満たして反転後の位相になった場合は、特性値として《暴く者、智也/Tomoya the Revealer》
のものを参照する。

============
こんなところで。小ネタでした。

コメント

黒男
黒男
2006年6月1日18:51

あ〜、本日のネタと全く関係ない質問で恐縮ですがVintageに関す
る質問これ有り。
library of alexandriaの能力を手札が7枚の時にプレイ!
対応してなんか呪文をプレイして手札が6枚以下になった場合、ア
レックスは解決時に引けるのでせうか?
最近読んだ文面では、なんか引けそうな臭いがするのですが・・・

testing
testing
2006年6月6日10:03

>黒男さん

引けます。ていうか、《アレクサンドリアの図書館/Library of Alexandria》のカードを引く方の能力は、起動時だけに7枚かどうかをチェックします。スタックに乗った後は手札がどうなろうとも関係ありません。

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