#週末はGPT広島、PTQチャールストンとスタッフをしていました。
#スタッフをするときにでも、ただ漫然と作業をするのではなくて、
#自分の中で「こーゆーふーにしてみよー」とか一ひねりしてみると
#メリハリがついて良いなあ、と思いました。

でも、港湾会館でスタッフやるときには、14時までに休憩へ入りたいです。
理由? 近くの中華料理屋のランチメニューが食べ(以下略

それでは先週の回答を。

問1
誘発条件を満たした場合、誘発型能力は必ず誘発し、スタックに乗る。
○か×か?


×

通常はそうであるが、誘発条件を満たしたとしても、誘発しない誘発型能力がある。

例えば、《疫病沸かし/Plague Boiler》の

「疫病沸かしの上に3個以上の疫病カウンターが置かれているとき、それを生け贄に捧げる。
そうした場合、すべての土地ではないパーマネントを破壊する。」

という能力は、3個以上の疫病カウンターが置かれているときに誘発するが、
いったん誘発し、スタックに置かれた場合、解決されるまでは、再度誘発することはない。

例えば、3個の疫病カウンターが乗った《疫病沸かし/Plague Boiler》があり、
能力が誘発して、スタックに置かれたとする。
この状態で、一旦カウンターを取り除いて2個にし、そして再度3個に増やしたとしても、
《疫病沸かし/Plague Boiler》の能力は再度誘発することはない。

このような誘発型能力は、「状態誘発型能力 / State Triggers」と呼ばれる。(CR410.11.)

 
問2

毎度おなじみ愉快なデッキで争う2人、プレイヤーAとBが対戦中である。

プレイヤーAは《不死の炎/Undying Flames》をプレイヤーBを対象にプレイした。
これより前に、プレイヤーAは《索引/Index》をプレイしており、自分のライブラリーの上5枚を操作していた。

プレイヤーA「(ライブラリーの一番上をめくり)《激憤明神/Myojin of Infinite Rage》。10点。」
プレイヤーB「喰らったよ。ちっ、これでお互い、10点同士の同点か。」
A「ところが、次のカードも《激憤明神/Myojin of Infinite Rage》なんだ。次のターンで僕の勝ちだ。」
B「まあ、俺のターンをやらせてくれよ。」

そしてプレイヤーBは、ドローステップで引いたカードを、そのままメイン・フェイズでプレイした。
それは、《象牙の仮面/Ivory Mask》だった。

B「ところでこれをみてくれ。こいつをどう思う?」
A「・・・すごく、大ピンチです。」

さて、プレイヤーAの次のアップキープには、歴伝能力によって《不死の炎/Undying Flames》が
またやってくる。そして、すでにプレイヤーBは《象牙の仮面/Ivory Mask》によって対象にはならない。

さあ、次のターン、プレイヤーAの運命やいかに?


プレイヤーAが《不死の炎/Undying Flames》によって負けることはない。

《不死の炎/Undying Flames》というか、歴伝能力のテキストを読むと、

「あなたの各アップキープの開始時に、この呪文を歴伝 能力を除いてコピーする。
その呪文が対象をとる場合、あなたはその呪文の新しい対象を選んでもよい。」

とある。つまり、コピーするだけなので、歴伝による誘発型能力を解決するときに、
すでに対象として不適正な呪文であっても、とりあえずはスタックに載せることができるのだ。

問いの場合、プレイヤーAのアップキープ・ステップに、《不死の炎/Undying Flames》のコピーが
行われる。このコピーは、対象として「プレイヤーB」をとっている。

もちろん、「あなたはその呪文の新しい対象を選んでもよい。」のだから、新しい対象を
選び直すことはできるが、クリーチャーが場にいなければ、自分自身しか取れない。

つまり、場にクリーチャーがいないのならば、新しい対象を「選び直さない」ことを選ぶしかない。
この場合、《不死の炎/Undying Flames》のコピーを解決するときには、プレイヤーBがすでに
《象牙の仮面/Ivory Mask》によって対象にならなくなっているので、不適正な対象となって
コピーは打ち消され、なにも起こらない。

#この後、プレイヤーAが勝つのは非常に難しいだろう。なにせもう呪文はプレイできないのだから。

 
問3
私があるトークンをタップしてマナ能力を起動すると、1万点の無色マナが私のマナ・プール
に加えられた。その隣のトークンをタップしてマナ能力を起動すると、これまた1万点の無色マナが
私のマナ・プールに加えられた。

そして、場にはクリーチャーがいなかったのである。

どうやればこのような状況を作り出せるだろうか?


問題文にも書いたとおり、回答はたくさんあると思う。下に私が考えた一例を挙げる。

用意する物:

・土地をクリーチャー化するオーラ(《生きている地形/Living Terrain》など)
・そのオーラを壊すことの出来る効果をもつカード(《帰化/Naturalize》、《解呪/Disenchant》など)
・《雲上の座/Cloudpost》
・《追われる足跡/Followed Footsteps》

やること:

《雲上の座/Cloudpost》をクリーチャー化し、《追われる足跡/Followed Footsteps》をつける。
アップキープにコピー・トークンが作られるが、これは《雲上の座/Cloudpost》そのものである。
あとは1万個の神座(Locus)をサブタイプにもつパーマネントができるまでターンを経過させる。
最後に、オーラを壊して場にクリーチャーを無くし、(ついでに《追われる足跡/Followed Footsteps》も
無くして)《雲上の座/Cloudpost》トークンをタップしてマナを引き出せばよい。

他にも良い答えはたくさんあると思うので、コメント欄にご報告頂けるとありがたい。

==============
そんなところで。

コメント

丹依悠。
丹依悠。
2006年5月29日15:44

何らかの方法で《カイレンのオモチャ》の上に蓄積カウンターをひたすら置く。
次に、その《カイレンのオモチャ》に《カーンの接触》をプレイ。
クリーチャー化した《カイレンのオモチャ》を対象にして
《あまたの舞い》を2枚プレイし、コピー・トークンを2つ作る。
ターンを終了させ、《カーンの接触》の効果を終わらせる。
コピー・トークンのマナ能力を起動。蓄積カウンターを9999個取り除く。
同じくもう1体のコピー・トークンでも同じことをしてくんさぃ

・・・・蓄積カウンターを置くのは、トークンを作った後ですね。
《カーンの接触》→《あまたの舞い》→せっせと蓄積・・・・
これだと通常、最大4つまでしか作れませんが、例題がトークン2つだったので。

いかがなものでしょう?
.

testing
testing
2006年6月1日13:25

>丹依悠。さん

なかなか良い方法ですね。
クリーチャーで無いトークンを生成することがまず第1歩ですので、その部分をいかにクリアするか、というだけが難しいと思われます。
《カイレンのオモチャ/Kyren Toy》ってカードは言われるまで失念していました。こんなのありましたねえ。

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