Dissension FAQ Memo.
2006年4月19日コメント (3)ディセンションのFAQが発表されています。
いつものようにメモ書きをつらつらと。
====================
GENERAL NOTES
Forecast
・コントローラーのアップキープ・ステップの間にプレイできる起動型能力である。
・1ターンに1度しかプレイできない。
・プレイすることを選び、カードを手札から公開したら、それは手札に留まる限り
公開され続けなければならない。これはアップキープ・ステップが終了するか、
それが手札領域から移動するか、のいずれかによって止まる。
・連繋や忍術と同じような動きをするが、解決が終わった、もしくはプレイが完了したから
といって、すぐに公開をやめてはいけない。なぜなら、それがこのターンにforecastとして
すでに1回プレイされたカードであるかどうかが、手札に裏向きで戻ると、判別が不可能
になってしまうので。
Graft
・クリーチャーが場に出る際の常在型能力・置換効果ならびに、他のクリーチャーが場に出た際に
誘発する誘発型能力である。
・Graftを持つクリーチャーは全て0/0である。
・Graftの誘発型能力は、対象をとっていない。従って《巨大ヒヨケムシ/Giant Solifuge》のような
対象に取れないクリーチャーにでも、カウンターを乗っけることが可能である。
・Graft持ちのクリーチャーが複数場に存在する場合、クリーチャーが場に出るたびに、
それらは同時に誘発する。結果として、複数のカウンターが乗ることもある。
・+1/+1カウンターに区別はない。それがどの効果によって置かれたものであっても関係がない。
例えば、Graft持ちのクリーチャーによって、《トリスケリオン/Triskelion》に移された
+1/+1カウンターを、起動型能力で1点飛ばすことが可能である。
Hellbent
・能力語である。この後にはコントローラーの手札が0枚の時に有利になるようなテキストが書かれている。
・Hellbentをもつ能力が常在型能力だった場合、手札の数は常にチェックされている。
・Hellbentをもつ能力が自己置換能力である呪文だった場合、解決時に手札が0枚であれば
その効果を適用する。プレイ時に0枚であったどうかは関係がない。
・Hellbentをもつ能力が起動型能力であるパーマネントだった場合、それは起動型能力の
プレイ時に手札が0枚であれば起動できる。解決時に0枚である必要はない。
・Hellbentをもつ能力が誘発型能力であった場合、誘発した時と解決時の両方の場合で
手札が0枚で無ければいけない。誘発時に手札が1枚以上であればそもそも誘発しないし、
解決時に手札が1枚以上であれば、その誘発型能力は何もしない。
"Enhanced" Creatures / “向上”クリーチャー
・ディセンションの“向上”クリーチャーには、誘発型能力を複数もつカードがある。
この場合、それらの誘発型能力を乗せる順番は、そのコントローラーが決定する。
・それ以外はギルドパクトFAQを参照。
Multicolored and Monocolored
・ディセンションには、Multicolored や Monocoloredといった単語がテキスト内に書かれている。
・Monocolored とは、1色のみの特性をもつ事を指す。
Split Cards / 分割カード
・ディセンションには分割カードが存在する。それらはどの一方も多色である。
・詳しくはCR505を参照すること。
===================
CARD-SPECIFIC NOTES
カードごとに書いているときりがないので、はしょって書きます。
なお、当たり前すぎることや、テキストから容易に憶測可能なものは除いてあります。あしからず。
・Anthem of Rakdos から受けるダメージは、手札が0枚の時には2倍になる。
・Biomantic Mastery は英語版のほうがすっきりしたテキストになっている。
・Dovescape が出ているときに分割カードをプレイすると、そのプレイした片方のマナ・コストの数
だけトークンが出てくる。両方ではない。
・Elemental Resonance によって出てくるマナに注意せよ。hybrid mana ({W/U}など)の場合、
好きな方を選んで出すことができる。ただし、{W/U}というマナが加えられるわけではない。
・Experiment Kraj は、《水銀の精霊/Quicksilver Elemental》とは異なり、マナ・コストの
色までは変わらない。
・Flash Foliage で出てくるトークンは「すでにブロックが成立している」。トークンが、本来
ブロックできないような生物であってもかまわない。「ブロックに参加した時〜」の能力は、誘発
する時点が過ぎ去っているので、誘発しない。「ブロックされた時〜」の能力は誘発する。
日本語の表現方法と、英語表現との違いに注意して、誘発するかどうかを判別すること。
・Ghost Quarter は自分自身を対象にできるが、その場合基本土地はサーチできない。
能力自体が対象を失い、打ち消されるからである。
・Ignorant Bliss で裏向きに取り除いたカードは、(裏向きに取り除かれているかぎり)オーナーで
あっても見ることができない。
・Kill-Suit Cultist は「ダメージを与えられる」ことを「破壊される」に置換する。
なので、「ダメージを与えられた」ことにならない。
・Kindle the Carnage によってダメージを与えられるイベントが複数回発生する。
が、致死ダメージを受けたクリーチャーが破壊されるのは、状況起因効果のチェック時である。
(これが重要になるのが、再生の盾である。何回張れば良いか? 考えよ。)
・Magewright’s Stone で見るのは、"タップシンボル"である。
「クリーチャーをタップすることがコストである起動型能力」ではない。
・Nightcreep により、土地でもクリーチャーでもあるパーマネントは、
土地のサブタイプとして「沼」になり、色は「黒」になり、
「{Tap}:あなたのマナ・プールに{黒}を加える」という能力のみになる。
ただし、それ以前に得ていた(土地によるもの以外の)能力は引き継がれる。
継続的効果の適用順番(CR418.5)を参照。
・Odds/Ends のOddsのコインフリップでは、勝者も敗者もいない。従って「表か裏か?」
の宣言は必要ない。
testing注)コインの代わりにダイスなどを使用する場合は、あらかじめどちらがどっちの効果に
なるかを決めておくこと。
・Omnibian の効果は、継続的効果 第4種(flogになる)+第6b種(3/3になる)。
・Psychic Possession はオーラでありながら、エンチャント先はプレイヤーである。
パーマネントにつけることはできない。
・Rakdos Pit Dragon の二段攻撃を失った場合に注意せよ。
・Research/Development のDevelopmentには、英語版でテキストの修正が出ている。
Developmentは結局、
「3/1のトークンを3個得る」
「3/1のトークンを2個得る。1枚カードを引く」
「3/1のトークンを1個得る。2枚カードを引く」
「3枚カードを引く」
のいずれかになる。対戦相手はドローの順番やトークンを得る順番を好きなように指定できる。
例)「トークン、ドロー、ドロー」または「ドロー、トークン、ドロー」といった順番でも可。
・Sprouting Phytohydra は「ダメージを受けた」時に誘発する。一つのイベントで何点くらおうが、
誘発するのは1回のイベントにつき1つである。
・Squealing Devil の{X}は追加コストではない。誘発型能力の解決時に支払う。
したがって、この{X}に{B}が支払われようが、もう一方の能力にはなんら関係が無い。
・Transguild Courier は金色のカード模様であるが、アーティファクトである。
全ての領域において、「白、青、黒、赤、緑」の色を持つ。
・War’s Toll はマナ能力よって誘発する誘発型能力である。スタックに乗らずに解決されるが、
対戦相手はこの能力が解決される前にマナ能力を使用することが可能である。
====================
英語の文章を参考にしたため、日本語カード名は併記していません。
追記するかもしれませんが、詳しくは日本語のFAQをみてもらう、ということで。
いつものようにメモ書きをつらつらと。
====================
GENERAL NOTES
Forecast
・コントローラーのアップキープ・ステップの間にプレイできる起動型能力である。
・1ターンに1度しかプレイできない。
・プレイすることを選び、カードを手札から公開したら、それは手札に留まる限り
公開され続けなければならない。これはアップキープ・ステップが終了するか、
それが手札領域から移動するか、のいずれかによって止まる。
・連繋や忍術と同じような動きをするが、解決が終わった、もしくはプレイが完了したから
といって、すぐに公開をやめてはいけない。なぜなら、それがこのターンにforecastとして
すでに1回プレイされたカードであるかどうかが、手札に裏向きで戻ると、判別が不可能
になってしまうので。
Graft
・クリーチャーが場に出る際の常在型能力・置換効果ならびに、他のクリーチャーが場に出た際に
誘発する誘発型能力である。
・Graftを持つクリーチャーは全て0/0である。
・Graftの誘発型能力は、対象をとっていない。従って《巨大ヒヨケムシ/Giant Solifuge》のような
対象に取れないクリーチャーにでも、カウンターを乗っけることが可能である。
・Graft持ちのクリーチャーが複数場に存在する場合、クリーチャーが場に出るたびに、
それらは同時に誘発する。結果として、複数のカウンターが乗ることもある。
・+1/+1カウンターに区別はない。それがどの効果によって置かれたものであっても関係がない。
例えば、Graft持ちのクリーチャーによって、《トリスケリオン/Triskelion》に移された
+1/+1カウンターを、起動型能力で1点飛ばすことが可能である。
Hellbent
・能力語である。この後にはコントローラーの手札が0枚の時に有利になるようなテキストが書かれている。
・Hellbentをもつ能力が常在型能力だった場合、手札の数は常にチェックされている。
・Hellbentをもつ能力が自己置換能力である呪文だった場合、解決時に手札が0枚であれば
その効果を適用する。プレイ時に0枚であったどうかは関係がない。
・Hellbentをもつ能力が起動型能力であるパーマネントだった場合、それは起動型能力の
プレイ時に手札が0枚であれば起動できる。解決時に0枚である必要はない。
・Hellbentをもつ能力が誘発型能力であった場合、誘発した時と解決時の両方の場合で
手札が0枚で無ければいけない。誘発時に手札が1枚以上であればそもそも誘発しないし、
解決時に手札が1枚以上であれば、その誘発型能力は何もしない。
"Enhanced" Creatures / “向上”クリーチャー
・ディセンションの“向上”クリーチャーには、誘発型能力を複数もつカードがある。
この場合、それらの誘発型能力を乗せる順番は、そのコントローラーが決定する。
・それ以外はギルドパクトFAQを参照。
Multicolored and Monocolored
・ディセンションには、Multicolored や Monocoloredといった単語がテキスト内に書かれている。
・Monocolored とは、1色のみの特性をもつ事を指す。
Split Cards / 分割カード
・ディセンションには分割カードが存在する。それらはどの一方も多色である。
・詳しくはCR505を参照すること。
===================
CARD-SPECIFIC NOTES
カードごとに書いているときりがないので、はしょって書きます。
なお、当たり前すぎることや、テキストから容易に憶測可能なものは除いてあります。あしからず。
・Anthem of Rakdos から受けるダメージは、手札が0枚の時には2倍になる。
・Biomantic Mastery は英語版のほうがすっきりしたテキストになっている。
・Dovescape が出ているときに分割カードをプレイすると、そのプレイした片方のマナ・コストの数
だけトークンが出てくる。両方ではない。
・Elemental Resonance によって出てくるマナに注意せよ。hybrid mana ({W/U}など)の場合、
好きな方を選んで出すことができる。ただし、{W/U}というマナが加えられるわけではない。
・Experiment Kraj は、《水銀の精霊/Quicksilver Elemental》とは異なり、マナ・コストの
色までは変わらない。
・Flash Foliage で出てくるトークンは「すでにブロックが成立している」。トークンが、本来
ブロックできないような生物であってもかまわない。「ブロックに参加した時〜」の能力は、誘発
する時点が過ぎ去っているので、誘発しない。「ブロックされた時〜」の能力は誘発する。
日本語の表現方法と、英語表現との違いに注意して、誘発するかどうかを判別すること。
・Ghost Quarter は自分自身を対象にできるが、その場合基本土地はサーチできない。
能力自体が対象を失い、打ち消されるからである。
・Ignorant Bliss で裏向きに取り除いたカードは、(裏向きに取り除かれているかぎり)オーナーで
あっても見ることができない。
・Kill-Suit Cultist は「ダメージを与えられる」ことを「破壊される」に置換する。
なので、「ダメージを与えられた」ことにならない。
・Kindle the Carnage によってダメージを与えられるイベントが複数回発生する。
が、致死ダメージを受けたクリーチャーが破壊されるのは、状況起因効果のチェック時である。
(これが重要になるのが、再生の盾である。何回張れば良いか? 考えよ。)
・Magewright’s Stone で見るのは、"タップシンボル"である。
「クリーチャーをタップすることがコストである起動型能力」ではない。
・Nightcreep により、土地でもクリーチャーでもあるパーマネントは、
土地のサブタイプとして「沼」になり、色は「黒」になり、
「{Tap}:あなたのマナ・プールに{黒}を加える」という能力のみになる。
ただし、それ以前に得ていた(土地によるもの以外の)能力は引き継がれる。
継続的効果の適用順番(CR418.5)を参照。
・Odds/Ends のOddsのコインフリップでは、勝者も敗者もいない。従って「表か裏か?」
の宣言は必要ない。
testing注)コインの代わりにダイスなどを使用する場合は、あらかじめどちらがどっちの効果に
なるかを決めておくこと。
・Omnibian の効果は、継続的効果 第4種(flogになる)+第6b種(3/3になる)。
・Psychic Possession はオーラでありながら、エンチャント先はプレイヤーである。
パーマネントにつけることはできない。
・Rakdos Pit Dragon の二段攻撃を失った場合に注意せよ。
・Research/Development のDevelopmentには、英語版でテキストの修正が出ている。
Developmentは結局、
「3/1のトークンを3個得る」
「3/1のトークンを2個得る。1枚カードを引く」
「3/1のトークンを1個得る。2枚カードを引く」
「3枚カードを引く」
のいずれかになる。対戦相手はドローの順番やトークンを得る順番を好きなように指定できる。
例)「トークン、ドロー、ドロー」または「ドロー、トークン、ドロー」といった順番でも可。
・Sprouting Phytohydra は「ダメージを受けた」時に誘発する。一つのイベントで何点くらおうが、
誘発するのは1回のイベントにつき1つである。
・Squealing Devil の{X}は追加コストではない。誘発型能力の解決時に支払う。
したがって、この{X}に{B}が支払われようが、もう一方の能力にはなんら関係が無い。
・Transguild Courier は金色のカード模様であるが、アーティファクトである。
全ての領域において、「白、青、黒、赤、緑」の色を持つ。
・War’s Toll はマナ能力よって誘発する誘発型能力である。スタックに乗らずに解決されるが、
対戦相手はこの能力が解決される前にマナ能力を使用することが可能である。
====================
英語の文章を参考にしたため、日本語カード名は併記していません。
追記するかもしれませんが、詳しくは日本語のFAQをみてもらう、ということで。
コメント