Answer:Friday Magic Quiz. [06-13A]
2006年4月3日#週末は両親がおいらの家にやってきたので、親孝行をしていました。
#……拘束された、とも言いかえられますね。orz
そんなこんなで、先週の回答を。
×
CR101.4より。
・・・一旦マリガンしないことを選んだら、その後でマリガンすることはできない。
これは多人数戦でも一緒のことが言える。双頭巨人戦の場合とかは注意。
3)のみ。
《脂火玉/Tallowisp》の能力で持ってくることが出来るのは、「エンチャント(クリーチャー)」
を持つオーラ・カードのみ。
1)《栄光の頌歌/Glorious Anthem》はオーラ・カードではないので不可。
2)《信仰の足枷/Faith’s Fetters》は「エンチャント(パーマネント)」なので不可。
3)はok。
4)《ワーム編みのとぐろ/Wurmweaver Coil》は、「エンチャント(緑のクリーチャー)」
なので、「エンチャント(クリーチャー)」という文言ではない。なので不可。
残念ながら破壊できない。
複製/Replicate は、2つの能力を表すキーワードである。(CR520.52)
1つは
「この呪文をプレイする際の追加コストとして、あなたは[コスト]を望む回数支払ってもよい。」
という常在型能力であり、
もう1つは
「この呪文をプレイしたとき、複製 コストが支払われていた場合、それを複製コストが支払われた
回数に等しい回数だけコピーする。その呪文が対象をとるなら、あなたはそのコピーのうち望む
数の対象を新たに選んでもよい。」
という誘発型能力である。
プレイヤーAのようなプレイの仕方は可能である。
CR409.1の順番に従い、《焦熱の結末/Fiery Conclusion》をプレイしてみよう。
・《焦熱の結末/Fiery Conclusion》のプレイを宣言する。これがスタックに積まれる。
→追加コストの支払いを決定する。複製のコストとして{1}{R}を追加で支払うことに決定する。
→《焦熱の結末/Fiery Conclusion》の対象を決定する。ここでは「対象」という語句が1つ
あるのみなので、対象をプレイヤーBの《ゴロゾス/Grozoth》に決定する。
→呪文の総コストを決定する。{1}{R}+(生け贄1体)+{1}{R}={2}{R}{R}+(生け贄1体)である。
→マナ能力を使用する機会を得る。プレイヤーAは4マナを引き出す。
→コストを支払う。マナを払い、《啓発のジン/Djinn Illuminatus》を生け贄にする。
→プレイが完了する。
→「プレイされた」ことによる誘発のチェックが行われる。
さて、この最後の部分で、誘発のチェックが行われるわけだが、この時、すでに場には
《啓発のジン/Djinn Illuminatus》がいないので、《焦熱の結末/Fiery Conclusion》は
複製能力を失っている。つまり、誘発しようにもすでに誘発型能力を失っているのだ。
従って、追加コストは払ったけども、誘発はせず、コピーも作られない。
結果として、《ゴロゾス/Grozoth》には5点だけしか与えられないことになる。アーメン。
==================
問3のネタは、過去に《啓発のジン/Djinn Illuminatus》の記事を書いたときのコメント
を参考させて頂きました。該当するコメントを残してくれた方には深く感謝致します。
そんなかんじで。
#……拘束された、とも言いかえられますね。orz
そんなこんなで、先週の回答を。
問1
「ゲーム開始時に、後手がマリガンを選択した後、先手がもう一度マリガンをする機会を得る。」
○か×か?
×
CR101.4より。
・・・一旦マリガンしないことを選んだら、その後でマリガンすることはできない。
これは多人数戦でも一緒のことが言える。双頭巨人戦の場合とかは注意。
問2
《脂火玉/Tallowisp》の誘発型能力によって、探してくることができるカードは
次のうちどれか? 番号で答えよ。(複数回答可)
1)《栄光の頌歌/Glorious Anthem》
2)《信仰の足枷/Faith’s Fetters》
3)《聖なる力/Holy Strength》
4)《ワーム編みのとぐろ/Wurmweaver Coil》
3)のみ。
《脂火玉/Tallowisp》の能力で持ってくることが出来るのは、「エンチャント(クリーチャー)」
を持つオーラ・カードのみ。
1)《栄光の頌歌/Glorious Anthem》はオーラ・カードではないので不可。
2)《信仰の足枷/Faith’s Fetters》は「エンチャント(パーマネント)」なので不可。
3)はok。
4)《ワーム編みのとぐろ/Wurmweaver Coil》は、「エンチャント(緑のクリーチャー)」
なので、「エンチャント(クリーチャー)」という文言ではない。なので不可。
問3
プレイヤーAが、プレイヤーBのコントロールする《ゴロゾス/Grozoth》に苦しんでいる。
なんとか除去をしたいが、クリーチャーは《啓発のジン/Djinn Illuminatus》だけで、
手札には《焦熱の結末/Fiery Conclusion》しかない。
プレイヤーA
「《焦熱の結末/Fiery Conclusion》をプレイ。で、複製ぶんに{1}{R}を払って、合計{2}{R}{R}。
それと、《啓発のジン/Djinn Illuminatus》を生け贄にしてコストを払うよ。」
プレイヤーB
「なるほど。それで俺の《ゴロゾス/Grozoth》に、計10点ってわけか。」
さて、《ゴロゾス/Grozoth》を見事に破壊できただろうか?
残念ながら破壊できない。
複製/Replicate は、2つの能力を表すキーワードである。(CR520.52)
1つは
「この呪文をプレイする際の追加コストとして、あなたは[コスト]を望む回数支払ってもよい。」
という常在型能力であり、
もう1つは
「この呪文をプレイしたとき、複製 コストが支払われていた場合、それを複製コストが支払われた
回数に等しい回数だけコピーする。その呪文が対象をとるなら、あなたはそのコピーのうち望む
数の対象を新たに選んでもよい。」
という誘発型能力である。
プレイヤーAのようなプレイの仕方は可能である。
CR409.1の順番に従い、《焦熱の結末/Fiery Conclusion》をプレイしてみよう。
・《焦熱の結末/Fiery Conclusion》のプレイを宣言する。これがスタックに積まれる。
→追加コストの支払いを決定する。複製のコストとして{1}{R}を追加で支払うことに決定する。
→《焦熱の結末/Fiery Conclusion》の対象を決定する。ここでは「対象」という語句が1つ
あるのみなので、対象をプレイヤーBの《ゴロゾス/Grozoth》に決定する。
→呪文の総コストを決定する。{1}{R}+(生け贄1体)+{1}{R}={2}{R}{R}+(生け贄1体)である。
→マナ能力を使用する機会を得る。プレイヤーAは4マナを引き出す。
→コストを支払う。マナを払い、《啓発のジン/Djinn Illuminatus》を生け贄にする。
→プレイが完了する。
→「プレイされた」ことによる誘発のチェックが行われる。
さて、この最後の部分で、誘発のチェックが行われるわけだが、この時、すでに場には
《啓発のジン/Djinn Illuminatus》がいないので、《焦熱の結末/Fiery Conclusion》は
複製能力を失っている。つまり、誘発しようにもすでに誘発型能力を失っているのだ。
従って、追加コストは払ったけども、誘発はせず、コピーも作られない。
結果として、《ゴロゾス/Grozoth》には5点だけしか与えられないことになる。アーメン。
==================
問3のネタは、過去に《啓発のジン/Djinn Illuminatus》の記事を書いたときのコメント
を参考させて頂きました。該当するコメントを残してくれた方には深く感謝致します。
そんなかんじで。
コメント