Friday Magic Quiz. [06-09]
#3月制限・禁止リストが出ましたが、何も変わらなくてすこし安心しました。
#環境が混沌としているかどうかはわかりませんが、
#禁止カードによって環境やデッキ分布が激変するのは、あまり歓迎すべき事
#ではないと私は思っているので、今回の「変更無し」は良いことです。

それでは今週の問題を。

問1
かたならし○×。

マナ・バーンは、フェイズの最後にチェックされる状況起因効果である。
○か×か?

 
問2
プレイヤーAは、すでに《不朽の理想/Enduring Ideal》をプレイしており、
呪文が一切プレイできない、俗に言う「歴伝状態」になっている。

さて、プレイヤーAのターン、アップキープ・ステップにライブラリーを探すと、
エンチャント・カードが《感電の弧炎/Galvanic Arc》しかなかった。

対戦相手のプレイヤーBのライフは3なので、これを出せれば勝てるのだが……

2−1)この時に場にあるクリーチャーは、
プレイヤーBのコントロールする《北の樹の木霊/Kodama of the North Tree》だけだった。
プレイヤーAは勝利することができるか?

2−2)上とは別のパターンで、場にあるクリーチャーが、
プレイヤーBのコントロールする《ヴェクの聖騎士/Paladin en-Vec》だけだったとしたら、
プレイヤーAは勝利することができるか?

2−3)上2つとは別のパターンで、場にあるクリーチャーが
プレイヤーBのコントロールする《灰色熊/Grizzly Bears》だけだった。
プレイヤーAは《感電の弧炎/Galvanic Arc》を、その《灰色熊/Grizzly Bears》に付けたのだが、
プレイヤーBが、そのあとで《祝福の息吹/Blessed Breath》を《灰色熊》にプレイした。
プレイヤーAは勝利することができるか?

#なお、書かれているカード以外のカードは、この問題には直接関係の無いものばかりなので、
#特に考える必要はないものとする。

 
問3

色に関する問題を2つ。似たようなのを列挙するということは……

3−1)
場に《変容する大空/Shifting Sky》があり、全ての土地でないパーマネントは緑色になっている。
プレイヤーAが《オーク弩弓隊/Orcish Artillery》の起動型能力を、対象をプレイヤーBの
《ヴェクの聖騎士/Paladin en-Vec》にしてプレイした。
解決前に、プレイヤーBは《火花の結実/Seed Spark》を《変容する大空》にプレイした。
さらに解決前に、プレイヤーAは、自分の《オーク弩弓隊》に、《黒焦げ/Char》をプレイした。
スタックを全て解決したときに、《ヴェクの聖騎士/Paladin en-Vec》はどうなるか?

3−2)
プレイヤーAが《ネクラタル/Nekrataal》をプレイし、場に出たあとで、誘発型能力の対象を
プレイヤーBの《灰色熊/Grizzly Bears》にした。
解決前に、プレイヤーBは《幻覚/Mind Bend》を《ネクラタル/Nekrataal》を対象にプレイした。
さて、《灰色熊/Grizzly Bears》を守ることができるだろうか?

=================
いつものように、回答は週明けにでも。

コメント

nophoto
okay
2006年3月3日22:24

問1 ×
少なくとも状況起因効果ではないハズ。
 
問2
2−1) 勝利することができる
《感電の弧炎》はプレイされて場に出たのでは無いので、
対象を取っていない。《北の樹の木霊》につけることはできる。
 
2−2) 勝利することはできない
《ヴェクの聖騎士》はプロテクション(赤)を持っており、プロテクションには
「(〜の)オーラはつけることが出来ない」という効果があるため、
場には《感電の弧炎》をつけるべきパーマネントが存在しない。
オーラがスタック以外から場に出ようとした場合
つけるパーマネントが無かった場合は元の領域に残る、というルールにより、
《感電の弧炎》は領域を移動できず、一瞬も場には出ないので
能力は誘発しない。

2−3) 勝利することができる
《感電の弧炎》のついた《灰色熊》に
《祝福の息吹》がプレイされ、プロテクション(赤)を得た場合、
状況起因効果で《感電の弧炎》は墓地に置かれるが
すでに「場に出たとき」の能力は誘発しスタックに乗っているので、
それは通常通り解決される。
 
問3
3−1) 《ヴェクの聖騎士》は破壊される
《オーク弩弓隊》の能力の解決時に発生源をチェックするが
すでに《オーク弩弓隊》は場を離れており、
最後の情報は《変容する大空》が破壊される前なので
緑の発生源となる。
 
3−2) 守ることができる
《幻覚》で「黒ではない」を「緑ではない」に書き換えれば
解決時に対象不適正で打ち消される。

nophoto
ミズタマ
2006年3月4日7:07

問3 3−2) 《灰色熊》を守ることは出来ません。
《ネクラタル》の誘発型能力がスタックに積まれた後でその能力の発生源である《ネクラ
タル》のテキストが《幻覚》によって「黒ではない」から「緑ではない」に書き換えられた
場合、その誘発型能力のテキスト自体は「緑ではない」に変わっているのではなく「黒では
ない」のままです。
そのためその能力の解決時には、《灰色熊》は適正な対象として破壊されます。

402.6. いったん起動、または誘発されたら、能力はその能力の発生源(能力が記されてい
るカード)とは独立してスタック上に存在する。以降、その能力の発生源を破壊したり除去
しても、能力には影響を及ぼさない。(後略)

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